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fishing with johnの日記 Twitter

2017-11-29 湯レス生活

梅田阪急催事から戻ってからもまた別な催事の準備があったり、貸切り図書館があったり(tico moonさんのライブ、素晴らしかったです)、何やかんやと慌ただしく過ごしていたのですが、その間に自宅のガス給湯器調子が悪くなりまして。スイッチを押しても付かなかったり、付いてもすぐに消えてしまうのです。

冬にお湯が出ないというのは寒がりの私には恐るべき事態です。「お願い!付いて!給湯器さま!」と懇願したり、はたまた「てめえ!付けや!甘ったれるな!」と檄を飛ばしながら連打するとたまに「あ、俺、給湯器だった!」と思い出したように付くのですが、やがて意識を失うように消えてしまうのです。いつぞやも一瞬スイッチが付いたので「わ、今のうちにシャワーを!」とダッシュで浴びようとしたら、途中で「パトラッシュ、僕何だか眠たくなっちゃったよ」という台詞と共に給湯器くんと傍らの犬の意識が徐々に薄れ、らららーん、らららーんと天使が舞い降り、天に召されて行った瞬間にそれまで熱かったお湯が突然冷たい水になり、「冷たっ!」と天使よりも高く飛び上がるというフランダースの犬的な展開でスイッチが消えたので、もう完全に故障認定せざるを得ないのです。嗚呼給湯器よその目に憧れのルーベンスの絵は見えたのか。

その後ダッシュで交換の依頼をしたのですが、工事に来られる日が最速で4日後という微妙な間が空くことになり。取りあえず休みの日は温泉施設に行き、あと1日は近所の清水湯という銭湯に入り、残り2日は入らないで凌ぐという風呂計画を立てまして。先日はその清水湯の方に行って来たのですが、なかなか新鮮でしたね。鎌倉引っ越して来て初めての銭湯なのです。外観も内装レトロ雰囲気で良い感じでした。(本当は2日連続で入りたかったのですが、隔日営業なのです。)中に入ると下駄箱があり、そこに靴を入れてガラガラと入ると番台におばちゃんがおり。そこで入浴料470円を払おうとしたらシャンプーを忘れたことに気付き、30円シャンプーミニボトルも一緒に買い。中に入ると昔ながらの銭湯といった趣で湯気が良い感じに満ちており。壁のタイルには金魚があしらってあり、ご近所のおじいさんたちが先客で何人かいて、その賑やかな雰囲気も込みで湯を楽しみました。よくよく考えたらボディソープもなかったのでシャンプー身体を洗うという荒業で乗り切ったんですけどね。湯から出て髪の毛を乾かそうとしたらドライヤー使用料30円と書いてあり。チャリチャリンと30円を入れるとドライヤースイッチが入り、乾かしていたのですが、このドライヤー微妙に風力が弱いのです。「頑張れ!ドライヤーくん!全力出せ!」と叱咤激励しながら乾かしていたら30円リミットが来たのか突然「すみません…」とスイッチが切れ。もう少し乾かしたかったんですけどね。ドライヤー給湯器も全てのスイッチが切れない世の中であれと思いながら湯を出た私です。

その後女湯の方に入っていた妻と一緒に神田川よろしく帰りました。湯のある生活大事なのです。f:id:fishingwithjohn:20171129212258j:image

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2017-11-20 大阪滞在雑記

大阪港でのイベントに続いて今度は阪急百貨店催事で1週間梅田の方に来ています。何やら大阪づいている11月です。

こちらでは毎日仕事が終わるのが20時(日によっては21時)なので、それからどこかへ出かける時間も気力もなく、でも折角だからなあと近くの中古レコード屋を覗いたりして、でもってレコードを買ったりして、宿に帰って盤を眺めながらハイボールを飲むなどして地味に過ごしています。ここ2日間は毎年一緒に食事をしているお客さんと美味しいものを食べたりして楽しく過ごしたのですが、一日フルで働いてから夜飲みに行くと次の日の朝なかなか起きれないという状態で、己の体力の無さを実感しています。遊ぶにも体力が必要なのです。

そんな中、折角の大阪を堪能すべく今回は朝に喫茶店巡りなどを遂行しているのですが、大阪コーヒーが安いのですよね。どこも300円以内で飲めるのです。ふらっと街を歩き、目についた良さげな喫茶店に入り、周りの大阪弁の会話を聞きながら、クセのある店員や客の様子を眺めながら、コーヒーを飲んで優雅な朝を過ごしています。これがなかなか楽しいのです。

