バトン

サンタモニカビーチ

最後にまとめと同時に次(来年?)に行く人たちへのアドバイスを書こうと思います。

今回の研修に参加した学生は自分も含めて、

4人だけだったので、最初は行けるかどうかもわからない状態でした。

先生からも「ちょっと難しいかも・・・」

と言われていたので、半分諦めていました。

それでも何とか、ライトハウスの方々のおかげで行けることになりました。

おそらく、4人の内の一人でも欠けていたら

この研修は実現していなかったと思います。

また、4人という少人数だったため、

研修内容もとても濃くなったと思います。

次に行く人たちも人数が少ないからといって不安になることはありません。

その分自分が何かを吸収する量が増えると思って、

得した気分でいてください。


研修に行くことが決まってから、やっておいた方が良い事があります。

自分がこの研修で事前にやっておけば良かったと思ったことは、

まずは、クリエイターの人に聞く質問内容です。

自分が何を一番聞きたいのか、疑問に思っていることは何なのかを

行く前に考えて、メモ帳などに書いておくといいと思います。

僕は頭の中で少しは考えていたのですが、

実際にお会いして質問をしようとするとなかなか出てきませんでした。

なので、メモ帳に書いておけば忘れることもないのでしっかり聞くことが出来ます。

これは飛行機などで書こうと思っていると意外と書くタイミングがありません。

一日目のホテルでもブログを書かなければいけなかったり、

時差ボケで辛かったりして、書く暇は無いと思います。

質問は家で書いて置くことをオススメします。

それと、映画を観ておくといいです。

ロサンゼルスやハリウッドなどは映画のロケ地がたくさんあります。

そのときに映画を観ていないと楽しみも半減です。

僕は映画を結構観る方ですが、

少し前の映画などは観ていたとしても覚えていません。

なので、ハリウッドで作られたような映画は観ておく事をオススメします。

今回の研修で観ておいたほうがいいと思った映画を挙げておきます。

スピード

フォレスト・ガンプ

チャーリーズエンジェルズ

ダイハード

イナッフ

ターミネーター1・2

プリティ・ウーマン

トゥルーライズ

コラテラル

スパイダーマン

ワイルドスピード/東京ドリフト

レーニングデイ

ハリウッド的殺人事件

インターネット

ボディーガード

ゴーストバスターズ

ビバリーヒルズコップ

ラッシュアワー

デイアフタートゥモロー

ボルケーノ

レインマン

リーサルウェポン

などなど・・・。

ワーナーブラザーズに行くのであれば、

ワーナーブラザーズの映画も観ていって損は無いと思います。

マトリックスシリーズ、ハリーポッターシリーズ、スーパーマンシリーズ、エクソシストなど・・・。

リズム&ヒューズに行くのであれば、

ベイブ、デアデビルリディックエレクトラナルニア国物語/第一章:ライオンと魔女

スクービー・ドゥー、キャット・イン・ザ・ハット、スーパーマンリターンズ、ナイトミュージアムなど…。

ソニーピクチャーズに行くのであれば、

スパイダーマンシリーズ、SAYURI、マスクオブゾロ、オズの魔法使いエアフォースワン

キャスト・アウェイザ・ロックアルマゲドン、MIB、ゴーストバスターズバットマン

スターシップ・トゥルーパーズ、ポセイドン、リングなど…。


また、24やフレンズ、ERなどのドラマも観ていると更に楽しめると思います。

映画は観ていれば観ているほど、楽しめて充実する研修内容です。


それと、映画スターの俳優の名前や監督の名前なども覚えておくとより良いです。

ツアーガイドの説明や、ライトハウスの方のお話の中に有名な俳優さんの名前が

ちょくちょく出てくるので、それを知っているのと知らないのとでは楽しみ方が変わります。

チャイニーズシアターの前のスターの手形、足型もたくさんあるので、

名前を多く知っているほど、感動も大きくなります。

アカデミー賞の作品賞に選ばれた映画を観ていっても良いと思います。

アカデミー賞授賞式が行われているコダックシアターに行くととても興奮すると思いますよ。



