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fishing with johnの日記 Twitter

2017-02-23 情熱ナイツ

先日、依頼を受け招き猫の絵付け教室出張に出向いたのですが、その場所が少し変わったところで、レクサスという車の販売所なのですね。そこではレクサスオーナーさん対象に様々なワークショップを催しているそうで、招き猫縁起物だし幅広い年齢層にも受けるとのことで今回我々に白羽の矢が立ったらしく。そんなわけで2時間近くかけて千葉営業所まで出向いたのですが、いざ現場に着くとピッカピカの新車レクサスが屋内にずらりと展示されており。私は車の知識が皆無なのでレクサスがどういう車なのか知らず、勝手名前の語感から機動戦士ガンダム」に似た、「情熱騎士レクサス」みたいな架空の巨大ロボットアニメイメージして行ったのですが、いざ現物を見たらそれがあながち間違いでもなく、美しい光沢のあるボディと洗練されたデザインはSFロボット的魅力に溢れており。商品のネーミングって大事なんだなと思った次第です。

そんな情熱騎士たち(じゃないけど)はおいくらなのかとふと値段をチェックしてみると、今まであまり見たことのない桁の数字が羅列されており。思わず一の位から「いち!じゅう!ひゃく!」と開運なんでも鑑定団方式数字を追ってしまったのですが、私が見たそれは1300万するのであり。いっせんさんびゃくまんてあなた、下手したらマンションが買える金額でっせと私は驚き、そんな高級車を日常的に近所の安売りスーパーエリンギ79円もやし39円を買いに行くのに使ったりするのか、凄いぞ!と眩暈がしたのですが、そんな高い車は自分は怖くて乗れないなあとすぐさまビビってしまった次第です。(まあその前にまず買えないですけどね。)話を聞くと来月発売の1800万のスポーツカータイプのものがそこですでに7台売れているとのことで、お金持ちというのは確実にいるのだなと日本経済格差に想いを馳せた次第です。私自身は車に興味がないのでそこまで惹かれませんでしたが、実際内装を見ると高級な革張り仕様の動く応接間といった極上空間で、これを所有したい人がいるというのは理解出来ましたね。車が好きでお金に余裕があればこんな良い物そりゃ買うよという感じで。情熱騎士レクサスに乗り込みレクサスビームレクサススーパーキックなどを駆使して日本平和を守るよと。

その後会場に集まった情熱騎士(じゃないけど)オーナーさんたち相手に絵付け教室を行ったのですが、みんなこの高級車を買った人たちなのか〜とついお金持ち認定してしまっている自分がいて、実際そういう目で見られるためというか、他人から信用を得るという意味でも高級な物を所有するのって大事だったりするんだなと、成功した人が高価なものを身に付ける理由が少し理解出来ましたね。みなさんマナーの良いお客様ばかりで楽しいワークショップになりました。さすがは騎士たちです。(だから騎士じゃないんだけど)

私は移動となるとだいたい徒歩か1万2000円で購入したママチャリなのであり、機動戦士にも情熱騎士にもなれないのですが、朝急いでいる時にはガンダムの如き機敏な動きで漕ぐし(「ユウスケ行きま〜す!」の台詞込みで)、天気の良い日はレクサスの如き寛ぎの極上空間サドル上に作り出しているので、ある意味では機動戦士でもあり情熱騎士でもあるのです。個人的にはそれでも良いような気がします。なあミル坊もそう思うだろう?と靴の箱に入って寛いでいるミル坊に話しかけたら「にゃあ」と優雅あくびをされました。ただの靴箱もミル坊にとっては極上空間レクサス情熱騎士なのです。f:id:fishingwithjohn:20170216193934j:image

2017-02-19 赤く塗れ!

