ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

クラシック音楽と聖書の話題

新しいCD視聴は、ここしばらくお休みだったのですが、ふと気がつくと、昨朝、主人が新しいCDを3枚購入しようと言ってくれました。何分、古い録音の海外輸入盤なので、良質なのにとても安く買えるのだそうです。こういう点では、私の方が得意だということで、早速、選ばせてもらいました。届くのが楽しみです!
それから、インターネット上で聴けるクラシック音楽を一曲試しに購入してみようと言われ、ムラヴィンスキー指揮・レニングラードフィルハーモニー管弦楽団によるショスタコーヴィチ交響曲第11番「1905年」を選びました。音色が、今のような鮮明さとは違い、どこかくぐもっているのですが、そこがいかにも当時のソ連社会を反映させるようなレトロ調の印象を与えます。

その後は、昨日届いた聖書関連のニュースを、しばらく興味深く眺めていました。
まず、日本聖書協会からのお知らせでは、2008年度の計画として、(1)エジプトへアラビア語聖書を9万2000冊送品すること、(2)マレーシアへマレー語スタディバイブルの制作支援をすること、が目に留まりました。従来の日本聖書協会のイメージとは随分変わったなあ、と思います。もちろん、私にとっては、とてもありがたく、有望な展開となってきました!
また、春の聖書セミナー「聖書の翻訳とは」が、計5回開かれるとの由。聖書の原典(旧約・新約)、信仰と聖書翻訳の関係、七十人訳聖書、現在の聖書翻訳と、どれもおもしろそうなテーマですが、土曜日毎に開催されるので、毎週上京するわけにもいかず、残念ながら見送ることになりそうです。
みるとす』からのお知らせでは、池田裕先生の出版記念講演会があるとのこと。これも、東京在住ならば、是非とも馳せ参じたいところなのですが、夕刻2時間ほどなので、申し訳ないことに、参加は難しそうです。ただ、チラシの宣伝文句が奮っていて、「こんな聖書の読み方があったのか!『聖書』は決して遠い書ではない。日本人だからわかる世界がある。」と書かれてあります。
さらに、今年はパウロ生誕2000年記念であるとして、『聖書の世界 使徒行伝編』や『イスラエルに見る聖書の世界 旧約聖書』の割引セールもありました。
みるとす』は、主に聖書関係やイスラエル文化社会の紹介を業務としているため、日本の一般のキリスト教会とは違った切り口から聖書を学べるのが、本当に楽しいです。切り絵やイラストの紹介では、次の二つが、特におもしろいと思いました。
・「賢い妻を見いだすのは誰か。真珠よりはるかに貴い妻を。」(箴言31:10)を引用した「賢い妻」の切り絵
・「エルサレムよ、もしも、わたしがあなたを忘れるなら、わたしの右手はなえるがよい。」(詩編137:5)を引用した「エルサレムよ」のイラスト

一言難を申せば、高品質のためか、価格がいささか高いことです。しかし、国際情勢に通ずるためにも、この程度は必携なのでしょう。