Xperia Service Menu?

Xperiaを触っていたら偶然,Service Menuらしきものを見つけました.

  • 入り方

Taskmanager系アプリ(ここではAdvanced Taskmanager)で"sonyericsson.learningclient"というプロセスを見つける.

そのプロセスに切り替え(Swtich To),

アプリケーションの選択でCamera辺りを選択する.

切り替わったらBackボタンで戻ると,Service Menuのメニュー一覧が出てきます.
(Backでtaskmanagerに戻ってしまう場合,一覧を更新するとService Menuというプロセスが立ち上がっているので
切り替えれば表示されます.)

Service Menuは
端末の詳細情報を表示するService Info
なんらかの設定を行うService settings
端末のテストを行うService test
の3つに分かれています.


ServiceInfo
各メニューの内容です

Model info
モデル名,国名,キャリア名

Software info
端末ソフトウェア,ファイルシステム等の詳細バージョン
SIM lock
どこのネットワーク用lockがかかっているか

Configuration
IMEI,サポートバンド等端末固有設定?の表示


Service Settings

本来ならば端末の設定を操作出来るようですが,製品版ではNo Itemとなっており何も出来ません.


Service tests

端末に搭載されている各デバイスのテストが行えるようです.


と,Service Settingsが出てきたときは正直期待したのですが,削除されていて残念.
各ソフトウェアの詳細バージョンが見られるので,今後予定されているらしいUpgradeで
どれ程変わってくるかが見ものですね.

NexusOne買ってみた.

Xperiaを触ってAndroidへの物欲が抑えきれなくなってしまったので
NexusOneを購入. GDD-09もあるのに何やっているんでしょうね...
転送業者を使った個人輸入で購入したので,方法と掛かったコストを軽く纏め.

注文方法

Nexusの販売サイトは販売対象地域以外からは注文出来ないので,
Hotspot shieldを使って米国内に偽装して注文.
発送先も販売対象地域に限られる為,転送業者を用いる.
今回利用させて頂いたのはUSA でお買い物.comさん.
発送先がオレゴン州で州税がかからない上に,転送料金自体も安かった.
サイトの案内に従って見積もりメールを送ると,送り方の案内が帰ってくる.


販売サイトでGoogle checkoutの設定をしたGoogleアカウントで注文をすると,
Shipping Addressを聞かれるので送り方の案内に従って設定.
その後Googleからorder確認メールが来るので,それを転送業者さんに転送して完了.
無事転送業者さんの方に到着すると料金を振り込む様にメールが来るので
指示通りにすると確認次第,日本に向けて発送される.

掛かった時間(時刻は全てJST)

GoogleWebサイトでの注文:1/23 14:56
発送メール:1/26 06:01
転送業者到着メール:1/27 14:57
振り込み確認,発送メール:1/28 7:02
ヤマト国内到着(成田):1/30
ヤマト輸入通関:1/30
ヤマト国内発送:1/30
配達完了:1/30


約1週間で到着. 途中に転送業者さんを挟んでこれは結構速い.

掛かったコスト(1/25注文確定時換算)

NexusOne本体
$529(48910円)
転送料:
$7(サービス料金)
+$25(送料)x1.185(燃料費)=$29.63(送料計)
=$36.36(3480円)
到着した際の消費税:
1300円

合計:
53690円


SIMFree,有機EL,Snapdragon,512RAMで6万以下とか安すぎだろ...

Windows Vista/7でServersManにWebDAV接続してみる

スマートフォンをサーバにするServersMan.
バッテリーとパケットを消費して携帯でサーバを立てたいという
物好きがどれくらい居るかはわからないけれど,スマートフォンの癖に
データのやりとりに苦労するiPhoneなんかではUSBメモリ代わりとしては有効な手段.
iPhone以外でもPCから軽く何かを転送するときに,わざわざmicroUSB挿して〜
とやらなくてもアプリを立ち上げるだけで画面上で操作できるのは快適です.


基本このアプリはブラウザ上からファイルの操作を行うのですが,
IEじゃないとアップロードに失敗したり,大きな容量のファイルは
途中で帰ってこなくなったりと何かと不便.
特にフォルダごと何かを転送しよう,という時は一々ファイルを
指定するのがものすごく面倒です.


でも実はこれ,WebDAVにも対応しているのでWebDAVが扱える環境からなら
結構手軽に扱うことが出来るんですが,一つ問題が...
xpまでのWindowsはWebフォルダ,という形でなんら問題なく
WebDAVを扱えるのですが,Vista以降のバージョンは実装の
問題から素直にマウントすることが出来ません.
マウント先によってはnet useコマンドでなんとかなる事も
ありますがServersmanの場合,それもかなわず...


