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2019-01-26 美学と幽玄と狂気 貸切り図書館67冊目

先日は貸切り図書館67冊目、高橋徹也さんのライブにたくさんのご来場どうもありがとうございました。2019年moln初ライブタカテツさんにやっていただけるというのは何だかとても縁起の良い感じです。リハーサルから柔らかなムードで、とても良いライブになりました。

今回はペダルスティール宮下さんとのデュオでの出演でしたが、タカテツさんは最後までアコギ1本で通して、繊細なアルペジオから豪快なストロークまで息の合った演奏で魅了してくれました。そんなタカテツさんの美学幽玄狂気に寄り添い、時にブーストさせる宮下さんの職人技も素晴らしかったです。あの曲もこの曲もと盛りだくさんのセットは3時間を超えましたが、心地良い緊張感のある演奏リラックスした雰囲気トークは聴き応えがあり、あっという間でしたね。個人的には星新一朗読からの「雪原のコヨーテ」の壮大さ、絵画的な「夏の出口」の美しさ、「大統領夫人と棺」の狂気には圧倒されました。(この3曲畳み掛けですもの!)弾き語りでこれだけの世界を描けるタカテツさんの歌の力たるやです。あと「夜のとばりで会いましょう」も改めて良い曲だなあとしみじみしてしまいましたね。「靴をけとばす」という同じ言い回しが時を経て違う曲に登場するという話は興味深かったです。けとばされた靴が宙を舞い、数年後の歌に着地するだなんて何とロマンチックなんでしょう。(そういえば「3つ数える」というフレーズ複数登場しますね。)宮下さんのソロ演奏も素晴らしかったです。

愛読書トークでは40代から好きになったという村上春樹について語ってくれました。最初はいけ好かねえ野郎だと思っていたそうですが(このタカテツさんが江戸っ子口調でディスるスタイル、私は好きなのです)、マラソンレコードという共通から入って良さがわかるようになったそうです。春樹が愛好するジャズ40年代から50年代のものというセレクトに好感を持ったというタカテツさんの感想レコード愛好家のそれだなあと思いましたね。あとは筒井康隆の話なども語ってくれましたが、トークショーのようにきちんと構成されていて、タカテツさんの喋り上手くなったなあと感心してしまいました。初めて貸切り図書館に出演した時はトークに自信がないと事前にレジュメを作ったりしていましたが。宮下さんの時代小説の話などもあり、とても聴き応えありました。

アンコールでは何とmoln店主にして草tenボーカルあやも参加させていただきまして。草tenに提供していただいた「波の音が聴こえたら」をデュエットし、「Summer Soft Soul」ではコーラスやらせいただきました。タカテツさんの声に女性声というのもなかなか良い感じでしたね。前日にハモりパートを猛練習した甲斐があったというものです。客席から手拍子いただき、とても盛り上がりました。

タカテツさんは今年はOLキラキラ感目標にすると謎の決意を語っておりましたが、すでにフレッドペリーカーディガンOL風に着こなす選手権(40代男性の部)があったらぶっちぎりで優勝でしょう。お財布片手に優雅ランチへ出かける図が容易に浮かびました。この日のダッフルコートもお洒落でしたし。この夜のタカテツさんは終始優しい顔をしていて、もはや性別を超えたお釈迦様か菩薩のような聖なる生き物に見えましたね。笑顔にありがたみを感じるという境地です。それを言ったら「俺はロックンロールキャラから!」と真っ向から否定しておりましたが。「大統領夫人と棺」を歌う菩薩キャラというのも新しくて素敵ですけどね。

最後には持参した本をジャンケン大会でお客さんにプレゼントというどこまでも盛りだくさんの内容で終わりました。愛読書をご本人からもらえるだなんてこんな嬉しいことはないでしょう。

タカテツさんの新しい1年のスタートを鎌倉で切れたのは我々にとっても嬉しいことでした。彼の今年の活動も楽しみです。貸切り図書館2019年たくさん開催しますので、そちらもよろしくお願いしますということで。f:id:fishingwithjohn:20190126084806j:image

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2019-01-18 セツナ美術館

気が付けば1月も半分以上過ぎているのです。早いのです。

年末年始催事が終わって一応自由の身になったので、どこか旅に出るとかリフレッシュするとか選択肢はあったのですが、1日休んだだけでもうmolnの店頭に立ち、カマクラ張子として動き出してしまったので、妙に忙しい状態がずっと続いているのです。山田から「まずSNSアカウントを取得するように」とアドバイスされたので、取り急ぎカマクラ張子のインスタグラムを開設しました。フォローなどしていただけたら犬の如くきゃんきゃん尻尾を振って喜びますので、ぜひフォローよろしくお願いしたく思う次第です。 https://www.instagram.com/kamakurahariko

