「国際光年」と「STEM教育」をキーワードに草の根連携はできないだろうか
今年の賀状の画像にも「国際光年」関連を含めたのだが,昨年暮れにecosci.jpにもページを立ち上げ,先ほどTogetterまとめも作成した。
- 2015年は国際光年!(ecosci.jp)
- 2015年は国際光年! - Togetterまとめ …編集可能なので記事追加ご協力を。
またアメリカのオバマ大統領も推進している「STEM教育」はアメリカ以外でも注目されている。私自身も最近の学会発表や一般公開イベントで可能な限りアピールしているのだが,なかなか広まらないように感じている。以下は日本コンピュータ化学会2014 秋季年会でのポスター発表パワポから。
- ※「日本コンピュータ化学会2014 秋季年会精選論文特集号」に発表要旨掲載。
- オバマ大統領も推進、STEM教育を体験するスタイリッシュなFAB Learning(リセマム,2014/03/25)
- 「自然・科学に関心」日本が最低 日米中韓の高校生調査(日経,2014/08/06)
- アップルの管理職の女性比率は28%:アップルの多様性がわかる報告書(WIRED.jp,2014/08/26)
- 子供が学ぶべきはプログラミングよりもデジタルリテラシーだ(ReadWrite Japan,2014/09/24)
- ソニー、教育サービス事業の新会社設立…STEM科目へも展開(リセマム,2014/12/19)
- デザイン力を伸ばす、STEM教育革命実践授業を実施しました。(長岡技術科学大学,2015/01/07) ※“三機関(長岡技科大、豊橋技科大、国立高等専門学校機構)連携”。
- ルービックキューブを解くSTEM教材ロボット「Ruku」(マイナビニュース,2015/01/15)
- STEM Event Roundup: January 19-February 1, 2015(Science NetLinks,2015/01/16) ※“3D Printing: From Molecules to Manufacturing”,“Special: Antarctica Report!”など。
- 特集:世界の科学力 多様性を求めて 「見える化」の試み(日経サイエンス,2015年2月号) ※“女性は米国の労働力の半分を構成し,科学・技術・工学・数学(STEM)分野の職の約30%を担っているが,ファミリー映画や子供向けテレビ番組に登場する女性のうちSTEM分野で働く人物として描かれているのは21%に満たない”。
長岡技術科学大学の実践がある一方,ソニーや「Ruku」の記事などを見ると日本ではビジネスとして注目されているのかという気もするが(日経にも記事がしばしば),STSの観点から広くカガクに関心を持ってもらうために,連携して草の根的な活動ができないかと考えている。もちろんソーシャルメディアも活用して。まずは「国際光年」と「STEM教育」を抱き合わせて認知度を高めたいところである。
※「STEM教育」を紹介している書籍例
- 作者: 佐藤文隆
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2013/07/24
- メディア: 単行本
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2015年のサイエンスカフェ@新潟は1/24から5週連続開催!
2007年8月から始まったサイエンスカフェにいがた(会場:ジュンク堂書店 新潟店),8年目の今年は1/24スタートです。
- 第84回サイエンスカフェにいがた『国道って何だろう』(2015/01/24開催)
- 1ケタ国道の交わる場所(1)(国道系。,2015/01/10) ※“なんでこういう面倒なことになっているかは、1月24日の「サイエンスカフェにいがた」で話そうかと思っているので…”。
- 佐藤健太郎,「ふしぎな国道」,講談社現代新書(2014)
カフェほかのゲストを何回もお願いしているサイエンスライターの佐藤健太郎さん(第1回 化学コミュニケーション賞受賞)をゲストにお迎えし,今回は何と国道のお話です。各紙誌で話題になっている上掲新刊「ふしぎな国道」にも新潟の国道のお話がたくさん出てきますが(ブログ「国道系。」のカバー写真は新潟市の萬代橋です!),新ネタもたくさん準備してくださっているとのことで,新潟県内外の国道ファンに是非聴いていただきたいと思っています。
続いて1/31からは新潟市東地区公民館の主宰で,サイエンスカフェにいがたが協力している公民館サイエンスカフェ(会場:新潟市立中央図書館 ほんぽーと)の5年目が5回シリーズで開催されます。認知症,野生動物など幅広い内容で開かれますので是非多数ご参加ください。なお,同カフェではゲスト交渉や情報発信を手伝ってくれる市民スタッフを募集していますので,カフェ参加の際に手をあげていただければうれしく思います。
化学コミュニケーション賞2013受賞と同賞2014募集(1/10まで!)