知識として言えば、リズム&ヒューズに行ったり、

CGクリエイターの方の話を聞いたりするときに、

専門用語が少し出てくるので、その辺も事前に調べておくと理解しやすいと思います。

CG WORLDという雑誌がオススメです。



持って行く荷物という部分での不安もあると思います。

服はあっちでは日差しが強いので、外を歩くと長袖で、

上着を一枚着ると暑いです。

現地の人では半袖を着ている人も結構いました。

海で泳いでいる人もいるぐらいですから…。

ただ、朝と夜は冷え込むと思うので、ジャンパーを持って出かけた方が良いと思います。

今回のホテルにはコインランドリーがあって、

確か、洗濯が75セントで、乾燥が50セントだったと思います。

洗剤はないと思って少し持っていったほうがいいと思います。

今回は置いてあった洗剤を使ったのですが、後から他の人のものだったらしい

事が分かりました。

他にもホテルには、

タオル、バスタオル、石鹸、シャンプー、リンス

もありました。

ドライヤーもありましたが、行く前に確認したほうがいいと思います。

コンセントは三つ穴のもので、

アダプタの電圧が海外のものまで対応していれば、

上の二つの穴に差し込んで使用できました。

パソコンも問題ありませんでした。

持って行って特に役に立ったものは、電子辞書、デジカメ、薬、

メモ帳、ペンです。

電子辞書はそんなに使うことは無かったのですが、

レストランでメニューの意味を調べてどんな料理なのかを

知ることが出来ました。

後の4つは必須に近いです。

僕も風邪を少し引いてしまいましたが、薬を飲んで何とか大丈夫でした。

メモ帳は常に持ち歩いていると便利です。

それと、時計、特に腕時計は必要です。

僕は時計を持っていったのですが、

現地で時計の針を動かせないというアクシデントがあり、

時間はほぼ友達に聞いていました。

集合時間などはとても大事なので、時計は必須です。

後は、旅行にもって行く基本的なもので大丈夫だと思います。

あっちでは水が大事なので、スーツケースに水やお茶を入れていった友達も

いました。現地で買えるのでそんなには必要ないと思います。

一応折りたたみ傘も入れておいたほうがいいかもしれません。

今回も一日だけ雨の日があって、そんなに降らなかったので

使いはしませんでしたが、前回も雨は降ったと言っていたので、

入れておくと安心です。

スーツケースのバンドも必要です。

飛行機内に入れるときは、鍵をかけられないので、

自分の名前を書ける、目立ちやすいものがいいと思います。

今思い出せる限りではそのぐらいです。


研修の中で一番キツい日が一日目です。

あっちとの時差が17時間あるので、

午後3時ごろに飛行機で飛び立ち、

約9時間かかってロサンゼルス空港へ着きます。

日本時間なら、夜中の12時ごろですが、

あっちでは同じ日の朝7時です。

なので、今回の場合で言うと14日がとても長かったのです。

そのために、飛行機内でどれぐらい寝られるかが

ロサンゼルスについてからの気分を左右します。

僕は一睡も出来なかったため、

一日目はフラフラしてました。

その状態でブログなども書かなければいけなかったので、

一日目は大変でした。

飛行機内で寝られるように、前の日から調整するといいかもしれません。


ホテルは4人1部屋でした。

自分たちは当然ベッドが4つあるものだと思っていましたが、

ダブルベッドが2つでした。

なので、ソファーからベッドを出して、簡易ベッドを用意してもらいました。

ソファーのベッドは問題なかったのですが、簡易ベッドは最悪です…。

このベッド選びは毎朝あみだくじで決めていたのですが、

僕は2回この簡易ベッドを経験しました。

次に行く人はベッドの数などをしっかり聞いておいた方がいいかもしれません。

ベッドは重要です。絶対に…。

あとシャワーもタンク式らしいので、お湯をあまり出しすぎると

水になってお湯が出てこなくなるということを初日に聞いて、

その辺に気をつけて使っていました。そういったところも

事前に知っておいた方がいいと思います。あっちでは普通なんでしょうか??


