ロイター 邦人人質・米大統領選、小泉首相に二重の不安要因が急浮上 吉池 威記者

 香田さんの安全が確保されない場合には、米国のイラク攻撃を支持し、自衛隊イラク派遣を決めた小泉政権に責任を問う声があがる可能性は大きい。米国では、イラク攻撃の理由となった大量破壊兵器の存在が確認できなかったとの報告書が発表され、ブッシュ政権への批判材料となっている。ケリー候補が当選した場合、野党だけにとどまらず、自民党内でも9月の内閣改造自民党役員人事で不満をもつ勢力が反小泉の動きを起こしかねない、との見方が国会内にはある。

 今の空気だとブッシュが再選しない可能性は高い。が、それもだが、香田さんのケースも合わせて、この2つは小泉にインパクトになるだろうか。
 と、ふと思うのだが、郵政民営化ですでに墓穴を掘っているのではないか。
 あと、西武問題はかなり巨大な地滑り現象になりかねない。
 ついでに。

犯行グループが指定した自衛隊撤退期限は48時間後。この期限が切れるのがいつかは明確になっていないが、事態の打開に奔走する日本政府に残された時間は少ない。

 ザルカウィの過去のケースを見ると、48時間以降に延びる可能性はある。

朝日新聞 「お母さん、お姉さんの分まで生きて」救助隊員がエール

 救助隊員がそう言うのはしかたないと思う。それを新聞記事にするというのは、私の感性では、信じられない行為。
 と、ブログに引用するのはどうか。無視すべきではないのか。しかし、なんか、私は、怒り感じる。
 ちなみに読売⇒真優ちゃん死亡確認、捜索打ち切り…死者は35人に
 ちなみに毎日⇒女児救出作業 「一刻も早く暖かい所へ」−−自然の脅威かみしめ
 ま、これらは必ずしも該当するわけではないが…。

はてなQ お米についての質問です。現在、何と言う銘柄をどちらから、いくらで購入していますか?

 そのお米は美味しいですか?
お米の妥当な値段は、幾らだと思いますか?(因みに秋田産の先日の入札金額は16000円より下でした)
今まで直接農家より購入した事は有りますか。
以上の質問にお答えの上、お米について語って下さい。

 回答が面白い。

VOA Scientists Find Remains of Extinct Tiny Human

 小型の人間種がいたらしいという話。

"It shows us that human evolution, even in the recent past, was complex," he said. "There were many different species and nature was conducting its own evolutionary experiments with early humans."

 私は人間種というのの謎はまだ全然納得していない。
 ⇒新種のヒト化石発見 インドネシアで、身長1メートル

「電車男」、次は映画化?出版元にオファー殺到!

 ま、映画なんてその筋がいればできるのだが…私の関心はこっち。

 新潮社の「電車男」は10月22日の発売から、3日あまりですでに5刷、12万5000部を出荷したという。

 端的に言って膨大なゴミ。さて、これを出版と市場がどう捌くのか。ま、ゴミ本はこれと限らないのだけど、ちょっと新しい市場でもあるし。
 現在の古本価格800円⇒「電車男」
 送料300円のせて1100円。正価¥1,365だから、まだまだ。
 ところで、正価¥1,365? なんでこんなにただのダンプが高いんだ?
 っていうか、製本価格のボトムか。っていうか、10万刷りを読んでなかったラッキーか。
 電車男への実入りも悪くないだろうな。軽く500万はいくな。
 直感的に言うのだけど、500万円実弾だとこの人たち人生間違うような気もするな。庶民の夢の価格は300万円だし。

VOA Sudanese Government Threatens to Close US Embassy in Khartoum

 他所でも扱っていたが、スーダン、いい度胸だなよな。米国を舐めて済むと思わせるあたり、米国っていうかケリー騒ぎって懐が深い(言うまでもなく、かなり屈折した皮肉です)。

散人先生 禁令があるから、その禁令をくぐるやくざの儲けが生じる。

 ま、そのとおり。

こういうものは、高額課税を前提に自由化して税金を取る方が得策。子供には高いからとても近づけないし、高いお金を出して麻薬を買うアホなお金持ちは死んでしまうので世のため人のため。

 欧米ではタバコがそう。あと、先生はあまりお詳しくはないと思うが、麻薬は多様なので、そのあたりにきちんと専門家の知見を入れたほうがいいと思うが、ま、日本はダメかな。官僚とか頭いいのだけど、業政体としてのアウトプットはすごく変。
 大麻と売春はきちんと国家管理するしかないと思う。

日経社説 省エネへの世界的な取り組みが必要だ(10/28)

 これには異論。

 一方、直視すべきは今後の一次エネルギー需要の伸びの3分の2を途上国が占め、2030年までに世界のエネルギーの半分を途上国が消費するようになることだ。電力や自動車などエネルギーの恩恵を受ける人口が増えることは歓迎すべきだが、同時に途上国でも省エネを進めなければ世界のエネルギー安定は得られない。

 この認識は正しい。途上国に石油代替はない。しかし、どうも、地球はまだまだ石油を持っている。問題はその今後の埋蔵と地政学、そして、先進国間での政治としての環境問題が重要。端的に日本の場合は、石油依存のままでもたぶんいいし、そのほうがコストが低いので助かるが、多様なねばり強さへの配慮が必要いなる。ま、全体としてはエネルギーを下げる方向がいいだろう。日本は、小さな国になる。

毎日社説 社説:新潟中越地震 広域避難で余震被害避けよ

 異論はあると思うが、私はこれに反対。
 いずれ余震は収まる。それに備えて、地域の回復に着手すべきだ。安全は大切だが、できるところから、住民を居住地近くに戻す方向で考えたほうがいいと思う。

読売社説 [邦人人質事件]「イラク民主化への妨害を許すな」

 一人の認識の甘さが、復興と民主化プロセスに深刻な影響を与えかねない。それが、イラクの現実である。

 そんなアホな。一人の無名民間人の認識がそんな重要性を持つわけないじゃん。

朝日社説 日本人人質――救出に手立て尽くせ

 標題から微笑の脱力。当たり前じゃん、日本人なんだから。

 それにしても、今回は人質になった香田さんの行動に疑問が多い。
 前の3人は、それぞれイラク国内でボランティアや取材活動にあたっていた。香田さんの方は、そもそもイラクに向かった理由がはっきりしない。
 イラク入り直前に宿泊したヨルダンのアンマン市内のホテルの従業員に、「観光客だ」と語ったという。同宿の日本人には「イラクに1週間ほど旅行に行く」と話したそうだから、旅行のつもりだったのかもしれない。
 もしそうなら、状況認識があまりにも甘い。経験豊かな日本人ジャーナリストたちでさえ「今のイラクは危険すぎる」と現地入りを見合わせている。海外各地を回っている香田さんのことだ、現在のイラクがいかに危険な場所か、よくわかっていたはずだ。

 面白いこと書くよな。なんとかずっこけ三人組を守りたいがために書かれたものだろうけど、傍から見たら、まるで同じで、ただ、時期が悪いのと運が悪いだけ。ま、三人組のほうが疑問は多いが。
 それより、香田さんはこの間、ずっと海外にいたのだから、イラクの状況を日本人のように理解していなかったのだろう。