キリスト教神学は役に立つ

3月1日(火)
朝から雨模様の為 朝の稽古休む
夜 少林寺拳法稽古 二段受験者の指導
3月2日(水)
午前 体育館にて錫杖伝の稽古
3月3日(木)
朝 公園にて棒術・杖術 月が改まったので、松風の左技の稽古開始
夜 少林寺拳法稽古 二段受験者の指導
  前回も今回も道院長・副道院長 体調不良の為 
  ストレッチ 基本 も指導する。
3月4日(金)
朝 公園で棒術・杖術

キャノン PIXUS iP4830 紙詰まりで動かなくなる。
 薄いレポート用紙を使った為だ、 外せるだけの部品をはずしても
 すべての紙を除去できない。 
 東日本修理センター が、海浜幕張にあるので持ち込み予約。

3月5日(土)
3時より少林寺拳法 初二段の受験指導
柔法を一通りさらってから 柔法乱、剛法乱
明日が試験なのでようやく指導も終了

読んだ本

佐藤優 はじめての宗教論 左巻―ナショナリズムと神学

序章 キリスト教神学は役に立つ 危機の時代を見通す知
第1章 近代とともにキリスト教はどう変わったのか?
第2章 宗教はなぜナショナリズムと結びつくのか?
第3章 キリスト教神学入門(1) 知の全体像をつかむために
第4章 キリスト教神学入門(2) 近代の内在的論理を読みとく
第5章 宗教は「戦争の世紀」にどう対峙したのか?
第6章 神は悪に責任があるのか? 危機の時代の倫理

キリスト教神学の歴史からナショナリズムとの深い結びつき
を解説。昨年 マイケルサンデルが日常の問題の裏に潜む
アリストテレスやカントなどの哲学命題を引き出した。
しかし西洋には、キリスト教神学というもう一つ
の深い思想があり、ギリシャ哲学とからみあって
思考の枠組みを形成している。
キリスト教の思想がこのようなものであることは、この
書を読むまで知らなかった。

はじめての宗教論 左巻 ナショナリズムと神学 (NHK出版新書)

トニー・ジャット 荒廃する世界のなかで――これからの「社会民主主義」を語ろう

前置き 不安と混乱のさなかにある若者たちへ
第1章 今のわたしたちの生き方
  裕福な個人、浅ましい全体/感情の頽廃/アメリカの特殊事情
  /経済主義とその不満要素
第2章 失われた社会
  ケインズ主義のコンセンサス/規制された市場/
  共同体と信頼と共通目的/偉大な社会
第3章 政治の耐えられない軽さ
  六〇年代の皮肉な遺産/オーストリア人の復讐
  /民間礼賛/民主主義の赤字状態
第4章 さらばすべてのものよ?
  一九八九年と左翼の終焉/脱共産主義アイロニー
  /わたしたちは何を学んだのか?
第5章 何をなすべきか?
  異議申し立て/世論を鍛え直す/社会問題を問い直す
  /新しい道徳物語?/わたしたちは何を望むのか?
第6章 来るべきものの形
  グローバリゼーション/国家を考える/鉄道
  ――一つのケーススタディ/恐怖の政治学
結び 社会民主主義――生きている部分、死んだ部分

この30年間の自由市場優先の経済政策が富の偏在・不平等・貧困の増大
をもたらした。我々は、社会民主主義というよき遺産を見直さなければ
ならない。かって社会民主主義によって、福祉や国民医療という
ものが確立した。その事を今一度かみしめるべきであるという主張。


荒廃する世界のなかで――これからの「社会民主主義」を語ろう