君は生き延びることが出来るか?

梅田望夫さんのエントリ
直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20070317/p1


上記のエントリーに対して「嵐のような反応」が起きて、梅田さん自身、ずいぶんと驚いているようです。
私も強く感銘を受けた人間ですが、だれもがこういった言葉で背中を押されることを望んでいる、ということだと思います。
(梅田さんの思いとしてはもうすこし強烈なブレイクスルーにあるとは思いますが。)


ところで、WEB人間論でもそうですが、梅田さんの言葉には「サバイバル」という言葉が時々出てきます。
彼自身の経験などから、今の若い世代に対して「そんなことをしてると死んじゃうよ」という心配があるのでしょう。


もちろんこの「死」には、即物的なものだけでなく、精神的、社会的なものも含まれているはずで、
個人的に好きな村上龍が経済情報のメルマガ「JMM」の中でも同じような文脈の中で
「サバイバル」という言葉が出ていたように思います。


両者の「サバイバル」という言葉にはその行為に対して「直感的」か「理性的」かという違いがあるものの、
『このままでは大変革に飲み込まれて死んでしまう』という危機感のようなものが共通して感じられます。


ついつい、元サッカー日本代表中田英寿が、
フランスドイツワールドカップ前に子とあるごとに口にした「危機感のなさ」を思い出してしまいますが、
そういった危機感はなかなか全員で共有するのは難しいものです。


梅田さんや村上さんが、何度も言葉にするのは、
繰り返し発信することで、少しずつコモンセンスを築こうとしているのでしょう。


「この社会をサバイブしていく」ために必要なスキルと精神を身につけるために、
最近私は「水になる」ことを目指していますが、
皆さんはどんなことを考えてこの社会を生き抜きますか?