ですが今回,DDDAVというソフトを使ったことでVista/7からも接続出来ました.
接続方法は,このソフトのファイル→接続からホスト一覧画面を表示.
新規ホストから設定を作り,基本タブで
ホストの設定名:表示名
URL:アプリのServersManファイルマネージャにあるサーバの項
ローカル接続の場合:http://your-ip:8080/your-nodename
仮想IPv6接続の場合:http://serversman.net:8080/your-nodename
ユーザー:登録E-mail
パスワード:登録パスワード
設定画面はこんな感じ
設定さえ済ませてしまえば,Webブラウザを用いるより遙かに安定して転送が出来ます.


おまけ1:
転送経路の暗号化について.
ServersManは3Gなどで仮想IPv6接続を用いて接続する場合
端末とサービスサイト間は暗号化されていますが,
サービスサイトとユーザ間に関しては今のところ暗号化されていません.(httpであってhttpsではない)
こんなん:ブラウザ←非暗号化→serversman中継サーバ←暗号化→端末
この為第三者に転送をのぞき見られる可能性が0とは言えないのでご注意を.
(ま,平文メールで色々飛び交っているのに何を今更,という気もしますが...)


おまけ2:
昨年末ぐらいからGDD-09を用いてServersManでWebサーバをたてています.
サーバサイドなアプリは何も動かないので特にコンテンツも置いていませんが
実験としてどの程度動くのか,というのを見ています.


おまけ3:
CarotDAVなど他のWebDAVクライアントではServersManには接続出来ません.
(無理矢理つなげる事も出来ますが,エラーが帰ってきます)
dddavの説明には"転送に失敗してもエラーを返さない"とあるので
ServersMan側の実装に問題がある可能性もあります.


#WebDAVって開発したのMicrosoftじゃなかったっけ...
#なんでこんな不具合だらけなんだろ

XPERIA X10 タッチ&トライイベント

PEG-N700CとXperia

本日発表されたXPERIA X10のタッチ&トライイベントに行ってきました.
当日の写真はWindowsフォンfanの方に大量に有りますので略.
発売2ヶ月前の端末を1時間近くじっくりと触ることができました.


・ハードウェア
T-01Aと同様に4.0インチの液晶を搭載していますが
液晶周辺部の間隔が狭いためかT-01Aよりもかなり持ちやすい.
背面が湾曲になっている為,かなりホールドが楽です.
本体は黒も白も質感が高く,良い感じです.
デザインにはかなり拘っているらしく,バッテリカバーを外した面
にもシボっぽい加工を施すなどの気合いの入れ様.


バッテリカバーはツメで止まっているだけなので
ストラップホールの下に爪を引っかけて引っ張ると外れます.
本体にはUSB以外の端子は無く,クレードルなどのオプションは利用できず.
3.5mmヘッドホン端子を搭載しているということで音質が気になりますが
会場で聞く限りは結構良い印象.
少なくともusb端子とイヤホン端子が兼用になるタイプよりは数段上です.
バッテリーが交換式なのに加え別売にて単体のバッテリーチャージャが
リリースされる為,電源周りは柔軟に対処できそう.


・ソフトウェア
発売2ヶ月前の端末にもかかわらず,かなり完成度は高い.
Snapdragonによる高速な動作でとてもキビキビ動き
ウリであるScapeアプリケーションも全くもたつかない.
Youtubeに動画再生中の画面回転の様子を上げました.
スムーズに動いている様子がわかるかと思います.


Timescape/Mediascapeともよく作り込まれており
Timescapeはサービスではなくユーザという括りで
コミュニケーションを俯瞰出来て楽しい.
Mediascapeも顔認識によるTag付けや,音楽再生中に
関係情報を探しに行ける機能など充実.
正直,ソニーのアプリケーションとは思えないほど.


カメラも手ぶれ補正,スマイルシャッター等最新の機能が
載りUI的にも使いやすく仕上がっています.


日本のXperia独自のPoboxは流石.
QWERTYキーボードを用いるので単純な入力速度ではフリックに
叶わない面もありますが,変換精度や誤入力防止機能など
日本語を入力する為の機能に優れている為
トータルな入力はこちらの方が早いかもしれないです.


