お花畑めざして

2013-02-01

アベノミクス

前々回前回は「バブル」について書きました。


簡単にまとめると


株式は、その企業が持つ実体価値に対して過剰に発行すると価格が下がる。」


「それを“株式を持ち合う”ことで価格が下がらないように詐欺工作をした成果が『バブル』、その結末が『バブル崩壊』」


経済には必ず『実体』が伴わなければならず、たとえ数字の操作だけで好景気を偽装したとしても、最後には必ず破綻が訪れる」


ということです。


さて、「バブル」の原因(の一つ)は「株式の過剰供給」でしたから、その結果として「株式価格の暴落」という現象が起きましたが、もし「貨幣の過剰供給」が起きたら・・・これは「貨幣価値が相対的に下がる」ということですから、その結果起こるのは「インフレ」です。



そう、今回は「アベノミクス」の話です。



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アベノミクス」というのは「金融政策、財政政策、成長戦略」という三本の矢による経済政策なんだそうで、これに大きな期待を寄せているのがこちらのブログです。


 
「シェイブテイル日記」
2013-01-27 アベノミクス元禄文化の関係
http://d.hatena.ne.jp/shavetail1/20130127


 
「長年のデフレの後のアベノミクスは、平成の現代に元禄の世の中のような百花繚乱の文化を咲かせることになるのかもしれません。」


しかし、残念ながらシェイブテイル氏の期待するようにはならないだろうな、というのが私の予想です。


なぜか。


シェイブテイル氏の、別の日のエントリーにこうあります。


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2012-12-14 「現預金の価値」がそれほど重いものなのか
http://d.hatena.ne.jp/shavetail1/20130127


(ここまで省略)


リフレ政策・金融緩和などにより、デフレ下の民間(非金融部門)にマネーが純増したとします。
デフレである以上、これが簡単に価格上昇には結びつきません。 だからデフレ、ともいえます。
増加したマネーは、失業した人の雇用増加や遊休設備の稼働により、商品・サービス製造を引き起こします。
これにより失業していた人々に雇用機会が生じ、新たな設備投資も惹起します。
こうしてデフレギャップが埋まっていきます。


効果的なリフレ政策でインフレ転換が起きる時、民間に増えたマネーにより設備投資増加や失業率低下が始まり、不況から好況に転換します。 
サラリーマンの給料は上昇に転じ、リストラもほとんどなくなるでしょう。新卒者の就職率も当然上がります。 
配偶者を持てるだけの年収が見込めるようになれば、未婚率は低下し、特殊出生率は上がり、中長期では少子化抑制もできるでしょう。
更には自殺率が下がる、国民の気持ちが前向きになるなどの大きな効果も見込めます。
また減価した不動産株式などの資産価値も上昇します。
少し考えてもこれだけメリットがあるインフレ転換が金融緩和などのリフレ政策で可能だとすれば、マネーの価値がわずか年率2%程度下がるなどというデメリットはほとんど無視し得るものだと私は思います。


(以下省略)


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何から突っ込んでいいのか迷ってしまいますが、中でも一番無理筋なのはやはりここらへんでしょうか。


「効果的なリフレ政策でインフレ転換が起きる時、民間に増えたマネーにより設備投資増加や失業率低下が始まり、不況から好況に転換します。」
サラリーマンの給料は上昇に転じ、リストラもほとんどなくなるでしょう。」



 
どうしてリフレ派の人って、「トリクルダウン理論(笑)」をここまで無邪気に信じることができるんでしょうか???


 
これに関しては、実は非国民通信氏(以下H氏)が良いエントリーを書いています。
数少ない拙ブログ常連読者の方はご存じのように、私は時々H氏の記事をブログで取り上げては批判しております。
がしかし、だからといって、H氏がいつも間違ったことを書いているっていう訳じゃありません(当たり前かw)。
今回はH氏の名誉回復の為にも、彼のブログ記事を引用することにしましょう。


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非国民通信」
2010-10-02 好況でも不況でも賃金は下がる
http://blog.goo.ne.jp/rebellion_2006/e/f24c29801add0c57125ec07b031e98bd


(ここまで省略)


 給与水準の低下に対して、不況だから、デフレだからと言い放つ人がいます。本当にそうなのでしょうか? 確かに、「実感」としては不況なのかも知れません。給料が上がらないのですから、景気が悪く感じられるのも当然です。しかし統計が示唆するのは、そうした印象論とは全く逆のものと言えます。


 1989年の名目GDPは407兆円です。一方で2009年のGDPは474兆円です。たしかに2007年をピークに2年連続で低下しているものの(2010年度は増加に転ずる見通し)、1989年に比べれば2割ほど増加しています。要するに、不況と言いつつもこの20年で見れば経済は成長している、それにも関わらず給与水準は低く据え置かれているわけです。分配のパイは増えない(だから格差解消のためには正社員を切るしかない)、などと自信満々に言い切る連中も後を絶ちませんが、世界経済に比べて格段に緩やかな成長でしかなかった日本でさえ、戦後最長という異例の長期間にわたって分配のパイは増え続けてきたのです。しかし分配のパイは増えても決してそれを労働者側に分配しようとしなかったのが日本経済であり、それが日本市場購買力を損ねてきました。不況だから給料が上がらないのではありません。給料が上がらないから、働く人の取り分を抑え込んできたからこそ不況なのです。


 景気回復局面にあっても不況を装って賃金を抑え、本物の不況が訪れればここぞとばかりにさらなる賃下げに走る、この結果として売上高は前年度よりも減ったけれど純利益は増加、みたいな事態すら当たり前のようになってしまいました(参考)。結局、こうした人件費削減によって利益を確保するという日本的経営から脱却しないことには、不況もまた終わるはずがないと言えます。経営側にしてみれば不況のおかげで空前の買い手市場、雇う側が働く側に対して圧倒的優位に立てるわけで、こうした現状は意外に居心地が良いものなのかも知れません。しかし、人件費を削って利益を確保するのは自分の足を食べて生きながらえるようなもの、このままではいずれ日本市場は死にます。ならば政府のやるべきことは、企業の人件費抑制を阻止することです。


(以下省略)


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上の記事中の(参考)にはH氏の別のエントリーがリンクされています。それはこちら↓。


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非国民通信」
2010-09-08 企業がカネを滞留させている
http://blog.goo.ne.jp/rebellion_2006/e/02722502836cbf00abe8292de7d00ce3



大企業 内部留保11兆円増 09年度 総額244兆円に(しんぶん赤旗


 内部留保は、利益剰余金、資本剰余金引当金などから自己株式を差し引いたもの。主要部分である利益剰余金は、前年度の133兆2000億円から135兆6000億円に増え、資本剰余金も80兆7000億円から86兆1000億円に増加しました。

 売上高は前年度の588兆1000億円から513兆7000億円に12・7%減りましたが、当期純利益は4兆円から7兆円に増加。1人当たり従業員給与・賞与は565万円から539万円に減少。製造業設備投資ソフトウエアを除く)は10兆9000億円から7兆円へと36%の大幅減少でした。


 大企業は円高・株安を理由に法人税減税など優遇措置の拡大を主張しますが、正社員の非正規への置き換えなどでコストを減らし、売り上げが減っても利益を蓄えていることが改めて浮き彫りになりました。大企業が生産活動への投資を控え、過剰な内部留保をため込んでいることが日本経済の停滞を招いています。



 引用元では内部留保の方に焦点が当てられていますけれど、もう一つの重要なポイントとして「売上高は前年度の588兆1000億円から513兆7000億円に12・7%減」でありながら、「当期純利益は4兆円から7兆円に増加」していることが挙げられます。売上は減ったけれど、利益は増えているわけですね。結局、これが日本的経営というものなのでしょう。売上を伸ばすことではなく、コストカットによって利益を確保する、これが日本的経営であり、日本を先進国中唯一のデフレ国家たらしめているものでもあります。


(以下省略)


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2010年時点での経済状況は、


「要するに、不況と言いつつもこの20年で見れば経済は成長している、それにも関わらず給与水準は低く据え置かれているわけです。」


「しかし分配のパイは増えても決してそれを労働者側に分配しようとしなかったのが日本経済であり、それが日本市場購買力を損ねてきました。不況だから給料が上がらないのではありません。給料が上がらないから、働く人の取り分を抑え込んできたからこそ不況なのです。」


そして、


人件費を削って利益を確保するのは自分の足を食べて生きながらえるようなもの、このままではいずれ日本市場は死にます。」


つまり、日本経済を再生させるには、再配分を強化して内需を強くすることが必要不可欠なのです。


もし、再配分を強制的に行うような政策(最低賃金引き上げ等)を実施しなければ、「輪転機をぐるぐる回し」て通貨を増やし、それによってインフレを起こそうとしたところで、それらの資金はこれまで通り企業の内部留保になるだけでしょう。
(というか、むしろ日本経済は現時点ですでに充分すぎるほど金融緩和されており(だからこそ企業は大量の内部留保を滞留させることができている)、これ以上の金融緩和は無意味だと私などは思うのですが、これに関しては当のH氏を含めそうは思わない人も多いようで…。)


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ところでその安倍内閣、肝心の再配分政策はというと・・・


 
生活保護 受給世帯96%で減額」 東京新聞 2013/01/28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013012802000116.html


 
話によれば、最低賃金生活保護費を下回る場合がある現状を改めるため、最低賃金を引き上げるのではなく生活保護費を引き下げたのだとのこと。
景気対策としての再配分」など安倍総理にとっては発想の外、「企業優遇」こそが、それだけが景気対策ということです。


