HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

墨攻、森秀樹の教えるもの

今は人を社会的に「殺す」ことはできないこと。どの相手とも一生つきあうつもりで行き方を決めなければならないこと。

墨攻 (1) (小学館文庫)

墨攻 (1) (小学館文庫)

なぜ大人の男はドラゴンを怖がるのか?

今日、国際子ども図書館に行った。ル・グインゲド戦記外伝の序を読んだ。

ゲド戦記外伝

ゲド戦記外伝

たまたま夜にピーター・ジャクスンのキングコングを見た。

どこまでいっても、いつになっても現実の裂け目というのはある。そこからあふれでてくるドラゴンやコングを男は怖がることしかできない。


ちなみに、キング・コングの「あいつは愛するものを破滅させることしかできない」という科白に涙してしまた。

小人を飛ばす

佐伯胖先生が東大出版から出していた認知科学のシリーズはだいぶ読んだ。パターン認識や、渡辺慧先生の認識論などだいぶ影響を受けたように思う。渡辺先生が知ることからエルゴードとか、時間と長軌道のカオスの話しとかまでつなげていたのは今考えてもすごいのではないだろうか?佐伯胖先生自身が分かるということを小人を対象物のまわりにとばすみたいな話しは、感覚知覚から認識というプロセスを考えるのに分かりやすかった。

認知科学の方法 (認知科学選書)

認知科学の方法 (認知科学選書)

ま、発展させることができたわけでなし今更なことなのだが。