Hatena::ブログ(Diary)

fishing with johnの日記 Twitter

2017-09-22 9月の現状

早いものでもう9月も下旬差し掛かっているのです。本当に早いのです、時の流れは。季節は来るより行くばっかりで、という柴田聡子さんの歌詞にもありますが、こんなにも早く季節が巡るのは何かの陰謀なのかと疑いたくなるほどなのです。気付けば夏の気配は翳りを見せ、秋の空気支配するようになりました。すでに私の服装に長袖がレギュラーとして登場しています。このまま秋を通り過ぎ、冬へとまっしぐらなのでしょうか。

そんな9月ですが、冒頭から濃密でございました。まずはmolnで開催している「貸切り図書館」に今年もカーネーション直枝政広さんがゲストに来て下さり、本にまつわる貴重なトーク弾き語り披露してくれました。直枝さんの読書体験創作秘密についてじっくり語っていただき、まるで2時間ラジオ特番を生で聴いているかのような聴き応えのあるライブになりました。直枝さんの豊かで鋭い感性に触れて、個人的にもとても刺激を受けました。直枝さんの部屋で聴いているかのような距離感も含め、とても贅沢な空間だったと思います。この日いただいたカーネーション新譜Suburban Baroque」が素晴らしく(現在絶賛発売中です)、次の日から毎日繰り返し聴き続けているのですが、もう今年の9月の風景はすべてカーネーション音楽に彩られていると言っても過言ではありません。素晴らしすぎるのでぜひお勧めしたい次第です。(この日のライブのレポはまた後日アップ出来ればと思っております。)

そしてその次の日は私が参加しているユニット「草とten shoes」のワンマンライブ世田谷Amiカレーさんでありました。初めての単独公演と言いつつ全部で8曲しかレパートリーがないという状態でしたが、その全てを出し切りました。これまでの楽曲に加え、書き下ろし新曲「猫にしか見えない色」も初披露出来ましたし、この日のハイライトとなった友部正人さんのカバー「私の踊り子」も披露出来ました。(molnでの友部さんのライブを聴きながら、ちょうど草tenの編成に合いそうな曲だなとひらめいたのです。)当日はリハからバタバタでしたが、おかげさまで満員御礼で終えることが出来ました。たくさんのご来場をどうもありがとうございました。まだこれが4回目のライブということもあり不慣れな部分も散見され、終演後早速メンバーに駄目出しなどしてしまいましたが(某トランぺッターのような往復ビンタしませんでしたよ)、まだまだこれからバンドですので温かい目で見ていただきたく思う次第です。岩崎さんは相変わらずポジティブで終演後「うん、成功成功〜」と笑顔Amiさんの美味しいカレーを食べておりましたけどね。カレーの辛さと冷たいビールが心に沁みました。草tenの次回ライブは10月8日(日)鎌倉の西御門サローネにて行われる「Jam jam jam MUSIC FESTIVAL」に出演します。午前中の11時頃という健康的な時間に出番の予定です。早起きして鎌倉に出掛けてみるというのも楽しいかもしれません。ちなみにこの日の夜はmolnで直枝さんゲスト会に続く「貸切り図書館」もあり、ゲストに2年振りとなる(しょっちゅう会っているのでそんな間が空いたかと意外でしたが)山田稔明氏が登場します。合わせて見に来ていただければなと。

