〓【ザ・フーThe Who◆日本武道館】〓 やっぱ現在でも世界最高峰ROCK BANDでした！
本日夜The Who武道館最終日。間違いなく“一生モノ”。 【ザ・フー◆ブッ放つ…音の“つぶて”】 4年前の初来日フェス「ロック・オデッセイ」を見て、見られる筈の無いと思われた伝説ライヴに狂喜しましたが、今回のザ・フー初の日本ツアーでは、とにかくみんな嬉しさと同時に圧倒されているようです。 60年代から活動している他の殆どのバンドと違い、ザ・フーは懐メロBandの音でなく、現役バリバリのシャープでソリッドなサウンド。で爆音。で名曲。体感して痛感しましたが、ザ・フーは今が旬の英米バンドより音圧が全然凄い。60代ですよ。異常です。素晴らしい。 【LIVE @ 武道館】11/17メモ 開演予定の午後7時を迎え、BGMがビートルズの「ジ・エンド」〜デヴィッド・ボウイの「ジーン・ジニー」になるともう手拍子＆大歓声ですでにスタンディング！（オレはとっくに起立） そしてピート、ロジャー＆メンバー登場！大歓声！！ 最終日前なので簡素にポイントを少々。 【ザ・フー＝知性と野蛮の対比/同居】 昨日のライヴを見てずっと色々考えてしまいました。 それを現役の音で、示してくれるのは…ショーアップした懐メロなストーンズやクラプトンのLIVEでは決してないでしょう。 死ぬまでに1度、本物を見ておいた方がいい。 ザ・フー最初で最後になるかも知れない日本ツアー最終日・武道館追加公演が、いよいよ明けて19日19時開演。 とにかくザ・フー日本ツアーFinal・武道館、 I Can't Explain アンコール: Pinball Wizard ◆P.S./ザ・フー映画【Amazing Journey】22日〜公開 ツアー終了後まもなく、11/22からザ・フー映画『アメイジング・ジャーニー』が日本公開されます。フーに限らずロック・ドキュメント映画の最高峰と名高い『キッズ・アー・オールライト』の姉妹編的作品。
そこに本物が来ている。
見逃せる人がいるなんて信じられない。
ピート・タウンジェントがギターをガーンとやる限り、他に負ける気など絶対ないでしょうね。ピートにロジャー、そしてザック・スターキーらがブッ放つ…音の“つぶて”に打たれまくって来ました。
満員の武道館が異常な盛り上がり。自分の事のように嬉しい。
…このあたりオレ意識飛んでます。大歓声の中、どんなだったか詳細覚えてない。気が付くとピート・タウンジェントはギター抱え…しょっぱな弾く前からアンプ色々いじるいじる。「やる気だな」と直感。「しょっぱなからボリューム上げたでしょ！？」
オープニング「I Can't Explain」はご挨拶曲。アタックの効いたピートのシャープなリフ＆ウインドミル奏法でしょっぱなから盛り上がり。
しかしファンならご存じ…ザ・フーLiveは4〜5曲目まではこれでも様子伺い＆肩慣らし。当ツアーでは「Who Are You」辺りから更に凄い音になりますよ。
当ツアーは「You Better You Bet」等一部定番外して…ある意味マニア曲も登場。日本ツアーでは「The Seeker」「Relay」「Sister Disco」辺りがそう。多少R&Bノリだと感覚掴み易いかも。ピートVocalの「Eminence Front」もクールなテクノR&B系。極めつけマニア曲「Naked Eye」が武道館初日ラストに来たのには驚きました。米ツアーではよく「Getting In Tune」やってたので最終日来るかも。「The Kids Are Alright」「Magic Bus」辺りも来る可能性アリ。個人的には「Sea And Sand」来たら泣く（どっちみち5:15ラストで泣くけど）。
泣いても笑っても最終日〜皆さん一緒に楽しみましょう！
ザ・フーを聴くたび思うし、昨日の武道館でも痛感したのですが、The Who作品にどっぷりつかるといつも思う事があります。それは昨今のビッグネームによく見られる〜深刻ぶったり音響ぶったり〜がその実、中身の希薄さの逆露呈ばかりではないかと痛感してしまう点です。演奏のパワーでもオリジナル4人のキャラでも、ザ・フーのようなバンドに新たに出会える事は多分無いと思いますが、ザ・フーの凄さの中核となるのは、やはりピート・タウンジェントという優れたクリエイターがいるという点でしょう。
『トミー』『四重人格』等の過去の名作群で容易に計れるように〜ピート作品はどれも深層を誠実にえぐり取ったプリミティヴな視点で、時に超高度な…時に超ストレートな圧倒的楽曲の創作力を感じます。そうしたインテリジェンスだけでも凄いのですが、ザ・フー作品はインテリかつ暴力的。緻密に罠を張っといてブチ壊す真のパンク性。もちろん「My Generation」も。
CSIでも有名な「Baba O'Riley」「Won't Get Fooled Again」シーケンスなんか元祖テクノ/元祖打ち込みなのに〜ガーンとハードギターで切り裂いてくる感じが実に彼ららしい。
知性と野蛮の対比/同居。これら37年前の曲なんですけど！！