早速インスタで過去に作ったオーダー招き猫写真をアップし「お仕事下さいな〜」とアピールしていたらありがたいことにちょこちょことオーダーをいただき感謝の極みなのです。独立のご祝儀という観点からでもお情けでもいただけるものはありがたいのです。そんなわけでmolnで店番しながら早速いただいたオーダーの招き猫をせっせと作っています。まだまだオーダーは募集中です。いただけると最上級尻尾振りダンスをして歓喜しますので、五十嵐最上級尻尾振りダンスを見たい方は(そんな人いるのかしら)、よろしくお願いしたいのです。インスタではこれから新作なども作ってアップしていく予定です。

先ほど1日休んだだけ、と書きましたが、その休みを利用して先日上野東京都美術館ムンク展を見に行って来たのです。あの「叫び」の本物が見られるとなれば行きたくなるではありませんか。晴れて自由の身となりうきうきした気分で上野公園に着き、巨大な顔がどんと鎮座する上野大仏を詣で、いざ東京都美術館に着くと平日にも関わらずかなりの混雑っぷりで。まるでアイドルコンサートのような賑わいなのです。え、みんなそんなにムンク叫び見たいの?と自分のことを棚に上げて思ったのですが、他のお客さんもそう思っていたことでしょう。こんなぎゅうぎゅうの人出の中で絵を見ることなどそうそうないなと思いつつ入場したのですが、やはり本物の絵画作品を眺めるのは楽しいし刺激になるものです。この色の使い方参考になるなあとか、このタッチ面白いなあとか、ムンクの絵って意外にポップで可愛いんだなあとか混雑を忘れてすっかり楽しんでしまいました。これで人が少なかったら最高なのになあと思ったのですが、他のお客さんもそう思っていたことでしょう。

そしてこの日のハイライトモノホン「叫び」の登場です。真打ち登場といった感じでしょうか。「叫び」の前だけは特別でっせ!といった感じでロープが敷かれており、客は2列に並んでそこからひとりひとり立ち止まることなく絵の前を通り過ぎながら数秒だけ見られるという謎システムが稼働しているのです。「はいはい叫びを見たい人は通り過ぎる一瞬だけ目に焼き付けてね〜」と警備員の方が急かすのです。随分刹那な鑑賞の仕方だなと思ったのですが、混雑の緩和の上で仕方ないのでしょうか。私たちも順番に並んで鑑賞に至ったのですが、いざ目の前に叫びが来た!と思ったら「はいはい、止まらないで進んで〜」とすぐに流されてしまうのです。絵を見に来ているのに目の前で立ち止まれないなんてこんな不条理があるでしょうか。「やだやだ、タッチを細かく見たいの!あと数秒で良いから!」と懇願する間もなくすでに行列の出口なのです。「叫びゆっくり見させて〜!!」と叫びたくなったのは私だけではないでしょう。叫びの絵を目前に、叫び同化出来た時点で演出としては成功しているのかもしれませんが。しか叫びに描かれる夕焼けの色味を数秒鼓膜に焼き付けられたのでまあ良かったです。本物を見た!という感動は取りあえず得られました。

しかし深刻なテーマである「叫び」ですが、見てみるとやはりポップで可愛く感じてしまうのですよね。そりゃあキャラクター化されてグッズにもなるし、パロディの題材にもなるし、ピカチュウコラボもするよといった感じで。まるで動物園パンダを見るみたいな状況だなと思ったのですが、ポップという意味では同じようなものかもしれません。そういえばハライチ岩井が同じくムンク展を見に行って、「叫び」の前で立ち止まらぬよう促される様子をアイドル握手会で「はいもう終わりです!」と運営の人に剥がされる状況に例えていましたが、まさしくそれだなと思った次第です。推しアイドル「叫び」はやはり大人気でございました。こちらの推しCDを買わなくても会えるのだから御の字なのです。

そんなわけで1月も慌ただしく終わりそうです。年末年始に「ブログを楽しみにしています」と複数の人から言われたので、何とか頻繁に更新したく思っている私です。「叫び」と違ってじっくり対面出来るテキストですし。ぜひ今後もよろしくお願いしますということで。f:id:fishingwithjohn:20190118231235j:image