そんなライブを終えた後は仕事佐賀の方に出張で出掛けまして。1週間ほど滞在しておりました。それこそ佐賀出身である山田氏に「佐賀お勧めスポットってあります?」と聞いたら「うーん、ないかな〜」という返答が来て、「ないんかい」と思いながら佐賀の街をぶらぶら散策していましたが、佐賀城の跡地や博物館美術館があったりと雰囲気も良く(昼間は仕事だったので中には入れませんでしたが)、またそこかしこに猫がいたのでその姿を写真に撮ったりなどして街歩きを楽しみました。今回は職人展の催事だったんですが、閉店後に仕事場であるデパートから20分ほど歩いてブックオフに行ったり、50分ほど歩いてハードオフに行ったりしましたし。ハードオフに至っては街灯もない暗い夜道をアイフォーンライトを照らしながらへとへとになりながら歩き、我ながら何をやっているんだろうと途方に暮れましたけどね。デパートから宿泊しているホテルまでさらに15分ほどかかるので夜は延々と歩きっぱなしでした。BGMにずっとカーネーション新譜を聴いていたので、佐賀風景と一緒に記憶に刷り込まれました。旅先でブックオフハードオフに行くのは自分の中で恒例行事なのですが、やはり楽しいのです。

昼間はデパート社食で食べていたのですが、ここの社食メニューが独特で、「スパゲティナポリタン定食」(ナポリタンをおかずにご飯とみそ汁を食す)、「かき揚げうどん定食」(かき揚げうどんをおかずにご飯とみそ汁を食す)、「焼きビーフン定食」(焼きビーフンをおかずにご飯とみそ汁を食す)といったこちらの定食常識斜め上を行く炭水化物過多なメニューで、ナポリタンかき揚げうどん焼きビーフン単独で良いのではと思いながら結局定食以外のメニューのそばを食べていたのですが、定食文化というのは場所によってそれぞれ違うものなのですね。ある日は「生姜焼き定食」というノーマルメニューが出たのでそれを食したのですが、豚肉よりも玉ねぎが多く、最早玉ねぎ定食様相を呈しており、玉ねぎの辛さが心に沁みました。

夜はだいたい惣菜をどこかで買ってホテルで食べたり職人さんたちと食べに行ったりなどしたのですが、ハードオフまで歩いた夜は帰る途中に昭和雰囲気の味のある古い食堂を見つけて。冒険心と共にそこに入ってみたのですが、中に入ると昭和雰囲気というよりも昭和がそのまんま保存されている感じの店内で。昭和から全てが更新されていない田舎のおばあちゃんの家みたいな様相なのです。良く言えば気取りのない懐かしい感じ、悪く言えば見た目を全く気にしない小汚い感じで、電話黒電話だし、テーブルもイスも前時代のまんまなのです。そこで店主であるおじさんに炒飯を注文したのですが、出て来た炒飯は良く言えば気取りのない、悪く言えば冷蔵庫の残り物で適当に作ったかのようなみすぼらしい様相であり。しかも凄いボリュームなのです。いざ口にしてみると何と言うかシンプルに美味しくないのであり、肉がほとんど入っておらず、代わりに玉ねぎがこれでもかと入っているのです。昼間の生姜焼き定食に続いての玉ねぎ責めです。佐賀に「五十嵐積極的に玉ねぎを食べさせる会」なる組織でも存在しているのかと疑いながらも何とか完食したのですが、お腹いっぱいだし結構なダメージを喰らってしまいましたね。玉ねぎの辛さが心に沁みました。店に一見さんが来るのが珍しいのか「お近くですか?」などと案の定おじさんに話しかけられ、宣伝がてら「地方からデパート職人展の仕事で来てるんです。ぜひ来てみて下さい」と誘うと「明日は孫の運動会なんだよなあ〜、デパートにはあんまり行かないんだよな〜」などとごにょごにょ言いながら遠回しに断られ、旅先での交流は数秒で終わりましたけどね。玉ねぎのほろ苦さにカーネーション音楽がまた沁みること沁みること。

