漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

安芸之介の夢

胡蝶

■何か柔らかいものに指が触れて目が覚めた。目を開けると、枕元に蝶が落ちていた。モンキチョウか。触った感じからして、死んでからそんなに時間は経っていない。去年死んだのが何かの拍子で出てきた、というわけではなさそうだ。考えづらいが、この部屋に入り込んだ青虫が蛹になって越冬し、今朝羽化したのだろう。上手く殻から抜けられなかったのか、羽が少しねじれている。

■せめて庭に埋めてやろうと外を見れば、吹雪だった。鉢植えの土に埋めてやる。埋めながら、『安芸之介の夢』という小泉八雲の怪談を思い出す。今朝、俺が見ていた夢は、極寒の国をどこまでも歩いていく夢だった。

■通信を作り、今は印刷の順番を待っているところ。頂いたお弁当を食べながら日誌を書いている。山田はとなりで書類を作っている。外はいよいよ激しく吹雪いている。もうすぐ訪問に出かける。(3/8 昼)

■戯れに一昨年12月の日誌で紹介した「バカ検定」に再挑戦すれば、バカ度83の「パーフェクトバカ」。パーフェクトなのは同じだが、バカ度合が上がってる。前は75バカだったのに。少し落ち込んでます。(3/8 夜)

講演会のお知らせ

「わが子が不登校で教えてくれたこと〜子育てと教育に生かす福祉援助論」


日時:3月21日(火祝)13:30-15:30
場所:札幌市社会福祉総合センター3F第2会議室(中央区大通西19丁目)
講師:野村俊幸氏(社会福祉士精神保健福祉士
費用:600円
主催:パーソナルアシスタントサポートgoodness
    TEL/FAX:011-616-9062(担当:堀)


子どもが学校に行かなくなった時、親はどんな思いをし、子どもとどのように向き合うのでしょう。講師の野村さんは二人の娘が不登校になった体験を基に「親の会」活動などに参加。子育てや教育問題などについての講演会や研修会などで、数多くの講師、パネラーを務められています。自らの体験を通し、親としての思いや、これまでの子どもとの関係、また「親の会」の活動や、福祉現場の仕事を通して見えてきたものなど、お話いただきます。

わが子が不登校で教えてくれたこと

わが子が不登校で教えてくれたこと