浅草台東区民会館という施設で定期的に行われている「伝統的なおもちゃや動くおもちゃを作ろう!」という催しに毎年講師として参加してるのですが、今年もそこで張子の雛人形の絵付け教室を行いまして。この催し、参加費が無料ということもあって毎年たくさんの親子連れで賑わうのですよね。張子の他にも独楽に絵付けをしてみようとか、レゴを組み立ててみようとかゴムの銃を作ってみようとかコンテンツ豊富で。

今回もわらわらと子供たちが集まり絵付けをするのを「わー上手だね〜」とか「いい色使いだね〜」などと褒めつつ指導していたのですが(基本褒めることにしているのです)、ひとり元気のいい4歳くらいの女の子が絵付けをし始めまして。この子は色々世話を焼いてくれるお母さんに向かって「いいの!向こう行ってて!」などと突っぱねたりするやんちゃな子で。その子は赤を塗ったと思ったらその上から青を塗ったり、緑を塗ったと思ったらその上から黄色を塗ったり、そこにまたオレンジを塗ったりと最早お雛様の顔や着物など関係なく色を塗り重ねることに夢中になり始めたのですね。最初は私も「わー、アート作品だね〜」などと褒めていたのですが、こういう「塗るという行為気持ち良くなってしまう子」というのは結構多くて、そういう子の作品は最終的には全部真っ黒になるとか全面灰色になるとか一色に終着してしまいがちなのですよね。途中まではカラフルな配色でそれこそアート作品として成り立っているんですが。こういう最終的に一色になってしま工程を見る度に、当初カラフルな配色でお洒落を楽しんでいた人が最終的にそれを突き詰めて全身黒ずくめのファッションに落ち着いたりする現象と似ているのかしらと思ったりするのですが、何しろの子も色々な絵の具を塗りたぐった挙げ句全部真っ赤になるという仕上がりになりまして。その子のお母さんはというと、最初は「お雛様のお顔は描かないの?」「着物の柄は?」などと大人常識範囲で聞いていたのですが、途中からああこれは子供特有芸術作品だと理解したのか「カラフルで良いね〜」などと褒めるという路線に変更したのですが、最終的に赤単色に仕上がったので「あれ?全身真っ赤で良いの?」と疑問を呈しまして。いやそういうものですよ、と私は心の中で思いながら眺めていたのですが、その子が他の子と違うのは真っ赤になった雛人形にさらに赤を塗り重ねるという行為に及んだことで。もう真っ赤で塗る余地もないのに赤色の絵の具を執拗に塗り続けるのです。お母さんも「もう塗るところないでしょ、終わりで良いのね?」と聞くもその子は「まだ塗るの!」と言って聞かないのです。塗るという行為気持ち良さにトランス状態に陥ったのか、筆を派手にぶん回し赤色を塗り重ねているのです。お母さんは「赤の上に赤色を塗っても同じでしょ!」「結果的赤色で変わらないでしょ!」と正論を述べてやめさせようとするのですが、その子はもう赤色の虜になっているので聞かないのです。お母さんも業を煮やしたのか「ほらもう終わりにしよう!行くよ!」と筆を取り上げようとするとその子は「キ〜!」と怒り、「まだ続けるの!人にはそういう時があるの!わからないの?!」と大人びた台詞でお母さんを制止するのであり。「人にはそういう時がある」という台詞を4歳の児童から聞くとは思いませんでしたが、赤色一心不乱に塗り続ける行為を止められない時というのはどういう時だろうとふと自分に当てはめるにつけ、飲み過ぎとわかりつつも「もう1杯!」「いやまだもう1杯!」「まだ飲むの!人にはそういう時があるの!わからないの?!」と酒を浴びるように飲んでしまう荒れた夜みたいなことかしら、それならわかるわかると思い、何だか深いことを言う女の子だなと感心してしまったのですが、赤色の絵の具ばかり無駄に浪費されてもかなわないという冷静な判断をする私もいて、「はいはい、もう赤色は終りね〜」と赤の絵の具をしまうという抵抗をもってその子の荒れた夜を終わらせるに至ったのですが、その子は「やだ!まだ塗るの!」と発狂したようにわんわんと泣き出し、最終的にはお母さんが強制的に外に連れ出すという結果に着地したので、子供の執着というのは凄いよなと思ってしまった次第です。その子の中で赤を塗り続ける美学みたいなものが生まれて、それを全うしようとしたのでしょうか。確かに人にはそういう時があるのかもしれませんが、4歳にしてそれを自覚しているのは凄いなと思った次第です。