今回のホテルに関しては少し不満がありましたが、

朝食や夕食のバイキングなどはおいしくて、良かったです。

また、コンロやオーブン、電子レンジなどもあるので、

スーパーマーケットで何か買ってきて料理するのもありかと思います。

自分たちはスパゲッティを買ってきて茹でて食べたりしました。

食器洗い乾燥機もあるので、使ったお皿などはセットするだけで、

洗ってくれます。

この食器洗い乾燥機も注意が必要で、音が結構うるさいです。

また、その時間も結構長くて1時間ぐらい掛かります。

使ったらすぐに食器洗い乾燥機にかける事をオススメします。


それと、今回は自由の日が一日だけあって、

その日をオプショナルツアーで映画のロケ地めぐりにしたのですが、

初日にライトハウスの方が色々連れて行ってくれて、

そのときにロケ地を少し回ってくれます。

なので、ロケ地めぐりとかぶる部分があったりするので、

相当な映画好きではない限りこれは選ばない方がいいかもしれません。

僕は満足してますが…。


また、お土産ですが、

ショッピングモールなどには、服や靴などファッション系のものは

多くありますが、食べ物などはあまりありません。

親戚などにあげるお土産などは、リトルトーキョーというところで

買えたチョコレートがいいと思います。

空港でも買えますが、同じものの値段が倍ぐらいしました。


それと、何か欲しいものがあったら絶対に買うことをオススメします。

もう一生ここには来れないかもしれないと考えて、

少し高くても奮発して買ったほうが後悔が少なくてすむと思います。

今回、僕はあまり買ってなかったので…。



色々とアドバイスになるのかならないのか分からないことを書いてきましたが、

結局は行ってみないと本当のことは分からないと思います。


どっちにしても、楽しんで、充実した研修にすることが一番だと思います。

今回、町を友達と歩いていても危ないことは一度もありませんでした。

少しでもこの研修に興味がある人は参加するべきだと思います。

自分は奨学金を使って行きました。

それだけ、価値のある研修になりました。

その価値を上げるためにこれからの生活に活かしたいと思います。

この研修に参加して、本当に良かったと今思います。

一生でこんな経験が出来ることはもう無いと思うからです。

来年の人にこのバトンを渡せたらと思います。


それでは。

無事帰国完了。

帰りの機内から

昨日、LAのホテルを朝7時にチェックアウトして、

ロサンゼルス空港へ行き、10時30分発の成田行きの飛行機で飛び立ちました。

行きは約9時間の飛行時間だったのですが、

帰りは約11時間掛かり、日本へ帰りました。


今回大変お世話になったライトハウスの方々には、空港までしっかり

サポートしていただいて、何の問題も無く帰国することが出来ました。

この研修が無事完了できたのも、ライトハウスの方々のおかげです。

日本を出発するときから、サポートしていただいて、

LAでは空港で出迎えてもらい、

そこで、今回特にお世話になったKさんやインターンシップで来ていた

学生のTさんと出会い、そこからこのお二人にはほぼ毎日

自分たちの研修に付き添ってもらい、様々な手助けをしていただきました。

そのため、LAでの生活で困ったこともありませんでした。

自分たち質問にも気軽に答えていただき、

英語でのツアーや外国人のクリエーターの方のお話を聞くときは

通訳もしてもらいました。

また、KさんはLAのことに詳しく、移動の車中では

自ら運転しながら、様々なお話をしていただきました。

なので、移動中もとても楽しく、いろんなことを知ることが出来ました。

その他にもホテルでのチェックインやチェックアウトはもちろん、

LAでの生活で気をつけなければいけないことや、

スタジオツアーの受付、様々なクリエーターの方の紹介、

自分たちのことの紹介、自分たちのクリエーターへの質問の通訳、

写真撮影のカメラマンもしていただいたり、

バーベキューの準備もしていただきました。

そして、何よりKさんは自分たちのことをとてもよく考えてくれて、

自分たちがこの研修でなるべく多くのことを学んで帰れるように

知識だけではなく、この研修に対しての姿勢や意識の面でも

自分たちと向き合って話してくださいました。

Kさんがこの研修のことをどれだけ大切にしているかや、

研修に対しての意気込みが感じられて、

ある意味自分たちよりもこの研修に対しての思いが

強かったのではないかと思います。