つまりは、低所得者層に対してはより一層の「シバキ上げ」、企業に対してはより一層の「緩和政策」、これがアベノミクスと言われる経済政策なのです。


ということで、「輪転機をぐるぐる回し」た資金は、バブル後の「好景気」の時と同じく、企業の「内部留保」として滞留する可能性が高いと思われます。


これでは、景気も良くなりませんし、インフレだって起こりません。
(そもそも通貨量の増大自体は、景気を良くも悪くもしませんが。)


しかし、ここからがさらに問題なのですが、安倍総理インフレ率2%を目標として、「達成するまで」経済対策を続けると公言しています。
ということは、「2%のインフレ率が実現するまで」延々と「輪転機をぐるぐる回し」続ける、かもしれないのです。


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もちろん、違うシナリオも存在します。
内部留保」ではなく、設備投資をしたり、金融投資をしたり、・・・手持ちの資金でとにかく何かしたくなるように、政策誘導することは可能でしょう。
2%のインフレ目標も、達成できるかもしれません。


しかしその場合でも、従業員の賃金が上昇するとはとても思えません。
現に2000年代の「好景気」の時には、従業員の平均賃金が下落した「実績」がありますし、「最低賃金に合わせて生活保護削減」するような政府が「強制力を伴った賃金上昇政策」など取るはずありませんから。


円安の追い風を受けて、輸出業は少し持ち直すかもしれません。
原材料を輸入する業種は、むしろ厳しくなるかもしれません。
しかしいずれにせよ、一部の企業の景気が良くなったとしても、フツーの人にとって景気が良くなるわけじゃありません。


インフレは起きましたが、景気は(一部の)企業でしか回復しませんでした・・・


・・・というところで、“政府ブレーンが冷静ならば”インタゲ政策は終了でしょう。
政府もおそらくこの線あたりを狙っていると思いますよ、私は。


しかし、もしかしたら「国民がそれを許さない」かもしれません。


「金融緩和は景気対策の基本」と「理屈もわからず盲信」してしまうと、たとえ「再配分による内需強化」がなくとも、「金融緩和だけでも少しは景気が良くなるはずだ」などと考えてしまうかもしれません。
そうなれば


「景気が良くなるまで金融緩和を続けるべきだ」


なんていう声が出てきてもおかしくありません。


ところで金融緩和、特に量的緩和を実施するということは、貨幣の価値が現在よりも下がるということです。
富裕層資産が目減りする、なんてのはどうでもいいんです、少なくとも私たち低所得者層にとっては。


賃金が、その額面が下落しているのに、政府に「輪転機をぐるぐる回せ」と低所得者層自らが要求し、自ら進んでその少ない賃金の価値をさらに下げようとする・・・


そんな漫画のような事態が起きてしまうかもしれないのです。


 


いずれにしても「アベノミクス」、「量的緩和」と「内需縮小」を同時に実行する政策の、このままいけばその行き着く先に待っているのは「スタグフレーション」です。


 
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今回は、「アベノミクス」を再配分と通貨量の側面から考えてみました。
他にもいろいろ問題(財政規律、日銀の独立性、等々)はありますが、今回考えた要素だけでも「アベノミクス」に反対するには十分です。


一見「経済政策」というと、「社会保障」とは別もので、


「『経済政策』で好景気をつくることで『社会保障』の費用をまかなうようにすればよい」


と考えてしまいがちなのですが、むしろその考え方こそが経済成長を妨げてきた、といっていいでしょう。
失われた20年とは、バブルが崩壊したために起きたのではなく、企業が再配分を放棄したために起き、そしてそれ故に現在まで続いているものなのです。
その反省を生かさない経済政策は、日本の不況を根本的には改善し得ないといっていいでしょう。
もはや高度成長期のように「他国の経済成長を大量に取り入れたり」「エネルギー投入量を右肩上がりに増やしたり」することなどできないのですから。


 


また「アベノミクス」の周辺では、なにか「紙幣を刷ればすべてが解決」するかのような物言いをする人が目立ちますが、もちろん経済にはそんな「魔法のような方法」はありません。
ただ紙幣を刷るだけでは、紙幣自体の価値が下がるだけ。
個人の収入の額面がインフレ率以上に上がらなければ、それは体のいい個人から国家への富の移動に他なりません。
増税」をしようとすると多くの国民から反対されてしまいますが、このような「実感の薄い実質的な増税」であれば、「景気対策」の名のもとに国民の支持を受けて堂々と実施されてしまう、かもしれませんね、今の勢いでは。


 


最後に。
これは何度でも書きますが、経済とは「実体」が伴わなければなりません。
今回の話で言えば「景気向上のために内需を回復させること」、この内需」こそが「実体」なのです。

suterakusosuterakuso 2013/02/19 22:51 funabaristaさん、こんばんは。こちらで簡単にコメントさせていただきますね。まず、私はリフレ派にそんなに詳しくありませんし、リフレ派を自任している訳でもありません。まあ、インタゲの方がよいのでは?くらいです。ちなみに、私も財政危機への警鐘が必要ないとは全く思っていません。でも、あちらでああいうようなことになっているのには、そうなるいきさつがあったというだけです。話を戻して、私は、日本は、現在、その生産力をフル稼働させているというには、程遠い状態ではないかと感じます。家電、衣類、生活小物などは、国内の工場が操業を停止したり生産を縮小している一方で、身の回りを見渡せば、東アジアや東南アジアからの輸入品があふれています(と、いうかそれしかない)。また、社会に貢献できる仕事をしたいという希望をもちながら、職に就けづにくすぶっている若者もたくさんいます。で、まず思うところは、平均的な生活は下がるかもしれないけど、金持ちがやたら目についてきて腹が立つかもしれないけど、円の価値を低下させて、円安にして、産業の空洞化を食い止め、今の日本社会で一番競争力のない人たちも少しは自分で稼げる状態をつくれないかということです。それと、これはどうすればうまくいくのか難しいのですが、福祉などのサービスを活発にできないかということですね。サービスは、サービスをする人が健康に生きていくことができれば、資源もいらないのに、現状、それが活発にならないのですからね。それから、財政出動については、日本に潜在的な生産力がないのなら、財政出動しても民間経済が政府経済に代わるだけということになりますが、あるのなら、通貨量を増加させることとあわせれば、民間経済に政府経済が加わり、軌道に乗れば政府経済を民間経済に移行させていけると期待できると考えます(←…ごく、ふつう…)。ちなみに、それで自民党は失敗し続けただろう、平成の借金王小渕首相を忘れたのか?という話になりそうですが、どうも、それこそリフレ派などからは、だから〜あの時日銀がとっととゼロ金利政策をいったん解除したでしょうがぁ〜みたいな話が出てくるようです。ま、そのへんは専門的すぎるのですが、とにかく私は、日本の潜在的な生産力(funaboristaさんの言葉では「経済規模」)は本来、もっとある、まずはこれ以上、働けない人が増えないようにしよう、できれば今働けない人が働けるようにしよう、という立場です。「そんなこと言っても、インフレで庶民の生活が〜」ってのは、その上でさらに、もちろん争うべきではと。

お忙しそうなので、お返事は、週末でも、ずっと後でも、なくても、構いませんよ。とりあえず、言いたいことを一方的に言いましたし、ま、質問はありません。

ヤンヤン 2013/03/06 19:24 内需が大事というのはご指摘の通りと思います。
ただ、アベノミクスに対して誤解なさっていると思います。
アベノミクスは公共事業による内需喚起も含みます。東北復興や国土強靭化です。
金融緩和と財政出動がセットになっていると考えた場合は、客観的にどう思われますでしょうか?

funaboristafunaborista 2013/03/08 07:23 suterakusoさんへ、ではなく、他の読者の方へ

suterakusoさんのコメントは、こちら(http://blue.ap.teacup.com/nozomi/139.html:下のトラックバック「税制再論とアベノミクス批判」)のコメント欄でのやり取りが背景です。


suterakusoさんへ

書きたいことはあるのですが、話題が多岐に渡りますのでうまくまとまりません。
もう少々おまちください。

funaboristafunaborista 2013/03/08 07:24 ヤンさんへ

はじめまして。

>金融緩和と財政出動がセットになっていると考えた場合は、客観的にどう思われますでしょうか?