こういう子がそのまま成長したら良く言えば頑固、悪く言えば人の言うことを聞かない協調性のない人と思われるのかもしれませんが、この執着を芸術方面に向かわせれば凄いものを作り出しそうな気もします。赤色の向こう側を発見するかもしれませんし。ルシファー吉岡ネタではありませんが「こういう奴がiPhone作るぞ!」みたいな独創性に繋がるかもしれません。もしくは赤に赤を重ねても結局赤にしかならないという真理を獲得してしまい、平凡に落ち着いてしまうという可能性もありますし。人がどう成長するかはわからないものです。未来はあらゆる方向を向いているのです。赤を巡る未来は。

しかしこういう「様々な色を塗り重ねて結果的に一色になってしまう」という現象は様々な場面で見られるような気がします。この現象を言い表す的確な言葉がないものかと思いつつ、その子の汚した赤にまみれたテーブルをせっせと掃除した私です。「掃除をするのは結局大人たち」という。その真理はすでに獲得している私なのですが。

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2017-02-17 星めぐりの歌々

先日molnにて行われた草とten shoesとaCaeさんのライブですが、盛況のうちに終了しました。たくさんのご来場をどうもありがとうございました。どうなることかと思われた草ten2回目のライブでしたが、何とか今回も無事完奏出来ました。これも新人の我々をあたたかい目で見てくれたお客さんとaCaeさんのおかげです。本当に感謝です。

そんなaCaeさんはライブ前日にはるばる高知から鎌倉入りし。今回のライブはそもそもSa-Rahさんの洋服の展示のオープニングイベントで、そのSa-RahさんとaCaeさんが揃って我が家に泊まることになっていたのですが、Sa-Rahさんが急きょインフルエンザで来られないという事態になり。aCaeさんだけが我が家に泊まることになったのですが、果たして初対面のaCaeさんをもてなすことが出来るかしら、怖い人だったらどうしようなどと心配しつついざ対面してみたら、aCaeさんは私の大学の後輩であることが判明し。年代も近いということもありすっかり意気投合して酒を酌み交わし、気が付けば夜中の3時半まで語らうという展開になっていたのでした。それこそ学生時代を思い出してしまいましたね。私は当時メロディーメイカーという音楽サークルに入っており、彼はドリーマーというやはり音楽サークルにいて、お互い「わ、懐かし〜!」と盛り上がり、もう少しで「ドリームメイカー」というユニットを2人で組みそうな勢いだったのですが、学生時代の思い出を共有出来ると嬉しいものです。aCaeさんは曽我部恵一さんのレーベルからアルバムを出しているので、曽我部さんの話などでも盛り上がり。(贅沢にも私のギターサニーデイの曲を歌ってくれたりしました。)

そんな良き雰囲気で迎えたイベント当日、リハーサルもつつがなく進み。草とten shoesの面々はさすがに若干緊張してましたけどね。前回は山田氏のお客さんの前で多少のホーム感がありましたが、今回は我々を知らないお客さんが見てますからね。よくよく考えたらライブをするのが2回目とは超の付く新人なのであり。みなガチガチに硬くなりながらリハーサルを終えまして。