最終日には妻も休日を利用して佐賀に遊びにやって来て、佐賀でRITMUSというお店をやっている北島さん夫婦と合流して地元の美味しいお店に案内してもらいました。さすが地元の人に聞くと良い店がたくさんあるのですね。粋な小料理屋で佐賀地酒と共に美味しい料理いただき、その後お洒落フルーツパーラーフルーツパフェを食べ、その後またシック日本酒バーで地酒を飲むという充実の佐賀ナイトを過ごしました。佐賀飲み屋街は夜の深い時間になるとそこらに客引きセクシーなお姉さんが立ち並び、まるで歌舞伎町のような様相になるのですが、立ち並ぶスナックキャバクラの店の佇まいといい、セクシーお姉さんの佇まいといい、どことなく昭和雰囲気なのですよね。そこかしこでおじさんによるカラオケ歌声も聞こえて来て。その演歌の調べも相まって風景全体から昭和香りがし、つい先日の玉ねぎ炒飯を思い出し、何とも言えぬ哀愁を感じてしまった私です。佐賀地酒による酔いもあったのでしょうか。

佐賀で撮った写真のほとんどが猫の写真で、ミル坊に会えぬ寂しさ故であろうかと思ったのですが、良い面構えの猫が多かったですね、佐賀は。また佐賀の猫たちに再会出来るのであろうかと思いながら帰路に着いた私です。

9月はそんな感じであっという間に半分終わりました。早いのです、時の流れは。

f:id:fishingwithjohn:20170922203135j:image

f:id:fishingwithjohn:20170912172420j:image

f:id:fishingwithjohn:20170912173927j:image

f:id:fishingwithjohn:20170912174402j:image

f:id:fishingwithjohn:20170914015345j:image

2017-08-25 貸切り図書館 この夏の記録

molnにて定期的に行われている本と音楽にまつわるイベント「貸切り図書館」ですが、ここ最近のレポをまとめてご紹介したいと思います。

まずはさる6月24日に行われた「貸切り図書館47冊目」ですが、この日は柴田聡子さんにご出演いただきました。柴田さんは「愛の休日」という新譜を引っさげての登場でしたが、ここ最近テレビラジオなどメディアでの露出も増えて注目を集めており、会場は満員御礼でございました。私も「愛の休日」を事前に聴き込んでおり、その内容の素晴らしさに感激していたところだったので、全曲再現してくれたのは嬉しかったですね。その可愛らしい歌声もさながら、歌詞世界観も独特で言葉のチョイスも素晴らしく(「さばーく」という詩集も発表されているのです)、その才能に惚れ惚れしながらステージを堪能しました。今回は全編弾き語りでしたが、いちギタリストとしても繊細なアルペジオビートを感じさせるカッティングの腕前が凄いのです。今回の新譜に入っている「後悔」という曲の切なさに毎回聴きながら泣くという行為を繰り返していた私ですが、生で聴いて改めて泣いたのは言うまでもありません。(この曲、tofubeatsさんがテレビで2017上半期ベストソングひとつとして選んでいたそうです。)

そして本の紹介のくだりではX-Japanの伝記本「不滅のX JAPAN大全」を挙げてくれました。最近XJapanのファンになったという柴田さんだそうですが、この本に書かれている「Toshiお祭りが好きで地元お祭りに参加したいがためにバレー部練習を休んだ」という高校時代のユルいエピソードを紹介してくれました。柴田さん、映画「We are X」も鑑賞したそうで、「最高でした!」と感想を述べておられました。

今後の彼女ブレーク具合によってはmolnのような小さいキャパでのライブは難しくなるのかなと思ったのですが、「ぜひまたmolnさんでやらせて下さい!」とご本人に言っていただいたので、また次回も出演していただけるかと思います。次は何の本を紹介してくれるのでしょうか。今から楽しみです。