今年の今年の賀状にもそれとなく関連画像を載せたのですが,『化学サイト「生活環境化学の部屋」と科学イベントの運営』の業績で日本化学連合から「化学コミュニケーション賞2013」を昨年受賞致しました(個人2件・団体1件,審査員特別賞1件のうち個人賞)。
同賞3年目に当たり,ネット活動関連での過去の受賞者は以下のようになっています。お二方のアクティブさに比べると,私はペースダウンする一方なのですが,長年やってきたことを認めてもらえてものと感謝しているところです。
- 第1回 化学コミュニケーション賞:化学コミュニケーション賞を受賞しました(有機化学美術館・分館,2011/09/28)
- 第2回 化学コミュニケーション賞:ケムステが化学コミュニケーション賞2012を受賞しました(Chem-Station,2013/02/25)
上掲日本化学連合事業報告にあるように昨年3月17日の第7回日本化学連合シンポジウムの第2部で授与式がありました。第1部では北野 大先生ほかのご講演があり,終了後の交流会で以下のような記念写真を撮らせてもらいました(日本コンピュータ化学会の千田さん,中村さんも一緒に)。
さて,書き込みが締切り直前になりましたが,化学コミュニケーション賞2014募集は明1月10日までです。化学の普及のためにも是非多くの方に応募していただければと思います。
謹賀新年2015&2015年春に向けてご挨拶
あけましておめでとうございます。1年振りの書き込みで今春からの態勢についてご挨拶させていただきます。
新年に届いた年賀状を見ても,これまでPC関連の仕事やネットでの活動でできた縁が多々あることを実感しています。同期や後輩の多くが悠々自適の時代に突入していることを見るにつけ,私も余生をこれまでの縁やecosci.jpのお守りを大切にしていきたいと考えたこともあって,この3月で早めに職場を辞めることにしました。
関係する出版社や一部の方々にはお伝えさせてもらっていますが,春からはフリーラジカル(ラジカルは難しいか…)態勢に入りますのでどうぞよろしくお願い致します。まあ,講義が無くなるだけでやることはほとんど変わらないのですけれど。
新潟を出て山形・米沢・弘前と移り住んで,多くの方々からの示唆や議論などで学んだことをなかなか活かせなかったという反省はありますが,新潟の地でゲストやスタッフ一同の力でサイエンスカフェにいがたという“場”を継続できていることは今後においても大きな支えになります。東京を彷徨する機会も増える可能性があるので,また新しいツナガリが増えることも楽しみにしています。
重ねて引き続きのご支援をお願い申し上げ,報告とさせていただきます。
2014年あけましておめでとうございます。
ほとんど年賀だけのブログになってしまって恐縮です。昨年末に拙サイト名として“ecosci.jp(エコサイ・ジェイピー)”も併用することにしてトップページの看板を変更しました。それを含めて年賀画像です。
今後の活動や「生活環境化学の部屋」では長過ぎることも考慮してのことで,今後は“エコサイ”と呼んでいただけたらと願っています。
2013年は札幌から福岡まで東奔西走したほか,はやのんさんの漫画にも端役で登場しました(2013/10/14付け,日刊工業新聞『キラリ研究開発』)。
本年7月31日にはecosci.jpも18周年,ようやく高校卒業というところでしょうか。今後もご贔屓にお願い致します。
なお,日本コンピュータ化学会@サイエンスアゴラ2013でも好評だった,パソコン・タブレット・スマホの何れでも分子モデルの組立て・保存ができるWinmostarクラウドα版(千田範夫さんほか開発)では,ecosci.jp掲載の約800分子データを参照できるようにしていただきました。是非ご試用ください。
今週のお題は「ねむい」
今週のお題「ねむい」
春眠。春分の日の“ねむい”時間帯は過ぎてしまったけれど。
お題が「ねむい」に変わってしまったが,前回は「卒業」。3/22が弊社の初卒業式ながら明日から京都・滋賀行きで出られない。昔から卒業式にはあまり縁がない。
明日午後は京都市内彷徨予定(夜は友人と会食),「はてな」本社の写真も撮ってこようか。最近はブログをあまり更新していないが,浅からぬ(一方的にw)縁。
http://d.hatena.ne.jp/ecochem/20070521/1179756744 サイン本感謝!
http://www.hatena.ne.jp/company/education/student#openclass 掲載感謝!
2013年あけましておめでとうございます。
新潟は明け方から降り出して雪景色のお正月になりました。2013年がよい年になることを願っています。
「生活環境化学の部屋」サイトは7/31に開設17周年を迎えます。昨年の16周年の記録に加筆し,17周年に向けての中間報告を記載しました。本年もご愛顧のほどをお願い申し上げます。
今年も分子の話題がたくさん紹介していきたいと考えていますが,元旦の新聞に早速以下のようなニュース。拙サイトページをご参照ください。
なお昨年12/27に出版された下記書籍について,旧版に続いて少しだけお手伝いをさせてもらいました。p.96に小さく名前が出ていますので書店で見かけましたら手に取ってみてください。
すぐわかる!ビジュアル化学―イラストで見る,原子・分子・結晶・高分子 (ニュートンムック Newton別冊)
- 出版社/メーカー: ニュートンプレス
- 発売日: 2012/12/27
- メディア: ムック
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