クセといえば、阪急毎日のように現れる超ミニスカートハイヒールを履いたセクシー女装おじさんがいるのですが、このおじさん、スカートが短か過ぎて毎回パンツが見えているのですよね。サザエさんに出てくるワカメちゃんレベルでパンツが見えているのです。見る度に「これは大丈夫なのか、法に触れていないのか?」と思うのですが、別に裸を見せているわけでもなし、まあ違法ではないのでしょう。しかし目撃する度に「性癖のクセが凄いんじゃあ〜」とつい千鳥ノブの如くツッコんでしまう私がいます。おそらくセクシー女性ファッションが好き過ぎて自分がその格好をするに至り、それを他人から見られて快感を得るようになったという一連の流れなのでしょうが普段仕事は何やってんのかなとか、家族はどう思ってるのかなとか、おじさんにインタビューしたくなる衝動に駆られています推定40〜50代くらいの細身のおじさんなんですけどね。なまじ脚が綺麗なので一瞬おじさんだと気付かないのです。おじさんはあの女性もの衣装を買う時に試着をしたのでしょうか。「これ試着したいんですけど」「え、お客さまがですか?」みたいなやり取りがあったのでしょうか。

「私が着てはいけないのですか?それは私が男性からですか?」

「いえ、そんなことはないですけど。ちょっと店長を呼んできます!」

「私が店長ですが、男性であるお客様がこちらを着用したいと?」

はい。いけないのですか?洋服の前に人は平等かと」

「確かに。どんな洋服を着ようが人は自由です。ビバセクシー!」

みたいなリレーの果てに手に入れたセクシーファッションなのでしょうか。しか店長パンツワカメちゃん並に見える着こなしをされるとは思わなかったことでしょう。世の女装家衣装を買う時のやり取りが気になった大阪滞在です。

しか出張しているとミル坊を撫でられないのがつらいですね。今朝も猫不足の中、コーヒーを飲んでおりました。クセのある客を眺めながら。

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2017-11-18 芝浜とおでんと鍋と

先日はミルブックス藤原さんのお宅で鍋を食べながら落語を鑑賞するという、最早恒例となりつつある会に参加して来ました。前回は藤原さんが3日前から仕込んだという壮絶に美味い出汁と味の染みた大根に驚かされたのですが、その味は今回も健在でございました。

彼の家に着くともうテーブルの上は完璧に準備されており、「鍋の前にまずはおでんから行きますか」といきなりの接待モードで絶品大根を出されまして。冒頭からメインとも言える大根を出して来るとは、ライブ1曲目からホテルカリフォルニア」を演奏するイーグルスみたいなもんだぞとよくわからない例えをしつつ食べた大根は勿論美味いのであり。ご丁寧に角を取って仕上げられた大根に続き、たまごやら練り物やら熱々でハフハフ言いながら食べてビールで追っかければもうキマりなのです。風呂に浸かってるかのような心地良さなのです。「藤原さん、もうこれだけで満足〜」と私も妻も堪能しているうちに遅れてまどかちゃん、イラストレーター木下綾乃さんも合流し。同じようにおでん風呂を堪能しておりました。

その後藤原鍋奉行による本格的な鍋が始まり、みんなで持ち寄った日本酒を飲みながら美味しい鍋を堪能しました。「この美味い出汁ミルブックスで販売すれば良いのに」「料理本を出せば良いのに」などと言いつつ、日本酒チェイサーで美味い出汁をぐびぐび飲む私。やたら鍋をお代わりする妻。(また太るぞと注意する私。)仕切る藤原さんに黙々と食べるみんな、という図が展開されておりました。

その後落語関連の番組など見つつ、「今日古今亭志ん朝の芝浜を見ましょう!」と相成り。事前に志ん朝ドキュメンタリーを見てからの一席だったので、みんなその名人芸に引き込まれ真剣に見入ってる中、藤原さんだけは何やらちょこまか動いているのです。みんなが落語を見ている間に締めの絶品雑炊を仕込んでいるのです。そして食後のコーヒーを同時に仕込んでいるのです。我々、内心「藤原さん、そこまでおもてなししなくて大丈夫よ、充分よ」と思っていたのですが、この完璧な仕切りが藤原さんの真骨頂なのです。「また夢になるといけねえ」と芝浜のサゲがキマると「はい真打登場〜」とばかりに熱々の雑炊が出来ており。夢になる前にみんなで美味しくいただきました。この日はまどかちゃんがサプライズで妻の誕生日ケーキも用意してくれていて、みんなで食後にいただきました。まさに至れりつくせりな食卓です。その後遅れて綾乃さんの旦那さんも合流したのですが、藤原さんによる一連のおもてなしを受け「家に欲しい」「お母さんみたいだ」と感激しておりました。我々、藤原さんの女子力が高いという認識でいたのですが、もうここまで来るとお母さんというか、おかん力が高いということなのだなと思った次第です。取った大根の角を使って漬け物として出すおかん力よ。(藤原さんは私と同い年の男性なのですが。)