そして7月1日に行われた「貸切り図書館48冊目」ですが、この日はOishii Oishiiさんに出演していただきました。MUSIC FROM THE MARS藤井さんご夫妻とceroのサポートでもお馴染みベースの厚海さん、空気公団などのサポートでもお馴染みドラムのオータコージさんによるバンドですが、fwjでも何度か共演してセッションなどもしており、今回molnでのライブが実現してとても嬉しかったですね。久々に聴くボーカルのチカさんの歌声も素晴らしかったし、藤井さんのいぶし銀ギタープレイも最高でした。ceroライブも何度か見ているので厚海さんの超絶のベースプレイを間近で見られて良かったです。チカさんがまだ小さいお子さんを抱いてステージで歌う姿に母の偉大さと強さを感じて、こういうお母さんの元ではきっと素晴らしいミュージシャンに育つに違いないと思ってしまった私です。ライブ後もずっとメンバーさんとお喋りしててスルーしてしまったのですが、そういえば本を紹介して貰ってなかったことに帰りに気が付きまして。でもまあ次回出演の際に紹介して貰うかと相成った次第です。本を忘れて来る方も多いですし、こういうユルい側面もあるのです、貸切り図書館は。

そして7月29日に行われた「貸切り図書館49冊目」は友部正人さんをゲストにお迎えしてお送りしました。毎年恒例となりつつある友部さんのライブですが、今回は「月」や「星」が歌詞に出て来る曲をたくさん歌ってくれました。というのも紹介してくれた本が田中美穂さんの「星とくらす」という著書で、こちらは倉敷蟲文庫という古本屋さんのオーナーでもある田中さん天文にまつわるエッセイなのですが、折角なので本にまつわるセットリストにしてくれたそうなのです。友部さんの歌う「月」や「星」はとてもロマンチックで、同じ月でも曲によってこういう異なる描き方をするのかと言葉の使い方の見事さに聴き入ってしまいました。友部さんには月や星を題材にした名曲がたくさんあるのです。星といえば「地球いちばんはげた場所」も歌えば良かったねと終演後に奥さんのユミさんが話していて、この曲をマーシーカバーしていて友部さんも参加している名盤「夏のぬけがら」がアナログになった話をしたら友部さんは「それは知らなかったなあ」と、当時のマーシー楽屋での普段の様子など話してくれてマーシーファンとしても嬉しかったですね。友部さんはあのアルバムに入らなかった「ジャラマドーラ」という曲が印象に残っているそうです。(この曲は後に「岡本くん」というタイトルハイロウズアルバムに収録されました)

この日はライブ中に土砂降りの雨になったのですが、その雨音を聞きながら「昔谷川俊太郎さんとトークライブ中に谷川さんが会場に響く雨音に聞き入って途中黙り込んだ瞬間があった」というエピソードを話してくれて、会場にいた我々がみなその時の谷川さんと一緒の気持ちになったような不思議時間がありました。新しい曲も古い曲も同じように友部さんだし、どれも新鮮に響くのは言葉普遍的で力を持っているからでしょうか。前日に森山直太朗氏のライブを見に行ったという友部さんですが、直太朗作品作詞をしている御徒町凧氏のペンネームの由来が友部さんの曲「こわれてしまった1日」からだと知り、改めて友部さんの影響力の凄さ認識した次第です。ライブ最後に客席からリクエストで「あいてるドアから失礼しますよ」を歌ってくれたのですが、私が初めてこの曲を聴いたのが中学3年生の頃で、「凄い詩人がいる!」と当時受けた衝撃を思い出しました。時を経てこうしてご本人と交流させていただくことが出来るとは嬉しいことだなと改めて思った次第です。ちなみに他に紹介してくれた本は安西水丸和田誠著「テーブルの上の犬や猫」比嘉良治 、北島角子著「砂浜にのこり、歌にきざまれた人々の夢・沖縄」でした。

そして8月20日に行われた「貸切り図書館50冊目」にはこちらも1年振りの登場となる中山うりさんをゲストにお迎えしました。うりさんの歌声は勿論、ベース南さんギターの福澤さんによるトリオ編成での演奏鉄壁アンサンブルで、素晴らしかったです。うりさんはアコーディオントランペットギターと様々な楽器を駆使して、どれも巧いので見てて惚れ惚れしてしまうのです。今回福澤さんはクアトロというプエルトリコの10弦ギターを初披露してくれましたが、その魅惑の音色に思わず欲しくなってしまいました。(終演後にちょっと弾かせて貰っちゃいました)

