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2017-06-09 「エピクロスの空き地」展連続講義 最終回 高橋悠治×三松幸雄

2017年7月1日(土)、「エピクロス空き地」展に関連する連続講義 最終回を開催します。最終回は 講義・対話・問答などの形として、

「自然について ― ΠΕΡΙ ΦΥΣΕΩΣ」

高橋悠治作曲・ピアノ)× 三松幸雄(哲学/現代芸術)

を開催します。


概要





自然のうちに孕まれた 偶然のわずかな偏り 落下する原子が宿す極小の逸れ そのような動きなくして 宇宙は何も生み出さなかっただろう とエピクロス/ルクレティウスに帰せられることばは語る それらを手がかりにして いま何ができるのだろう


古代原子論にひとつの端緒をもつ偶然性の哲学・存在論を経由しつつ 今日の「芸術」をめぐるいくつかのトポスに向けて 問いと対話をひらく


偶然の発生は 規則からの逸脱という意味での不自然さを帯びている そこから 自然を超えた稀なもの 予期せぬ新しさが出現することもあるだろう


芸術の閾へ 非詩 プロセスと実在 真理と贋金 「隠れて生きる」ための庭 公界のへり 移動する敷居


2017-04-04 書籍『成田克彦―「もの派」の残り火と絵画への希求』に寄稿しました

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東京造形大学現代造形創造センター刊行の書籍『成田克彦―「もの派」の残り火と絵画への希求』に寄稿しました。執筆者は梅津元、清水哲朗、菅章、藤井匡、前田信明、光田ゆり、母袋俊也の各氏(敬称略)。末席に加えていただいています。


拙論は「あなたを、裏返す/《Shade in the field》に見る「反」の構築」と題し、成田克彦《Shade in the field》の構造に展示空間や立地まで組み込まれていることを考察します。また、そこに見られる「反」の構築=「裏返す」思考をいくつかのヒントをきっかけに考えています。


現在、NADiff a/p/a/r/tで先行発売中とのこと。お問い合わせなどは以下のリンク先をご覧ください。


2017-03-15 郡司ペギオ幸夫氏《因果反転を可能とする地平》開催

今年6月東京都美術館で開催の「エピクロス空き地」展に関連する連続講義の第3回として、早稲田大学 表現工学科教授 郡司ペギオ幸夫氏を迎え《因果反転を可能とする地平》を開催いたします。


概要



以下、郡司教授からの概要です。

生命・時間は、因果反転の継起によって実現される。

因果関係は論理的必然性言及する経験則でありながら、実在すると誤認される。

人間は動物である、が論理的真とみなされるのは、人間が動物の一部であると信じられるからだ。

しかし「人間」は言葉に過ぎず、何を指し示しているか原理として決定できるわけではない。

通常、「人間」が指し示していると考えられる人間なるものの否定形さえ、「人間」は指示し得る。

それに気づいている詩人は、「動物は人間である」と言い切ることができる。

詩人が極端なわけではない。

我々が厳格に確定されると信じている対象や概念も、外部性を潜在し、因果律は反転可能となる。

因果律の反転によって生きることが実現され、生きることは時間でありアートとなる。

2017-03-06 ミックスジャムは見た28に参加します。

茨城県古河市古河街角美術館で行われる、「ミックスジャムは見た28」に参加します。

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■ミックスジャムは見た28


なお19日は13:30分より出品作家によるギャラリートークがあります。僕はキャンバス絵画を4点ほど出す予定です(増えるかも)。

2017-01-13 沢山遼氏 事物の動態/事象の束:クラウスからスタインバーグへ開催

今年6月東京都美術館で開催の「エピクロス空き地」展に関連する連続講義の第2回として、美術批評家の沢山遼氏を迎え、《事物の動態/事象の束:クラウスからスタインバーグへ》を開催いたします。


概要

場所:東京都美術館 2F スタジオ

日程:2017年1月27日(金曜日)

時間:午後6時30分〜

料金:無料

定員:30名程度

予約不要

主催「エピクロスの空き地」実行委員会

公式サイト

http://mniizeki.wixsite.com/epicurus

Twitter

https://twitter.com/epicurus_akichi

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2017年6月 開催の「エピクロスの空き地」展に関連する連続講義第2回として、美術批評家の沢山遼氏を迎え《事物の動態/事象の束:クラウスからスタインバーグへ》を開催いたします。沢山氏が『コンテンポラリー・アート・セオリー』に書かれたポスト=メディウムについての議論を中心に、さらにご自身のお考えをお聞きします。

クラウスは、メディウム(媒体・素材)の概念を現象学的/身体的な経験の推移や、映像的な技術から捉え直し、それを「自己差異化」の運動のただなかにおいて記述しようとします。同様に、卓抜な複数ピカソ論や「他の評価基準」などの論文で知られる美術史家のレオ・スタインバーグもまた、動かない絵画上にダイナミックな力動を見いだします。

作品をどこから、どのように見るか。

沢山氏によるポスト=メディウム論は、クラウスを踏まえながら、新たな視座=「事物の動態/事象の束」へと私達を導くでしょう。

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「エピクロスの空き地」

参加作家

相澤秀人・秋本将人・秋廣誠・三輪洸旗・小塚康成・永瀬恭一(テーマ原案)・新関淳(代表