ヴェルディ新加入選手

クラブ公式で発表されている選手たちです。

大橋 正博 [オオハシ マサヒロ] MF
生年月日:1981年6月23日生まれ(24歳)
出身地:神奈川県
身長/体重:168cm/65kg
サッカー歴:横浜マリノスプライマリー→横浜マリノスジュニアユース→横浜F・マリノスユース→横浜F・マリノス水戸ホーリーホック→横浜F・マリノスアルビレックス新潟→横浜F・マリノス


金澤 慎 [カナザワ シン] MF (1年間の期限付き)
生年月日:1983年9月9日生まれ(22歳)
出身地:埼玉県
身長/体重:174cm/67kg
サッカー歴:大宮アルディージャユース大宮アルディージャ


黒河 貴矢 [クロカワ タカヤ] GK (1年間の期限付き)
生年月日:1981年4月7日生まれ(24歳)
出身地:北海道
身長/体重:182cm/73kg
サッカー歴:丹原町立丹原東中学校→市立船橋高校清水エスパルス


松浦 宏治 [マツウラ コウジ] FW
生年月日:1980年5月5日生まれ(25歳)
出身地:兵庫県
身長/体重:175cm/69kg
サッカー歴:南淡町立南淡中学校→兵庫県立三原高校→阪南大学サンフレッチェ広島ベガルタ仙台


青葉 幸洋 [アオバ ユキヒロ] DF
生年月日:1979年7月26日生まれ(29歳)
出身地:埼玉県
身長/体重:174cm/70kg
サッカー歴:武南高校順天堂大学ヴァンフォーレ甲府


木島 良輔 [キジマ リョウスケ] FW
生年月日:1979年5月29日生まれ(26歳)
出身地:千葉県
身長/体重:166cm/65kg
サッカー歴:帝京高校横浜マリノス[現・横浜F・マリノス]→ベラグラーノ[アルゼンチン]→横浜F・マリノス
大分トリニータ


大野 敏隆 [オオノ ハルタカ] MF
生年月日:1978年5月12日生まれ(27歳)
出身地:埼玉県
身長/体重:173cm/69kg
サッカー歴:前橋商業高校柏レイソル京都パープルサンガ名古屋グランパスエイト柏レイソル


菅原 智 [スガワラ トモ] MF
生年月日:1976年6月3日生まれ(29歳)
出身地:北海道
身長/体重:174cm/71kg
サッカー歴:読売日本SCユース→ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ1969)→サントス(ブラジル)→ヴィッセル神戸


廣山 望 [ヒロヤマ ノゾミ] MF
生年月日:1977年5月6日生まれ(28歳)
出身地:千葉県
身長/体重:175cm/64kg
サッカー歴:蔵波FC→市川カネヅカSC→習志野高校→ジェフユナイテッド市原セロ・ポルテーニョパラグアイ)→スポルチ・レシェフ(ブラジル)→ブラガ(ポルトガル)→モンペリエHSC(フランス)→東京ヴェルディ1969→セレッソ大阪

この他にも、ユースからの三原直樹弦巻健人喜山康平の3選手の加入も発表されています。

各選手のコメントも載っていますが、木島選手の

「幼い頃から憧れのチームだったので、そのチームに入ることができてとても嬉しく思っています。1年でJ1に上がれるように頑張ります」

というコメントが心に痛い。憧れのチームがJ2に降格して、そこに加わる心境はどのようなものなのか。それでも、他のクラブで様々な経験をしているこれらの選手たちが加入してくれるのは、非常に心強い。加入してくることになった状況はいろいろでしょうが、「ここで一旗揚げてやるぜ!!」というモチベーションは高いことでしょう。


クラブに長く所属した選手が出て行くことは寂しいけれど、日々新たにクラブは生まれ変わっていくものだとも思います。頑張れ、新加入選手たち!!