紹介してくれた本は内田百けん著「ノラや」で、ご自身も猫を飼っているうりさんからしたらいちいち感情移入してしまってなかなか読み進められなかったそうです。私も猫を飼う前は「何で猫がいなくなっただけで毎日こんなに泣き暮らすのであろう」と思っていたのですが、ミル坊と暮らすようになってから読み直すと切なくてつらくてたまらないのです。もし当時SNSがあったら呼びかけたんだろうな、とうりさんなりの見解を述べておられました。うりさんのところにも通い猫が何年も来ていて、ついに一緒に暮らせそうか、という状況なのだそうで、猫と人の関係に改めて想いを馳せてしまいました。あまり本を読まないといううりさんですが、次回はどんな本を紹介してくれるのでしょうか。

ざっと駆け足で紹介して来ましたここ数回の「貸切り図書館」ですが、次回は9月3日にカーネーション直枝政広さんをゲストに迎えてお送りします。こちらも貴重な本トークを聴けるのではないでしょうか。こちらもぜひよろしくお願いしますということで。f:id:fishingwithjohn:20170825182047j:image

f:id:fishingwithjohn:20170701163743j:image

f:id:fishingwithjohn:20170825182033j:image

f:id:fishingwithjohn:20170825182029j:image

2017-08-24 8月の現状

早いものでもう8月も後半なのです。暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか、みなさまに於かれましては。

今月もせっせと地味に仕事をし、その合間に草とten shoesのリハサールを行ったり(9月4日Amiカレーさんでのワンマンライブチケットはありがたいことに売り切れました)、歯医者に行ったり、落語を見に行ったり、友達ライブを見に行ったり、fwjのレコーディングを行ったりと何だかんだと慌ただしく動いておりました。molnでは貸切り図書館も開催し、友部正人さん、中山うりさんにライブをしていただきました。友部さんとはちょうど出たばかりのマーシーの「夏のぬけがら」のアナログの話をし、「あのレコーディング面白かったなあ」などと当時のエピソードを聞けたりしてタイムリーでした。うりさんの歌声も久々に聴けて楽しかったですね。(この辺の話はまた後でまとめて書きます。)

草とten shoesライブ3回目にして無謀にもワンマンを行うということで、急きょ曲を用意してメンバーの演奏するアレンジを考えて、メンバーにあれこれ指示をしてと私の仕事量が増えて大変なのですが、みんな「ワンマンだ〜」と楽しげにきゃっきゃとはしゃいでいるので「まあいっか」と夏休み練習を見守る部活顧問先生のような気持ちで毎回リハをしています。この大人女子たちの楽しげな感じをぜひ本番であたたかく見守っていただきたく思う次第です。新曲も良い感じですので。

fwjのレコーディングは断続的に続いていてもう何年やっているんだという話ですが、そろそろ本腰入れたいなと思っているところです。次のライブも11月12日下北沢leteにて決まりました。ぜひ新曲披露したく思っている次第です。しかし宅録あるあるなのですが、夏は窓の外の蝉の声がうるさくて録音出来ない状況が多く、「あ、今蝉の声止んだ!」というタイミングを見て行ったりと慌ただしいのです。蝉待ちという状況のいらただしさたるやです。そんな中、イトケンさんにアレンジとミックスをお願いしていた曲が完成し送られて来たので、早速SoundCloudにアップしました。イトケンさんらしいキュートかつプログレッシブな仕上がりになっています。「5月は猫のもの」という曲です。猫たちの小さな冒険イメージしました。ぜひ聴いてみて下さい。イトケンさんと共作するのは2008年のシングル「斬り翔べ、桜ガール」以来です。

