女の子に好かれるためには?

分裂勘違い劇場さんのブログから・・・・。

http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080810/p1

黒丸から続くのが原文で、改行して自分のコメントを挟んでみました。

●相手の女の子がしゃべりたいことを察知し、それを女の子がしゃべるように誘導してあげる。

これはかなり高度なテク。相手の知識を蓄積、表情や仕草を解読する能力が必要なのでしょうか。どう察知するのかが知りたいところです。

●女の子が何をしゃべりたいかは、その女の子自身が気づいていない。これを女の子自身よりも先に気づいてあげる。


消費者自身が知らない消費者自身のニーズを捕まえる、というマーケティングの話に似ていますが、具体的にどうやってやるのかはかなり難しそうです。
相手自身のみならず、似た年齢の女性一般の知識や非言語的コミュニケーションの能力がないとできないように思います。

●会話の辻褄や一貫性は敢えて無視する。論理的に正しいことではなく、女の子が楽しい気分になるように会話を誘導する。


場合によるでしょうが、相手が楽しい気分になるように話を持っていったり、トリビアルな整合性にこだわるのも一般にNGですね。ディベートをしているわけじゃないですしね。

●女の子は一方的に話す男が嫌い。自分がしゃべっている最中も女の子の表情を注意深く観察し、少しでも退屈していたら、話の途中でも敏感に話の展開を変化させる男が好き。

どうして「女の子は」なのか気になりますが、男だって一方的に話す人が好きな人は少ないんじゃないでしょうか。相手が退屈しているの延々と話すのは女の子以外でもNGでしょう。

●女の子は、抜け目のないだけの男は嫌い。女の子にあっさりやられてくれるような、どこか抜けたところのある、おおらかで人のいい男が好き。

別に「女の子は」と限定することもなく、一般的に気をつけないといけないことですよね。勉強になります。おおらかで人のいい人は私も男女問わず好きです。

●女の子は、頭で考える男が嫌い。腹やハートで考える男が好き。


これってどういうことだろう。なんとなくわかるかな。自分も男としての自分に自信がないから、どうしても頭ばかりで考えちゃう。そのくせ、世にあるマニュアルとかを勉強する気もないので途方にくれてしまう。その結果、ぜんぜん行動できなかったりEDとかになる。そうそう、自分は精神的にも肉体的にEDだな。数少ない女性経験でも、最初はEDになることが多い。それを克服して付き合えたことがさらに少なくて、実質的には経験人数が極小に・・・。

●女の子は、口でしゃべる男が嫌い。女の子は、腹やハートから言葉を放つ男が好き。

口下手だし、かといって腹からしゃべるようなパトスもないな・・・。

「イアー、イアー、フタグン!」とかならパトスを持って叫べるが・・・そういう話じゃないしな。


●女の子は、単に明るいだけのバカポジティブ男は嫌い。絶望も苦しみも血を流しながら感じ取り、逃げずに真正面から引き受けた上で、陽気、建設的、未来志向、もしくは、深い自己了解や自己解放をもたらすような話をする男が好き。

私は女の子じゃないですが、こういう人がいたら尊敬しちゃいます。
自分がそうなれるかどうかは、女の子に好かれるか否かよりも根本的な問題かもしれないです。

●女の子は、愚痴、悪口、泣き言を言う男が嫌い。

程度問題でしょうけども、相手によっては愚痴泣き言は慎まねばなりませんね。

●女の子は誰かを見下したり、嘲笑したり、貶めたりする男が嫌い。

これも一般的にNGですよね。

●女の子は「オレはダメな男なんだ云々」と自己卑下・自己否定する男が嫌い。(さんまのように、ジョークやネタとしてやるのはよい)

明確な言動に表現しなくても、心の底にある自己卑下や自己否定が場合はどうなんでしょう。自分でもできるだけ回避しようと理性では思っているのですが、やっぱりどうしてもこういう自己否定的な言動をしてしまうことがあります。


●女の子は、自分が優しいことをアピールする男が嫌い。本当に優しくないとできない気遣いをする男が好き。


やさしさ・気遣いはアピールするようなやつは、鼻つまみ者ですね。言葉でなく行動で示そう。

●女の子は、自分が頭がいいことをアピールする男が嫌い。本当に頭が良くなければ出来ない気の利いた会話や思慮深い段取りをする男が好き。

頭が(人生経験とかそういう話ではなく、学歴とか情報処理能力的な)いい人を好きな女性もいると思うので、これは全面的には賛成できないかな。EQよりIQ重視の女性もいるからなあ。

●女の子は、しゃべる価値のないことをしゃべる男が嫌い。何かをしゃべるときは、それがホントにしゃべる価値のあるセリフかどうかを見極めてから口に出す。

これもどうなんだろう。他愛もない話もできない男(女も)、私個人は閉口しちゃいますが。二人の関係性にとって、大事な場面でならわかりますけども・・・。

●女の子は、女の子の言葉の表面上の意味ではなく、その裏に横たわる気持ちや意図や事実関係をくみ取ってくれる男が好き。

うーん。女性でも男でも、あまり背後に意図を持って会話するタイプは好きになれないな。だから俺は女性とも縁がないのかな。もちろん、できる範囲で読み取るようにはするけど、きりがないしな、ある程度関係が深まるような仲なら、明確に言語化できる関係に転化できないと、長く付き合えないな・・・自分の場合はきっと。
多分、こういう意図の読みあいのちょっとしたずれが蓄積されて、けんかとか分かれる原因になるんだとも思う。