Youtubeの高画質再生が非常に綺麗でした.
WVGAの高精細な液晶に加えて,Docomoの通信インフラだからこそ
出来ることなのだと思います.会場ではかなりの台数のXperia
稼働していたが,特に重くもなく動画が再生できたのは流石.


scapeアプリケーションとPobox以外は基本的に
Android1.6であるので,iPhoneと比較すると
使い勝手がそれほど秀でている,というわけではいですが
全体的なキビキビとした動作と,本体の持ちやすさから
かなり良い印象を持ちました.


・全体的な感触


「さすがソニー」と言える製品に仕上がっていると思います.
操作の快適性を犠牲にせずに大きな画面でサクサク動き,
なおかつ独自のアプリケーションも面白いです.
CLIEの終了から長いこと待ちましたが,やっと後継と呼べる機種が出てきたと思います.
4月の発売が非常に待ち遠しいです.


・そのほか
docomoからの発売ということで各種の制限が気になますが
メーカの方に聞いたところ,特にデバイスを制限する様なことはしていないそうです.
T-01Aでウンザリしているのでありがたい所.
また,今回はAMNのBlogger枠で参加したのですが,
参加記念品がBluetoothイヤホンとかなり豪華でした.
これだけでもソニエリの気合いの入れようが分かるというもの.



こちらで撮った写真はあまりないので少しだけ.
主にしろクリとの比較写真です.
ソニーファンなら11月のティザーを見た段階でしろクリを思い浮かべるはずw
この写真を撮るためにタッチ&トライに参加したようなものです.
photo on flickr

ウィルコム "HYBRID W-ZERO3"内覧会

HYBRID W-ZERO3内覧会に行ってきました.
当日のプレゼン内容はWindowsフォンfanの方にUstreamの録画がありますので略.
試作端末を計10分ほど触ることが出来たので軽くレビューをば.
会場には計12台の端末がありましたが,違う端末を時間をおいて3分ずつぐらいトライ.

  • ハードウェア

全体的な質感は非常に良好.アドエスの様な安っぽさも無い.
表面の黒い箇所は指紋が非常につきやすく,タッチトライでは直ぐ指紋だらけに.


液晶が0.5インチサイズアップしたことで視認性はかなり上がっている
これまでの様に画面をのぞき込む必要も無く,アドエスの様に液晶とボディの間に
段差が存在しない為スタイラスも走らせやすい.


テンキーは非常に打ちやすい.アドエスの様にクリックが硬いという事も無く
適度なクリック感でとても快適に入力出来る.
十時キーはアドエスのものと比較すると多少押しづらいが許容範囲.


復活したXcrawは微妙な所.3台程比較したがそれぞれに感度が違い,感覚が異なる.
1台目に触った個体では上手い具合にスクロールが働き非常に快適だったが
3台目に触った個体では感度が敏感すぎてまともに操作することが不可能だった.
おそらく感度設定の違いだと思うので,製品版が出るまで評価は保留.
1台目の調子で動いてくれるならば,アドエスより大分改善されていると思われる.


裏蓋にあるmicroSDスロットのカバーが結構貧弱で,3台目のスロットは
カバーが外れかけていた.かなり丁寧に扱ってあげる必要あり.

  • ソフトウェア

WILLCOM UIは非常に好感触.
何処かのStripeMenuとは違いしっかり作り込まれており,キーで片手操作が可能.
アプリランチャから設定まで統一されたデザインのGUIになっている.
T-01Aの様に一部だけよく分からないデザインのGUIが存在する,ということもない.
ただ,完全に片手操作だけで操作が可能かと言うと微妙な部分もあり,さらなるブラッシュアップが望まれる.
ちなみに縦画面専用. 横画面で呼び出すと縦画面専用という案内が表示される.


カメラ機能は先代と比較して大分改善されており,スマイルシャッターと手ぶれ補正が嬉しい.
カメラのUI自体も画面上下の押しやすい位置にボタン配置があり,使いやすいと思った.
先代と同じようにボタンを押してから実際にシャッターが降りるまでは多少の間がある.
今はやりのタッチフォーカスは無し.
microSDカードを写真の保存先にした場合,DCIMディレクトリの中に書き込まれるが
ファイル名が沿っていない為,他の端末では表示不可.


ブラウジングについはブラウザ自体はWM6.5なので他の端末と違いは無い.
T-01Aと違い高速起動も無いので起動まで多少時間がかかる印象.
ページの読み込みは回線が早い事もあってそこそこ快適だが,重いページを開くと
もたつく感もある. 発売までのブラッシュアップに期待.
ウィルコム公式サイトはレイアウトが崩れるが発売までには修正されると思われる.