https://soundcloud.com/fishingwithjohn/5-1

あと夏と言えば毎年恒例我が家で開催しているバーベキュー大会なのですが、今年も行いました。草tenのリハ終わりにメンバー全員と山田氏とミルブックス藤原さんと高橋徹也さんと他友人知人総勢10人ほど集まって肉や野菜を焼いたりお酒を飲んだりと楽しかったです。タカテツさんは新譜が完成したばかりで、私もいち早く聴かせていただきコメントも書かせていただいたのでそのうち公開になるかと思います。そんなタカテツさんと山田氏と私はこの日3人ともボーダーシャツを着用していて、ボーダー兄弟のような様相を呈していたのですが、山田氏曰く「俺はもう自分から合わせにいってるからね!」とボーダー被り上等の姿勢でいたので私も今後見習おうと思った次第です。タカテツさんは今回のバーベキューを「BBQ Summer 2017 in KAMAKURA」となぜか勝手に命名して張り切って臨んでおり、終始楽しそうでした。食事のあとは恒例の花火大会となり。総勢10人で行う花火は壮観でございました。途中でっかい蜂に狙われるなどのアクシデントもありましたが、今年も開催出来て良かったです。来年の夏もまた行いたいなと思った次第です。ミル坊も大勢の人の訪問にビビりながらも最後はみんなと同じ空間リラックスしておりました。山田兄さんにも遊んでもらって楽しかったことでしょう。

8月前半は梅雨が遅れてやって来たかのような雨模様でしたが、後半また暑さが盛り返して来ました。バテぬようにしなければと思っているこの頃です。夏はまだまだ続くのです。f:id:fishingwithjohn:20170825142706j:image

f:id:fishingwithjohn:20170825142702j:image

f:id:fishingwithjohn:20170825142658j:image

f:id:fishingwithjohn:20170816190731j:image

2017-07-25 7月の現状

7月に入りいよいよ夏全開といったところでしょうか。元々暑さに強い(寒さには滅法弱い)体質ゆえ、未だエアコンレスで過ごしています夕方時間があれば海まで散歩に行き、夕焼けの瞬間を見送るようにしています。毎回行く度に海に向かってトランペット練習をしている人に遭遇するので、その人のつっかえながらの旋律音色をバックに波と夕焼けの融合をスマホカメラに収め、インスタにアップし、いいねを貰うという世のOLさんの如き所業を重ねていますトランペットの音は小々波に吸収され、やがて夜の海の奥へと消えて行くのです。あと何回夏の夕焼けを見送ることが出来るのだろうかと思いながらスマホ越しに紅い空を眺めています。家の近所ではヒグラシの鳴き声が聞こえるようになりました。夏の短さと長さを同時に体感しながら7月を過ごしている私です。

先日は鎌倉引っ越して来て初めて、鎌倉花火大会を見に行ったのですが、やはり花火は良いものだなとしみじみ思いましたね。開催時間に海に着くと、いつもトランペットを吹いている人がいる海岸にすでに埋め尽くすほどの人々が集い、シートを敷いたり椅子を設置したりし、波の音に包まれながら今か今かと花火を待ちわびておりました。私は妻と友人と3人で見に行ったのですが、どうせなら最前列が良いと波打ち際ギリギリ場所にシートを敷き、酒とつまみいただきながら、やがて始まった夏の夜に華やかに開かれる祭典を存分に堪能しました。ドンドンという音と煙の匂いとカラフルな色彩が相まって、これまでの夏の記憶の断片も蘇り、切なさのようなものが去来するのですが、この感覚がまた良いのですよね。夏独特のセンチメンタルが。今や手元にスマホがあり、動画写真両方でこの花火大会の模様を保存出来、後でまた味わえるだけでなく、インスタにアップし、いいねを貰えるというオマケまで得られるのですが、スマホカメラもなかった幼少や思春期の頃の花火や夏にまつわる記憶も鮮明に思い出せるし、それに伴う感情も覚えているのでまあそんなものはいらないと言えばいらないんですけどね。(その実、私も妻も写真動画を撮りまくっていましたが・笑)きっとこの日の光景も後に鮮明に思い出すのであろうなと思いながら帰路に着きました。いつもトランペットを吹いている人もあの花火を見上げていたのでしょうか。いつも自分旋律を放っているあの海岸で。