まず、現時点で「金融緩和は十分すぎるほどされている」ことを確認したいと思います。
いわゆる「ゼロ金利政策」は1999年から、それでも足りないということで「量的緩和」を実施しました(紙幣発行量は1995年の40兆円に対し2011年には倍の80兆円)が、実体経済の是正を放置したため、デフレ解消には全く寄与しませんでした。
それまでは、紙幣発行量/名目GDPの値はほぼ一貫して6〜8%だったのが、名目GDPの値はほとんど上昇せずに、現在は、紙幣発行量/名目GDP=16%に達しています。
現在日本の名目GDPはおよそ500兆円ですから、これまでの量的緩和により「あと500兆円以上の伸び代」が既に作ってあるのです。
まずはそれを有効に利用することです。
(「無制限の量的金融緩和が有害である」件についてはこちらをご覧ください(PDFです)→http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/essays/monetary_uselessness_20121118.pdf)

その上で、「財政出動」については、私は特に否定しません。
もっとも、「東北復興や国土強靭化」も大事ですが、こういう一時的なものだけでなく、例えば「30人学級による教員雇用増」のような恒常的(かつ大きなリターンが見込めるもの)も同時に行わなければなりませんし、つまりは小泉内閣時代の公務員削減路線の逆を行くべきなのです。
もし、この類の財政出動を「景気が向上してから」と後回しにするのであれば、今回の「アベノミクス」も今までのバブル後の経済政策と同じく失敗に終わるでしょう。

そして、「客観的にどう思うか」についてですが、もし安倍首相が現在の「賃上げ要請」を、「法的強制力を伴う賃上げ政策」として幅広い層に、しかもそれ相応の額で実施したならば、景気は緩やかに回復するでしょう。
ただし現在までの推移をみる限り、その可能性は限りなく低そうです。
むしろ更に「正規→非正規」化を進めることで国民の富を企業に移転させることで、2003年〜2007年のような「一時的な好景気」が再来する(そして日本の地盤沈下が更に進行する)可能性の方がよほど高く感じられます。

suterakusosuterakuso 2013/03/09 09:44 funaboristaさん、こんにちは。

ご回答の件は、了解しました。お気を遣わせてしまいまして、恐縮です。

さて、ヤンさんへのご回答にある齊藤誠教授の文書を興味深く読ませていただきました。この文書に???と思う部分もあるのですが、funaboristaさんの論が何を根拠にしているのかが少し分かるようにも感じました。伊賀さんのところでストックとフローのことを言いましたが、ああ、あれはこの文書から出てきたんだとかですね。ところで、これだけ権威のある人なのに私から見て???ということは、こういう時ほどこの人について見てみないといけないと感じ、少しネット検索をしてみました。その中で、やはりとても興味深い記事を見つけました。これ、funaboristaさんや伊賀さんのように、金融緩和=×、正社員・公務員の増大+給与の引き上げ=○という人にとっては、実は3ページ末からは大問題なのではないかと思いますが、いかがお考えでしょうか? この人、ある意味リフレより「中間層」に厳しいですよ。

funaboristafunaborista 2013/03/10 11:29 suterakusoさんへ

>その中で、やはりとても興味深い記事を見つけました。これ、funaboristaさんや伊賀さんのように、金融緩和=×、正社員・公務員の増大+給与の引き上げ=○という人にとっては、実は3ページ末からは大問題なのではないかと思いますが、

「とても興味深い記事」がどの記事なのかわかりません(PDFの3ページ末あたりは特に問題のない記述だと私は思います。)
もしかしたらURLをお家マークのところに貼っていただいたのかもしれませんが、こちらには届いておりませんでした(たまにあるらしいです)。
お手数ですが、再送お願いします。

suterakusosuterakuso 2013/03/10 12:23 あれま。これは失礼いたしました。ミスです。お手数おかけします。こちらです。
>http://diamond.jp/articles/-/9740?page=3

funaboristafunaborista 2013/03/12 07:58 suterakusoさんへ

記事読みました。
解雇した(中高年の正規)労働者をそのまま放っておくのか、それともセーフティネットで守るのかによって、目指すところはだいぶ変わってくるんだと思います。
以前、「競争の作法」(http://www.amazon.co.jp/dp/4480065512)という本をチラ見して、そこでは一応後者を目指しているようでしたが、世帯当たり年金額288万円を引き下げてでも年収下位20%の平均所得127万円を引き上げるべき、という部分については、年金に手を付けなくても他で何とかなるだろうよ、と私としては思いますので同意できませんでした。

いずれにしても、「現状をどのように分析・認識するか」と「何をもって解決とするか」は別物なので、後者が自分の考えと一致していなくても前者を正しいと判断すれば引用することはこれからもあります。
(もちろん後者も一致する人の論を引用する方がいいのでしょうけれど、そこは私の知識量の少なさと理解してください。)

(ついでに「正社員・公務員の増大+給与の引き上げ=○」について少し丁寧に書くと、「正社員」については、正規と非正規という差別をなくすことが第一で、北欧型の「解雇しやすいかわりにセーフティネットを高くする」社会でもいい(というか、経済だけで考えればどうしてもそちらに向かわざるを得ない)と思いますし、「公務員」については、そのセーフティネットを構築するための必要条件、経済性を追求すれば消滅してしまうけれど生活に必要なものはやっぱり国でやりましょう、ってことで、「給与の引き上げ」については、現実性を無視すれば、ぶっちゃけ「高額の法人税→月20万程度のBI」の方がいいと思っています。)

小野 哲小野 哲 2013/03/20 15:02  お久しぶりです。
 アベノミクスについてはバブル誘発政策であることは同感ですね。中高年の解雇の問題など、様々な課題があるわけで、非正規労働者の乱発が目立っています。
 まずは正規雇用を増やすことが大切です。非正規労働者で希望者は全員正規労働者にするよう義務付けるだけでも経済効果は抜群です。そのうえで、北欧型の負担の仕組みを考えるべきでしょう。
 このままでは安倍シンゾーでも失われた30年ということになります。やるべきは、まずは首相官邸に志位和夫氏、佐高信氏、植草一秀氏という見識者を招き、その前で経団連トップやトヨタ自動車の馬鹿社長どもを公開で大説教すべきです。
 それぐらいの本気がないのにカネをばらまくとはいったいなんですか。「お前は本気でデフレをなくす気はあるのか」と怒りたくなりました。

funaboristafunaborista 2013/03/31 22:14 小野さん、お久しぶりです。

レス遅くなって申し訳ありません。
年度末ってやつをなんとか乗り越えましたので、ぼちぼち再開しようと思っております。
・・・が、GW頃までは花粉症なのでなかなか本調子って訳にはいかないのがもどかしいところなのですが。

>非正規労働者で希望者は全員正規労働者にするよう義務付けるだけでも経済効果は抜群です。

私は「週30時間以上勤務については強制的に全て正規雇用」くらいは即時実行するべきだし、そのくらいは可能だと思っています(中小企業に下駄を履かせることは必要でしょうが)。
そして近い将来、それをさらに進めて「現在の正規雇用と同程度以上の社会保障を国民に対して国が直接実施(=企業から社会保障の機能を剥奪)」して、国民には「無職でも被雇用者と同等の安定した生活」を、企業には「純粋に競争に専念できる環境を」整えていくのがいいと思っています(格差解消は正規/非正規間だけに留めるのではなく、雇用/非雇用間にも広げなければなりません。という意味を込めて「さらに進めて」。)。
その際の社会保障費の財源は、もちろん法人税の大幅引き上げです。

suterakusosuterakuso 2013/04/07 14:11 お久しぶりです。

>「現状をどのように分析・認識するか」と「何をもって解決とするか」は別物なので

ということですが、当然、解決は分析に即してされますよね。そして、この齋藤教授の分析は、日本の企業は競争力を失っているので金融政策では経済規模は拡大しない、というものです。内部留保が〜ってのでは、ありませんよね。だから解決策は、正規雇用者に苦しみを強いるべきだと。「資本」主義が高度化・グローバル化している訳だから、その枠組みを変えない限りは、「資本」がないと勝負にならないでしょう。とりあえず、企業には儲けさせるしかないのではないでしょうか。で、政府が個人から徴税して再分配するしかないでしょう。その場合も、グローバル化しているので、なら、コストを削減するために、本社を海外に、とかなんとかも、出てくる時代かもしれませんね。まあ、この不況の時代にも、役員報酬だけはしっかり上がっていたらしいので、それは資本主義の必然なの?とかがポイントになってきそうですね。
とにかく、コストを上げれば産業の空洞化がさらに進む。これは必然ではないでしょうか。私は、こちらはそれを置いたままにして、「トリクルダウン! あはははは。」って、藁人形叩いているみたいな印象の左翼には、う〜ん、大丈夫かなぁと思ってしまうのですよね。

funaboristafunaborista 2013/04/10 03:24 こんばんは。遅くなってすみません。

>だから解決策は、正規雇用者に苦しみを強いるべきだと。

え、そんなこと主張してました?
私はてっきり(3/12のコメントでも書いたように)「“解雇自由化”と“雇用に拠らない社会保障制度の導入”をセットで主張している人」だと思っていたんですが、違うんですか?
(たしか、その社会保障で失業中の職業訓練を“企業が”ではなく“国が”行い、“儲かる産業”“社会が必要とする産業”へ「企業の自主性に頼らず国主導で」労働力をシフトさせる、ってのが狙いだったかと。大竹文雄氏(この人も結構誤解されてますよね)あたりと似た主張をしている人だったと記憶しているんですが、これは私の「記憶違い」なのでしょうか?それとも、もしかして斎藤氏の主張している社会保障の規模(これについては私もよく知らないんです)が、実はお話にならない程貧弱だったりして、それを“苦しみ”と表現されていらっしゃるんでしょうか?)