●女の子は、女の子の言葉を奇想天外な面白解釈してツッコミを入れてくれる男が好き。(ただし、女の子を持ち上げるような愛のあるツッコミでないとだめ。ハズしたときは、すかさず自分ツッコミして笑いを取る。)


これは具体的にはどういうことなんだろう。女の子をわらかせる男って意味だろうか。「笑顔の数だけベッドに近づく」という石田純一先生の名言と同じような意味なのかな。
自分には高度でイメージがわきにくい。

●相手の女の子がしゃべっているときには、女の子がしゃべっている内容に反応する形で、自分の表情を繊細にコントロールして共感、驚き、無表情等をしてみせる。


これも女の子に限らず、重要なことですよね。そもそも会話ってそういうもののはず。その基本ができていないから、仕事も人間関係もうまくいかないのか、自分は。
もっと言えば「微細にコントロール」を自覚的にするか、無意識の自動的な対処でやるかも違うんだろうな。相手が鋭い女の子ならば、「微細なコントロール」は最終的には違和感を持たれてしまうんじゃないかな。
結構、非コミュと言われるような人も、微細な文体とか微細な表情から相手の意図を読むのは結構できるもんな。
でも表情を作るのが下手な人も多い。そういう人は、最初は意識的にコントロールしないといけないだろう。練習しているうちに、無意識的にもうまく対処できるようになるはずだし。

●自分がしゃべっている時も、自分の言葉に表情をシンクロさせたり、わざと言葉の内容と表情をミスマッチにして笑いを取ったりする。

これは上級者向けかもな・・・。意図せずに表情が、会話とずれるのはまずいけど、これは意図してずらしてみるってわけだからな。笑われる芸人から笑わせる芸人へ・・・みたいなものか?でも、自分は「笑われる芸人」に徹する汚れ芸人が大好きなんだよな。この辺の感性も非コミュ非モテな自分の原因かも。

●普段から、鏡を見て、さまざまなバリエーションの、味のある表情を出す訓練をしておく。

セールスの本とかでも書いてある。なるほど、とは思うものの、気恥ずかしかったりどうやっていいのかわからずあまりやったことはないな。
でも自分がこういう表情をしているとき、相手にはどう見えているのか知ることは大事。自分も、自分の表情が違う風に相手に見られたりすることが多い。それじゃあ、非モテ以前に仕事もうまくいかないわけだよな。
汝自身を知れ。

●女の子は、学歴、社会的地位、読んだ本をさりげなくほのめかす男が嫌い。まるでなんの本も読んだことがないかのように、日常の言葉だけで、なにげなく女の子の気持ちに届く言葉を放つ男が好き。

引用したり、説明するなら堂々とするのか一番ということかも。学歴も気にしない人はぜんぜん気にしないものだから、控えめに東京大学です・・・というよりはさらっと事実のみを述べるほうがいいかも。読んだ本も箔を付けるんじゃなく、単に読んだ事実があるのでさらっと言います、って感じでOKかもな。
ただ、このアドバイスだけじゃないけど、なんとなく知識や学歴が、男>女
というのが前提になっているようなのが、ちと気になります。差別だ!と言い募るつもりはさらさらないけど、ちょっと女性をステレオタイプに見すぎている気もしないでもないです。

●女の子は、それとなく余裕をアピールする男は嫌い。本当に余裕があり、余裕が自然とにじみ出てくる男は好き。

それとなく余裕をアピールも、にじみ出る余裕も皆無だ・・・。今の自分には猫に小判なアドバイスかな・・・。

●女の子は、金持ちでも貧乏くさい男は嫌い。貧乏でも気前のいい男が好き。

いや、これは少し違うんじゃないだろうか。貧乏なくせに金遣いが荒い男は遊ぶ分にはいいかもしれないけど、ルーズで長くは付き合えないと思われちゃうんじゃないかな。
貧乏でも、使うべきところには使っていつでもケチというわけじゃない、という男が正解な気がするなあ。

●女の子は、筋肉が衰えて、立ち居振る舞いがだらしない感じになっている男が嫌い。立っても座ってもしゃきっとした印象になるくらいには、全身をバランス良く鍛えておく。

これも耳が痛いなあ・・・。女の子以前に営業の仕事でも言える事ですよね。

●「その女の子自身が気づいてない、その女の子が欲しいモノ」を見つけ出して、プレゼントしてあげる。これをするには、その女の子を普段からよく観察する必要がある。

これは冒頭のアドバイスの応用編でしょう。相手を知り、自分を知ることは孫子の言うとおり決定的に重要ということですな。

●女の子はだらしない服装の男が嫌い。しわしわの服やちぐはぐのカラーコーディネーションの服は着ない。

これも耳が痛すぎる・・・。女の子というよりは仕事の話に感じてきた・・・。ダサいのは仕方ないにしても、積極的にマイナスな服装のきかたって確かにあるよな・・・。

●女の子は、女の子でなければ気づかないことを気づく男が好き。

あまりやりすぎると「細かすぎる」とか言われないかな?女の子のタイプによるんじゃないだろうか。

●女の子は不潔な男が嫌い。毎日入浴し、歯を磨き、清潔な服を着る。

耳が痛いな・・・。

●女の子は、途中、どんなに醜態をさらしても、最後の最後には自分の内なる道徳律を貫く男が好き。

自分の内なる道徳律って、別に定言命法ってわけじゃなく、自分の価値観を持っているってことですよね。
これも正直耳が痛い。自分なりに持っていた価値観はあまりに狭くて、偏っていると自覚しているので、こうしていろんな先輩方のアドバイスを勉強中としては、内なる道徳律を早く確立したいです・・・。