毎年夏になると聴き返してしまアルバム真島昌利の「夏のぬけがら」という名盤で、もう20年近く愛聴しているのですが、アナログ盤で再発されないかなあと以前から思っていたところ、この夏アナログ化されるとの知らせに歓喜し、早速入手して夏の空気再生しています。夏の切なさがぎゅっと詰まったレコードです。CDデータで持っているものレコードで買い直すという行為をしばしばしてしまうのですが、これは決して無駄なことではなく、愛着や思い出を更新し直すという意味でとても大事ことなのです。好きな本が文庫化されたり新装版が出たら買い直すのも同様です。というのはまあ自分への言い訳で、端から見たら何で同じ物を複数買う必要があるんだという感じでしょうけどね。好きという気持ち再確認するためにする買い物もあるのです。レコードって素晴らしい発明だなあとしみじみしながら針を落としています

ミル坊はというと、暑さにも負けず一日中寝ています。寝ても覚めてもその可愛いさは揺らぎません。猫が可愛いとか、夕焼けが美しいみたいな世の真理を再確認しながら過ごしています国会で頭の良い人たちが次々と記憶や記録をなくしたり忘れたりしている様を見ながら、私は夏の思い出を忘れぬよう更新し続けていこうなどと思っています国会と言えば、いつぞやの菅官房長官の「怪文書がひとり歩きしている」という言葉の、己の発言への責任感のなさと距離感正当化にぞっとしたのですが、彼の全ての感情ゴミ箱に捨て去って来たかのような空虚な様子を見ていると、果してこの人は生きていて幸せなのだろうかとふと思ってしまう私です。彼も猫が可愛いというような感情を抱くのでしょうか。それが総理意向と違えばその指摘は当たらないと本気で思うのでしょうか。猫の絶対的な可愛さを前にして。

それはさて置きミル坊の可愛さはひとり歩きしているなと思いながら7月を過ごしています暑い日が続きますが、みなさまもご自愛くださいf:id:fishingwithjohn:20170719200545j:image

f:id:fishingwithjohn:20170719200553j:image

f:id:fishingwithjohn:20170717190616j:image

f:id:fishingwithjohn:20170717134904j:image

2017-07-21 夜の科学 夏の日の記憶と記録

先日恵比寿天窓Switchにて行われた山田稔明with夜の科学オーケストラライブ、無事終了しました。この日は満員御礼ということで、ステージからもたくさんのお客さんの笑顔が見えました。ご来場下さった方々、どうもありがとうございました。

この日もうだるような暑さで、汗だくになりながら会場入りしみんなで機材を搬入し、リハーサルが始まりまして。今回も私はベース担当したのですが、山田氏の歌う後ろ姿を見ながら演奏する立ち位置にも慣れて来ましたね。文字通り裏で支えてるといった感じで。

リハの間、喉を温存するために山田氏が歌わない場面もあるのですが、その時は「綾香、代わりに歌って!」とコーラスの綾香ちゃんにその場で歌わせるという先輩の無茶振りがあるのですが、「光と水の新しい関係」という曲が始まった時も「綾香、ボーカル!」と振られ、急で慌てたのか冒頭の「街のはずれのひなびた〜路地に〜」という一節を「街のはずれのしなびた〜路地に〜」と間違えて歌ってしまい、「しなびたじゃねえよ、ひなびただよ!」と山田先輩に注意されるという一幕がありました。辞書を引くと「ひなびた」は田舎めいた風情という意味であり、「しなびた」は水分をなくした張りのない状態という意味なのであり、綾香ちゃんの歌う風景は水気のないダルダル路地が広がるユル〜い感じになるわけですが、これだけの猛暑で水分を奪われればそんな萎びた路地存在するのかもしれないと後でしみじみ思った次第です。(その場では「茄子じゃねえんだからよう〜」と全員で笑いながらツッコミまくりでしたが・笑)