>「現状をどのように分析・認識するか」と「何をもって解決とするか」は別物なので

というのは、喩えてみれば、「分析・認識」が「天気予報と鉄道の知識から、今度の台風で地下鉄TZ線が止まる。よって会社への交通手段がない。」と予測することで、「何をもって解決」というのは、ブラック企業であればもちろん「歩いてこい!」のところを斎藤氏は「臨時バスを運行しよう」ということです。まあ私なら「有給を1日増やそう」としたいんですが。

>とりあえず、企業には儲けさせるしかないのではないでしょうか。で、政府が個人から徴税して再分配するしかないでしょう。

いやいや、それを今までやってきたから、必然的に企業に内部留保がたまりつづけて、それをどうすることもできない状況に陥ってしまってるんですよね。
ですからまずは、「政府が企業から」今より多く税金を徴収して「死に金」を動かしてやらないことには始まらないんじゃないでしょうか。

>とにかく、コストを上げれば産業の空洞化がさらに進む。これは必然ではないでしょうか。

初めのコメントにも「で、まず思うところは、平均的な生活は下がるかもしれないけど、金持ちがやたら目についてきて腹が立つかもしれないけど、円の価値を低下させて、円安にして、産業の空洞化を食い止め、今の日本社会で一番競争力のない人たちも少しは自分で稼げる状態をつくれないかということです。」と書かれていますが、ここらへんは再考の余地ありだと思いますよ。
そもそも日本は経済発展をそれほどまでに輸出産業に頼っているんでしょうか?
これから景気回復の為に国内での需要を強化しようという時に(安倍内閣はホントはそんなこと考えていないのかもしれないけれど)通貨安は輸入原材料高でしかないのでは?
それに・・・なんというか、「老いらくの〜」でkojitakenさんを苛立たせたsuterakusoさんらしくないじゃないですかw。
(これを見ている他の人は何言ってんのかわからないかもしれませんが、おそらくsuterakusoさんには伝わってますよね。え、省略しすぎで伝わってない?そうだ、なら次のエントリーは「フェアトレード」で書こうw。今週中には書けるかな?)
ともかくも「通貨高→空洞化(が資本主義の必然かどうかも微妙ですが)→通貨安競争」という最近の流れは、私には「資本主義の敗北宣言」のように感じられました。
愛国右翼の人達はなんで喜んでばかりで悲しまないんだろう?

>私は、こちらはそれを置いたままにして、「トリクルダウン! あはははは。」って、藁人形叩いているみたいな印象の左翼には、う〜ん、大丈夫かなぁと思ってしまうのですよね。

えっと、これ↑がどういうのを指しているのかがいまいちわかりづらかったので、できたらもう少し詳しくお願いします。
(トリクルダウンなんてあるわけないじゃん、っていうことなら、それはその通りで藁人形とは言えないと思うんだけど・・・そもそも給与自体が企業の儲けからのトリクルダウンみたいなもんじゃん、っていう意味・言葉の使い方であれば、まあわからないでもないです。ただ、(藁人形叩いているみたいな印象の)左翼の人々は、空洞化における円高の影響なんて大したことないと考えているんだろうな、と私は思っています(し、そもそも私もそう考えています。)。


で、こんな更新もままならないブログにコメントしてくださったので、せっかくなので質問なんですが、

>ところで、これだけ権威のある人なのに私から見て???ということは、こういう時ほどこの人について見てみないといけないと感じ、

つまり、斎藤氏に対する予備知識なしでPDFを見た時点で???と感じたということだと思いますが、具体的にどの部分に対して???と感じたのかを是非教えてください。
少し時間をあけて再読してみたんですが、特に話の筋立てとしておかしい所は、私としては気がつかなかったです。
「書いてないけど実際はこうならないように防波堤がある」とか、「現実にはこういうことは起こりえない」とか、自分じゃ気がつかない/思いつかない他人の考えを聞くのって勉強にもなるので、ぜひ私のためにwお願いします。

suterakusosuterakuso 2013/04/10 23:40 funaboristasさん、ご返答ありがとうございます。

とりあえず、簡単にバーッとお答えできるところだけ。
pdfの文書はまた読み直すのには労力が要りますし。

>え、そんなこと主張してました?

私が挙げたdiamondなんとかの記事は、高コスト体質が問題と書いて、解決策は質的転換とかなんとか書いていましたが、その質的転換が、いま一つイメージがつかめませんでしたが、まあ、4ページ目を見ながら、それこそ老いらくなんとかみたいに、経済規模の拡大によらない豊かさの実現みたいなことなの? と、感じましたよ。で、社会保障のことは特に書いてないように思いますが…。それは、弱い人を苦しめることになるのではと。「お金がありません」「豊かさはお金じゃないよ」みたいな感じで。

>喩えてみれば、「分析・認識」が「天気予報と鉄道の知識から、…

いえ、喩えじゃなくて、「高コストが原因だ」「ではコストを上げよう」ってなっていませんか。

>企業に内部留保がたまりつづけて、それをどうすることもできない状況に陥ってしまってるんですよね。

まず、共産党のいう内部留保の話はその額が意味不明ってよく言われます。企業会計が分かっていないと。少なくともそんだけ現金・預金が眠っているんじゃないよと。
それから、私は、「資本」主義である以上、必要なものとして、「資本」をためざるを得ないんじゃないの? と言っているのです。昔みたいに借りたら損じゃないでですか。内部留保があったから、パナソニックもシャープもなんとか息をつないだとも言われたりするようですし。なにより、研究開発には金が要ります。
なんで企業に「死に金」があると断定できるんですか? そんなに日本の企業はアホですか。

>そもそも日本は経済発展をそれほどまでに輸出産業に頼っているんでしょうか?

ですから、国内に海外の商品が溢れていると書きましたよね。輸出産業もですが、国内で在外企業と競合する産業が壊滅的被害を受けるのでは?ということです。日本は製品輸入国ですよ。一次産品の輸入額よりはるかに製品輸入額の方が大きいのですよ。で、製品とは、最終生産物に限りませんよ。例えば、ネジなら高い日本製のものを使わなくても、かなり安心できる商品は作れます。で、企業は、このままでは競争に負けるので、安くしてくれないのなら、輸入品を使うと言いませんか? そういう話です。
そもそも、企業が賃上げをしたら、ダイソーのトレーが売れなくなって、コクヨのトレーが馬鹿売れする保障があるのですか? ユニクロの下着ではなく、グンゼの下着が馬鹿売れする保障があるのですか?(って、コクヨやグンゼはまだ国内生産なのかな?) 売れないのに賃上げしたら、何が待っていますか?

>通貨安は輸入原材料高でしかないのでは?

上記の通りです。

>ともかくも「通貨高→空洞化(が資本主義の必然かどうかも微妙ですが)→通貨安競争」という最近の流れは、私には「資本主義の敗北宣言」のように感じられました。
愛国右翼の人達はなんで喜んでばかりで悲しまないんだろう?

資本主義の敗北とは、すなわち、社民主義の敗北では? 社民主義は共産主義ではないですよね。とくに、よく言われる北欧型の社民主義は。このへんが、次のkojitakenさんとの件につながる訳です。

>それに・・・なんというか、「老いらくの〜」でkojitakenさんを苛立たせたsuterakusoさんらしくないじゃないですかw。

あれは、実は、kojitakenさんが、平等主義とか博愛主義とかヒューマニストだとして、南北問題的なことまで視野に入れているのか、確認をしたかったんですよね。もし、そこまで視野に入れての主張だとすごいなと。どう、整合性をとっているのかなと。結果、そうではないと言われただけではなく、怒りまで買ってしまった訳です。正直、それはそれで仕方ないから、怒らなくても…と思いました。まあ、kojitakenさんの立ち位置を、私だけでなく多くの人も確認できる機会を作ることができて良かったくらいに、実は考えています。
で、じゃあ、お前はどうなんだ?と言われると、今からセンとかを読まないといけないのかなあとか、そんなことになってしまって、実は、何も主張は出来ません。

>トリクルダウン、藁人形

いや、あっちの人もいろいろ真剣にデータを検証しながら複雑な議論を日夜しているのに、十把一絡げに中川秀直?のトリクルダウンって書いてある人形を作って、馬鹿だなあ、って叩いている印象が拭えないということなんですよ。
ネット上で有名なところでは、この人なんかがいますが、そんなに簡単に上から叩くことが出来ますか?
>http://d.hatena.ne.jp/himaginary/
(今はサッチャーがトップのタイミングだから叩きたくなるかも…)
それこそ、平等主義とか博愛主義とかヒューマニズムとかの雰囲気を醸成するためには、むしろ、後ろ弾ではないですか? なんで、自分たちだけはそういう精神に溢れていると思えるのかと。

suterakusosuterakuso 2013/04/13 23:18 funaboristaさん、こんばんは。
pdfの方を見返して、どういう意味で???と、思ったのか思い出したので、簡単に書きます。
例えば、次の文章を見て、正直、ネタか?って、思ってしまったのですよね。

>日銀券発行による資金調達は、すでに限界に達していた。そもそも、支払手段として必要とされる日銀券の規模は、名目GDPのせいぜい8%である。現在の名目GDPは500兆円弱なので、経済取引に必要な日銀券発行残高はたかだか40兆円程度となる。基金が創設された2010年10月には、80兆円近くに達していた。必要量の2倍になっていたのは、金利がゼロだったために、使いもしない紙幣が家計のタンスや企業の金庫に眠っていたからである。しかし、タンスや金庫のスペースも尽きてきて、誰もそれ以上の日銀券を受け入れなくなった。

いや現金通貨なんて通貨量において重要な位置を占めていないだろう?とか、GDPはフローなのにストックである残高を問題にするってどういうこと?とか、終いには金庫やタンスのスペースも尽きたなんてネタ?って具合にですね(ちなみに、apemanさんのところの常連ネトウヨさんが、同じ箇所に、ネタ?って、はてブコメントをつけていたので、篠沢教授と同じ答えを出したような気持ちになってしまいました…)。

まあ、そんな感じなんで、これ、伊賀さんが引用していた人たち(藤巻健史とかhttp://www.world401.com/saiken/jpn_hatan_kokusai.htmlとhttp://www.world401.com/saiken/default_infre.htmlとか)みたいにトンデモの類じゃないの?って思った訳です。っで、まず、トンデモ扱いされている人か調べてみようってことから始めた訳ですね。まあ、そうではなかった訳ですが。

