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2017-02-09

任天堂スマホゲー『ファイアーエムブレム ヒーローズ』を無課金・リセマラ無しで遊びつくす

 

 

 任天堂スマホゲー第二弾は、android限定で課金ゲーの『ファイアーエムブレム ヒーローズ』

 公開から5日たった2017/02/07/20:43のGoogleプレイストアでは、人気のゲーム(無料)1位・売上トップ4位と話題を集めている。

 

 

 『ファイアーエムブレム』シリーズは、キャラの美麗さは表向き、中身は硬派なシミュレーションとして知られている。

 スマホゲーである今作は、従来シリーズに比べて大胆なシステム変更がされているものの、シミュレーションRPGとしての質は高い。

 

 そして、序盤は無課金で楽しめるが、終盤になるにつれて課金の必要性が高まるという心憎いゲームバランスである。ゲームの思い入れが強くなればなるほど課金の誘惑が大きくなるのだ。

 僕は「リセマラ」というソシャゲ用語を知らない課金ソシャゲ素人だったので「なるほど、これが課金の誘惑というものか」と感心しながらプレイしたものだ。

 

 さて、僕は無課金・リセマラ無しでプレイしたが、どこまで楽しめるのかというと――

 

・最高難度ルナティック全クリア(→画像

・闘技場上級7連勝達成(2回)(→画像

・闘技場一期(02/07/08:00まで)で875位(→画像

・闘技場二期(02/07/21:05現在)で158位(→画像

・言うまでもなく、出撃メンバー全員LV最高

 

↑これが無課金の限界だ!

 

 では、アニメ映画『虐殺器官』の感想を書き終えたあと、週に一度の休日を「FEヒーローズ」を無課金で限界まで遊びつくて感じたことを書いてみよう。

 

 【目次】

(1) 『ファイアーエムブレム ヒーローズ』の特徴

(2) 絵師寄せ集めのキャラ絵の是非は

(3) オーブの値段と召喚のレア度

(4) FEHにおけるリセマラとは?

(5) 僕の召喚ガチャ全成績

(6) 最強を目指すには底の見えぬ課金システム

(7) 闘技場上級で勝ち進むには?

 

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2017-02-05

悪くない出来だが、踏みこみが甘すぎる劇場アニメ『虐殺器官』初見感想

 

 

 踏みこみの甘い原作重視の内容に、声優目当ての若者は唖然とするばかり。

 悪くない映画だがスゴい作品ではない。

 Supercellのキャラクターデザインは良いがエンディングテーマは最悪。

 

 本作は伊藤計劃(けいかく)が2007年に発表したSF小説の劇場アニメ作品である。

 僕は公開初日2月3日の20:40上映を、仕事の合間をぬって鑑賞した。

 期待外れではなかったが、衝撃的な印象を残すものではなかった。

 原作を未読の方は、映画館に行く前に小説を読むことを強くオススメする。

 原作小説を読んでいる人は、原作のシーンを思い出しながら楽しめるはずだ。

 

 15禁ということで残酷描写は多いが、FPS(一人称視点シューティング)のようなゲーム作品に比べると、自由度がない分、魅力が足らない。

 映画ならではの「面白さ」が感じられなかった。

 さらに、原作通りの台詞の数々に、たいていの観客はついていけなかったと思われる。

 twitterやLINEなどの短文で情報交換するのが日常である若者は、思考を途中で放棄しただろう。そんな若者に「長文を理解できない愚か者」と罵ったところで、何の意味もない。

 2時間弱の内容であるのに関わらず、原作既読の僕にはいささか退屈に感じた。声優目当てで鑑賞に来た若者は、徒労感しか抱かなかったのではないか。

 制作者の原作愛は感じたが、それ以上のものはなかった。先の『沈黙―サイレンス―』でのスコセッシ監督は、原作者遠藤周作の原作意図を理解しつつ、より踏みこんだ映像表現に成功した。この映画では「伊藤計劃がスゴい」という周知の事実が再確認されたものの「監督もスゴい」と思わせるものがなかった。

 アニメ化不可能といわれた原作を二時間弱の劇場版にまとめあげたスタッフの手腕は見事であり「おつかれさま」と声をかけたいが、さりとて「小説読まずに映画を見ろ」とは言いたくない映画である。

 以下、くわしい感想。

 

 【目次】

(1) 映画ならではの三人称視点などの工夫がない

(2) 原作愛が招いた踏みこみの甘さ

(3) ヒロインを巡る人間ドラマに帰結するのは論外

(4) 最悪のエンディングテーマ

(5) 公開初日19:40〜上映を見た俺

 

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2017-02-02

3館休館の生田緑地を散策する

 

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 生田緑地よ、私は戻ってきた!