そして迎えた本番、今回はお土産Sa-Rahさんのクロスとポーチセットが付くという贅沢な特典もあり、たくさんの方にご来場いただき。妻も私も店のスタッフ側としてお客さんを入れながらその後しれっと演者側になったので、知らない方はさっき受付にいた私が急にギター持ち出して何事かと思ったことでしょう。今回は我々の持ち曲である「冬の日の幻」「夏はまっしろ」に加え山田氏が巣巣のために書き下ろし名曲「小さな巣を作るように暮らすこと」のカバーも初披露し。アーティストがお店のテーマ曲を書いてくれるなんて早々ないことなのです。しみじみしながらギターを爪弾いてしまった私です。みなそれぞれ緊張からか硬いままの演奏でしたが、何とか無事にステージを終えまして。(まあ言うてもたった3曲なんですけどね。)こうしてライブを何度も重ねてバンドというものは成長していくんだねと思った次第です。昨日のaCaeさんとのトークも相まって何だか大学時代学園祭ライブを思い出しましたね。バンドを始めた頃の初心を改めて取り戻したような気持ちになりました。

そして次に登場したaCaeさんは繊細なピアノ歌声でガラッとステージ雰囲気を変え、その美しい旋律で我々を魅了してくれました。公園で録音したという子供たちの会話や環境音に合わせてピアノを弾くという風景スケッチには様々な物語想像され、イメージが膨らみましたね。molnは外の電車の音や環境音が聞こえてくるので、他のインスト曲でもそれが相まってまるで映画音楽のように聞こえとても心地良かったです。今回のライブSa-rahさんたっての希望でaCaeさんが指名され実現したのですが、鎌倉でのこの素晴らしい演奏体験出来ず残念だったろうなと思った次第です。

最後には何とaCaeさんと我々草とten shoesセッションをすることになり。宮沢賢治の「星めぐりの歌」を一緒に演奏しました。アユミさんがピアノ、aCaeさんがギターで私がベース岩崎さんがグロッケンという新鮮な編成で、男女デュエットで賢治ワールドを奏でました。アレンジはけものさんのバージョンを参考にしたのですが、良い感じで出来たのではないでしょうか。何と草ten2回目のライブにして初のセッション体験したのでした。

ライブが終わればまた演者からスタッフ側に回り、わらわらと会場を片付け軽く打ち上げなどし。岩崎さんにどうでした?と聞くと「うん、次回はもっと頑張るー」と相変わらずポジティブニコニコしていたので次回はもっと良くなるのでしょう、きっと。aCaeさんともひょっとしたら「ドリームメイカー」の活動を始めるかもしれません(笑)

そんな草とten shoesですが、何と次回のライブ4月8日に決まっているのです。果たしてどうなることやらですが、春のいっぱいの日射しの如きあたたかな視線で見守っていただけたら幸いです。ぜひ今後もよろしくお願いしますということで。f:id:fishingwithjohn:20170217083725j:image

2017-02-06 モデルさんと写ルンです

先日「今日我が家モデル女の子が来るで、めっちゃ可愛いで」と妻に言われ、何だそれはどういうことだと詳しく問えばファッション雑誌「mer」の専属モデル柴田紗希さんが自身の連載ページ「きらきらノート」の撮影のためにカメラマンさんと編集者さんと一緒に訪ねて来るとのことで。どうやら我が家撮影ロケ場所として使うとのことなのです。カメラマンさんが妻の知り合いで、その柴田紗希さんもmolnに来たことがあり、顔見知りであるところから来た話であるらしく。聞けば柴田さんは「しばさき」の愛称大人気のモデルさんで、インスタグラムフォロワー23万人もいるというカリスマなのだそうで。そんな凄い人が家に来るのかと私は驚き、いそいそと掃除機などかけ、物をわっさわっさと片付けて待っていると果たしてしばさきさん御一行が「こんにちはー」とやって来て。

事前にアイフォーンにて画像検索写真を見てそのキュートネス確認していたものの、やはり生で見るしばさきさんはキラキラ輝いており、その眩しさに思わず「うわあ!」と仰け反った私なのですが、何しろ可愛いという言葉はこういう子のために存在するのだなと思わせるカワイイ力があるのですね。そんなしばさきさんは我が家を「素敵〜」などと褒めてくれ、インスタントカメラでバジバシ家の中を撮影するのであり。いや素敵度で言ったら貴女の方が素敵でっせと思いつつ、よくよくそカメラを見ると使い捨ての「写ルンです」なのであり。今また若者流行っているとは聞いたけど本当に日常で使ってるんだ?と私は驚き、そのレトロまでいかぬ微妙距離感の懐かしアイテムをお洒落に使いこなすモデルさんの姿に何だかくらくらしたのですが、おそ松さん仕様写ルンですは確かにポップに見え、流行りは何周もするものなのだなと感心した次第です。

