橋本健二の居酒屋考現学

2018-02-19

classingkenji2018-02-19

[]椎名町「おぐろのまぐろ

この日は、通信制卒業研究発表会。三人の発表を聞いたあと、学生たちと一緒に所沢「百味」で昼酒を飲む。四時頃で解散したのだが、まだ飲み足りないので、椎名町へ。見慣れない店を見つけた。

もともとはマグロを中心に魚と惣菜を売っていた店だが、立ち飲み屋として新装開店したらしい。やはり料理の中心はマグロで、一人一回だけ注文できる「まぐろの枡盛り」(一九九円)は、複数の部位の大きなマグロぶつが五切れほど入ったサービス品。その他メニューは、まぐろねぎヌタ(四九九円)、ツナポテトサラダ(四九九円)、まぐろユッケ(三九九円)など。酒は生ビールビール中瓶が四八〇円、ホッピーセット三八〇円、熱燗三八〇円など。もう少し日本酒があればいいのだが。駅北口から、徒歩一分ほど。(2018.1.28)

豊島区長崎1-4-17
16:00〜23:00 日休

2018-01-07

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[]「やきとんひなた 池袋西口店」

今年の外飲み初めは、例年通り元旦銀座ライオン銀座七丁目店だった。そしてモツ初めは、まだほとんどのモツ焼き店が正月休みの二日に、「テング酒場」で。チェーン店じゃないかと思われるかもしれないが、これがよかった。ふだんも並みの店よりは美味しいモツ焼きを出すのだが、この日は正月休み明けということで仕込みができておらず、注文してから肉の塊を出して切って串に刺すという、「石松状態」だったのである。

そして本格的な外飲み初めは、この店で。快進撃を続ける「ひなた」グループのいちばん新しい店であり、自宅から最も近い店でもある。もともと、あの日本酒の名店「三春駒」があった場所に、昨年九月にオープンした。何度も来ているのだが、ここで紹介するのは初めてだ。モツ焼きも、煮込みも、そして鮮魚刺しも、「ひなた」グレードだ。日本酒も常時一〇種類ほどあり、この日は「名倉山」「澤屋まつもと」「姿」「篠峯」など。難点といえば、手作り感満点の椅子が、少々座りにくいことくらいだろう。池袋西口を出て、立教通りを入ってすぐの左側にある。(2018.1.6)

豊島区西池袋3-29-11 ファーストビル 2F
17:00〜23:30 土日祝16:00〜 無休

2018-01-01

classingkenji2018-01-01

明けましておめでとうございます。

本年も「橋本健二居酒屋考現学」をよろしくお願いいたします。

最近なかなか新しい店を開拓できず、また入ってはみたものの今ひとつ、ということも多く、なかなか更新ができていません。今年はもう少し、フットワークを軽くしていきたいものです。写真は、自宅のある池袋初日の出です。(2018.1.1)

2017-12-22

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1月17日に、新著『新・日本階級社会』が発売されます。2015年SSM調査2016年首都圏調査という、2つの大規模調査データをもとに、新しい下層階級であるアンダークラスが、日本の社会を大きく変えつつある現実を描きます。ぜひ、ご一読を。もう予約できるようです。

新・日本の階級社会 (講談社現代新書)

新・日本の階級社会 (講談社現代新書)

2017-12-19

classingkenji2017-12-19

[]青砥小江戸

この日は、国立歴史民俗博物館で開催されている「1968年」展を観に、京成線佐倉へ。旧知の荒川章二さんを中心とする企画だが、当時の反政府活動へのシンパシーを感じさせる、国立らしからぬ展示で、見応えがあった。観客には、団塊世代と思われる男女が多い。一時間以上かけていっただけの甲斐はあった。

帰りは、当然居酒屋を探す。青砥駅で降りて、駅周辺を歩いて見つけたのが、この店。これは一歩踏み入れただけでそれとわかるほどの、久しぶりに出会った素晴らしい名居酒屋である。

メニューのメインはもつ焼き、そしてもつ煮込みにモツ刺しだが、魚の刺身酢の物、揚げ物、野菜料理など、居酒屋料理はほぼすべて揃っている。白味噌ベースの煮込みは、シロを中心にいろんな部位が入っている。デフォルトは三五〇円だが、一人なら二五〇円の「小」で十分だ。マグロのすきみを注文したら、手作業ですいたことが一目でわかる、特上の一品わずか二七〇円。串焼きは二本一皿で二二〇円。焼き色もよく、ジューシーで美味しい。早い時間から、常連らしい客が次々に入ってくる。

下町ハイボールのグラスと中身に、見覚えがある。帰りに主人に聞いたところ、やはり立石の「江戸っ子」で働いていたとのこと。下町の新しい名店。また行ってみたいものだ。(2017.12.5)

葛飾区青戸3-39-3 優和ビル 2F
16:30〜22:00 (土15:00〜20:30) 日休