イエコト・ミシュラン #036 PickUp3
みなさまこんにちは、ハザマです。この土日も、まるで梅雨がやってきたかのように雨空が続いた東京の休日でしたが、みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか? 私はイエでゆっくり、久し振りにお昼から気分贅沢なバスタイムとシャワーのイオン効果で心身のびやかに過ごしましたw あとはひたすら音楽と本と猫(笑)。プーランクのピアノ曲を静かに聴きながら、森茉莉の小説を出してきて読んだり、猫たちをブラッシングしながら戯れたり、ささっと玄米と野菜のサラダを作って食べたり。どこにも行かない、な〜んにも用事をしない休日というのもいいものですね♪ 雨音も落ち着くBGMになって、ココロをゆったりほぐしてくれた気がします。でも今日はいいお天気。さぁ、屋上で夏の寝具をお日様の下にひろげなきゃw
さて、今日は“イエコト・ミシュラン”#036のピックアップ賞・ノミネート賞のご紹介です。「暮らしに太陽の恵みを生かすアイデアコンテスト」の語らい、またも〈イエはてな〉の名いわしのひとつに数えていい、素晴らしいイエコト談義が展開しましたね! 太陽が私たちに注いでくれるあらゆるチカラがメッセージされ、暮らしを素敵に元気にする多彩なアイデアを頂きました。健康や生活環境にいいんだよねって何となく知っていたことも、今回しっかり解明して教えて下さって、太陽のパワーにも暮らしのアイデアにもサプライズの連続でした! ココロとカラダを健やかに輝かせてくれるメッセージをいっぱい、みなさま本当にありがとうございました!
イエコト・ミシュラン #036 ピックアップ賞・ノミネート賞
#036は「暮らしに太陽の恵みを生かすアイデアコンテスト」のテーマでご投稿頂きました。
太陽がどれだけ豊かなチカラを放ちながら光注いでいるかを教えてくれた今回のいわし。まずは日々お世話になっているのが「快晴の日に布団を干す」「洗濯物」ですが、乾燥とともに紫外線の効果で除菌してくれるだけでなく、紫外線は酵素と反応してより多くの酵素を生み出す洗浄効果があるんですね! 手作りのパパイヤ洗剤の書き込みで興味深く教えて頂きました。そして次に思いつくのが太陽エネルギー。「太陽光パネル」のツリーでは災害時のソーラー発電ライトから、本格的な自家発電の話題、最近ではバッグなどにも小型のソーラーパネルを取り付けて携帯電話を充電できるなど、太陽光発電のお話が盛んでした。「昼間に充電、夜間に発光するライト」や「太陽熱温水器」のお話も人気でしたね。そして太陽光が生み出すアミノ酸の旨味も、みなさま日頃の食に活かされている例がいっぱい。「干物」「干物は簡単に作れます」「うめぼしも!」「ドライフルーツ」をはじめ、イエで作られている美味しい干し魚、干し肉、干し野菜・果物のお話をそのコツとともに紹介下さいました。もちろん「米を干す」「やっぱり家庭菜園や果実」などの食物を育てるお話もいろいろ。また、「日光浴」や外気浴の健康効果、「日光欲での癒し!」「ぬくもり」といったココロへの効果、さらに「太陽は“部屋”の自然な照明」「太陽光の入る中庭」など、明るい自然光の恵みも! ほかにも「虹を作った」「しずくにあたる太陽の光」はまるで宝石!というメッセージも美しく素敵でしたw
そんななかから、今回は実験レポートを含め、今すぐ出来る太陽の恵み活用法を詳しくご紹介下さったメッセージを、今回の★(一ツ星)〜★★★(三ツ星)のピックアップ賞とノミネート賞に選ばせて頂きました。さすがは〈イエはてな〉のみなさま、踏み込んだ考察とアイデア、素晴らしい実践例に感動。大いに学んで暮らしに活かしていきたいです!
