橋本健二の居酒屋考現学

2016-09-25

classingkenji2016-09-25

[]ザルツブルク「ゲブラーブロイ

この店は、ホテルが併設されたレストランホテルは数年前にスター・インというホテル・チェーンの一つに模様替えし、レストランも新しくなった。今回の宿は、このホテルである。

樽詰めビール(Bier vom Fass)が六種類あり、値段は〇・五リットルで四ユーロと四・二ユーロ写真エーデルワイスとゲブラー・ツヴィッケル。料理地元料理がひととおり揃い、グーラッシュシュニッツェル、そしてアスピックが美味しい。テラス席がたくさんあり、とても気持ちがいい。隣接するリンツ通りの商店街と通行人を眺めながら飲むビールは、実に美味しい。(2016.8.19)

Linzer Gasse 9
5020 Salzburg

2016-09-18

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[]ザルツブルク「シュテルン・ブロイ」

ここは、一五四二年創業という、ザルツブルクでももっとも古い部類の醸造所兼ビヤレストラン時代からいって、モーツァルトが来ていてもおかしくない。

二〇一三年から一四年にかけて改修工事が行われていたため、前回二〇一四年にザルツブルクへ来たときには入れなかった。屋台お金と引き替えにビール料理を買い求め、思い思いの場所に席を取るという、カジュアルスタイルになっていた。旧市街繁華街、ゲトライドガッセからアーケードを入ったところにある。(2016.8.16)

Griesgasse 23
5020 Salzburg

2016-09-13

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[]ザルツブルク「シュティーグルブロイヴェルト」

二年ぶりに、ザルツブルク音楽祭へ行ってきた。音楽祭と並ぶ楽しみは、ビールワイン。シュティーグルザルツブルク代表するビールで、その工場ザルツブルク中心部からバスで一〇分ほどの所にある。入場料を取られるが、小さいジョッキで三杯分の試飲とお土産が付いてくる。「ザルツブルクカード」という、観光客向けのクーポンを買えば、提示するだけで入場できる。

ビールは通常のもの以外に限定品がいくつかあり、試飲の三杯セットは定番が一杯と、限定品が二杯。クラフトビール流行は、古都ザルツブルクにも及んでいるらしく、シュティーグルホップの利いたIPAなどを作り始めている。もともと品質の高いブルワリーだけに、始めたばかりというのにレベルは高い。今後に期待したい。ぜひ、日本にも輸出してほしいものである。(2016.8.18)

Brauhausstrasse 9, 5020 Salzburg

2016-09-08

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[]中目黒「ばん」

この日は恒例の聖心女子大学での集中講義のあと、居酒屋を求めて中目黒へ。店を物色していると、「ばん」の看板が目に入った。「ばん」といえば、もともと中目黒創業し、閉店のあと祐天寺で復活したもつ焼きの名店である。その店が、中目黒にできているとは。

メニューは豚の尾を煮込んだ「とんび」があること、つくねだけはチキンボールであることなど似ているが、こちらの方が種類が多い。豚のカシラとアブラを交互に指したものは、祐天寺では「フランス」だが、こちらでは「チャンポン」だ。味はというと、祐天寺の方が上だろうか。両者の関係はよく分からないが、さほど遜色ない店が増えたのはいいことだ。めったに行く場所ではないが、機会があればまた寄ってみよう。

というよりも、久しぶりに祐天寺へ行ってみたくなった。(2016.8.1)

目黒区上目黒2-14-3
16:00〜4:00 正月のみ休

2016-09-02

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[]「もり山」

池袋といっても、いちばん北のはずれの住宅地にある、席数わずか五つの小さな割烹。基本は予約のコースのみで、ホームページで予約状況の確認と予約ができる。

この日の料理は、先付けが枝豆のだし浸し、サザエ煮物など四点、トマトの冷たいスープ醤油オリーブオイルで味付けしたお造り、鱧の南蛮風、稚鮎焼き物茶碗蒸し、〆は焼きおにぎり出汁仕立て(一部、記憶が定かでない)。料理毎日いくつかずつ入れ替えるらしい。日本酒は一〇種類ほどで、女将出身愛知のものが多い。この日いただいたのは、「勲碧・夢吟香」「たかちよ・純米大吟醸」「醸し人九平治」。日本酒はグラスに一二ミリリットルほど入って、七〇〇円から一二〇〇円ほど。

人柄のいい女将と話しながら、ゆっくり料理と酒をいただく店で、小さな店だから他のお客さんとも自然に会話が始まる。近所の人は、たまに行ってみては。(2016.6.27)

豊島区池袋2-27-5 17:00-21:00(入店時間)
http://www.moriyama.tokyo