そんなしなびた騒動など経てリハも終わり、いよいよ本番を迎えまして。今回のドレスコードはこの日発売となるライブ盤「DOCUMENT」のジャケがモノクロ写真なのに合せてモノクロとなっており、みんな白や黒のシャツに着替えていたのですが、イトケンさんだけずっとアイアン・メイデンTシャツ姿でいたので「まさかアイアン・メイデンで?」と問うたらステージに出る直前に着替えておりました。イトケンさんはリハの時にもセックス・ピストルズの派手なTシャツを着て来たり、いつだってロックなのです。そんなロック魂が今回のステージでも炸裂しておりました。今回は古い曲から最新の曲まで網羅した充実のセットリストで、「俺の弾き語りパートもあるからそんな曲数多くないよ」と事前に聞いていたのにバンドでやる曲だけで17曲もあるというフルボリュームでございました。前回のレコーディングライブの時に私が不覚にも2テイク目を間違えたでお馴染み「home sweet home」は今回はバッチリでしたし、しなびた騒動でお馴染み「光と水の新しい関係」も安宅さんのかっこいいギターソロが決まってましたし、「平凡な毎日暮らし」ではイトケンさんのドライブするドラムに合せて私もブンブンベースを掻き鳴らし、「月あかりのナイトスイミング」では真里さんの美しいピアノと綾香ちゃんの力強いコーラス神秘的な空間を作り上げていましたし、演奏していてグッとくる熱い瞬間が何度もありました。山田氏もノっているのが後ろで見ていてわかりましたね。ラストの「SING A SONG」の時にはお客さんも総立ちで凄い盛り上がりでした。最後まで楽しかったですね。

ライブ後にはこの日発売となったライブ盤「DOCUMENT」が飛ぶように売れておりました。私も山田先輩に「五十嵐くん、ちょっとTシャツ売って来て」と命じられたので売り場で販売の手伝いをしておりました。お客さんに声を掛けていただいて嬉しかったですね。この日同じく販売したジン「MONOLOG」のコラムにも書いたんですが、今回のCDには私の演奏も多数収められており、中ジャケにも写真が載っていて、実物を手に取ってみていつもとは違った嬉しさがありましたね。(中ジャケだけでなく表のジャケにも山田氏の背後霊のように私が映り込んでいますけどね。)山田氏もMCで言っておりましたが、物販で何を買えば良いか迷う方はまず最初にこれを手に取ると入門編として最適なのではないでしょうか。

ライブ後は打ち上げでいつも川崎麻世さんに遭遇するでお馴染みにお店に行ったら本当に川崎麻世さんご本人がいて、「いるんかい!」と思った私ですけどね。そこで軽くビールなど飲み、帰路に着きました。楽しい一夜でした。

ちなみに「MONOLOG」の表紙には山田家のポチポチ実や近藤家のモイ、ウニちゃんに混じってうちの愛猫ミル坊のイラストも描かれており、帰宅して早速「これいいだろ〜」とミル坊に自慢しました。ミル坊は「にゃあ?」とピンと来てなかったですけどね。こちらのジンCDと合わせて通販があるかと思いますので、ぜひチェックしていただきたく。

取りあえずこの夏は「DOCUMENT」をぜひよろしくお願いしますということで。

f:id:fishingwithjohn:20170721181242j:image

f:id:fishingwithjohn:20170715223722j:image

f:id:fishingwithjohn:20170715161622j:image

f:id:fishingwithjohn:20170716154245j:image