この人にどういう批判があるかも、少し見ました。っで、結局、私は、リフレ派的?な観点からあのpdfには懐疑的な立場です。つまり、現金・預金の価値が高すぎるから、現金・預金を手放さないんじゃないの?ってことなんですよね。今持っている現金・預金の価値が下がると予想されれば、つまりインフレが予想されれば、それを他のものと交換しようとするんじゃないの?ってことです。まあ、それだと、せっかくデータを見せられたのに、堂々巡りなんですけどね。

それと、ついでなので、こちらで村野瀬さんのところでの、funaboristaさんとa改めbさんとのやり取りの感想を書きますね。a改めbさんも因果関係の説明をせずにフィリッポス曲線が〜って書いていますが、funaboristaさんはfunaboristaさんで、因果関係の説明を引いてきてそれを否定することをせずに、皮肉だけを言っていますね。まあ、それに対して、今度は、あなたは新自由主義者のフリードマンと同じだね、なんていう皮肉を返す、a改めbさんもa改めbさんなんですが。
っで、私の感想は、社会学部を出て因果関係が云々と言っていたfunaboristaさんらしくないなってことです。データがあって因子をよく分析することが大事なんでしょう? 社会学部なら、デュルケームの『自殺論』とヴェーバーの『プロテスタンティズム…』あたりを例に、訓練を受けているんじゃないのですか? それとも、フィリップス曲線はトンデモってのは有名な話で、わざわざあの場で説明しなくても、みんなあれでa改めbさんを笑えるようなものなんですか?(ちなみに、私はフィリップス曲線を知らなかった上に、まだ、wikipediaも見ていません…)
なんか、むしろ、村野瀬さんの「命を大切にしない国、日本」ってのに、「人々がアイスクリームを食べたから、水死者が増えた」ってコメントした方が、適当なのではないでしょうか?

funaboristafunaborista 2013/04/14 23:47 こんばんわ。
FC東京が連敗でとてもエントリーを上げる気力が起きない〜。
今週末もコメント返しのみで失礼します。

>>喩えてみれば、「分析・認識」が「天気予報と鉄道の知識から、…
>いえ、喩えじゃなくて、「高コストが原因だ」「ではコストを上げよう」ってなっていませんか。

「ではコストを下げよう」のタイポでしょうか?
それなら確かに、そうなっていると思います。
人件費を下げて外国製品に対抗しよう、みたいな。
あの記事だとそれ+多様な豊かさだけしか書いてないので(本当はしゃべってたのかもしれないけど、まあそこはそれ、ダイヤモンドだから)、予備知識がなくてあれだけを読んだ人は、ああ斎藤誠って新自由主義者なんだ、って思う人も多いと思います。
(私も某所で企業の行動原理を説明したら、私がそう考えていると勘違いしたのか新自由主義者のレッテルを貼られましたw)

>少なくともそんだけ現金・預金が眠っているんじゃないよと。

もちろん「現金化して」吐き出さなければなりません、というよりも人件費・法人税を初めから高額に設定していれば、そのぶん設備投資等を減らすので「現金化」する必要はありません。

>私は、「資本」主義である以上、必要なものとして、「資本」をためざるを得ないんじゃないの? と言っているのです。

ここが私とsuterakusoさんの違いとして一番大切なポイントですね。
資本主義の自然な姿として、上の主張は「正しい」と私も思います。
「より資本が多く存在するところに資本が集まる」
ということは、集まるところにどんどん集まり続ける一方で、最後には全然循環しなくなってしまう、これもまた資本主義の必然です。
(これが私の言う「資本主義の敗北」の原因の一つでもあります。)
その際に、さらにお金を突っ込んで循環機能を維持しようというのがリフレ派の考え方、と私は理解しています(が、それでよかったでしょうか?)。
一方、だからこそ、人為的にその集まった資本を外に出してやる必要がある、というのが私の考え方です。

私の考え方の長所は(自分で言うかw)、利益の出せる企業だけが生き残ることができる、つまり企業の入れ替えが進み、産業構造がその時々に適したものに変化しやすくなる、ということ。
短所は、社会保障を企業に頼りすぎている日本で、それ「だけ」を実行したら、多くの人が路頭に迷うだろうということです。
私はそもそも、前提として「企業に社会保障を担わせるべきではない」(これは社民主義的考え方といってもいいでしょう)と考えていますので、結果的に大竹氏あたりと主張が同じになります、が、社会保障の規模についてはもしかしたら大きく違うかもしれません。

>昔みたいに借りたら損じゃないでですか。

どうして?借りればいいじゃないですか。金利は低いんですよ。
それって結局「昔みたいに成長しないから」じゃないんですか?
それより、そうなると「総量緩和」の効果も怪しくなってしまうんですけれど、それでいいんですか?
結局「借りたら損」なのは、企業が「借りた利子の分だけですら利益を上げられない」からですよね。
そんな状態で「総量緩和」したところで、やっぱり借りないんじゃないですか?
(森永氏は設備投資が増えるって断定してましたけど、ってのは、a改めbさんとアイスクリームの話に続きます。)

>内部留保があったから、パナソニックもシャープもなんとか息をつないだとも言われたりするようですし。

事業に失敗して、やっと「死に金」が生きたってところですか。
ただこれによって「収益を上げられない体質が温存された」ともいえる、かもしれません。

>なんで企業に「死に金」があると断定できるんですか? そんなに日本の企業はアホですか。

いいえ。「死に金」をためておくことは、資本主義下の企業にとって「合理的」であり、もちろん企業はアホではありません。
設定されたルール上で、企業が合理的に判断すれば、必然的に資本を「内部にためこんでしまう」のです。
アホなのは、「『競争力のため』と言って企業にため込むことを自由にさせておき、そこから『おこぼれにあずかる』形で社会保障を賄うことで、世の中がうまく回る」と考える(「企業」ではなくて)「人間」の方です。
(suterakusoさんは、上手くいってるじゃん、じゃなくて、そんなこと言ってもしょーがねーじゃん、の人だと私は思っています。)
うちのブログで時々触れるH氏は「企業がアホだから、社会全体の利益を考えられなくて、自社利益だけで行動するから内部留保がたまる」って主張だけど、それはさすがに企業の善意を信じすぎだろうと。

>>そもそも日本は経済発展をそれほどまでに輸出産業に頼っているんでしょうか?

>ですから、国内に海外の商品が溢れていると書きましたよね。(以下略)

私は、suterakusoさんが「円の価値を低下させて、円安にして、産業の空洞化を食い止め」と書かれたので、それに対して輸出云々と書いたんですが、こういう話になるんだったら、結局「円安/円高」が問題なんじゃなくて「人件費が途上国に比べて高い」ことが問題なんですよね?
(「日本製のもの」と言っても、ほとんどの場合結局は「原材料を輸入」しているのですから、円安の効果から逃れることはできませんし、人件費の差(現実の通貨力の差)に比べたら、為替レートの影響なんて大したことないでしょう。それとも現実の方も対抗できるように「日本を貧しく」しましょうか?(なんかこのブログに書いた「永遠の途上国」みたいだw))

それと、インタゲ推進派の方に聞きたいポイントが出てきたのでここで触れますが、
「インタゲでモノの値段が上がったら、(賃上げしてないから)売れないのに値上げしたら何が待っていますか?」
またはリフレ派の人に、だったら
「(賃上げしてないから)売れないのに設備投資したら、何が待っていますか」

>資本主義の敗北とは、すなわち、社民主義の敗北では?

これは同じ現象を別の角度から見ているために表現が違っているのでしょう。
つまり、suterakusoさんは「日本で社民主義が選択されなかった」という意味において「社民主義の敗北」。
私は、「共産主義の敗北」に対する「資本主義の勝利」という意味合いでこの言葉を使っています。
つまり「資本主義は永遠に発展し続け、人々に繁栄をもたらす」というのがセールスポイントだった資本主義が、ここに至って「通貨安競争」という「自らを貧しくしようとする」競争に陥っていること、これを「資本主義の敗北」と書いたのです。
つまり、「日本で『社民主義が敗北』したことで、『資本主義が敗北』しつつある現状を、私たちは目の当たりにしている。」ということです。

>kojitakenさんが、平等主義とか博愛主義とかヒューマニストだとして、

ああなるほど、あれはsuterakusoさんの本心からの質問ではないってことですね。
伊賀さんが「どうして怒らせたのか理解しろよ」っぽいことを言ったのはそういう訳だったのかw。
確かに怒るのも無理ないな、とは思いますが、私はこの手のものには沸点が高い方なのでご安心を。

>いや、あっちの人も〜
>そんなに上から叩く事が出来ますか?

ん、私は存じ上げなかったんですが、この人は「なにで」有名なんですか?
少し読んでみてましたが、紹介記事ばっかりで、しかも自分の考えはほとんど書かないみたいなので、叩くって言われましても・・・
サッチャーの記事はむしろプッと小笑でした。


(キートン山田の声で)後半に続く

funaboristafunaborista 2013/04/14 23:51 後半でございます。

>いや現金通貨なんて通貨量において重要な位置を占めていないだろう?とか、

だって、銀行の信用創造機能が極度に低下してるんだもん。日銀が(日銀自身の考える)安全運転でできることってこのくらい、で、当然のように効果なし。そして、企業が借りないから銀行が貸せない、で流通しないっていう理路がしっかり書いてあるじゃないですか。
つまり「いくら紙幣を刷ってもインフレは起きない」を証明するのにはこれで十分なんですよ。
(リフレ論者の人も(上質の方の人は)「紙幣をすればインフレが起きる」という「因果関係としては」主張してない(みたい)ですよね。)

>GDPはフローなのにストックである残高を問題にするってどういうこと?