そのKさんに背中を押されて、自分たちもこの研修でいろんなことを

学んで帰らなきゃと必死に行動できたと思うし、

いろんなものを得ることが出来たと思います。


それと、学生のTさんとは、年もほぼ同年代だったので、

気軽に話すことが出来たし、食べ物を注文するときは

注文の仕方を教えてもらったり、どんな風に買うのかを教えてもらいました。

こういったこともTさんが先に行動で示してくれたことで、

それを見た自分たちがしっかりと行動に移せたと思います。

スーパーマーケットに一緒に行った時は、

どこにあるのかが場所が分からなくなって、困ったときに

Tさんが何の臆する事も無く、スッと歩いている人に歩み寄って

英語で道を聞いてくれたりしました。

また、自分たちがその日に寝るベッドを「あみだくじ」で決めるときに

Tさんがそのあみだを作ってくれて、寝る場所を発表してもらいました。

それが朝の日課のようになって、毎朝Tさんには面倒をかけたなぁと思います。

でも、そのおかげで毎朝楽しかったです。

そういうことも、気軽にやってくれて、本当に仲良く接してくれたので、

Tさんのおかげでこの研修が10倍、20倍も楽しいものになりました。


この他にもたくさんの方にお世話になって、

自分は初海外で、不安なことも行く前はたくさんあったのですが、

たくさんのライトハウスの方々や、この研修に付き添ってくれた大学のS先生

のおかげで無事に、楽しく、内容の濃い研修になりました。

こういった方々の手助けがあったからこそ、

成功した研修で、成功した海外旅行であったなぁと今帰ってきて

はっきりそう思います。

なので、改めて、ライトハウスの方々、学生のTさん、S先生には

心より感謝したいと思います。

本当にありがとうございました。

Thank you very much!


また、この研修に行くことを勧めてくれたり、

この旅行のお金を出してくれたり、

荷物の整理を手助けしてくれた両親や親戚にも

本当に感謝しています。


その他にも、スタジオツアーでお世話になったガイドの方や

リズム&ヒューズの案内をしてくれたSさん、

自分たちの質問に対して気軽に答えてくださった、

リズム&ヒューズで働く日本人のNさん、

自分たちとのワークショップとして、

いろんな話や質問を聞いてくださった

デジタルドメインで働く日本人のWさん、

日本人映画学校のISMPの卒業制作スクリーニングに参加させてくれた

ISMPの皆さん、

ワークショップとして自分たちと話すために

遠くから駆けつけてくれた

NPO団体Sundale DreamのHさん、Kさん、Iさん、

ロケ地めぐりでガイドとして、車の運転や様々な楽しいお話、

どんな映画のロケ地があるかなどを教えてくださったKさん、

デジタルアーティストを育成する学校のGNOMONで

案内をしてくださった、Mさん、Bさん、

自分たちにMayaの使い方や、

どういう風にすればリアルに見えるかを教えてくれた

GNOMONの学生のMさん、

スタジオや、企業で、見学しに来ていた自分たちを

気軽に招き入れてくれて、どんな仕事をしているかを見せてくれた

多くのクリエーターの方々、

毎朝おいしい食事を用意してくれたホテルの方、

ベッドが足りないと言ったら、簡易ベッドを用意してくれた方、

ホテルの部屋のメイクを毎日してくれた方、

食べ物や物を注文するときに、分かりやすく答えてくれたり、

分からなかったら、もう一回言ったりしてくれた店の店員の方、

ゲッティー美術館で、写真を撮って良いかを聞いたら

分かりやすく、丁寧に説明してくれたり、

道を案内してくれた警備員の方、

自分たちが通りやすいように開いた扉を支えてくれた見ず知らずの方・・・

など、この研修を通して、LAでお世話になった方々は本当に大勢います。


こういった方々にほぼ確実に言っていたのは、

Thank you. ありがとう

でした。

自分に何かをしてくれた人に対して、

自分の思い、感謝を伝える言葉として使いますが、

この研修で一番多く使った英語、言葉がこのThank youでした。

なので、ほぼ毎日感謝感謝の日々だったといってもおかしくはありません。

本当に色んな感謝の上に自分は生きていて、

様々な事を学ぶことが出来ているんだなぁと改めて実感しました。

研修に参加しての一番の収穫はこれかもしれないなぁと思います。

人の温かさ、心の温かさを感じた研修でした。



本当に皆さん、ありがとうございました!!