ある意味、この「知性と野蛮が同居しちゃってる」というのが…日本のロック偏差値お低さでは計れずに国内人気が低かった要因？という気も僕はしています。邦楽ロック界は未だ「ロック＝バカっぽい」が大好きですからね。ストーンズしか知らないからかも。
クリエイティヴとは何か？ ロックとは何か？
ロックの歴史は何を作って来たか？
日本のロックは/業界は…40年間何をして来たか？
それは今やザ・フーしかありえない。
あの説明できない瞬発力、高揚感。
LIVEのアンコールで聴けた1969年の大出世作ロックオペラ『トミー』のメドレーや本番ラストの超サプライズ曲「Naked Eye」等は…彼らがあのジミヘンと並ぶウッドストックの勇者でもある事を思い起こさせてくれますが、それはレトロでは無く“追体験”。
「Sparks」みたいな曲を今に響かせられるのはザ・フーだけと断言します。懐メロ感覚でLIVE行ったら脳天ギタースマッシュ必至です。
モッズでもＨＲでもパンク/プログレでも、多少でも頭を使っている殆どのミュージシャンが影響を受けているザ・フー。
邦楽でも、あなたのお気にスターが「ザ・フーってよく言ってる」という人も〜ルーツを辿りに武道館行くといいと思います。
例えば「ザ・フー 武道館」とブログ検索入れれば感想が沢山出てくるでしょうから評判確かめてみてください。
邦楽ロックや営業洋楽誌に毒された感性で、今フーが判らなくてもいいから、とにかく体感しといた方がいい。あの音を。
当日券若干出るらしいです。（17時前には行ってた方がいい）
世代男女問わず全ROCKファンは是非ご体験を。
ロック界最後の現役モンスター・グループThe Who。
これを体験すると、
他の全てのバンドが“おままごと”に思えてしまう程かも。
最終日・武道館、間違いなく“一生モノ”です。
お見逃しなく。 …あとで後悔しないように。★最近の“音楽金字塔”事情
当ブログごぶさたしてます。すいません＆ご報告。
ザ・フー来日で手につかずというのもありましたが、実はホームページ制作してました。骨組み八割方完成しましたので近日公開させて頂きます！
「新・名盤500選」に「名画300選」なんて企画も。試聴やPV/予告編動画リンクも現在400リンク程用意済デス。アイドルもぬかりありませんよ！
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『ザ・フー初の日本ツアー』
2008/11/13 (木) 大阪：大阪城ホール
2008/11/14 (金) 神奈川：横浜アリーナ
2008/11/16 (日) 埼玉：さいたまスーパーアリーナ
2008/11/17 (月) 東京：日本武道館
2008/11/19 (水) 東京：日本武道館（追加公演）
【Set List】11/17 @ 武道館
The Seeker
Anyway Anyhow Anywhere
Fragments
Who Are You
Behind Blue Eyes
Relay
Sister Disco
Baba O'Riley
Eminence Front
5:15
Love Reign O'er Me
Won't Get Fooled Again
My Generation
Naked Eye
Amazing Journey
Sparks
See Me, Feel Me
Tea and Teatre
=おまけ：ザ・フー見に来た有名人さん情報=
コブクロ/布袋寅泰/甲本ヒロト/佐野元春/ザ・コレクターズ/Scoobie Do/アルフィー高見沢/松たか子。。ナドナド多数。
僕個人としては武道館帰りにムーンライダーズ鈴木慶一氏お見かけした位ですけどね。
（ザ・フー関連映画は他に有名な『トミー』『さらば青春の光』もアリ。）
スティングやU2/オアシス/パール・ジャム他も登場。ツアー後も楽しみ。
★オフィシャルＨＰ http://thewho-movie.com/
★シアターＮ渋谷 http://www.theater-n.com/movie_who.html
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★ザ・フー来日特集コチラ
http://d.hatena.ne.jp/fabzweb/20080720
ポール・ウェラー/U2/レッド・ツェッペリン/ピンク・フロイド/ジェネシス/キング・クリムゾン/クイーン/デヴィッド・ボウイ/ポリス/ラッシュ/Mr.ビッグ/ドリーム・シアター/プライマル・スクリーム/オアシス
THE COLLECTORS/甲本ヒロト+マーシー(ザ・クロマニヨンズ)/チバユウスケ/奥田民生(パフィー)/くるり/ビークル/BUMP OF CHICKEN....etc.
★『VH1 ROCK HONORS 2008』ザ・フー・トリビュート
http://d.hatena.ne.jp/fabzweb/20080727
フレーミング・リップス/パール・ジャム/フー・ファイターズ/COLDPLAY/ジャック・ブラック/ショーン・ペン/グリーン・デイ/クラッシュ....etc.