それは残高を問題にしているんじゃなくて、ほぼすべてが残高(ストック)に回ってフローが増えてないじゃん、ってことを言ってるのでは?

>金庫やタンスのスペースも尽きたなんてネタ?

スペースってのは空間的な意味じゃなくて、金利がゼロと言ってももちろんほんのチョットはあって、ただ何もせずに借りてたらもちろん損。そしてさらに問題なのは、現時点以上の経済活動をしないから、貨幣も必要がないという点。だから貨幣を欲しがらない。
金庫ってのはほとんど生産をしない銀行からの借入金、タンスってのは・・・住宅等のローンの事かな?
まあこのレトリックは私にもわかりませんw。

>つまり、現金・預金の価値が高すぎるから、現金・預金を手放さないんじゃないの?ってことなんですよね。
>つまりインフレが予想されれば、それを他のものと交換しようとするんじゃないの?

それは間違っていると思いますよ。
いや、間違ってはいないのかな。
つまり「投資してリターンするより、現金で持っていた方のが価値が高い」っていう表現をすれば、「現金・預金の価値が高すぎる」っていうのも、確かに「正しい」ですね。
ただこれは、通貨を増やして価値を毀損しても、期待インフレ値が上がっても、「投資からのリターン」が見込めないとなれば、結局現金で持っていた方が、いやそれよりも金融商品に投資した方が、ってなりませんか?
他のもの=金融商品と考えられているからこその、「異次元の緩和」からの「株高」ですよね。
今本業に投資しても消費者に購買力がないから(賃金上昇は景気が向上した後だから)リターンは見込めない、だからもう少し本業投資は見送ろう、っていう、ここ20年の企業の考え方は、現金・預金の価値を下げるだけでは変わらないと思いますよ。
(だから「先に購買力をつけさせてから」、というのが私の考えなんです。)

>a改めbさんも因果関係の説明をせずにフィリッポス曲線が〜って書いていますが、funaboristaさんはfunaboristaさんで、因果関係の説明を引いてきてそれを否定することをせずに、皮肉だけを言っていますね。

ついさっき、村野瀬さんのところに昨日投稿したコメントが反映されたんで読んでもらえばわかると思うんですが、まずは、


フィリップス曲線は「因果関係」ではありません!


フィリップス曲線は「相関関係」を表わしていて、その限りにおいては決してトンデモではありません。
ただ、それを単体で「因果関係」のように扱うのはトンデモです。
(あれを「因果関係」だと思うのは、結構ヤバいと思いますよ。)
例えばデュルケムの自殺論とかは「相関関係は相関関係のまま」扱った初めての本格的な出版物、ですよね(現在の視点から細かいこと言ったらそりゃ難はありますが)。
ヴェーバーだって、あれ(プロ倫)を膨大な実証なしで結論だけ書いてしまったら、たとえ正しいことを書いたとしてもトンデモ扱いされちゃいます。

Wikiをまだ見てない、ってことでしたので、とりあえずは「1990年代のアメリカのフィリップス曲線」ってやつを見てください。
全然右肩下がりじゃないでしょ。
「期待インフレ率の〜」って説明も間違いじゃないと思うけど、むしろこっち(http://www.mri.co.jp/REPORT/CLUB/2006/05/20060501_club08.pdf)(PDFでゴメンナサイ、でも今回は短いです)の方がシンプルで的を射ていると思いますね。

>なんか、むしろ、村野瀬さんの「命を大切にしない国、日本」ってのに、「人々がアイスクリームを食べたから、水死者が増えた」ってコメントした方が、適当なのではないでしょうか?

ん、なんで?
嫌味とかじゃなくて、本当にわからない。

んじゃまた。おやすみなさい。

suterakusosuterakuso 2013/04/15 23:15 こんばんは。
少しずつお答えしますね。

>「ではコストを下げよう」のタイポでしょうか?

いえ。言葉の主も違います。
「高コストが原因だ」は齋藤教授の言葉で、「ではコストを上げよう」はfunaboristaさんの言葉です。確かに齋藤教授の「分析」とfunaboristaさんの「解決」の関係はこうですよ。

ちなみに私は、齋藤教授が「新自由主義者」だとは感じませんでした。経済の活性化を志向しているように見えませんでしたので。それに、新自由主義という言葉は、基本的に、使わないようにしていますし。

funaboristafunaborista 2013/04/16 06:59 suterakusoさん、おはようございます。


>>「ではコストを下げよう」のタイポでしょうか?

>いえ。言葉の主も違います。
「高コストが原因だ」は齋藤教授の言葉で、「ではコストを上げよう」はfunaboristaさんの言葉です。確かに齋藤教授の「分析」とfunaboristaさんの「解決」の関係はこうですよ。


あのさあ・・・

この件、やり取りを振り返ってみましょうか?


・・・・・・・・・・

(suterakusoさん:3/9)

ところで、これだけ権威のある人なのに私から見て???ということは、こういう時ほどこの人について見てみないといけないと感じ、少しネット検索をしてみました。その中で、やはりとても興味深い記事を見つけました。これ、funaboristaさんや伊賀さんのように、金融緩和=×、正社員・公務員の増大+給与の引き上げ=○という人にとっては、実は3ページ末からは大問題なのではないかと思いますが、いかがお考えでしょうか? この人、ある意味リフレより「中間層」に厳しいですよ。



(私:3/12)

解雇した(中高年の正規)労働者をそのまま放っておくのか、それともセーフティネットで守るのかによって、目指すところはだいぶ変わってくるんだと思います。
以前、「競争の作法」(http://www.amazon.co.jp/dp/4480065512)という本をチラ見して、そこでは一応後者を目指しているようでしたが、世帯当たり年金額288万円を引き下げてでも年収下位20%の平均所得127万円を引き上げるべき、という部分については、年金に手を付けなくても他で何とかなるだろうよ、と私としては思いますので同意できませんでした。

いずれにしても、「現状をどのように分析・認識するか」と「何をもって解決とするか」は別物なので、後者が自分の考えと一致していなくても前者を正しいと判断すれば引用することはこれからもあります。
(もちろん後者も一致する人の論を引用する方がいいのでしょうけれど、そこは私の知識量の少なさと理解してください。)



(suterakusoさん:4/7)


>「現状をどのように分析・認識するか」と「何をもって解決とするか」は別物なので

ということですが、当然、解決は分析に即してされますよね。そして、この齋藤教授の分析は、日本の企業は競争力を失っているので金融政策では経済規模は拡大しない、というものです。内部留保が〜ってのでは、ありませんよね。だから解決策は、正規雇用者に苦しみを強いるべきだと。



(私:4/11)

>だから解決策は、正規雇用者に苦しみを強いるべきだと。

え、そんなこと主張してました?
私はてっきり(3/12のコメントでも書いたように)「“解雇自由化”と“雇用に拠らない社会保障制度の導入”をセットで主張している人」だと思っていたんですが、違うんですか?

>「現状をどのように分析・認識するか」と「何をもって解決とするか」は別物なので

というのは、喩えてみれば、「分析・認識」が「天気予報と鉄道の知識から、今度の台風で地下鉄TZ線が止まる。よって会社への交通手段がない。」と予測することで、「何をもって解決」というのは、ブラック企業であればもちろん「歩いてこい!」のところを斎藤氏は「臨時バスを運行しよう」ということです。まあ私なら「有給を1日増やそう」としたいんですが。



(suterakusoさん:4/10)

>喩えてみれば、「分析・認識」が「天気予報と鉄道の知識から、…

いえ、喩えじゃなくて、「高コストが原因だ」「ではコストを上げよう」ってなっていませんか。

・・・・・・・・・・

直前まで、私もsuterakusoさんも、「分析」と「解説」が共に斎藤氏によるもの、という前提で話をしているでしょ?

これを、「高コストが原因だ」「ではコストを上げよう」それぞれの主語を示さずに、どうやって「ずっと斎藤氏の話をしていたのにいきなり私についての話に変わった」ことがわかるというのですか?


私の解決法の「有給を一日増やそう」は、こちら(http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-4142.html)を受けてのこと。
確かに「コストを上げよう」という話には違いないですが、だったら有給日数を法律で減らしてその分コストを下げて、または生産量(効率を表わす生産性ではない)を上げて途上国に対抗してみたらいいんじゃないでしょうか。

・・・・・・・・・・

それよりsuterakusoさん、こちら(http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-4252.html)のコメント、これはもしかしてkojitakenさんの「老いらくの〜」の時のような「本当はそんなこと思っちゃいないけど、答えを引き出すためのフェイクの質問」ですか?
それとも、あれが「本当に考えている事、本心」なのでしょうか?