そんなこんなしてたらカメラマンさんが階段の影からびくびくしながら覗くミル坊を見つけ、早速持参して来たおもちゃを駆使しミル坊の気を引き。そのおもちゃ使いの巧みさは達人の域で、私は「む、この人出来る!」と感心したのですが、しばさきさんも「わー可愛い〜!」などと声を上げ、我々も「ミル坊、降りて来い〜!」と必死で階下へいざない、なかなかな大騒ぎになったのですが、そんな騒ぎをこわがってかミル坊は「うにゃあ!」などと声を上げ2階に隠れてしまい。まあ人が来たらまずは隠れるというのがミルあるあるなので仕方ないんですけどね。その後無理やり抱っこして階下に降ろし、必殺のチャオちゅ〜るという猫のおやつで気を引き、何とかしばさきさんとミル坊の2ショットが成立したのですが、臆病なミル坊はずっと腰が引けてましたね。或いはミル坊も男の子なのでしばさきさんの眩しさに思わず仰け反っていたのでしょうか。

私はその後出かける用事があったので、とりあえずしばさきさんと一緒に写真を撮って貰おうとお願いしたら快くオーケーいただき。妻とミル坊と一緒に撮って貰ったのですが、妻が「折角ならしばさきさんと2ショットで撮って貰えば?」と言うので、お願いしたら「もちろんです!」としばさきさんはピッカピカの笑顔で言うのであり。それを聞いて私はつい「でへへへへ〜」と茹でた蒟蒻の如き弛緩したデレ顔になってしまったのですが、可愛い女の子と一緒に写真を撮って貰うというのはイベントなんだなとおじさんみたいなことを思ってしまった次第です。(まあ実際おじさんですけどね。)写ルンですのルンはルンルン気分のルンなのかなとそのネーミングの妙を実感しましたね。写真を撮る時にはたいてい人はルンルンなんじゃないかと。

しかし思えば写ルンですは昔は観光地の売店や自販機などで売っていた代物で、ほとんど観光イベントしか使わなかったなあという印象なんですが、もちろん日常スナップで使っても良いんですよね。観光地で撮って現像に出すのにまだ枚数が余ってるから日常のどうでもいい写真で消費したりというのはありましたが、日常で気軽にカメラを使う習慣が付いたのは携帯カメラ機能を得て以降なんですよね、私の場合携帯カメラと同じような感覚写ルンですを使うしばさきさんを見て何だか不思議感覚を覚えた私です。私は便利なカメラ機能携帯内にあるのに今更レトロ写ルンですには戻れないなあと思ってしまうのですが、若い人には新鮮なアイテムなのでしょうか。

しかしこのデジタルが普及した後のやっぱアナログも良いよね運動には面食らうこともあるのですよね。昨今のカセットテープブームもそうなんですが。え、今更テープに戻りますデータダウンロードする時代に?という気持ちになってしまうのは、写ルンですカセットテープ昭和自分がイケてなかった時代の苦い思い出がそこに染み付いているせいな気がするのです。カセットテープに下手くそ自作曲を録音したり、せっせとあてのない編集テープを作っていた無為なあの時代の空気は今思い出したくないというか。日向ダッシュボードカセットを置きっ放しにしてテープが伸び、音がぐにゃんぐにゃんになったジャッキー・チェンサントラを聞いた時の絶望感とか。親戚同士の気の乗らない旅行などで不貞腐れながら観光スポットピースするおじさんおばさんを苦々しい気持ちで撮っていた写ルンですには今更戻りたくないのです。自分的には振り返るにはまだ早いのですよね。ついこの間まで現役だった代物なので。写ルンですには何の罪もないですけどね。

