epicsweetの日記


工画堂スタジオ『白衣性恋愛症候群RE:Therapy (リセラピー)』

主にゲームの感想を書いていきます。更新は1〜2週間に1回くらいのようです。 『白衣性恋愛症候群 RE:Therapy』絶賛応援中です。

2012-05-22

ゆきいろ 〜空に六花の住む町〜

ゆきいろ 〜空に六花の住む町〜

(※ネタバレをいろいろ含みます。)

2012年4月27日にねこねこソフトより発売の明るい学園アドベンチャー(18禁)。

雪の降る町を舞台とした明るい学園物です。ゆきいろシステムで構成されており、ゲームスタート時の子供時代を誰とどのように過ごすかによって、現代パート開始時の主人公を取り巻く環境が少し変わります。

現代パートに入るところまで進めました。子供パートが終了するとPVが流れますが、ここまでですでにいい話です。マル寄りのストーリーを読んだと思います。温かく包まれているけれど重いというべきか、重いけど温かく包まれているというべきか(後者だと思っています)。私はあまり詳しい者ではありませんが、ストーリーにはねこねこ節も健在で、そこには何ともいえない安心感があります。タッチ小屋が背景に見えた瞬間には主人公ママGJと思いましたよ。聞けばマルママとの合意ということで、なおのことです。軽くぐぐりましたが、あれは100万円くらいかければできるみたいですね。雪解けのタイミングでの英断です。(続きは読んでから書きます)

2012-05-20

Ib

Ib

(※ネタバレをいろいろ含みます。)

2012年2月にkouri氏により公開のホラーチックな探索型アドベンチャー(フリーゲーム)。

両親と美術館に訪れた少女のイヴは館内を巡る内に異変に巻き込まれ、さまざまな仕掛けを解きながら脱出を目指します。途中でギャリーという男性、メアリーという少女に遭遇し、行動を共にするようになります。

急激に注目度が上昇した模様の本作はRPGツクール2000 RTP対応のフリーゲーム。丁寧な作風と怖さを実感できるホラー要素、キャラクターや美術館そのものの魅力や平易な難易度によるとっつきやすさが総合的に人気を呼んだようです。おそらくプレイヤーのほとんどがツクールだと感じていないと思われます。多数投入されている上品な音楽やSEの要素も大きいでしょう。

(以下EDに関する内容です。)

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2012-05-14

古色迷宮輪舞曲 〜HISTOIRE DE DESTIN〜 体験版

「古色迷宮輪舞曲 〜HISTOIRE DE DESTIN〜」2012年7月27日発売予定

(※ネタバレをいろいろ含みます。)

2012年7月27日にYatagarasuより発売予定の運命操作アドベンチャー(18禁)。

主人公がアルバイトを始めた喫茶店に木箱が届き、中から現れた不思議な少女からもろもろの不吉な出来事が起きることを宣告されます。主人公は、残された1週間の時間の中で「運命の輪」を元に戻す作業に奔走します。

本ゲームは通常のADVとは異なり、ストーリー中で数々のキーワードを収集し、一定のタイミングで正しいキーワードを相手キャラクターへ投げかける(マウス操作によるドラッグ&ドロップ)ことで物語が進展します。途中にセーブやロードの機能はなく、運命量を消費することにより章単位であれば途中からスタートすることも可能なようです。キーワード選択時の説明文から新たなキーワードが派生することもあります。キーワードはうっかり読み飛ばしてもバックログから回収できます。いつでもキーワードをクリックできる準備をしておくことが求められ、また、キーワードを投げかけられるタイミングがいつ訪れるか不明であることから、どのようなシーンにおいてもプレイヤーは常に一定の緊張状態に置かれることでしょう。

体験版中盤のチュートリアル部分ではキーワードの投げかけを体験でき、各キーワードへの反応はわりと細かく用意されているようです。体験版後半では正しくないキーワードを投げかけるとみるみるうちにサキの運命量が減少し、すべてなくなると手前の場面に戻されました。雑談するだけで即死するという、名状しがたい極限状態の空間が舞台となっているようです。また、キーワードを投げかけなければならないシーンでは文章が短くループするので気付くのですが、重要なのは投げかけが任意のポイントもあるという点です。アイコンが変化するので気付くことが可能ではありますが、スキップ等で意図せずスルーしてしまった場合のプレイヤーへのダメージはなかなかのものと予想されます。
キーワード数は体験版の段階でほぼ100に達しています。おそらく本編の重要なシーンでは数百のキーワードからたった1つの「正解」を見つけ出さなければならず、直前でセーブやロードを行うこともできず、場合によっては総当たりをしなければならないという凄まじいドMゲーなのかもしれませんので、一部の方々にとっては否応にも期待が高まるというものです。

個人的に、同じような時間軸を繰り返すゲームによく当たる気がします。そしてその多くが延k(ryひぐらしほむほむや涼宮さんなど、人気タイトルによく表れるキーワードなので、ほかの多くの作品に登場しても不思議ではありません。やり直したいことが多い時代、ミスが許されない時代に対する疲弊と逃避願望が無意識にフィクション世界に投影されているのではないかと、日記を書きながら思いました。はい。

2012-05-06

はるまで、くるる。

こんにゃん。
すみっこソフト『はるまで、くるる。』応援中!