まとめとして、一応まだ書くつもりです。

それでは、また♪

スタイル

いい天気

今日は午前中はGNOMON(ノモン)という

有能なデジタルアーティストを育成している

学校へ行きました。

こちらでは現役のプロの人も、

スキルアップのために通うほどの

レベルの高い学校です。

しかも、インストラクターはプロの人が

教えてくれるため、実際の現場で使われている技術

をそのまま知ることができるため、

とても実力がつきます。

また、そこの人はデジタルのことよりも

アナログのことを勉強することが大事だといいます。

最低限、自分の手で(立体物を)描いたり、作ったりできなければ、

CGで高度なものはできないということです。

自分は、あまり手で物を描かないほうなので、

これはやらなきゃならないなぁと思った点でした。

一番大事なのは、フィギュアドローイングだと

聞いたので、日本へ帰ったらしっかり勉強しなきゃと思いました。

クレイで人間の筋肉などを表現する授業なども

見学できたので、そういったこともやってみたいです。


校舎のなかでインストラクターの方の作品や

生徒の作品が見れたのですが、

インストラクターの作品はもちろん、

生徒のレベルもとても高度でした。

その生徒の卒業後の就職率が100%であり、

その就職先がドリームワークスやリズム&ヒューズ、ディズニー、

ソニーのイメージワークスなどの超有名企業ばかり。

つまり、この学校に入学できれば、絶対にCG会社に就職できる

ということ。

・・・入りたい。

けど、入れない。

英語出来ないし・・・。

技術足りないし・・・。

お金足りないし・・・。

まぁ、頑張りますw


また、この学校の生徒の一人に

3DCGソフトのMAYAの操作方法を教えてもらい、

実際にMAYAを触らせてもらいました。

このソフトは第一線で活躍しているプロの方が使うソフトなので、

これを自由自在に使いこなせれば、

自分も第一線で働けるかもしれないため、

とても興味深かったです。

日本に帰ったら是非使いたいです。・・・学校で。(重いソフトなので。)

何とか学校にMAYAを導入してもらえないでしょうか??