2019-01-06 ピンクの癒し

先日、仕事終わりにブックオフ新春セールを覗いたのですが、かなりの盛況っぷりで。全品20パーセントオフということで何か良いものがあれば買うてやろうと棚を見つつも、物が多いから整理しろよテメーこの野郎、新たに物を増やしてんじゃねーぞ、という罵声が妻の声色で聞こえて来るという謎の現象が起きたので、まあ控えめに1冊だけ抱えてレジに並んだわけです。

セールなのでレジはかなり混んでいて行列が出来ていたのですが、私の前に並んでいた50代くらいのサラリーマン風情のおじさんがカゴいっぱいにエロ漫画を入れているのです。30冊くらいはあったでしょうか。「あー、全部エロ漫画だなあ」とピンク色に染まったカゴを見て、これかXJapanだったら「ももいろだぁ〜!」と紅のテンショントシが叫んでヨシキがツーバスを踏み、「も〜もいろ〜に染まった、このカゴを〜、なーぐさめ〜るや〜つーは〜、も〜ういーない〜」と歌うのかなと思いながらそのピンクタイトルを眺めていたのですが、私の後ろにもすでに10人ほど並んでいるのです。若い女子もいるのです。みんながみんな「このおじさんエロ漫画大人買いしてるなあ」とカゴの中身を目視しているのです。でもおじさんは恥じらうこともなく、むしろ堂々と「我、エロ漫画大量購入するなり!」と武士の如き佇まいでエロ漫画を抱えているのです。これだけの量のエロ漫画を家に持ち帰れる環境ということは独身なのでしょうか。それとも家族公認趣味なのでしょうか。いずれにせよおじさんの癒しなのでしょう。ふとそれよりも上流を見ると40代くらいの女性ジャニーズアイドル雑誌をやはり30冊くらいまとめ買いしており。みんな癒しを求めているのだなあとブックオフレジにて思った次第です。自分好きな物にどしどしお金を使うのだ!癒されるのだ!という気概のようなものを新年早々感じました。癒し狩りとでも言うのでしょうか。たくさんの癒しが狩られておりました。

正月三が日は催事帝国ホテルに通っていたのですが、近くの宝塚劇場の前を通る度に毛布にくるまりながらチケットを得るために朝から行列している女性たちを見て、「宝塚って凄い人気なんだなあ〜」と感心すると共にやはりみんな癒しを求めているのだなあとしみじみ思った次第です。極寒の中、長時間並んでまで観劇する情熱自分にあるだろうかと思わず問うたほどです。彼女たちはその苦労を厭わずから並び宝塚公演を観て癒されるのでありましょう。風邪ひかないよう気をつけて!と劇場前を通る度に(心の中で)声をかけておりました。癒し根性で得ている女性がたくさんいるのです。

エロ漫画おじさんもやがてレジの順番が回って来て、うら若き女子会計担当したのですが、それでも恥じらいなど皆無なのです。まあ目の前の商品捌くのに必死から店員さんもいちいちタイトルなど見ないでしょうけどね。しかし「大量にエロ漫画買うなあ」くらいの思いはよぎるでしょう。レジを終え、両手いっぱいにエロ漫画を抱えておじさんはブックオフを颯爽と去って行きました。おじさんの部屋の本棚にはずらりとピンク背表紙が並ぶことでしょう。ももいろに染まったこのおじさんをなぐさめるやつはエロ漫画なのです。トシのシャウトとヨシキのツーバスピンクに炸裂するのです。何というかまあ、「お互い頑張りましょうや〜」というメッセージをおじさんに送りながらブックオフを後にした私です。

みんな何かに癒されながら、救われながら日々を生きているのです。そんなエンターテイメントを私も作らねばなるまいとぼんやり思いながら池袋の街を歩いて帰りました。そんな2019年の年明けです。f:id:fishingwithjohn:20190106201527j:image

2019-01-05 猫の頭レンタル

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます

ライブSNSなどでは報告したのですが、わたくし20年勤めた春日部張子を辞めて、2019年からカマクラ張子」として独立する運びとなりました。張子作家として鎌倉molnを拠点にして活動する他、「貸切り図書館」などのイベント運営や、molnの業務、勿論音楽活動の方も色々精力的にやっていきたいなと思っております。今後共にどうぞよろしくお願い致しますカマクラ張子と地名片仮名にしてるのは、かつて同じく鎌倉張子という名前鎌倉で張子を作られていた方がいたので名前が被らないようにしたまでです。決して「高輪ゲートウェイ」に影響されたわけではないのです。まだ名刺も作ってないので活動はこれからという感じなのですが、ぜひハワイよりもグアムよりもコタツよりもぬくぬく温かく見守っていただけたらと思う次第です。