もしあれが「考えている、そのとおり」であるならば、私はsuterakusoさんを「論理的に考えることができない人」と判断しなければなりません。

ちなみに、a改めbさんについては、昨日ちょっと調べた結果「論理的に考えることができない人」「トンデモに引っ掛かりやすい人」であって「まともにお相手すべきでない対象」と私は判断しました。
そういえば先週は思い出せなかったけど、記憶の片隅にはあったんですよね、ああ不正選挙の人だったっけって。
(http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20130112)

suterakusosuterakuso 2013/04/17 00:04 こんばんは。

読み返しました。確かに私が、自分の頭のなかだけで話をしている傾向が見られますね。私は、齋藤教授の分析を引いてなお最低賃金の引き上げや安定雇用を主張するfunaboristaさんにこそ強く疑問を感じたのですが、読み返すと、そのことを分かりやすくはっきりと伝えているとはいえませんね。そのための誤解だと思います。お手数をおかけしました。すみません。

村野瀬さんのところのコメントについては、それでしたら、あちらで私の論理性のなさについて暴き出してもらって構いませんよ。確かに最後の段落には、投げやり気味な感情論…赤木智弘的な既得権益批判ですかね?…はあるのですが、すべてフェイクなんかではありません。もちろん、言葉の隙間はあります。そこはやりとりをしようという姿勢を相手(この場合は一番はもちろんfunaboristaさん)が見せてから、埋めていけばよいと考えています。
ちなみに、kojitakenさんのところでも、「思っちゃいないけど」なんかではありません。実は、コメンターになる以前に、kojitakenさんに、e-mailで、南北問題についてどう考えているのか知りたいと質問したことがあるくらいです。

funaboristafunaborista 2013/04/23 19:46 村野瀬さんのところにコメントしました。
(http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-4252.html#comment18732)
私が「論理的でない」とした部分は、後半の赤木智弘的部分でも、前半のインタゲの一般的説明の部分でもありません。
「そんな否定じゃ、否定したことになりませんって。」の部分です。

funaboristafunaborista 2013/04/29 01:28 おそらくは、このコメントが最後になるような気がします。
(コメント投稿拒否という意味ではありませんw 何かある方は遠慮なくどうぞ。)
以下、suterakusoさんに対して書いているのか、そうじゃないのか、その中間くらいの書き方をしています。

・・・・・・・・・・

suterakusoさんは、おそらく何か勘違いしているのでしょう。
私の、丁寧に読んでいる人であればわかっていると思いますが、「少しは自分の頭で考えよう」というのは、suterakusoさんに対して書いたのではもちろんなくて、「森永リフレ理論に違和感を持たない人」や「経済?そんなの私にはわかるわけない」と「そもそも考えることを放棄する人」に対して書いたものなのですから。

suterakusoさんに対しての「失礼ながら今回のsuterakusoさんのコメントを例にとれば」。
おそらくは、これが琴線にふれたのかな?

まあこれは・・・まず初めにsuterakusoさんが直前のコメントで「これらがよく言われていることだというのは、」と、学者間でも意見が割れている学説の一方だけを紹介して、それがさも経済学全体の常識かのように扱ってしまっているので、これだと読む人が読めば「suterakusoさんの印象操作」と受け取るだろうし、そもそも村野瀬さんのところは経済ネタに疎い人も一定数見ているだろうことを考えれば、これを放置すればそういう人には「suterakusoさんの書いたよく言われていること」だけが世の中で「よく言われていること」と思われかねない、それは良くないことだ、ということで、suterakusoさんが一方の学説を使って私の考えを批判しているのですから、反対にsuterakusoさんの考えをもう一方の学説を使って批判して、それを「並列」に示して、ようやくこれでバランスが取れました・・・ってところなんですよね。

そして、ここまではあくまで「上質のリフレ派」と「反リフレ派」の話であって、私が最初から批判している「森永リフレ理論」は、それとは別の「ネットリフレ派」の話。

1.「ネットリフレ派」のトンデモ議論に騙されないようにしよう。

2.「上質のリフレ派」の理論は、どうやってそれを「有効な政策」にすればいいのか(今の経済学では)誰にもわからない。

この2本立ての主張を混ぜないようにするために(もともとは、「アイスクリーム」のツッコミ芸だけで終わらせて、「ネットリフレ派」がリフレ派の全てという「印象操作」になってしまうのを回避するために)、長くはなっても岩本氏を引用したりして慎重に書いたつもりだったんですけれど、どうやらsuterakusoさんにはそれが伝わらなかったようで。

>…私は自分の頭で考えろということを言われることが多分、少ないのですが…

そうでしょうね。私もsuterakusoさんにそんなことは言っていませんよ。

(だいたい、初めにsuterakusoさん自身「自分の立場をリフレ派かどうか判断するための知識もありませんし、そんなことをする必要もないと感じています」「リフレ派を自任している訳でもありません。まあ、インタゲの方がよいのでは?くらいです。」と宣言しているじゃないですか!)

・・・・・・・・・・

ところで、

>…でも、これまで、ネット上で強い印象のそういう経験が2回あって、でも、相手の判断力というか…思い込みが強いというか…に、なんだかなぁと感じさせられて、どっと疲れたっていう…トラウマ?があるんですよね。

これはなんなんですかね?

こんなこと書かない方が、suterakusoさんご自身のためだと思うんですけれど(当人はそうは思わないのかな?)。

それから、

>funaboristaさんは、命題?を立ててそれから論理的?に考えるということを多様するような印象を受けますが、その命題?が適当なの?とか、そのへんから考えなければならなくて、けっこう、あちこちにそれを感じさせられて、で、それも仮定とか喩えだったりして、ここにリソースを費やすべきなのか?とか悩んだりして…。

「命題」が果たしてどういうことを指しているのか、がいまいちハッキリしませんが、とりあえずそれが数学的な意味だとすれば、「命題を立てて論理的に考えて」というのは、確かに実際にそうでしょうね。私はそうやって物事を考える癖があります。
そして「その命題?が適当なの?」というのは、私の場合

「論理的に考えた結果、または現実に照らし合わせた結果、『その命題は真ではない』と判断した、つまり『偽の命題』として選択的に捨てられたものもたくさんある。」

ということに相当しますね。

例えば、「日本の国債は借り手が国民だから安心だ」。
これは以前の私は「正しいような気もするけど、本当のところはわからない。よって保留。」。
しかし、今の私は「この命題は偽である可能性が非常に高い」と判断しています(簡単に言えば、「安心だ」理論には「時間」と「金利」の視点が抜けているという欠点があります)。
まあぶっちゃけ、suterakusoさんが「命題が偽」だと思うのであれば、論理的にまたは実証的に、それを証明すればいいことなんだと思います。

それからもし、「命題」というのが「喩え話」のことであれば、・・・やっぱりそれが間違っていることを、論理的または実証的に証明すればいいことに変わりありませんね。


あとは、↑のようなことは、せめてこちらのコメント欄に書けばよかったのに、というのが私の感想です。
最後の投稿は、私に対する単なる連絡じゃないですか。
私は一応、あちらのコメント欄については、一般読者を意識して「お勉強」になるようなネタ提供を中心にしていたつもりでした。

・・・・・・・・・・

あとは恒例の蛇足。

今回の記事を書いている最中に、「ネットリフレ派」の印象について、私と同様の感想を持っている人を見つけました。
(http://kashino.tumblr.com/post/407935412)
↑が全体としてどの程度正しいのか、までは私には判別つきかねますが、少なくとも「ネットリフレ派」に関してはyutakashino氏と全くの同感です。


>?)「賃金の“下げしろ”を減らす(例:最低賃金を引き上げる)」も無理でしょう。理由は要りませんよね。多分、世間並みです。

「最低賃金を引き上げる」は私が自分で考えたものですが、村野瀬さんのところのコメントで藻谷氏を紹介したページを見たら、私と同じことを書いていましたね。
もしかしたら、私のこんな読みづらい文章よりも、藻谷氏の本でも読んだ方が、より早く納得できるかもしれませんね。


私の、これは根拠がある話ではなく、単なる印象でしかないのですが、suterakusoさんって、(むしろ私よりもよっぽど)自分の中に「ある前提」があって、そのフィルターを通して世界や人の話を解釈している傾向がありませんか?

>資本主義の敗北とは、すなわち、社民主義の敗北では?

私の話を、私の書いている語句を私が使っている用法に沿って解釈しているなら、こんな風には理解しないはずです(TZ線の喩え話もしかり)。
↑の発想のもとになっている“先入観”が、例えば「売れないのに賃上げしたら、何が待っていますか?」というような発想にとらわれてしまっている原因なのかな、と思っています。

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これで私も、とりあえずはこのネタから少し離れようかと思います。
やっと時間が取れ始めたんで、サッカーのこととか、地元船堀のこととかも書きたいし。

ただ、経済については、少し違う方向で書きたいことがあって、それは「経済成長しなければ結局弱者が犠牲になる」という考え方と、「実際に経済成長できるかどうか」は別物である、ということが峻別できない人があまりに多い、というあたりのこと。

成長の限界論を、「だからこそ再配分が大事なんだよ」という意図で書かれたものに対してすら、“我こそはカシコイ左派”を自認する人たちが「成長を否定する限界論者は新自由主義者」と、それこそまさに「藁人形」を叩いていて、結果的に再配分を妨げ、貧困層の拡大に貢献し、新自由主義を利してしまう。
なにより、フツーの人が「やっぱり経済成長しなけりゃダメなんだ」と、「再配分を犠牲にしてでも成長を優先する」何重にも間違った思考にとらわれてしまい、その延長上に「アベノミクス」が支持されていく。
その結果、最低賃金で働く人たちや、職にも就けない貧困層が犠牲になっているのです(だがしかし、その現状を目の当たりにしても、その犠牲は仕方ない/それが経済的必然と開き直る「貧困層予備軍」たち。その根拠を与えているのが、上の「限界論者は新自由主義者」論。)。
そういう現状を何とかしたい、と思っています。
そして、読んでる人の「とらわれ」を、少しほぐしてみたいです。

