未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

大いなる眠り (ハヤカワ・ミステリ文庫)、レイモンド・チャンドラー、村上春樹訳、読了、濫読日記風 2018、その50

読書会の課題図書として大いなる眠り (ハヤカワ・ミステリ文庫)を読んだ。

レイモンド・チャンドラーの作品も村上春樹訳というのも初めてだった。やれやれ。

読書会で他の人の感想をきくのは自分の小説の読み方というのを再確認するのに役立つ。小説は楽しみのために読むので自分の読み方を意識することもないし、意識する必要もない。それでも、人の感想を聞くのは楽しいし、そういう読み方をするのかという新しい発見も多い。

主人公「フィリップ・マーロウ」、ハードボイルドのアイコンだ。33歳独身。将軍、将軍の長女ヴィヴィアン、酒の密売業者、いかがわしい書店の経営者、登場人物がなかなかいい。

資産400万ドル富豪というのは今の価値にするとどのくらいなのだろうか。100倍として4億ドル、いっそのこと4ビリオン(40億)ドルくらいのイメージか。どーでもいいが、そんなことを思いながら読んだ。




濫読日記風 2018