- 閉ぢ籠つてばかりなので、春一番にも全く氣が附かない。
- マスクをした人が多く目につくやうになつた。
- 夜中に參詣に行つたら、賽錢の音に驚いた猫が神棚から突然飛び出してきて、非常に魂消る。
職場にて
- ハブが引切無しに家鴨の鳴き聲みたいな音をたてる。
- ジャックフルーツを食す。それなりに匂ふが味はあつさりしてゐて美味しい。
月曜に講談社野間記念館にて。最近、日本畫が矢鱈と沁みて沁みて仕方ない。
三月にでる別册の基本日本語活字見本集成は氣になる。それなりの値段みたいだけれど。
論理を知らないひとには論理学の教科書は読めません。だから、論理学の教科書というのはある意味で知っていることばかり書いてある。
こうやって書き出すといかにも論理学という感じで、それなりのものに見えるのかもしれませんが、教師なんかやっていると、どうもため息なんですよね。だって、ほら、あたりまえのことばっかりじゃないですか。これ見せられて、おおそうだったかのかって感心する人いますか? 「目からうろこ」ってひと、いるでしょうか。
しかし當り前のことは、ちつとも當り前のことではなかつたりする。