 ブログで書くネタも尽きてきたし、そろそろ「岡本太郎美術館」に行って、生田緑地四天王を制覇しようと考えていた僕であったが――

 

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 僕が行った1月30日(月)はなんと美術館休館日。月曜にしか休みしかとれなかった僕の事情を鼻で笑うがごとしである。

 仕方ないので、生田緑地を散策することにした。今回の記事は、そんな僕がスマホで撮った写真をまとめたものである。

 

 【目次】

(1) 15人の死と母の塔

(2) ホタルの里で静寂を楽しむ

(3) 特に歴史のないファンタジックな史跡

(4) 生田緑地のガッカリスポットと裏口

(5) 野鳥の森を歩く

(6) つつじ山で見た女の子と早咲き梅

(7) 写真を撮っただけの俺

  

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2017-02-01

【感想2】映画『沈黙』がアカデミー賞候補から外れた理由

 

 

 

 1月24日、第89回アカデミー賞のノミネート作が発表されたが、『沈黙―サイレンス―』は「撮影賞」1部門という残念な結果に終わった。

第89回アカデミー賞ノミネート発表!「ラ・ラ・ランド」が最多14ノミネート : 映画ニュース - 映画.com

 

 スコセッシ監督はこれまで監督賞に9回候補にあがったアカデミー賞の常連。2014年の監督作品『ウルフ・オブ・ウォールストリート』では、作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞・脚色賞の6部門にノミネートされた。今回の1部門はさみしいかぎりである。

 なぜ、『沈黙―サイレンス―』はアカデミー賞から黙殺されたのか。その理由を探るべく、1月29日に二度目の鑑賞をした。

 一度目の感想では絶賛したので、二度目の感想は少し批判的に書いてみよう。

 

 【目次】

(1) BGMを排した演出によるわかりにくさ

(2) ノーベル文学賞に至らなかった原作小説

(3) キャスティングは話題性が乏しかったか?

(4) パードレ=司祭をカクレキリシタンが守った理由

(5) 唯一アカデミー賞にノミネートされた「撮影賞」

(6) 109シネマズ川崎20:10〜

(7) 二度目の『沈黙―サイレンス―』鑑賞後に聴いた曲

 

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2017-01-30

アイドルオタク漫画『推し武道』が面白い

 

 

 アイドルオタクを主人公にしたマンガ『推し武道』(推しが武道館いってくれたら死ぬ)が大変面白い。

 これまでAKB48の楽曲を3曲しか知らず、「CDを複数買いするなんて常識外れ」と思っていた僕が、このマンガを読んだおかげで、下の記事を書いてしまったぐらいだ。

ニワカがAKB商法のルーツを探る -  esu-kei_text

 

 この『推し武道』、『このマンガがすごい!2017(宝島社)』にてオトコ編「第12位」に選ばれている。

 マイナー雑誌「月刊コミックリュウ」(徳間書店)で連載中、2巻が2016年10月に発行されたばかり、さらには少女マンガ風の絵柄であることを考えると、この順位は上出来ではないか。

 知る人ぞ知る話題作なのだ。

 

 公式サイト(http://www.comic-ryu.jp/_oshi/comic/01.html)で第1話が試し読みできるほか、1巻はKindle読み放題の対象商品になっている。

 

 第1話だけ読むと「地下アイドルと女性オタクの禁断の百合(同性愛)」マンガと感じるかもしれないが、本作の面白さはそこにあらず。

 「むくわれないアイドルオタク活動に全身全霊を注ぐTO(トップオタ)に共感できること」が本作最大の魅力なのだ。

 僕のように、複数買いするアイドルオタクをバカにしていた人にこそ、このマンガは楽しめるだろう。

 

 また、本作に出てくる「岡山ローカル地下アイドル七人組」グループChamJamのメンバー設定がよく練られている。

 ぜひとも、推し(メンバー)を誰か一人定めて読んでほしい。

 「単推し」して読めば、このマンガの魅力はさらに増すはずだ。

 ちなみに、僕は横田文(あーや)推しである。

 

 以下、ネタバレしない程度に『推し武道』の魅力を紹介しよう。

 

 【目次】

(1) 報われないアイドルオタクたちの名言の数々

(2) 岡山地下アイドルChamJamメンバー紹介

(3) なぜ俺はあーや推しなのか

(4) 最新号を読んで『推し武道』の飛躍を確信する

 

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