年末クリスマスライブの後に風邪で喉を痛めてしまい、催事繁忙期なのに大きい声が出せず、船場吉兆のささやき女将くらいの声量で「い…いらっしゃいませ…」と接客していたのでお客さんは何事かと思われたことでしょう。「あたまが…まっしろ…」くらいの声の小ささで対応していたのですが、やがて咳も出るようになり拗らせてしまい大変でした。これでもかとうがいをし、のど飴を舐め、魔法呪文の類いも駆使して何とか乗り切りましたが、声が出ないというのは本当につらいですね。(船場吉兆のささやき女将がわからない人は動画検索して下さい。)

咳をしながら寝ているとミル坊が心配してくれるのか布団の上に乗って来るのですが、おかげで寝返りが打てず、腰も痛めるという被害もあり年末年始は大変でした。猫にお正月という概念などないのでしょうが元旦ミル坊が朝から今日から新しい年の始まりだよね?ね?」とにゃーにゃー騒いでいて、何となくめでたいような空気がわかるのでしょうか。ずっと猫の手も借りたいくらいの忙しさでしたが、帰宅してミル坊の頭を撫でていると疲れも取れるので、ある意味猫の手というか、猫の頭を借りて乗り切った感じでした。

そんなわけで2019年、どうなるのか全くわからない状況ですが、とりあえず全力で頑張ろうと決意しながらミル坊の頭を撫でています。冬毛でふわふわの決意です。みなさまも良き1年になりますよう。f:id:fishingwithjohn:20190105203313j:image

2018-12-30 小さな巣をつくるように 巣巣のクリスマスライブ

イブに巣巣にて行われた山田稔明with佐々木真里、草とten shoesによるクリスマスライブも無事終了しました。巣巣の等々力でのラスト営業日となったこの日はぎゅうぎゅうの満員御礼でございました。たくさんのご来場どうもありがとうございました。

思えば巣巣と出会ったのも山田氏経由で、その後もfwjのライブやらせて貰ったり、絵付けワークショップやらせて貰ったりとお世話になって来ましたが、まさか岩崎さんと一緒にバンドを始めるとは夢にも思いませんでした。人生とは面白いものです。巣巣に来る度、良い空気が流れている空間だなあと思ったものでしたが、その空間でのラストライブとあっては感慨深いものがあるのです。

そんな記念すべきライブは草とten shoes演奏から始まりまして。新曲でもあり今年リリースしたアルバムタイトルでもある「月曜日にさえずる」という曲からスタートしました。思えば2年前の巣巣でのクリスマスライブがこのバンドデビューだったのです。「その時は持ち曲が2曲しかなくて〜」と話す岩崎さん。増えたものです、レパートリーが。そして次にいきなりゲスト高橋徹也さんの登場です。山田から「当日タカテツさん来るから歌って貰うんだよね〜」とライトにこき使う発言が出されたので、我々も乗っかろうと思いお誘いしたのです。彼が提供してくれた「波の音が聴こえたら」を一緒に演奏しました。当日のリハで初めて合わせたのですが、あやはご本人とのデュエットに「エモい〜」と興奮し、タカテツさんも「何かエロいっすね〜」と手ごたえある感じで。本番でもバッチリでした。演奏しつつタカテツさんの歌唱の艶に改めて魅了された我々です。

そして巣巣で初めて披露した「夏はまっしろ」と「猫にしか見えない色」を続けて演奏しまして。思えば今年はひたすら草テンレコーディングの日々だったのです。ミックス確認をしに上野さんのスタジオへと歩いた夏の風景が思い出されました。

そしてクリスマスということで「モミの木」を合間に演奏し、そこからゲスト高橋久美子さんに参加していただきました。久美子さんとの演奏はほぼぶっつけ本番だったのですが、カホンやシェイカーなど打楽器バンドをぐいぐい引っ張ってくれました。ひとりのパワーが加わるだけで演奏は変わるのです。最後の「草とテンシューズ」では久美子さんの指揮で客席から手拍子いただき。盛り上がって終えることが出来ました。岩崎さんも自分の店のラスト自分バンド演奏で締められて嬉しかったことでしょう。みんなで最後まで駆け抜けました。