動作速度は試作機という事もあって,参考程度ではあるが決して速くは無い.
WM6.5という多少重いOSの上に更にWILLCOM UIを載せていることもあり,もっさりという印象が強い.
この辺りは発売までにどのくらい改善されるかが気になるところ.


巷では遅い遅いと言われているWILLCOM 3Gだが試作機で速度を測った所1Mbps程度速度が出ていた.
夜7時頃の混雑しそうな時間帯にそれだけ出れば良い方ではないだろうか.
個人的には通信速度そのものよりもDNSの名前解決の遅さが気になった.

  • 全体的な感触

ハードウェアの質感も高く,キーが押しやすいことや,ソフトウェアとして
一番の表側に出てくるWILLCOM UIが重いながらもきちんとしていた事もあって,かなり好印象.
通信速度も速いのでストレスを感じにくく,片手で使えるスマートフォンとしては良さそう.
その反面CPUに起因すると思われる速度の遅さが気になる.
発売までのブラッシュアップでどれだけサクサク感を追求出来るかが鍵となりそう.

  • そのほか

T-01Aのソフトウェアが如何にいい加減だったかがよく分かる.
使いものにならないメニュー.部品配置を考えていないカメラUI.ちぐはぐな設定画面.
東芝は是非ともHybrid W-ZERO3を購入して研究すべき.


写真関係は他のblogに山ほど上がると思うので少しだけ.
photo on flickr

T-01A WM6.5 Upgrade

ついにT-01AのWindowsMobile6.5へのアップグレードが始まりました.
海外のTG01と同様に,SDカードからアップグレードする形です.
一度WM6.5へ上げるとWM6.1への書き戻しは出来ないようです.


アップグレードの案内が来たと聞いて即DL,アップグレードしましたが
所要時間は15分ほど,この間電源を抜くと間違いなくご臨終です.


WM6.5更新後はUI部品の変更以外これといって大きくは変わらず
W-LANの制限も健在の様.(WirelessFreeの類もそのまま使えるようです)
X02Tでは削除されたストライプメニューも健在.
色々酷いカメラアプリも全く代わりはない様です.
動作速度は若干低下,と言っても元が高速なので全く問題なし.


一通り触ってみて気になるところがいくつか.
WkTaskでスタートメニューを閉じると復帰出来なくなる.
→これはWkTaskで除外指定にすることでOKっぽいです.
TouchFLO3Dを使っていると偶に動作が緩慢になる.
→これは相性かも.今のところ手だて無し.
画面の描画が偶に乱れる
→ファイルエクスプローラでゴミが出たり 不具合?


とりあえずこれから使い込んでみようと思います.

DRC-BT30

falsita02009-11-14


使用していたBT Headsetが故障したので,以前から狙っていたDRC-BT30を購入しました.
Bluetooth2.1を採用してPower Class2である事もあって,かなり切れにくくなり満足しています.
まともなClass2なら2Fから1Fへ電波が飛ぶので、掃除しながら音楽聴く時は便利そうです.
音質はBluetoothなので期待するだけ無駄ですが,ちょっと聴くだけなら問題無いレベルです.
先代と比較するとUSB充電に対応して価格も下がっているので,結構良い子だと思います.
欠点としては充電中の利用が出来ない事と,ジョグが華奢で壊れやすそうな点ぐらいでしょうか.


今回はペアリングの段階でちょっと試行錯誤したのでメモとして残します.
DRC-BT30はマルチポイントという,複数台との同時接続に対応しているのですが
接続する機器によっては順番を変えないと上手く接続出来ないことがあります.
説明書にはHFP/HSP対応機器に接続してから,A2DP対応機器に接続するように書いてありますが
例えばiPhoneハンズフリーとして使う場合,先に接続してしまうとA2DPの接続までしてしまい
他のA2DP対応機器の接続に失敗します.
iPhoneWindows Mobileとは違い,接続するプロファイルを指定する事が出来ないので
先にA2DP機器に接続を行ってから,iPhoneと接続する必要があります.
#最初これで引っかかり,マルチポイント非対応かと思ってしまいました.


そういえば,今回色々試していてT-01AがPowerClass2である事を初めて知りました.
いつも接続すると1mもしない距離で切れてしまうので,てっきりClass3かと思っていました.
Wi-Fi感度の悪さといい,東芝はアンテナ設計が下手なんでしょうか...