ツッコミ

自分で起こした裁判は負けてしまったくせに、つい反応してしまいました。

せどり奥様からの脅迫状(2)】2005年8月13日 14:37:11
長引きませんよ。
一日で終わりです。
控訴もできませんよ。(笑)
それが少額裁判です。
でも何事もブログに書かないと解決出来ないとは●●さんは
未成年のかたですか?(笑)


特別研修を修了した司法書士ならともかくとして、奥様にアドバイスをしている代書屋は事を長引かせれば非弁をやってくれそうな気がします。雰囲気的に行政書士の可能性が高いですね。

で、面白いので、一人ツッコミをしてみます。

  • 私の屋号、ID公開したら法律違反ですよ

私が敗訴した判決を見れば、違法行為じゃないですね(笑)。私なんてアマゾン上にて事実と異なる中傷を評価欄に書かれましたが、裁判官曰く「公然性のある場所で行われた場合を除き、名誉毀損には該当しない。そしてアマゾンには公然性はない」とのことですよ。

ましてや一個人のブログで屋号を公開したぐらいでは、果たしてどの法律を根拠として違法と申し立てることになるのでしょうか。可能性として残るのは守秘義務違反ぐらいでしょうが、それを主張できるほど法的に有効な守秘義務に関する契約を交わしていたとは思えないですね。

  • 控訴できないぞ!

いや、できますね。少額訴訟として審理を進めてしまった場合には、控訴できませんが、被告は通常訴訟への移行を求めることができ、原告は通常訴訟への移行を拒む手段がありません。移行を求めた時点で当該事件は通常訴訟として扱われることになります。もちろんそのためには少額訴訟として審理が行われる前に申し立てる必要があります。

  • 未成年のかたですか?

じゃあ、奥様は未成年者を相手に訴訟を起こせるとでも思っているのでしょうか? 未成年者が起因となっている事案で訴訟を起こす場合は、未成年者の親権者(いない場合は被後見人)を相手取って訴訟を起こすということを知らないのでしょうか。

  • 東京見物に来ますか?

そもそも「東京見物に来ますか?」と言われても、移送申立をして認められる可能性もあるわけで、絶対に東京へ行かなければならないというものではないですね。


結論としては、仮に訴訟に発展した場合には「控訴できない」少額訴訟のメリットを生かして、そのまま少額訴訟で審理をしてもらった方が良いかもしれないですね。当然ダメもとで移送申立を行います。

無駄な交通費をかけるのはもったいないですが、少額訴訟の場合、出廷しないと原告の主張が全面的に認められてしまうので、格安高速バスを使ってでも出廷する必要はありますね。それでも即日判決が下されるわけですし、勝訴の公算が高いので、恐れることは何もなさそうです。

むしろ奥様の影にちらついている代書屋の存在の方が面白そうで、ややこしいことを言って話を複雑にしてしまえば、代書屋から電話などが掛かってくる可能性がありますね。仮にその代書屋が行政書士なら、「非弁じゃ相手にならん」の一言で電話を切っても良いですね。

とにかく奥様以外の人間から連絡があれば、「あなたは奥様の代理人ですか?」(←暗に非弁を認める発言を誘発させる)と聞いてみて、「そのように思っていただいても結構です」と言わせれば、相手の名前を聞き出して所属する書士会に通報しますね。

ネット上に開設されている行政書士のサイトを見ると、非弁行為を当然みたいに肯定した上で「行政書士は身近な法律専門家です」と謳っている人が結構いますが、自らを法律専門家と言うのなら、まずは自分が忠実に法律を遵守して下さいと言いたいですね。