その尺度が適切であれば、判断も適切になるでしょうが、尺度が歪んでいたら、判断も歪んでしまうでしょう。
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【話の肖像画】始まった人間性経営学(3)元ソニー上席常務・天外伺朗さん
大脳の新皮質と古い脳との関係です。経営を含めものごとの判断は、言語や論理など知識を吸収する新皮質だけでは限界があり、潜在能力が眠り、本音や直感が生まれる古い脳との協調がなければ難しいということです。
−−知識や情報だけでは真理は分からない
そうですね。禅でも「不立(ふりゅう)文字」といって仏法は文字や言葉ではわからないといっているように、知識や理屈で分かったつもりでも、心というか、脳の深い部分で理解、体得しなければ本物ではない。「腑(ふ)に落ちない」というように、頭だけでなく、身体で理解しなければいけないということですよ。
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新カリキュラムでは、現行の授業時間数を維持しながら、科目数を14から13に削減。教養科目としていた「英会話」「音楽史」「茶道・狂言」の3科目を廃止する一方、「ボイストレーニング」と「ピラティス」の2科目を新設し、基礎的な歌唱力や体力の強化を目指す。さらに、ピアノ、三味線、琴から選択していた「器楽」はピアノのみの授業とし、譜面を読む力を向上させる。「演劇」や「日本舞踊」など従来の科目についても内容の見直しを検討しているという。
「英会話や茶道は最終的に舞台に必要な教養ではあるが、まずは最低限の舞台人を養成することを考えた。実技に自信がない入学生でも効果的に技能を身につけるカリキュラムとしているので、安心して受験してほしい」
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宮田秀明の「経営の設計学」オバマ大統領は何をどう“change”するのか
(1) 完全で無料の情報伝達をすべての米国人に確保する。
(2) 透明性の高い議会と民主主義を完成させる。
(3) 最新のコミュニケーション・インフラを進歩させる。
(4) 医療コストの削減、クリーンエネルギー開発、市民の安全の改善などの重要課題を解決する。
(5) 米国の競争力を高める。これらを技術イノベーションによって実現すると公約しているのだ。
読者の皆様にも、「Barack Obama:Connecting and empowering all Americans through technology and innovation」を読むことをお勧めしたい。
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田中秀征の一言啓上 消費増税の法制化前に行政改革の数値目標を明示せよ
官僚組織の致命的な欠陥は世論を読めないところにある。世論の実体は調査結果で判るものの、その勢いや方向が読めないのだ。
世論は健全であり、賢明である。少なくとも、官僚の判断力よりも優れている。そこに気がつかない限り、官僚主導の政治は今後も間違いを繰り返し、政治と行政の閉塞をもたらすだろう。
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約5時間のバス移動〜。
ハァ〜しかしいまからバスで5時間…
こいつは結構キツいのにゃ。
映美くらら:MESSAGE:2009/1/21 T4…!!!!
明日はなんと佐賀から香川まで約10時間のバス長旅大移動。
今日は人生初のバスで10時間の移動(|||_|||)
予定の10時間より短くて、8時間半で着きました
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社債市場の機能が大きく低下しており、こうした状況が企業金融全体の逼迫につながっていることを踏まえ、残存期間1年以内の社債の買入について実務的な検討を進めていくことを議長として執行部に指示した。
国債の残存期間別の買入額について決定
デフレという言葉については、物価の下落という意味なのか、あるいは資産価格の下落という意味なのか、景気が悪いという意味なのか、その辺を明らかにしないと多少議論が混乱すると思う
一番大きなポイントは中長期的にみたインフレ予想、先行きの物価上昇率の予想、あるいは中長期的にみた日本経済の成長率がどのようになっていくのか、この判断が最も重要だと思う。
国際金融資本市場の緊張の持続が、株価の下落や信用コストの増大を通じて金融関係に影響を及ぼしており、資本基盤の充実があらためて重要になってきていると思う。
中央銀行の対応は、基本は流動性の供給ということになる。それから、個別の金融市場の機能不全が、全体として金融システム不安や企業金融の円滑化の低下、企業金融のひっ迫につながっていく時には、個別の金融市場に対して適宜の措置をとっていくことになると思う
日米のオーバーナイトの金利は0.1%前後で推移している。ここまでオーバーナイトの金利が下がってくると、金融政策という観点から意味のある論点は、企業が実際に資金調達する長めの資金の金利をどのように引き下げるか、あるいは量に関する安心感をどのように確保するかということが実質的に意味がある論点と思う。
大事なことはこれだけ不確実性が大きいわけだから、ポイントの数字について議論するというよりも、その背後にある経済・物価のメカニズムをどう理解するかが大事だと思う。