期待してます♪


また、学校側が唯一教えられないものがあると言っていました。

それは、パッション(感性)です。

それだけは、自分だけのオンリーなものなので、

大事にしなきゃいけないなと改めて思いました。


また、自分の、日本のスタイルだけでなく、

もっと色んな幅広いスタイルを今のうちにやっておくことで

世界がもっと広がっていくということも教えてもらいました。

なので、視野を広くもって物事を考えていきたいと思いました。


というわけで、今日でハリウッドクリエーター研修は終了です。

明日は、朝早くにホテルを出て(7時)、空港へ行かなければいけません。

その後は、11時間以上の長時間を飛行機の中で過ごします。

行きの9時間も相当きつかったので、

とても不安です。

今日はしっかり眠りたいと思います。


明日は時差ぼけでキツイはずなので、おそらく書きません。

それでは、また、日本で♪

Good Bye、LA♪

See You Again♪

映画の場面

スピード

今日は、自由時間としてロケ地めぐりに行きました。

朝起きたら、あいにくの雨・・・。

LAへ来る前に調べたYahoo!の世界の天気で

19日は、「晴れ一時雨」となっていたので、

見事に当たったなぁと思いました。

しかし、ロケ地めぐりの途中で雨はすっかり止み、

青空が出てきたので、聞いていた通りの

天気の移り変わり方だと思いました。


ロケ地は初日に回ったところと重なったところもありましたが、

自分的には有名ドラマの24のロケ地に結構行けたのが

とても良かったです♪

また、ターミネーター2の2人が戦った駐車場や、

トンネルに行けたり、

ダイハードのラストシーンに出てくるビルに行ったり、

プリティウーマンのホテルの階段を見たり、

トゥルーライズシュワちゃんが馬で乗ったエレベーターに

行ったりと充実していました。

また、セレブやスターたちの豪邸も通ったりして、

ニコラス・ケイジトム・クルーズの家の前まで行きました。

しかし、その家が大きすぎて、ほぼ門だけしか見えませんでした。

欲を言えば、本人に会えればなぁと密かに思っていたのですが、

そんなことは全くありませんでした。

しかし、ガイドの方は、こういうロケ地めぐりをしているときに

映画スターと出くわすことがあると言っていました。

運がよければ、生でスターを見ることができるなんて、

最高の場所だなぁと思いました。

今回のロケ地めぐりで行った所で、まだ観たことがない

映画があったりしたので、日本に帰ったら絶対に観たいと思います。


また、昼にリトルトーキョーという所に行きました。

そこは日本のスーパーのような所や本屋などが集まっていて、

久々に日本語をたくさん目にしました。

お菓子なども日本で見かけるものが、たくさんあったので、

日本に帰ったようなおかしな感覚に陥りました。

そこではお茶を買ったり、お土産を買ったりと、

親戚やバイト先などのお土産はここで買うのがベストかと思います。

まさか、LAで

「いらっしゃいませ」

と言われるとは思いませんでした。

もちろんお金はドルですけど・・・。


研修もあと明日一日になってしまいました。

そう考えると、早かったなぁと思います。

それも一日一日の内容が濃く、いい刺激を受けていたからだと思います。


あと、1日もしっかり学んでいこうと思います。


それでは、また明日♪

意識の違い

昼食

今日は午前中は、自由だったので

朝からゆっくりできました。

昨日の喉が痛かったのは、治ったように思いますが、

それが今日は鼻にきました。

鼻水が止まらなくなって、過ごしづらい一日でした。


暇になったので、ショッピングセンターに行きました。

まだ、お土産を買っていないので、良い物を見つけられたらと

思っていましたが、見つけられませんでした。

結局、昼食を済ませて、ホテルに戻りました。


午後は映像制作NPO団体のSundale Dreamの方との

ワークショップをしました。

3人の方とお話をしたのですが、

3人とも自分たちと年齢がほぼ変わらなく、

学生であるのに経験やモチベーションの高さが遥かに高かったです。

話を聞いていると、それぞれの自信がこっちに伝わってきました。


彼らはすでに高レベルの映像を制作していて、

経験もたくさん積んでいるので、

こっちが質問をすると的確に返してくれて、

自分たちにも分かりやすく説明してくれるので

とても彼らの優しさや器のデカさを感じました。


話題は技術のことよりも、

意識のことについてが、主になりました。

学生でもプロの意識は持ってできる

という言葉がその中にあったのですが、

これは、自分の中でも

ああ、そうだなぁ

と感心して、何で今まで気付かなかったんだろうと

思ってしまいました。

外側の部分では学生であっても、

内側は学生じゃなくていいと。

自分の枠の中に収まる必要は無いと。

そう考えたら、今自分はどうなんだろうと思いました。

自分の枠の中に収まっていないか?と。

自分の枠を破るにはどうすればいい?と

その答えを見つけるのは難しいと思いますが、

とにかく、自分がやりたいと思うことに正直にやろうという

気持ちになりました。


今まで、自分が生きてきた生き方を否定するわけではないですが、

彼らのように生きていたら自分は、

今の自分よりもどれだけ変わっているのかなと思い、

そういう自分も見てみたいと思いました。


やはり、表現したい熱意や、自分がやりたいことをしっかり通す

ということが大事で、それをしっかり他の人に伝えて、

他の人の意見も聞くことが自分を伸ばす近道かと

今日の3人のお話を聞いていて思いました。


また、最後の結論としては

何かを作るときに大事なのは

技術じゃなくて、アイディアということでまとまりました。

自分が伝えたいことをどう映像で表現すれば、