つかこんな私にもカセットテープ写ルンですも何周かしてしっくり来る時が訪れるのでしょうか。下手したら20年くらい現像していない当時の写ルンですが家々に多数存在していて、現像したら思いがけない懐かしショットが出て来るなんてことがありそうですけどね。タイムマシンにもなり、現役のお洒落アイテムにもなり。物の流行とは不思議ものです。

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2017-02-04 草とten shoesリターン

去年のクリスマスイブライブデビューした新バンド「草とten shoes」ですが、実は次のライブも決まっているのです。来週2月12日鎌倉molnで催されるaCaeさんのライブオープニングアクトとして、我々出演させていただくことになりました。前回も山田氏のオープニングアクトでしたし、何やらオープニングアクト専門のバンドになりつつありますが、折角の機会ですのでがっつり演奏させていただこうと思っております。(がっつり言うてもそんなレパートリーないですが)

本番に向けすでに何度かリハをしているのですが、初回はまず正式アー写を撮ろうと相成り。というのもaCaeさんの所属するローズレコードホームページに簡易的な草とten shoesアー写も載っているのですが、妻が間違えて違う写真の方を送ったらしく、アユミさんが目を閉じてる写真が載ってしまっているのですよね。ローズレコードは妻の敬愛する曽我部恵一さんのレーベルだというのにそんなミスがあろうかという話ですが、今後そんなことがなきようにと岩崎さんがカメラ三脚を持ち込み、それぞれ衣装を着て構図を決め、きっちりと撮影をしたのでした。前回の写真は私が撮影したので3人しか写ってなかったですが、今回は晴れて(?)私も写りこませていただき。よりバンドぽい体裁になりました。(岩崎さんに「五十嵐さんも入っていいよー」と言われました・笑)

さらに今回は新曲も増えまして、山田氏が巣巣のために書き下ろした曲「小さな巣を作るように暮らすこと」をカバーさせてもらうことになりました。岩崎さんの著書をきっかけに生まれた曲なので、ある意味セルフカバーとも言えるかもしれません。山田氏が岩崎さんを泣かせようと巣巣で披露したら当の岩崎さんはニコニコしていて、全然関係ないお客さんが感動して泣いていたでお馴染みの名曲です。こちらの草tenバージョンもぜひ聞いていただきたく。この日のライブはmolnで始まるSa-rahさんの洋服の展示のオープニングイベントという名目なので、ご入場の方にSa-rahさんのオリジナルリネンクロスも付いて来るというスペシャルな内容です。愛媛天然素材で着心地の良い洋服を作られているSa-rahさんの展示と共にぜひ楽しんでいただきたく思う次第です。何卒!

Sa-Rah exhibition live

2月12日(日)鎌倉moln

live:aCae

opening act:草とten shoes

open18:00start18:30

charge\3000(+1drink)

Sa-Rahオリジナルリネンクロス

そんな草tenのリハはというと相変わらず岩崎さんはポジティブで、演奏を間違えても「うん大丈夫大丈夫ー」といった具合で、いや大丈夫やないで間違えてるでと思いながらもあまりにポジティブなので「あれ、大丈夫なのかな?」とこちらも思ってしまうというおそるべきポジ魔力を発揮しています。まあ最終的に本当に大丈夫になるんですけどね。岩崎さんは今度巣巣で世田谷区長保坂さんとトークイベントするそうですが、区長相手にも物怖じせぬ大物感はこのポジティブさが所以であるなと再確認している次第です。

しかし気付けば怒濤1月が終わり早くも2月になってしまいました。早いのです。ついこの間妻がインフルエンザでダウンして、私は奇跡的に大丈夫だったんですが、まだまだ油断は出来ぬなと思いながらミル坊のふわふわの冬毛を撫でている私です。

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