その後お土産までいただき、みんなで藤原さん笑っちゃうくらい凄かったねと言いつつ帰路に着きました。芝浜を聞いてもう年末なのだなと実感しつつ。今後は芝浜を聞く度にこの日の鍋と雑炊の味を思い出しそうです。楽しい一夜でした。

ちなみにこの日藤原さんに頼まれていた招き猫を渡したのですが、それが劇作家ミュージシャンケラリーノ・サンドロヴィッチさんと緒川たまきさん夫妻の愛猫ごみちゃんをモデルにしたもので、後日藤原さんがケラさんに直接プレゼントしてくれたそうです。ケラさんのツイッター画像が上がっていて感激した次第です。(写真はケラさんのツイッターから。)緒川たまきさんの自宅に私の作った招き猫が置いてあると思うと感慨深いものがあります。molnに高野寛さん呼んだ時もそう思ったソリトンSIDEB世代の私です。藤原さんのおかん力に感謝です。(それは果たしておかん力なのかという話ですけどね。)f:id:fishingwithjohn:20171119022459j:image

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2017-11-16 下北沢セッション

日下北沢leteにて行われたfishing with johnとたけヒーロー&山本草助DUOライブ、無事終了しました。たくさんのご来場をどうもありがとうございました。今回たけヒーローくんとの共演はかなり久々だったんですが、セッションなどもあり、熱い一夜となりました。

leteに出演するのは今回で3度目なのですが、カルテット編成で出演するのは初めてで、あの狭い空間に4人ぎゅうぎゅうに入っての演奏となりました。セットリストは以下になります。

1.歩けリリー

2.一人二役スキップ

3.ジャングルジムで鯨釣り

4.11月秘密

5.5月は猫のもの(新曲)

6.疾風スカート

7.水兵リーベ僕の船(新曲)

en1.風の道(セッション)

en2.虹(セッション)

さな空間なのでMCは生声だったんですが、曲についての解説を今回も喋りまして。「11月秘密」は私が子供の頃、公文式の帰り道の暗くて寒い11月の夜の空気を思い出すという話をしたらメンバーから公文式なんかい」とツッコミが入り。

もっと大人雰囲気なんじゃない?」

「や、じゃあ大人公文式と捉えていただいて」

「え、大人公文式ってどんなこと教えてくれるの?」

「や、そういう変な意味じゃなくて」

という謎の公文式問答が繰り広げられました。まあインストの曲なので聞いた方それぞれのイメージで構わないんですけどね。終演後お客さんから公文式の曲が良かったです」と感想いただき、すっかりそういう曲みたいになっていましたが。

新曲5月は猫のもの」はイトケンさんによる複雑なアレンジで、拍子が取りにくいという話から「これは言うなれば猫拍子の曲だ」と、「猫拍子」なる新たな概念を打ち出しまして。私の猫自慢から永野の「富士山から猫を2000匹放つ人」のネタ話までさんざ猫トークをした後に演奏したのですが、後で聞いたら「みんな演奏必死過ぎる」という感想をいただいたので、今後はあくびをする猫の如く余裕でやれるよう精進したい所存です。(難しいのでつい必死になってしまうのです。)

もう1曲「水兵リーベ僕の船」という新曲披露したのですが、これは私なりのイージーリスニングイメージして作りました。leteの空間でこの曲を鳴らせて良かったです。

最後はたけヒーローくんと山本草助さんも加わり、総勢6名でのセッションとなり。たけヒーローくんと一緒に作った「風の道」を久々にデュエット出来て嬉しかったですね。草助さんのヴァイオリンも素晴らしく。たけヒーローくんのダンスも決まり、鎌田さんの雄叫びも飛び出し、大盛り上がりでした。

たけヒーローくんとの付き合いも彼がやっていたバンドユーカリsoundtrack時代から数えて20年近くになりますが、変わらない魅力があるのですよね。とてもチャーミングなのです。最近舞台俳優もしているだけあって声の鳴りが半端なく、曲も独創的でとても良かったですね。草助さんとのコンビネーションも良く。