★(一ツ星)
わが家では猫を飼いはじめてから、以前に増して太陽のお世話になることが多くなりました。日光消毒です。日光消毒は、特に細菌に対して大きな効果があります。DNAの吸収波長が紫外線領域にあることを利用して、細菌のDNAにダメージを与えて死滅させるわけです。細菌といえども命ある物を殺してしまうのは心が痛みますが、こちらにも生存のための防衛がありますので、薬剤で環境を汚さないことで勘弁してもらいます。
えさ入れや水入れなどは、細菌が付着するのは表面だけですから、日光消毒の効果は抜群です。猫の寝床は、クッションの中身を平たく広げられるバスタオルなどに変えておくと、洗って干すだけで細菌もダニもいない、衛生面では新品同様のクッションになります。布団状のクッションでは内部まで太陽光が届かないので、こうはいきません。猫用クッションの中身は丸洗いできて日光消毒しやすいバスタオル。これが今回の唯一のサプライズ的提案です(笑)。
ケージやキャリーバッグなども、使う都度日光消毒しておくと安心です。洗って干すという単純な行動に日光がプラスされるだけで、効果絶大です。
知り合いは小鳥のカゴを、定期的に日光消毒しています。ダニがわいたりすると体の小さな小鳥には命取りになってしまいますが、定期的な日光消毒で防げていると言っています。
一部に日光消毒は効かない、意味がないという話もありますが、それは布団など、内部まで紫外線が届かない物での話です。ペット用品は何でも、紫外線で劣化しない限り、定期的な日光消毒がお勧めです。
猫は日向ぼっこが大好きです。よく日に当ててお日様の香りのするクッションも大好きなようです。
★★(二ツ星)
昔はみんな、薪でご飯を炊いていました。煮たり焼いたりも全て薪でした。この薪や木炭が、実は太陽の恵みの凝縮なんです。薪や炭を燃やすというのは、光合成によって生物の体内に蓄えられた太陽エネルギーを、燃焼という化学反応によって取り出している、ということなんですよね。
さて、こちらの記事をご覧ください。
http://www.asahi.com/housing/world/TKY200804300199.html
なんと、ブルガリアでは、通常のキッチンのほかに、バルコニーの一角にもオーブンやコンロなどが置かれているのが普通だというのです。
ブルガリアでは伝統的に、こういう実用的なバルコニー的スペースを、作業やくつろぎなど様々に活用してきたそうで、いわばバルコニー文化みたいなものがあるんですね。
その伝統が現代住宅にも活かされて、料理も出来れば外の風に吹かれながら食事を楽しむ場所にもなる、もちろん料理をしていない時には洗濯物を干してもいい、といった多目的スペースとして活用されているらしいのです。
この記事に、イエはてなの七輪活用書き込みが結びつきました。
炭火も集いを楽しくしてくれます。わが家では最近七輪を頻繁に使い始めました。ベランダの一角を七輪専用スペースとして、そこで魚を焼いたりして食べるのです。炭火で焼くと、安物の干物でもふっくらと焼き上がってうまいことうまいこと。せっかくおこした火で干物を数枚焼くだけではもったいないですから、そのまま野菜なども焼きはじめて、ただの食事がバーベキューのような家族イベントに発展していきます。
http://q.hatena.ne.jp/1207112046/154419/
そうだ!! ベランダにキッチンを作ろう!! 熱源はもちろん七輪。耐熱性の台の上に七輪を置く。シンクは小型のものを設置。排水は以前ベランダに洗濯機を置いていたことがあるのですぐその排水口に接続可能。よし、イケる!!
というわけで、キャンピングカーのキッチンのような、ささやかなベランダキッチンが出来上がりました。これ、最高ですよ。
* まず「木炭」という名の太陽の恵みをエネルギーとして活用。焼き魚がうまい!! 焼き肉最高!! 野菜も炭で焼くと驚くほどうまいですよね。また炭火で炊いたご飯がうまい!! 私はキャンプ用の飯盒で炊いていますが、白米のみならず玄米までもが、遠赤外線でふっくらと炊き上がります。
* 太陽の光を浴びて、爽やかに食べる。この効果も見逃せません。太陽の光を浴びることの健康効果は、今回の回答例としてハザマさんが詳しく書いてくれていますが
→ http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20090525#Michelin
さらに太陽光は自律神経のバランスを整えて食欲の増進や消化吸収を促進し、逆に余計な体脂肪を付けさせない方向に体をコントロールするとも言われているんです。夜のレストランでリッチな食事もいいですが、昼のベランダで爽やかに楽しむ食事は、健康面でも値千金です。
* さらにベランダですから、太陽の恵みを一杯に受けたハーブやら野菜やらの鉢がすぐ近くにありますよね。それを摘みながら食べる、この野趣もたまりません。
ベランダキッチンは、こんなふうに太陽の恵みを何重にも楽しむ、素敵なサブキッチンです。夏は七輪で焼きトウモロコシなんていうのも楽しいですよね。
なお、使う炭は、できれば国産を使ってください。外国産、特に中国産は、現地の環境破壊を無視して製造されている懸念があります。逆に日本産の炭を愛用してくれる人が増えれば、日本の林業の衰退が食い止められて、森を守るために役立ちます。国産品は輸入品に比べてコスト高ですが、良い炭は火持ちがいいので、うまく使えばかえってお得になります。太陽の恵みも地産地消と考えて、国産炭を愛用していきましょう。
★★★(三ツ星)
以前「テーマは『太陽に吠えろ』のエコ自作名人」と言うことで、ソーラクッカー(太陽熱調理器)について紹介させて頂きましたが、その続編とも言える湯沸かしタイプのソーラクッカーを実験してみました。
友人が作っていたソーラクッカーは多数の反射鏡を使って太陽熱を集める仕組みでしたが、私は別のアプローチを考えてみました。集熱版で集めた熱を温室に閉じこめ、それで湯を沸かすというものです。これは反射鏡を配するタイプに比べて構造がシンプルで作りやすいという利点があります。
用意する物は、
