ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

新たなツィッターを作りました

ウェブ上に分散して開設されている同一筆者によるリンクを、ここで、一つにまとめておきますと...。(注:プロフィール欄と重複しています)
http://d.hatena.ne.jp/itunalily/
http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/
http://pub.ne.jp/itunalily/
http://www.facebook.com/ikuko.tsunashima
https://twitter.com/#!/itunalily65
https://twitter.com/#!/ituna4011
です。
旧姓をハイフンでつないで表示しているのは、ひとえに、マレーシア関連では、旧姓時代から公用パスポートで入国していたからです。現在でも、マレーシア入国の際には、別名を使用していたかどうかをイミグレーションで問われます。また、旧姓で新聞にインタビューが掲載されたこともあります。しかし結婚後に改姓し、居住地も名古屋から大阪府へ移住したので、同一人物であることを表示するため、マレーシアに関する限りにおいて、ダブル名字表記にしております。

ここで、毎度のことながら、最初のツィッターhttps://twitter.com/#!/itunalily65)からの再掲載です。

Lily@itunalily65
2012年1月30日
リチャード・パイプス(著)『共産主義が見た夢』(クロノス選書) (http://www.amazon.co.jp/dp/4270001860/ref=cm_sw_r_tw_dp_AtMjpb0HFFJ5Z)が届いた。パラパラとめくってみて、なるほどと思うが、イスラーム主義者には理論的にあてはまる面があっても、ムスリム全体に合致するとは必ずしも言えないのではないか、と思う。
・これも、書いていいことかどうかはわからないが、昨年3月の東日本大震災直後の沖縄で、華人系の名字を持つガイド氏が、「アメリカさんとは、何とか仲良く共存してますよ」と、私達につぶやいた。つまり、ここで言いたいのは、ムスリム問題や沖縄問題は、アメリカが関与する場合、是々非々ということ。
・「是々非々」という以上に、「ケース・バイ・ケース」だということ。人によって、状況によって、時期によって、さまざまな意見や感想があり得るという複雑さに耐えられるような自分でありたいと、強く願う。単純な二分法やレッテル付けではなくて...。
2012年1月31日
・リチャード・パイプス名誉教授の『共産主義が見た夢』を読み始める。大変に説得力に満ち、おもしろい。それにしても、私なりの試行錯誤の道筋が、一つ一つの出会いによって、より適切な方向性を与えられている不思議さを思う。ご子息のダニエル・パイプス氏の英語も、大変に的確で魅了される。
・優秀で聡明な方というのは、いくら「強硬派」だとか何とか言われていても、実際には非常に謙虚な表現をされるのだと、この頃のメール交換によって痛感している。私の方は、顔写真も出していないので、誤解がないよう、丁寧に説明しようとするのだが、先方は、高所と豊富なご経験から、短く簡潔に返答。
・しかも、深いところで気持ちが通じ合っているという安定感を与えるのだ。いわゆる「上から目線」などという俗っぽい表現は全く不要。そもそも存在しないのだから。ダニエル・パイプス氏には、公式サイト上でいろいろなコメントがあり、細かな質問も多いが、非常に洗練された返答で、相手を納得させる。
・こんなことを書くと、余計な語弊を招くかもしれないが、やはり優秀な人々と、多少、背伸びしてでも若い頃から付き合うようにしないと、人生に無駄が生じてくるなぁ、と思う。ボランティアじゃないんだから、本音に忠実でなければ。今回の「出会い」(と、先方からおっしゃってくださった)は....。
・自分なりに、たとえ誤りや記憶違いを含んでいたとしても、まっすぐ自分の問題意識に忠実に歩もうとした一つの帰結でもあろうかと愚考している。私は今、ダニエル・パイプス氏の真っ直ぐさに魅了されている。本当に、言いにくいことも、あそこまではっきり表現する知識人は、残念ながら最近は少ない。
・というのは、自己保身をまず考えるからであろう。また、生活が楽になった反面、競争が激化し、何かと意識上の作為性が出てくるからでもあろう。もちろん、パイプス氏が純真無垢だとは思っていない。緻密な計算もされていることは確かだろう。ただ、「自己の宗教と、国および文明に忠実でありたい」と。
・疾風怒濤の学生運動時代にも、(なぜ自分は小さなマイノリティなのだろう)と常に考えながらも、お父様の薫陶を素直に受容し、ご自身の道を歩んでこられた。真っ直ぐだからこそ、9.11の予見と警鐘がいち早くできたのだろうし、現在の精力的な活動の花開く素地が、築かれていた意味があるのだろう。
・西洋かぶれから、このように加担しているのではない。何より、イスラエルが国家として、もっと安定した国際環境の中で存続し、欧州は欧州として、米国は米国として、きちんとした骨格を持っていただかなければ、日本としても困るではないか。いくらアジア地域に軸足を移すとはいえ、まだまだ...。
・学生時代に、日本は「全方位外交」でいくと、どこかで読んだ。だから、日米同盟とは言いながらも、ちゃんと中国や旧ソ連とも関係をつなげていた。これは、日本の地理的位置と文化交流史から見れば、賢明な策だったと思う。それとて、欧米との間に、きちんとした信頼関係が築かれていればこそ、成立。
・"Conspiracy: How the Paranoid Style Flourishes and Where It Comes From" by Danie... (http://www.amazon.com/dp/0684871114/ref=cm_sw_r_tw_dp_uP-jpb0DH6ZMM via @amazon) arrived here today.


(転載終)