デフレスパイラルに陥るかどうかは、先ほど少し触れたが、前回2001年以降を考えてみると、この時もデフレスパイラルに陥るかどうかについては随分議論され、結果的にはデフレスパイラルには陥らなかったわけである。なぜ陥らなかったかをめぐり、いろいろな議論がなされているが、中長期的な予想インフレ率、中長期的な成長期待というものが崩れることがあるかどうかが一番大事なポイントだと思っている。この点を質問との関係で申し上げると、中長期的な予想インフレ率は丹念に点検しているが、今のところこれが大きく下落をするという感じではない。
特にこの4、5年間は非常に緩和的な環境が続いて全く流動性や資金繰りについて懸念するということがなかった。それが突然、手元流動性が枯渇するのではないかという恐怖に陥った。経済・景気がこれだけ大きく変化し、自分の会社の売上げも急速に落ちてきて、さらにこれからも大きく落ちるからもしれない。そうすると資金繰りに非常に不安が出てくる。確率は低いが起きたら非常に影響が大きいという、そういう事態が自分の身に起きるかもしれないと。そういう時にCPというのは最後にマーケットで資金を調達する手段である。そのCP市場の機能が大きく低下したという事態に対して、日本銀行が買い取ることによって、CP市場の機能の回復を側面から支援する。このことの意味は大きいと思う。
現実に低い成長率が世界的にも長く続くとだんだんと人々の中期的な予想成長率も落ちてくる。そこは注意深く見ていく必要があるが、現時点で大きく落ちている感じはない
デフレという言葉は非常にあいまいに使われる言葉だと思っているので、あまり使わないようにしている。
長期金利の中で、国債金利、リスクフリー金利を政策的に下げていく、短期金利の誘導とは別にこれ自体を狙って下げていくことの是非については、中央銀行によって多分いろいろな考え方があるいうように思う。
よりわれわれにとって重要性のある課題は、企業金融という面で、どうやって量についての安心感を出していくのかということだと思っている
需給ギャップと物価上昇率の関係をフィリップス曲線と呼んでいるが、これを日本経済の過去の長いデータに即して点検すると、物価上昇率が非常に高い経済から低い経済に移行する時には、需給ギャップに応じて物価上昇率も変動するが、先々の物価上昇率に対する期待が比較的変わらないという時には、需給ギャップが変化しても、それほど物価上昇率が変化していないというのが、近年の関係だ。
このCPの買入れは、実はこの1─3月は社債の償還がかなり多いのだが、その中で社債の市場がうまく機能していない、その結果社債の発行がうまくいかないという時に企業はその分は社債でなくCPで振り替えてくる。
中央銀行としては、置かれた経済・金融の状況に即して、何が一番適切かを常に考えていきたい
金融機関は貸出を減らしてはおらず、増やしている。寄与度を分解してみると、足元増えているのは大企業だ。ただ、これは大企業のの中にとどまっているということではなく、大企業の元には、自動車も電機もそうだが、傘下にはたくさんの下請け企業があるので、企業間信用という形を通して、中小企業にも行っているという意味だと思う。
もっと良いやり方があるのかもしれないが、私の直感でいうと、ある金額を決めるということは、介入はするがその中でできるだけ市場機能をいかしたいということなると、(CPとABCPの合計金額を決めて)あとは市場参加者が決めるということになると思う
いずれにせよ経済は為替だけで決まっているわけではないので、最後は全体としての景気の強さだが、そこは注意深くみていくということだ
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「協力者」の知的レベルが別の意味で相当の水準だった、ということでしょうか?
ベトナム、インドと勤務しましたが、それぞれのローカルの人たちは旧宗主国(それぞれフランス、英国)に対して、いうにいわれぬアンビヴァレントな感情を持っていました。
小生が付き合った年頃の連中(ある程度のインテリ)は、たとえば学校教育で、むしろ宗主国の歴史の方を詳しく習っています。
かれらは、アタマでは西欧の支配を否定していても、宗主国の文化には「胸キュン」となる場面があるような気がします。
西洋文化は調和と進歩、文明と破壊の二つをもつ双面神だったので、進歩と破壊だけが入ってきたのではない。背後にある調和と文明も同時に入ってきた。日本に対しても同様である。
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田原総一朗の政財界「ここだけの話」オバマが就任演説で示した4つの方針
オバマは、「黒人である自分が大統領になったことは奇異なことではない、それはアメリカ200年の歴史の中で当然起きるはずのごく自然な出来事だ」と位置づけようとしているのだということがわかった。つまり黒人大統領を生み出したのは突然変異や何かのきまぐれなどではなく、この輝かしい200年に及ぶアメリカの歴史の中で必然的に誕生したのだということが言いたかったのだと思う。そして「自分はその大統領に選ばれて間違いのないアメリカ人だ。誠実で、アメリカのことを懸命に想っており、アメリカを愛している、アメリカ人だ」ということを強調したかったのだと思う。
ただ最後に、60年前はレストランで食事もさせてもらえなかった存在が、今や皆さんに演説を聴いてもらえる大統領になったということを、たった1箇所だけ述べていた。
そういう意味では、様々な差別があり、特に黒人に対する強烈な差別があったそのアメリカが、本当に民主主義の国として成熟したということを彼は言いたかったのだろう。