・1リットルのペットボトルが2〜3本並ぶ大きさの発泡スチロールの箱
・箱の大きさに合わせたガラス板
・黒のつや消し水性塗料
・ガラス板を発泡スチロール箱に張り付けるガムテ
これだけです。
まず発泡スチロールの箱の内側を黒く塗装します。これが集熱板兼保温層になります。
中に水を入れたペットボトルを入れ、ガラスで蓋をして密閉状態にし、太陽光に対して直角に置いてやると、中の温度はどんどん上がっていき、57℃までの水温上昇が確認できました。真夏ならさらに高温が期待できそうです。これでパックご飯とレトルトカレーを温めれば、野外でホカホカのカレーライスが楽しめそうですね。あとほんのわずか温度が上がれば卵の凝固温度にも達して、ゆで卵も作れます。
反射鏡もレンズも使わずにこの性能ですから、これに反射鏡などを組み合わせればさらに高熱が期待できて、災害時の飲料水殺菌用などにも使えそうだと思いました。材料は全て廃物でまかなえますから、かなり実用的です。
また、農業用土壌の太陽熱殺菌というのがありますが、家庭での小規模な用土の殺菌にも、この発泡スチロール箱製集熱器が使えると思います。ただ日に曝すだけの殺菌に加えて高温による殺菌効果も加わりますから、連作障害や土壌感染型の病気が発生した時などに効果を発揮してくれると思います。
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「もうひとつの天日干しの効能」by id:vivisan
天日干しのメリットってたくさんありますよね。
天日干しの第一はまず乾燥させること。赤外線や紫外線をあびることによってからからに渇きます。お茶などを干すのにつかっていることが覆いと思います。そしてからからになることによって長期保存が可能になります。
次に干物類。干すことによってアミノ酸が増えるので、うまみが増すんだそうです。これが干し野菜をつくるときにおいしくなる理由だと思います。他のツリーにいろいろ書かれていますね♪
でも、太陽の熱や光を浴びる天日干しには、実はアクも抜けてしまうんです。・・・続きを読む
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「白菜漬けにも太陽をプラス」by id:gallerybaaba
季節外れですが…、冬にオススメのおいしい白菜漬けの話。
祖母から伝わる我が家の「白菜の塩漬け」は、太陽の光をたっぷり浴びさせ、ビタミンDをより多く含ませるのがコツです。
4分の1から6分の1にカットした白菜を流水でよく洗い、水切りを兼ねて天地返しをしながら、半日ほど日に当てます。・・・続きを読む
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「太陽の恵みをお料理に取り入れるお手軽干し器」by id:TinkerBell
干し○○などと呼ばれる食品には、二通りあります。
ひとつは主に風で乾燥させる物。
そういう作り方をする物には、vivisanさんがご紹介されていたこれがぴったりです。
http://q.hatena.ne.jp/1195447672/126937/
もうひとつは日光に当てて乾燥させる物。
たとえば紫外線の作用によって作られる干し椎茸などです。・・・続きを読む
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「すばらしい紫外線の脱色・漂白効果」by id:momokuri3
早くユーズド感を出したいジーパンなどは、洗って干すことを繰り返します。一般には洗うことがユーズド感を出すと思われていますが、実は干すことによる退色も欠かせない要素です。
繊維製品には紫外線による退色のしにくさを表す耐光堅牢度というのがあり、JISでは1級から8級までの基準を定めています(8級が最も堅牢)。インディゴ染料は4級ほどの堅牢度がありますが(家庭用のカーテンなどに必要とされる最低限の堅牢度に相当)、デニム生地になると一般に堅牢度は3級未満で、染めてからブリーチアウトした物などはさらに退色しやすくなります。・・・続きを読む
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「車の中が暑くなるのを利用する」by id:atomatom
これからの季節、車の中がかなり暑くなりますよね。
この熱気をなんとかするためにフロントガラスを内側から覆ったり、窓にフィルターを貼ったり。
あるいは乗る前にはエアコンを強く効かせたり。
それはそれで仕方ないとは思うのですが、なんとかこの熱をプラスの方向に活かせないか。
思い付きました。
納豆の熟成です。・・・続きを読む
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「濡れ縁で太陽に親しむ機会を増やす」by id:SweetJelly
濡れ縁とは、家の外側にある縁側のことです。屋根も壁もないただのベンチのようなスペースですが、これが一つあるだけで、庭と部屋とがとても近くなります。部屋の中で飲むお茶をちょっと濡れ縁に出て楽しんだりすることで、お日様と仲良しな暮らしが日常化します。
私の家には元々は濡れ縁がありませんでした。一階の居間の窓は二間幅の掃き出し窓になっていますから、窓を開けてそこに腰掛けてみたりしましたが、サッシのレールがゴツゴツして、あまり落ち着けるスペースではありませんでした。それに人が座ると網戸が閉められなくなるのも問題でした。・・・続きを読む
「今日の一枚“リブ・ラブ・スナップ”」
なるほど、下は土を入れる仕組みになっていて、出来栄えも素晴らしい。
独自デザインのインテリア・エクステリアプランターとして売り出したいほどですね。
あ、〈イエはてな〉ブランドとして手作りキットなんか作ってみたいなぁと、今思いつきましたw
−ハザマ−
»“リブ・ラブ・スナップ”今回のテーマはコチラから
募集期間中にご投稿頂いた方にもれなくはてなポイント300ptプレゼントいたします。
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