ヴェルディ新体制

本当にあの時期のあの人たちです。
2006シーズン新体制のお知らせ(1/10) ヴェルディ クラブ公式

【監 督】★2006年新加入
●氏名  ラモス瑠偉
●生年月日 1957年2月9日(48歳)
●指導歴
2002〜2004 沖縄かりゆしFC テクニカルディレクター
2005 ビーチサッカー日本代表 監督、柏レイソル コーチ


【コーチ】★2006年新加入
●氏名   都並敏史
●生年月日  1961年8月14日(44歳)
●指導歴
1999 ヴェルディ川崎 巡回コーチ
2001 ヴェルディユース 監督、トップチームコーチ
2002 ヴェルディユース 監督
2003 東京ヴェルディ1969 普及育成コーチ
2004 ヴェルディユース 監督
2005 ベガルタ仙台 監督


【コーチ】★2006年新加入
●氏名   柱谷哲二
●生年月日  1964年7月15日(41歳)
●指導歴
2001〜2002 国士舘大学サッカー部 コーチ
2002 コンサドーレ札幌 監督
2003〜2005 浦和レッズ コーチ


【コーチ】
●氏名  石栗建
●生年月日 1971年10月16日(34歳)
●指導歴
1998〜1999 ヴェルディユース フィジカルコーチ
2000 ヴェルディ川崎 フィジカルコーチ
2001 ヴェルディユース フィジカルコーチ
2002 コンサドーレ札幌 フィジカルコーチ
2003〜 東京ヴェルディ1969 フィジカルコーチ


【フィジカルコーチ】 ★2006年新加入
●氏名 フラビオ [ルイス・フラビオ・・リベイロ・ファンゲルミーノ]
●生年月日 1949年6月8日(56歳)
●指導歴
1991〜1994 読売日本サッカークラブ フィジカルコーチ
1994〜1998 日本代表 フィジカルコーチ
1999〜2000 コンサドーレ札幌 フィジカルコーチ
2000 バスコ・ダ・ガマ フィジカルコーチ、浦和レッズ フィジカルコーチ


【GKコーチ】★2006年新加入
●氏名  菊池新吉
●生年月日 1967年4月12日(38歳)
●指導歴
2002 ヴェルディ育成組織GKコーチ
2003 JFAトレセン(東北地区)GKコーチ、U−16日本代表GKコーチ
2004 ヴェルディ育成組織GKコーチ

監督の指導歴が薄いのが気になるけど、頼むよ新生ヴェルディ!!!


それにしても、軍団って…どうよ。
ラモス軍団始動!辻本らリストアップ ニッカン

当然、入る人がいれば出る人も…

10人以上も新加入するということは、それに近い人数が出て行くということで。
小林 慶行選手加入のお知らせ 大宮公式
地元さいたまで頑張ってください。


また、こんな報道も…
大宮J1残留成果!クラブハウス改修 ニッカン

今後も大型補強は続く見込みで、この日はJ2東京VからMF小林慶の完全移籍での加入が発表され、MF小林大も入団間近。大宮がさらなる変化を見せる。

外国人枠

サッカー外国人枠撤廃を 楽天の三木谷社長 スポナビ
三木谷氏がどのような意図で発言されているか分かりませんが、外国人枠に関しては私も常々疑問を持っています。もちろん外国人枠が撤廃されれば、お金持ちのクラブがより有利になってクラブ間の格差が広がったり、自国選手の出場機会が減少して自国サッカーの成長の妨げになる、そんな弊害も簡単に思いつきます。でも、それを考えても果たしてリーグが枠を設ける意味があるのかどうか。そして3人枠は適切なのかどうか。


まずは3人枠を規制緩和して、5人枠にするとかいう方法も考えられますが、これは何となく中途半端です。どうせなら外国人枠の撤廃。そうした時に、スタメン全員が外国人選手になるクラブがでたらどうするんだという事になるかもしれませんが、それならそれでいいのではないかと思います。試合の勝敗やリーグ戦の順位も大事ですが、日本のJリーグもそのような結果だけに左右される第一段階はすでに卒業していて、今は地域の人たちやサポーターにいかに愛されるクラブとして存在するかという第二段階に入っているような気がしています。
例えばそのクラブを応援する人々が、「俺たちのクラブの選手の一員になってくれた限り、国籍や出身に関係なく俺たちのクラブの選手として応援する」という気風なら何人でも入れればいい。
逆に、「俺たちのクラブは全部日本人でやることに意義があるから、順位には多少目をつぶる」というクラブが現れてもいい。特にこのあたりは国籍だけでなく、「九州出身者だけを集めている九州のクラブ」とか、「静岡県出身の選手だけを集める静岡のクラブ」がそろそろ現れるのかなと思っています。