観ている人に伝えられるか、納得させられるかが

クリエイターの課題であると理解しました。


今日聞いた話をしっかり自分で受け止めて、

次のステップにつなげて、

モチベーションを高く持ってこれからの

生活に反映させていきたいと思います。


今日、お話を聞いた3人の方には

遠いところからわざわざ、忙しい中を駆けつけてもらって

初めて会った自分たちに本気で話をしてくれて

本当に感謝しています。


少しでも彼らに近づけるように、

自分のスピードを上げなきゃいけないと

心に言い聞かせていきたいと思いました。


それでは、またあした♪

日本とアメリカの違い

サンタモニカビーチ

今日は午前中にデジタル・ドメインで働いている、

日本人の方に話を聞きに行きました。

そこではまず、

デジタル・ドメインのデモリールを見せてもらいました。

映画のステルス、アイ・ロボット、デイアフタートゥモロー、

ロードオブザリング、アポロ13などの以前に見たことがある

映像が次々と出てきたので、

仕事のレベルの高さを認識しました。

映画のほかにも、クオリティの高いCMがたくさん出てきて

感心しながら観ていました。

自分が作ってみたい、どうやって作っているんだろうと

思う映像を作っている人が目の前にいると思うと

本当に嬉しくなりました。


様々な貴重な話を聞かせていただきましたが、

ここでは、日本とアメリカとの違いを主に書いていきたいと思います。

まずは、作業の仕方です。

アメリカでは分業制で、

モデリングやテクスチャ、ライティング、モーション、レンダリング

などのCGを作る上での過程を分けて作業をするそうです。

なので、モデリングをやる人はずっとモデリングをやり続ける、

ということなのです。

こういう人をアメリカではスペシャリストと言うそうです。

しかし、日本での作業は一人で全てのことをやっているそうです。

これを、ジェネラリストというそうです。

そのため、日本では一人の仕事量が多くなり、

期限に間に合わない場合が多く、そういった場合は

残業をしたり、休日などを使って補わなければなりません。

なので、ストレスが溜まったりして、死んでしまう人も

いるそうです。

その反面アメリカでは社員を大切にしており、

作業を合理的に進めているため、

残業などもほとんど無いうえに

週40時間以上働いた場合は残業代が出るそうです。

そういった、作業の違いが

映画の硫黄島からの手紙と、父親たちの星条旗

描かれているものと被るそうです。

自分はまだそれを観ていないので、

今度是非観たいと思いました。


また、CG映像の色の表示数を

2の8ビット(フルカラー)よりも更に多い、

2の32ビットで絵を取り込むそうです。

そうすることによって、色の幅を変えたときに

8ビットだと暗くしたときに、

黒一色のべた塗りなどになってしまうが、

32ビットだと、更に細かく黒のグラデーションが出てきて、

細かい表現が可能になるといいます。

この32ビットで取り込むのも

日本ではまだやっていないそうで、

やはり、アメリカの技術は進んでいると実感しました。


また、CG会社が使っているソフトウェアも

アメリカでは企業ごとに一つに統一していたりしますが、

日本では複数のソフトを使うそうです。

ソフトウェアを一つにすることで

社員は一つのソフトを使い続けることができ、

そのソフトを使うレベルが必然的に高くなっていき、

社員にも負担が少ないため、効率が上がるそうです。


更に、レンダリングをする手間を省くための

レンダーファームでの

レンダリングソフト数が

日本では20台ぐらいだが、

アメリカでは、その100倍の2000台が揃っており、

その点でも作業の効率の良さがアメリカの方が断然上だと

聞きました。

そういった分が、アメリカの表現力と日本の表現力の差でもあるそうです。


そういうアメリカと日本の違いを知ると、

アメリカで働けたら最高だろうと思いました。

しかし、外国人が働くリスクもあり、英語もそうですが、

特に気をつけなければいけないのは、就労ビザ

取得することなのだそうです。

そのためには決まった規則に沿った経歴が無ければ、

もらえないので、そういった部分を加味しながら

経験を積んでいかなければいけないそうです。

CG以外にも課題は盛りだくさんで、

アメリカで働くことの大変さを教えてもらえた気がします。



最後に自分の作品を観てもらい、講評してもらいました。

自分の作品のいいところを言って頂いたり、

貴重な言葉をもらえたので、

これからの制作に生かしていきたいと思いました。


忙しい中、貴重な時間を自分たちのために費やしていただき、

本当に感謝したいです。


午後はISMPという日本人留学生が映画のことについて学ぶ

専門学校生の卒業制作したフィルムの上映会に

参加させてもらいました。

英語がほとんど理解できないので、

大まかな内容だけ理解できました。

その大まかな内容だけでも、

面白いと思う作品があったので、

是非、日本語字幕をつけてもう一回観たいと思いました。

自分と同じ日本人学生が、ここで頑張っているのを見ると

本当に自分も頑張らなきゃという気になります。

そういった意味でも、

自分のモチベーションが高くなった一日だと思いました。


少し、今日の朝から喉の調子が良くないので

一応風邪薬を飲んで寝ようと思います。

それでは、また明日♪

会話

hari-kira2007-02-16

今日の午前はソニーピクチャーズ・スタジオの

バックステージツアーを体験しました。

まず、15分間のプロモーショナルビデオを見せてもらい、

その後、ウォーキング・ツアーが始まりました。

昨日のワーナーのときも同じように、

10分間のプロモーショナルビデオを見せてもらったのですが、

そのときも、今日も、英語がほぼ理解できなかったのが