本番前に近くの喫茶店でたけヒーローくんとあぐちゃんとお喋りしていたのですが、昔もよくこうやってつるんでダラダラお喋りしてたなあとふと当時のことを思い出しましたね。時が流れてお互い環境も変わったけれど、こうしてまだ音楽を続けていて一緒に鳴らせるというのは幸せなことかもしれないと思った次第です。

leteの町野さんとも久々に会いましたが、改めてとても良い箱だなと思いました。タカテツさんも見に来てくれていて、嬉しい一夜でした。

fwj、今後もマイペースにやって行きますのでぜひ機会がありましたら見に来ていただきたく思う次第です。よろしくお願いしますということで。

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2017-11-10 海岸通文化祭 MINA to meetsレポート3

そんなわけでMINA to meetsもいよいよ最終日を迎えまして。この日は活版印刷河童堂さんが来たり、加古川のチャッツワースさんが紅茶を出したりと出店者にまた新たな顔ぶれが加わり。庄野さんのコーヒー教室や今月メジャーデビューが決まったサトミツ&ザ・トイレッツ大阪で初ライブということもあり、昨日に負けず劣らず会場は大賑わいでした。山田氏も昨夜遅くまで飲んでいたのに疲れも見せず会場を練り歩き、みんなを盛り上げておりました。

どきどきキャンプ佐藤さん率いるサトミツ&ザ・トイレッツライブは初めて見るのでとても楽しみだったのですが、手練れのミュージシャンの集まりだけあって流石の演奏力と楽曲クオリティで、サトミツさんの話芸も相まって最高のエンターテイメントでしたね。トイレに特化したバンドというコンセプトをここまでポップに展開出来るのもみんなそれぞれメインの活動があって、良い意味で遊びで参加してるという軽さがあるおかげではないでしょうか。サトミツさんが作家をしていたオードリーオールナイトニッポンのヘビーリスナーの私からしたら「箱根コナキンズ」からえらい場所まで来たな〜と感慨深かったです。(箱根コナキンズはサトミツさんがオードリー若林さんらと組んだバンドで、音源youtubeで聞けます)

トイレッツのメンバーで元くるりの森さんとは、ドラマー太郎の話が出来ました。森さんがくるりを脱退した直後、当時私がやっていたバンド各駅停車ドラマーだった䑓さんがサポートとしてくるりドラムを叩いたという縁があり、また䑓さんの弟さんの次郎くんが当時音楽雑誌ライターとしてくるりと近く、森さんとも交流があったので「懐かしいな〜」と色々お話出来ました。こうして山田氏繋がりで会えるのも不思議な縁だなと思った次第です。

トイレッツライブが終わり、タカテツさんが帰り、庄野さんが帰り、「もうイベントもそろそろ終わりかあ」と思っていたところ、札幌からライブをしに来ていたミュージシャンのカポウさんが招き猫の絵付けに参加してくれまして。カポウさんがかつて一緒に暮らしていた愛猫の柄と、ご自身カレー屋の名前を描くのを見ながら、猫トークなどしました。(今回のイベントは本当に猫の話をする機会が多かったです。)ライブ後ともなるとお客さんも徐々に少なくなって来て、「何だか放課後に残されて課題をしている生徒みたいですね」と絵付けをしながらカポウさんが話していたのですが、まさに文化祭終わりの放課後のような雰囲気でしたね。祭りの後のさみしさたるや。

そんなこんなでイベントも無事終了しまして。山田氏たちは機材の撤収、私はスタッフさんたちと各ショップ検品と荷作りをせっせと行いました。片付けまでが祭りなのですね。山田氏はトイレッツの面々とラジオの収録があるので残り、私は新幹線で帰ることになりまして。大人修学旅行文化祭といった雰囲気の濃密な3日間がようやく幕を閉じました。たくさんの人たちに会えた貴重な3日間でした。改めてスタッフのみなさん、ショップアーティストのみなさん、お客さんたちに感謝の念を送りたい所存です。本当にどうもありがとうございました。忘れられない思い出になりました。

帰りの道中はハイボールなど飲みつつ、今回の思い出を反芻した私です。運転しなくてすみませんと心の片隅で謝りながら。そして部屋から追い出してすみませんタカテツさんに謝りながら。

ちなみに今回のプロデューサー山田稔明氏のバンド編成ライブ12月10日恵比寿天窓スウィッチにてございます。そちらには私もメンバーとして出演しますので、もしよろしければぜひにということで。f:id:fishingwithjohn:20171105154007j:image

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