そして続いては山田氏の登場です。山田氏も巣巣との出会いやこれまでの歩みを振り返りつつ、多彩なゲストステージを盛り上げておりました。まずは近藤研二さんを迎えて、2人で共作したというクリスマスソング披露してくれました。先日この曲の初披露の様子をディモンシュで見ていたのですが(何と本番前日に完成したそう)、もうすっかりレパートリーとして定着してる感があって流石だなと思った次第です。そして真里さんとの美しいピアノ曲を経て、私も1曲「やまびこの詩」でゲスト参加させて貰いました。数年前に山田氏と私とで共同のイベントをやったなあとか、ゴメスファーストを振り返るトークも一緒にやったなーなどと巣巣でのあれこれを思い出しながらお客さんたちの輪唱を心地良く聴いておりました。

そして再びタカテツさんの登場です。巣巣でのタカテツさんの単独ライブは実現しませんでしたが、山田氏にライトにこき使われて何回も出演しているので(笑)、同じくらいの縁が出来ていると言って良いのでしょう。最早馴染みとなった「幸せの風が吹くさ」でソウルフル歌声披露してくれました。そこにさらカホン高橋久美子さんも加わって「my favorite things」と来れば盛り上がらないわけにはいきません。この豪華な組み合わせたるや。

そして続いてはイラストレーター福田利之さんが登場してのライブペインティングです。事前に岩崎さんから福田さんに絵付けしてもらうからと頼まれて私が素材の張子を用意したのですが、ご本人もまさかステージ上で、横で誰かが演奏している状況で描くとは思っていなかったことでしょう。山田氏は「我々の演奏を聞くことによって張子の絵付けがさらに良いものに仕上がりますから!」と、クラシック音楽を聞かせて野菜を育てるのと同じテンションで熱弁するも「それとこれ、同じですかね〜?」と冷静にツッコミを入れる福田さん面白かったですね。困惑しながらも絵付けをする福田さんと、それを横目に傍らで歌う山田氏というレア光景を見ることが出来ました。

そして続いてヒックスヴィル中森さんも登場し、ディランの「くよくよするなよ」の永井宏さんカバーバージョン披露してくれました。前に巣巣で片桐はいりさん、カーネーションの直枝さんらと一緒に草テンで出演した永井さんのイベントでも歌われていた曲です。そんなシーンもあったなあと、さらに巣巣での良き思い出が蘇りました。

そして草テンメンバーもゲストに加わりまして。山田先生書き下ろしの「冬の日の幻」を一緒に演奏しました。初披露したあの日から2年、感慨深いものがありました。そしてここで我々草テンチームと山田から岩崎さんにサプライズで贈り物を渡しまして。かねてから村長さんになりたいと公言する岩崎さんに酋長さん(?)をイメージしたレイと花かんむりをプレゼントしたのです。「え〜聞いてなーい」とリアクションする岩崎さん。そうです、教えてないのです。それがサプライズなのです。いつも山田氏が岩崎さんを泣かそう泣かそうと演出するも、本人はあっけらかんと笑ってるパターンが多いのですが、流石に今回は涙がキラリといった様子でした。そんな頭上と胸元に麗しき花を、瞳に小さな湖を浮かべた岩崎さんと共に、彼女の著書から生まれた名曲「小さな巣をつくるように暮らすこと」を演奏ライブ大団円を迎えまして。お客さんのラララ、というコーラスが鳴り響き、とても感動的な空間になっていたと思います。こうして等々力於いての巣巣の歴史に幕が閉じられたのです。物語だったら「第1章完」「第2章へ続く」というテロップが入るところでしょうか。

終演後にはCDサインしたり、お花やお土産などをいただいたり(本当に感謝です!)、お客さんと交流出来ました。福田さんの描いた張子も素晴らしく、私がコレクションとして欲しいくらいだったのですが、岩崎さんとのジャンケンに勝ったお客さんへとプレゼントされました。福田さんとは私の作ったリンゴの張子に福田さんイラストを描くというお仕事でご一緒したのですが、ライブでも共演出来て嬉しかったです。みんなに声をかけられる岩崎さん、そして笑顔に溢れる巣巣の様子を見ながら、このピースフルな光景いつまでも覚えておこうと誓った私です。まあ等々力での営業が終わっただけで、また新しい地で再開しますしね。来月には商品の売り尽くしのセールもあるようなので、ぜひチェックしてみて下さい。

そんなわけで2018年、なかなかに激動な1年でした。来年もそこそこ激動にして行けたらなと思っている私です。頑張りましょう!それではみなさん良いお年をということで。f:id:fishingwithjohn:20181230212321j:image

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