「資本主義が、指数関数的成長を強制されている限り、いつか必然的に破綻する。」

まずはこの意味が伝わるように書いてみたいですね。
(これは知らない人が聞けば目から鱗の類の話で、私などは、これが経済学の初学者向けの教科書に書いてないのがむしろ不思議なぐらいだと思っています。)

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それでは。良いGWを。

funaboristafunaborista 2013/05/04 18:25 5/4にAfternoon Caféにコメント投稿しました。
(http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/?no=1249)
その件で、suterakusoさんへの「お手紙風」の内容(であるが故にあちらに書かなかった部分)をこちらに書きます。

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私が(秘書課広報室のコメント欄に書いた)あなたの「トラウマ」発言を、心配はしても咎めなかったのは、あれが「私がそうだ」とまでは書いてないからです。
実際、私はsuterakusoさんに対して「自分の頭で〜」なんて書いていないので、suterakusoさんの「トラウマ」発言を「あれは今回の私とは何の関係もないエピソード」と解釈することも可能ですから。

ただもし、私がsuterakusoさんの“ムッとした”的解釈スタイルに倣うとするならば、あの「トラウマ」発言は

「ここまでのやり取りを「総合して」、あれは私に対する「印象操作」と目的としたもの、
つまり、suterakusoさんは私に対して
『相手の判断力というか…思い込みが強いというか…に、なんだかなぁと感じさせられて、どっと疲れた』
と言っていることになります。」

要するにsuterakusoさんは、「どこがそれにあたるのかの具体的な指摘もせずに」、「相手の判断力というか…思い込みが強いというか…」という印象を私にかぶせようとした、・・・ということですよね?

上記のような解釈は、相手を「卑劣な人格」と決めつけることに繋がります(もちろん具体的に指摘した上で評価する分には別。これはもちろん全然問題はなく、問われるのはその内容だけ。)ので、通常私は採用しません。

ですが、もし本当にそうならば、私はあなたとこれ以上議論するつもりはありません。
私はこの件で、勝ち負け、しかもギャラリーが印象でジャッジする勝ち負けを争うつもりなどはさらさらありませんので。

suterakusosuterakuso 2013/05/12 00:59 こんばんは。

どこから手をつけるのがよいのか予め整理しないまま、書き始めますが…

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私の、これは根拠がある話ではなく、単なる印象でしかないのですが、suterakusoさんって、(むしろ私よりもよっぽど)自分の中に「ある前提」があって、そのフィルターを通して世界や人の話を解釈している傾向がありませんか?

>資本主義の敗北とは、すなわち、社民主義の敗北では?

私の話を、私の書いている語句を私が使っている用法に沿って解釈しているなら、こんな風には理解しないはずです(TZ線の喩え話もしかり)。
↑の発想のもとになっている“先入観”が、例えば「売れないのに賃上げしたら、何が待っていますか?」というような発想にとらわれてしまっている原因なのかな、と思っています。
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…どうなんでしょう。まず、たくさんのことで、こちらの意図が思った以上に伝わっていないなあというのがあるのですが…。

まず、私は、「社民主義の敗北」という言葉で、「日本で社民主義が選択されなかった」なんてことを言ったつもりはありません。実際、私はこう書きました。

>資本主義の敗北とは、すなわち、社民主義の敗北では? 社民主義は共産主義ではないですよね。とくに、よく言われる北欧型の社民主義は。

つまり、社民主義とは、資本主義と共産主義という二つの極でいえばあくまでも資本主義の枠内であり、資本主義の敗北とは、すなわち、社民主義の敗北でもある、とくに北欧の社民主義は、よく言われるように、経済発展のために競争原理を積極的に活用し、競争に勝ち抜くための国家戦略を強力に推進していくものであり、完全に資本主義の枠内である、ということが、言いたかった訳です。省略しすぎでしょうか? でも、なんで、「共産主義ではない」とか「北欧型の社民主義」とかは無視されたのでしょうか?
いずれにしても、「日本で社民主義が選択されなかった」なんてことは、私はどこにも書いていませんよね。

私によるfunaboristaさんの「資本主義の敗北」という言葉の解釈はどうであったか――それは、資本主義がナショナリズムにもとづく不毛な経済摩擦に陥り、成長の限界に陥ることなのではないかというものでした(…その後のやり取りを通して、単に資本主義には成長の限界があるということなのかな?と感じるようになりましたが…)。これ、上記の私の解説と辻褄があいますよね。そして、そう大きく外した解釈でもありませんよね。

私は、funaboristaさんや村野瀬さんや秋原さんやkojitakenさんを基本的に左派ととらえ(…秋原さんは、左翼と規定されることを拒否していましたが…)、その理念はヒューマニズム――すべての人の人間性を等しく尊重する――にあるととらえています。そして現実的に目指す国家体制としては、北欧型あるいは大陸型の社会民主主義なのではないかと。
いっぽう私は、可能ならば北欧型の社民主義を目指すほうが現実の日本よりはるかによいだろうと感じつつも、北欧には欺瞞があるのではないかとか、北欧の特殊性により許されているのではないかとか、それも資本主義の高度化にともない許されなくなるのではないかとか、そういう疑念を抱いています。
私の「社民主義の敗北」発言にはこういう背景がある訳です。そして、私とkojitakenさんのやり取りを覚えていたり、私のブログをご覧になられたというfunaboristaさんなら、こういう背景があることも分かるだろうというフィルター(先入観)なら、確かにありましたね。

これまでの話題のほんの一部ですが、これで私も終わりにしようと思います。

funaboristafunaborista 2013/05/14 02:31 どうもこんばんは。

とりあえず、

>私の話を、私の書いている語句を私が使っている用法に沿って解釈しているなら、こんな風には理解しないはずです

について。

私は、

>ともかくも「通貨高→空洞化(が資本主義の必然かどうかも微妙ですが)→通貨安競争」という最近の流れは、私には「資本主義の敗北宣言」のように感じられました。

で、「競争という方法だけでは経済システムは上手くいかない」ということを表現したつもりでした。
この場合、「社民主義」というのは「資本主義を幾分か修正して、競争よりも社会保障などを優先させる仕組み」と理解されるのがフツーだと思いますし、どのくらいの修正までが社民主義なんて決まっていませんし、そうはいっても多くの国はそもそもそんなところまで到達していません(つまり(私の考える)社民主義ではありません)よね。

その時点で、

>資本主義の敗北とは、すなわち、社民主義の敗北では? 社民主義は共産主義ではないですよね。とくに、よく言われる北欧型の社民主義は。

と言われても、私にしたら「だったらもっと修正すればいいだけじゃない?」としか思えませんし、北欧型の社民主義がそのままでは敗北するんだったらさらに修正をかければいいのだし(問題が解決する、という意味ではない)。

だいたい、「通貨安競争」と「北欧」が、そもそも何の関係もないじゃないですか。
一方は低コスト競争、そしてもう一方は高付加価値競争。
「資本主義は結局低コスト競争に行き着いてしまうのか」という問いかけに対して「ということはすなわち高付加価値競争の敗北ですね」と返されても返答に困ってしまう、ってのはわかっていただけますよね。

で、ここまでをひっくるめて、論理的に矛盾の無いように話を続けようとした結果が、あの「日本では社民主義が選択されていない」なのです。

書いていておかしいとは思っていましたよ。
しかし、低コスト→高付加価値という返しを私が理解できなかった以上、あれより書きようがありませんでした。
(いまでも、「すなわち」と書かれた“意図”はわかりません。「それはそれとして」くらいなら理解できるのですが。もっともこういうところにも“意図”を読もうとすること自体が良くないのかもしれませんが。)

今回のsuterakusoさんの書き込みで、あなたが何を言いたかったのか少しはわかりましたが、

>私の話を、私の書いている語句を私が使っている用法に沿って解釈しているなら、こんな風には理解しないはずです

については、以上の理由から、いささかも認識を変更する必要を感じません。


資本主義については、「競争に任せると限界のはるか手前で成長が止まる」「(競争を回避させても)成長を自然に任せれば1%と99%の世界になり、さらに資産が流動しなくなる」「(資源的な意味で)成長には限界点がある」「(仮に資源が無限だとしても)指数関数的成長はそもそも持続不可能」等、いくつもの異なるレベルの欠陥がある、と私は考えています。
(もちろんそれぞれについて修正したものを「資本主義と呼ばない」と主張するつもりはありません。またそれぞれの欠陥については、今後少しずつブログに書こうと思っています。いいきっかけになったことには感謝します。)


それから私が「めざすところ」ですが、このブログで私は「お花畑めざして」いますので、“現実的かどうか”なんてのは、常に全然気にしません(リアルの生活で選挙の時とかは別よ)。
なので「どこをめざすか」と問われれば、「国家解体→世界政府」となるでしょうし、「雇用/企業が社会保障の担い手ではない社会システムの構築」でもあります。
で、経済の基本的な発想については、「社民主義」というよりもむしろ「脱成長」の方が近いんだろうと思います(他の2人については存じ上げませんが)。


最後に。

suterakusoさんのブログトップ、初めて読んだ時、私はあれは「反語的表現」だと思っていました(理由はもちろん、私がそう考えているからです)。
今は、今では、未だに、真意はよくわかりませんが、いつかご自身で解説をされる日を待ってます。

それでは。

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