橋本健二の居酒屋考現学

2018-07-14

classingkenji2018-07-14

[]「木々家・七号店あずま通り店」

もつ焼きチェーンの快進撃が続く。「やきとんひなた」と並ぶ注目チェーンも、七号店を出すまでになった。

「ひなた」とは共通点とともに一長一短がある。共通点は、もつ焼きがうまいこと、リーズナブルなこと、メニューが多いこと、いい日本酒を置いていること。違う点を挙げれば、「ひなた」には魚の刺身イタリアンメニューがあるのに対し、「木々家」は「味のマチダヤ」の協力を受けているだけあって日本酒焼酎の種類が桁違いに多く、一号店のお母さんの手になる、お袋さん的なお惣菜メニューがある。

「木々家」はもつ焼きのボリュームがありすぎて、一人ではいるのは辛いところがあるが、嫌いではない。六月一日に開店したというこの店も、十分楽しめた。(2018.6.2)

豊島区南池袋3-16-8
17:00〜24:00(日祝〜23:30) 無休

2018-06-05

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[]大宮「いづみや本店・第二支店

この日は、ヤミ市研究会大宮へ。以前、思い出横丁でご一緒した埼玉大学の面々との交流会である。

大宮市内を歩くのは初めてなので、まずは大宮公園駅で降り、歴史民俗博物館大宮公園氷川神社と回り、参道を通って駅前へ。待ち合わせまで少し時間があったので、「いづみや本店」に入る。日暮里店は何度か行ったが、この店は初めてだ。なるほど、大衆酒場王道。とくにうまいもの・うまい酒があるわけではないが、大衆酒場ファンなら必ず好きになる店だ。

三〇分ほど飲んでいるうちに、店はほぼ満員に。待ち合わせ場所で合流し、店に戻るとこの人数では入れないということで、第二支店へ。はからずして、二店とも制覇した形になった。(2018.5.2)

埼玉県さいたま市大宮区大門町1-29
10:00〜22:00 不定

2018-04-05

classingkenji2018-04-05

[]西日暮里「串道楽

この日は、西日暮里へ。新しい店を見つけたいと思って駅周辺を歩き回り、見つけたのがこの店。店頭ホワイトボードメニューがあり、魚料理十数種類と、日本酒数種類が記されている。

店主と女将の二人で切り盛りする小さな店。カウンターが六席と、小さな座敷のみ。日本酒の飲み比べセットというのがあったので、いただくことにした。参乃越州菊姫・先一杯、久保田千寿、道灌・吟醸、奥の松・純米と、あまり珍しくはないが許容範囲の品揃え。ここは、料理を楽しむ店のようだ。冷や奴、もろきゅう、焼鳥といった定番メニューカウンター上の黒札に下がっているが、ここではホワイトボードメニューから注文すべきだろう。

活うまづらはぎ刺身七五〇円、活おこぜ刺身七六〇円、活そい刺身八〇〇円、おこぜ姿煮六五〇円など。価格設定が細かいところに、良心的な商売を感じさせる。うまづらはぎをいただいたが、身は美しい薄切りで、肝も十分ついている。主人はかなりの目利きで、良い腕の持ち主のようだ。おこぜの姿煮も悪くなかったが、刺身にした方が良かったかなと思う。また来てみたい店である。(2018.3.3)

荒川区西日暮里5-33-5
17:30〜23:30 日休

2018-03-17

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[]「魚と酒 はなたれ」

この日は築地朝日新聞社で、『下流老人』の著者、藤田孝典さんと対談。その模様は、AERA2018年2月26日号でお読みいただける。終わったあとは、新橋で飲む場所を探す。いろいろ徘徊したあと、見つけて入ったのがこの店。カウンターが一席空いているだけのところへ滑り込んだ。六時少し前に入ったのだが、予約客があるので六時までと時間を限って入れてもらった客が何人かいて、人気店であることがうかがえる。

八種盛られて一三八〇円の刺身の盛り合わせが、美味い。そして日本酒の品揃えが良い。いずれも一五〇ミリリットルで、「而今」九〇〇円、「川中島」九五〇円、「久礼」八〇〇円、「昇竜蓬莱」九五〇円など。しかも二〇時までは半額だというので、四杯ばかり楽しませていただいた。料理は、小皿で出てくるお任せの「本日のあて」、六皿九八〇円、八皿一二八〇円、一〇皿一六〇〇円など。

調べてみると、都内に一〇軒ほどあるチェーン店らしい。個人営業テイストの魚割烹で、なかなか良い店だと思う。(2018.2.9)

港区新橋3-21-2江藤ビル1F
11:00〜24:00 日休

2018-02-19

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[]椎名町「おぐろのまぐろ

この日は、通信制卒業研究発表会。三人の発表を聞いたあと、学生たちと一緒に所沢「百味」で昼酒を飲む。四時頃で解散したのだが、まだ飲み足りないので、椎名町へ。見慣れない店を見つけた。

もともとはマグロを中心に魚と惣菜を売っていた店だが、立ち飲み屋として新装開店したらしい。やはり料理の中心はマグロで、一人一回だけ注文できる「まぐろの枡盛り」(一九九円)は、複数の部位の大きなマグロぶつが五切れほど入ったサービス品。その他メニューは、まぐろねぎヌタ(四九九円)、ツナポテトサラダ(四九九円)、まぐろユッケ(三九九円)など。酒は生ビールビール中瓶が四八〇円、ホッピーセット三八〇円、熱燗三八〇円など。もう少し日本酒があればいいのだが。駅北口から、徒歩一分ほど。(2018.1.28)

豊島区長崎1-4-17
16:00〜23:00 日休