(※核心的なネタバレをいろいろ含みます。)

2012年4月27日にすみっこソフトより発売の恋愛ADV(18禁)。

主人公と4人のヒロインが、外界から隔絶された自然豊かな場所で3か月を過ごすことになります。物語が進むにつれ、登場人物や舞台にまつわるもろもろの謎は徐々に明らかになります。

フルコンプしました(序盤までの感想は体験版のときに別記しています)。

面白いゲームです。中盤以降は読みだしたら止まらない勢い。むしろ止めたくないというほうが正確かもしれません。場面が変わるごとに入る日時の表示は、逐一メモしておくと妙な達成感が残ります。
序盤から乱交シーンが続き、やや中級者向けな様相を呈していましたが、中盤以降では上級者向けな要素も出てきます(主に春海の欲求とか某体内時計とか冬音の時間感覚とか)。伊達にOPがデンカレなわけではありません。ゲーム起動時にフィクションである旨の表記はありますが、その他にプレイ中気分が悪くなったらゲームを停止してふつうの萌えゲーで癒されてくださいくらいなことがどこかに書いてあっても良かったかもしれません。可憐なグラフィックならどこまで許されるのか試されているようでもあります。もっともラスト付近はウイニングラン状態なので安心して読むことができます。ラストが優しすぎるとさえ思いましたが、まあいろいろ苦労もありましたしそこはひとつ。

各キャラクターの内面を表現する描写やセリフはかなり踏み込んだ内容となっており、物語の設定も含めて、一般的なゲームに飽きてきている方にはいいゲームかもしれません。
設定はかなりダイナミックなので、細かな疑問は都合の良い方向にプレイヤーが自己解釈しておけばよさそうです。それでもシャンプーやティッシュペーパーなし、トイレットペーパーなし(ウォシュレットはあり)の生活はそれなりに鬼畜ですし、主人公の無表情設定は必要かどうかやや疑問でヒロイン勢を苦しめていただけというような感じもします。あと主人公は別に病んでないですよね。全編にわたり静夏さんは本格的に聖女です。
グラフィックや音楽の美麗さは体験版通りです。露天風呂シーンで白い靄が明滅する演出は良いと思います。春海の立ち絵のおっぱいは実にけしからん。

春なんか、もう来なければいいのに。というキャッチコピーで悪夢と終末のハーレムというのは、ある時点におけるあのあたりのキャラクターを主観としたものだろうということは読み取れました。体験版の段階でコミュニティ実験というのは明らかになっていましたが、さらにその上に不老不死の研究がありましたね。かなり完成されたシステムのようですが、唯一の欠陥は管理者の介在ということに尽きるでしょう。管理者がしっぽを出しさえしなければ、文字通り半永久的に主人公たちは生活を続けられたものと思われます。惜しむらくは彼らが不老不死だということを実感できないということ、記憶の巻き戻しが完全ではないということでしょうか。もっとも彼らに飽きが来ないというメリットもあります。本編にはループ行きとみられる結末も用意されていますが、どこか有限なものを感じさせます。

2012-04-08

アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~(プレミアムボックス)予約特典オリジナルドラマCD付きアーシャのアトリエ〜黄昏の大地の錬金術士〜」の公式サイトがオープンしています。
2012年6月28日にガストより発売予定の旧約錬金術RPG[A14](PS3)。

コーエーテクモホールディングスの子会社化後まもないアトリエシリーズということで、ガストブランドが維持されているかどうかが注目されていたところですが、新タイトルが出たという点でひと安心でしょうか。今回は栄華の時代が過ぎ去った後ということで、暗鬱たる雲がたなびく映像が随所に見られます。いつもよりも緯度が高めの土地のようで、ヨーロッパで例えるなら北東寄りな印象があります。リアルにアトリエがあるとすれば、本作の雰囲気の方が合っているような気がします。

本作はアトリエシリーズおなじみの時間制限から解放されているようです。ユーディ以来でしょうか、個人的に長らく待ち望んできた、時間に追われずにすむ最新作が楽しみです。多少の収集癖があるであろうアトリエプレイヤーにとって時間制限は大きな枷で、前々から時間制限のないモードが必要だと思っていたのですが、多数派の意見はどうなっていたのか気になるところです。
また、いままであまり見られなかった鬱展開がひとつやふたつは待っていると思われます。いつも通りのマルチエンディングなら、妹と再会できないエンドは必ずあるのですから、それはもう暗い展開に。

公式サイトFLASH版のトップが英字新聞形式なのが面白いですね。クリックすれば紹介文は日本語なわけですが、アトリエプレイヤーは多少の英語なら読めると期待されているのです。日本の教育がんばってる。ティザームービーの花々の美麗さにハードの進化を感じます。親方!空からA14が!

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