J開幕直後のようにとりあえず順位や強弱に一喜一憂した時代は通り過ぎて、各クラブが多様性を表現し始める時期、そんな時期にさしかかっていると思っています。クラブ運営資金が豊富で、他のクラブから恨まれるほど選手を買いあさるクラブがあってもいいし、中規模の予算でユースから選手を育て、高く売って存続するクラブがあってもいい。またはエスカレーターのようにディビジョンの上下を行き来しながら、純血を守るクラブがあってもいい。最初の数年は混乱するかもしれないけれど、何年かするうちにそのクラブを応援する人たちの希望の最大公約数が結局は反映されてくるのではないかと思っているので、Jの全クラブが外国人選手ばかりになるとは思えないし、3人枠を設けているよりもそのほうが面白いと思ってしまいます。これが、極論。



もうひとつ考えていることは、欧州のように選手の国籍を地域によって多少制限する方法。非アジア地域出身の外国人枠は従来どおり3人でもいいですが、AFC所属国の国籍の選手は外国人としてカウントしない。日本がAFCの中でもし確固たる地位を占めたいのであればやるべきと思っています。


現在は日本国内でも例えばACLの位置づけをどのように考えればいいのか分からない状況だと思います。日本代表が戦うときはアジアの一員として予選を戦うので否応なく日本もAFCに所属する国なのだと意識しますが、クラブ単位で考えた時に今ひとつアジアの意識が薄い。真剣勝負のACL予選よりも、欧州のクラブが来日する親善試合の方が集客ができるのが現状です。そのあたりの意識を変えるためにも、アジアの国にクラブ単位でも興味を持つ為にも、AFCの国籍の選手は外国人枠には考えない。そのような事を基本的な骨格にして、将来は日本を中心としたアジアスーパーリーグにするための足がかりにしてしまう。(ちょっと風呂敷を広げすぎましたね…)


そこまでは時間がかかるにしても、アジアの選手にとって、「Jリーグでプレーすること」が憧れになるような、そんなリーグになって欲しいと言う願いがあります。しかし、現在のJリーグはとてもアジアに向かって開かれているリーグとは思えない。韓国の選手と北朝鮮の選手が活躍しているぐらいですね。
もちろんアジアのサッカー選手、特に東アジアの選手のレベルはどうなんだという問題はあるかもしれませんが、J1で多数の選手が活躍するのは難しいにしても、J2や将来的には整備されるであろうJ3で活躍するアジア圏の選手がもう少し多くなって欲しいと思います。現在の外国人枠があったら、各クラブとも最大の戦力として外国人枠を計算するはずですから、南米や欧州の選手で3枠なんてすぐに埋まってしまいます。そこに少しでもアジアの選手のチャンスを広げるためにも、アジアの選手に対する優遇があってもいいかなと考えてしまいます。


一週間ほど前に、『アザーファイナル』という映画を見ましたが、その中でブータンの選手が『夢はアーセナルでプレーすること』と話していましたが、少し悔しかった。同じアジアの選手たちに、『夢はJリーグのクラブでプレーすること』と言われてみたいじゃないですか。


先日のFAカップボルトンのスタメン11人が全員違う国籍かもしれないと実況が話していましたが、実際のところ島国である日本人は外国人枠を撤廃したとしてもそこまでいくとは思えません。たぶん、クラブのスタメンの半分以上を外国人が占めることはないのではないかと思っています。あるかもしれないけれど、あっても1つ2つという少数のクラブだろうし、それはそのクラブを応援している人々が受け入れている限りいいのではないかと思います。
そうは言っても規制の大好きな国ですから、外国人枠を撤廃することなどないかもしれませんが。