残念でした。

やはり、リスニングが出来るのと出来ないのでは

このツアーの楽しみ感が変わってくるなぁと実感しました。

こんなにリスニングが出来ればなぁと思ったのは初めてです。

ガイドの人が必要最低限のことは通訳してくださるので、

支障をきたす事はありませんが、生のツアーガイドの声を

聞いているわけではないので、

多少の違いがあるのかもしれないと思いました。


このソニーピクチャーズ・スタジオは

CBSからMGMへ

MGMからコロンビアへ

コロンビアからソニーピクチャーズへ

と買収を繰り返して、大きくなっていったという

歴史があります。

なので、60年前〜70年前に立てられたという

とても古い建物がたくさんありました。

しかし、全く古めかしい感じは無く、

とてもしっかりしており、綺麗だったため

本当に管理などがしっかりしているんだなと思いました。


また、昨日訪問したワーナーブラザーズ・スタジオが

こちらのスタジオを借りて撮影を行っていることに

とても感心しました。

同じスタジオ会社ならば、普通は敵対して

干渉しないと思いますが、

ワーナーのスタジオが一杯で使えないときに

ソニーの空きがあるスタジオを借りて

撮影しているという事実を知って、

それは、本当に柔軟な考え方だと思いました。

そういう考え方がここまでの大きなスタジオへと

進化していった理由の一つであるのではないかと思いました。

また、それがアメリカというお国柄を

象徴しているように思いました。


こちらのサウンドステージは、21個とワーナーに比べると

少ないですが、こちらには北米1の大きなサウンドステージがあり、

その中に入ることが出来ました。

そこはサッカー場が入る大きさで、

最近ではスパイダーマンの撮影で使われたそうです。

こんなに大きな建物で、

中身がほぼ空間になっているものは

なかなか見たことがなかったため、

異様な空間のように思えました。

同時に、様々な有名な映画が作られた場所に

自分が立っていることの不思議さや、嬉しさなどの

感情が同時に出てきて、ある意味変な気分でした。

これからもここで様々な映画が撮影されていくと思うと、

今からとてもワクワクしてきます。

また、バックドロップ(背景)の制作場所に

入ることができ(ワーナーのときも)、

そこには背景のストックが4000もあるということに驚き、

同時に、それを全て一枚ずつ観てみたいと思う衝動に駆られました。

そういった、昔作った物を大切にして、それを手直しして

また使ったりと、歴史に残る物を大切にしていて

そういった技術を受け継いでいくことの大事さ、

貴重さを教えてくれたと思いました。

ワーナーのときもそうでしたが、

こういった背景を実際に巨大なキャンパスに手で

描くという仕事はデジタル技術の向上により少なくなっている

ということをこちらでも知ることが出来ました。

昔は20人のアーティストがシフト制で、

働いていましたが、今はたったの3人だけとなってしまったそうです。

経費の面でデジタルと手描きを使い分けていると聞きましたが、

これからもっとデジタル技術が上がれば、

手描きの仕事はなくなってしまうのではないかという

不安や心配が、この空間には漂っているように感じました。

その少なくなっている手描きの作業を間近で見られた(2日連続で!)

事には本当に幸運だと思うし、この場面や存在を

しっかりと目や心に焼き付けておきたいと思いました。

また、ここで制作した背景画が使われた映画には

エンディングロールで

「JCバックドロップ」

という名前が出るそうです。

今度映画を観るときはその名前を探そうと心に決めたのは

言うまでもありません。

こういった技術をもっと表面に出して、

みんなに知ってもらいたいと思いました。


また、このソニーピクチャーズ・スタジオの裏に

ソニー・イメージワークスというCG制作会社が

あることも教えてもらいました。

そこは昨日行ったリズム&ヒューズとは違い、

とても極秘主義で、

中を見せてくれることは無いそうです。

企業の方針によって全く違うので

そこも面白いところだと思いました。


ソニーピクチャーズ・スタジオを後にすると

次にポール・ゲッティー美術館へ行きました。

ここでは、ポール・ゲッティという石油で

莫大な富を得た大富豪が、

集めた美術品をみんなに見せたいということで、

始まったものです。

ここはなんと、無料で見ることができます!!

太っ腹すぎます。ポールさん・・・。w

その中で昼食をとって

長い時間を使ってのんびりと観ることができたので

とても、リラックスして過ごすことができました。

その中での美術品はここでは書き表せられないぐらいの

素晴らしさがあり、言葉で表すことすら

失礼に思えてくるようなすごい作品ばかりが展示されていました。

LAに来た際には絶対に観に行ってください!

オススメです!!

また、この中で1フロアずつ警備員の人がいて、

芸術作品を守っているのですが、

その中の黒人の大きい人が

日本語で話しかけてきて、

気をつけて欲しいことを教えてくれたり、

行きたい場所の行き方を親切に教えてくれました。

このときに、人の温かさや、

この警備員さんの心の中のやさしい部分が見れた気がして

とても嬉しく、良い気分になりました。

警備員さんが

「アリガトウ、ゴザイマシタ!」

といったら、

自分たちが

「Thank You!」

と返す。

そのときは自然とそういう形になったのですが、

これって、本当はすごい瞬間なのではないかと

今では思えてなりません。

他の警備員の方に質問をしたときも

自分たちが日本人だと分かると、

分かりやすいようにジェスチャーを加えたり、

簡単な英語で答えてくれたりと、

とても親切な警備員さんが多いと思いました。

外国人の方との距離が少し縮まった気がしました。