面白いドラマをありがとうアワード2012・結果発表
おまたせ致しました。「面白いドラマをありがとうアワード2011」集計結果を発表させていただきます。総勢28名様よりのご応募まことにありがとうございました!
それではどうぞ結果をお楽しみください。フレッシュに楽しんでもらうべく、集計者のコメントは最低限に控えさせていただいております。
【追記】皆様の投票コメントやブクマはこちらからどうぞ → http://d.hatena.ne.jp/einfall/20121203/1354521027
【1】2012年にTV(キー局・U局・BS・CS)でオンエアされた、日本の新作ドラマで面白かったものを3つあげてください。できればその理由も教えてください。
皆様より挙げて頂いたドラマを集計、数の多い順に1位から10位までの順位を付けさせていただきました。
【第1位】
→闘うことを忘れてしまったすべての人たちに贈る、笑えて、笑えて、そして考えさせられる至高の弁護士コメディドラマ「リーガル・ハイ」が堂々圧勝の1位。
【第2位】
→「平清盛なくして、武士の世はなかった」この言葉に始まり、この言葉に終わる。全50話をかけた大河史上、最も「物語」であった「平清盛」が2位。
【第3位】
→朝ドラの定石を打ち破り続けた「カーネーション」が3位。
概ね1位から3位までに得票が集中の結果となりました。以下4位から10位までを。
【第4位】
【第5位】
【第6位】
【第7位】
【第8位】
【第9位】
【第10位】
全順位はこちら。
クール別、局別で見ても色々と興味深いですね。良質なドラマはフジとNHKが量産してると言っても過言ではない結果です。
【2】2012年にTVでオンエアされた、日本のドラマを書いた脚本家で、1人挙げるならばどなたでしょうか? できればその理由も添えて挙げてください。
【結果発表】
【1】のドラマ上位3作品執筆者が得票を争う結果になりましたが、古沢良太さんが引き離して1位です。古沢さんはこの数年割とコンスタントに作品を発表し続けていて、作品の評価も高いけれどこの手合いのランキングでは「知る人ぞ知る」的な扱いだったのが、「リーガル・ハイ」人気で一気に一般にも認知された感じでしょうか。
【3】2012年にTVでオンエアされたドラマに出演した役者さんで、素晴らしかったと思う人を挙げてください。ここは人数も海外も問いません!
【1】同様、数の多い順に1位から10位までの順位を付けております。
【第1位】堺雅人
→ぶっちぎり第1位。長いこと堺雅人を言い表すイメージだった「山南先生」が「コミカド先生」にチェンジした年ではないでしょうか。そのあまりにも強烈なキャラクタに対して、素の堺雅人は穏やかでストイックそうなイメージですが、一部で伝説とされてきた酒乱ぶりを2012年お茶の間に解禁。タモリの生特番でしたたかに酔っ払い、剛力彩芽さんの見せパン映像に「見せる為のパンツなんてない!」とマジギレしてた堺雅人は永久保存版です(何言ってんの)
【第2位 窪田正孝】
→三池崇史が見出した若き天才・窪田正孝。どんな役も魅力的にこなせる彼ですが、その真骨頂は他者に傷めつけられる役どころにあり、と思うのは僕だけでしょうか?「平清盛」では馬鹿がつくほどの真面目さゆえに傷つき、プライドを折られ、忠孝の間で胃潰瘍になり、ズタボロになって死んでいく役、「大奥」では不治の病に罹ってやっぱりズタボロになって死んでいく役、映画でも不幸な役、もしくはド突きあってズタボロになっている役ばかり。2013年はハッピーな役が来るといいね!と口だけは言っておきます。
【第3位 松山ケンイチ】
→若者からボケジジイまで演じられるのは松山ケンイチだけ! 映画がメインの活動領域だけに1年間松ケン先輩を拝めたというのだけでも僥倖でした。その熱演の場外で色々言われ続けたけれど、めげずにまたドラマに出てください。
【第4位 綾野剛】
→2012年で最もブレイクした役者はこの人ですね。「仮面ライダー555」から知ってる身としては声を大にして「僕! この人の映画の舞台挨拶がガラガラだった時からのファンだぜ!」と無駄に自慢したい。
【第5位 井浦新】
→映画「ピンポン」でアイキャンフライしなかったARATAさんが、「三島由紀夫を演じるのに横文字であってはならない」という何か凄い理由で名前を本名に戻しての2012年。崇徳院のもののけ演技もインパクト大でしたが、「リッチマン、プアウーマン」の印象も皆さん強かったようです。
【第6位 高橋光臣】
→ボウケンレッドの時代が遂にキター! 戦隊レッドやライダー主役が作品終了後、短期間ブランクで朝ドラや大河ドラマに起用される中、地道に地味にキャリアを積み重ねてきた高橋光臣が「梅ちゃん先生」で遂にブレイク。よかったねチーフ!
【第7位 玉木宏】
→「ウォーターボーイズ」で注目されるも、長いこと「いるだけのイケメン」ポジションから脱却できなかった玉木宏が「のだめカンタービレ」でついにキャラを掴んだのは記憶に新しいですが、2012年は更に一歩進んだキャラを「平清盛」で獲得したように思います。
【第8位 中井貴一】
→2012年はドラマに映画にバラエティになにかとアグレッシブだったミキプルーンこと中井貴一が第8位です。
【第9位 麻生祐未】
→「カーネーション」と「大奥」で全く異なるベクトルのババアを演じた麻生祐未さんが同票で第9位。
【第10位 新垣結衣】
→ドラマ出演は決して多くないガッキーが引いたアタリはデカかった結果の第10位。
【第10位 三上博史】
→濃いキャラの多い「平清盛」の中でもかなり濃いキャラの一人だった三上博史が同票第10位。
【追記】得票順位でミスをご指摘頂きまして修正した結果、9位に麻生祐未さんランクイン、繰り下げて10位をガッキーと三上博史の2人に修正しました。気をつけてたのに本当に申し訳ない…
全順位は以下の通りです。
特大分量になってしまったので、2012年の大河ドラマと朝ドラ総評と全体的な感想は後日お送りします。ここまでお読みいただき、ありがとうございました!