ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

マレーシア航空MH370便

あの飛行機、一体全体、どこへ行ってしまったんでしょうか(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/20140317)。過去のフィールド・ノートを繰ってみれば、もしかして昔乗ったことのある便だったかもしれないのです。ちょうど、9.11同時多発テロ事件で使われたユナイテッド航空の便が、まさにそれ以前までは、主人がよくアメリカで乗っていた便そのものだったという話と同じです。
しかし今回の場合、一般感覚として、ムスリム国の飛行機ならば過激派ムスリムによるテロには遭わないだろうという根拠なき安心感がどこかにありませんでしたか?
では、フェイスブックhttps://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)からの転載です。

(kawaikazu.blog73.fc2.com)(http://kawaikazu.blog73.fc2.com/blog-entry-2217.html

河合一充 くだん日記 マレーシア航空機 なぞ イスラエルは警戒度を高める



マレーシア航空のMH370便の失踪については、世界中で大きな関心をもってその探索の結果を待っている。
イスラエルでは、直ちにセキュリティの警戒度を高めている。
エルアル航空の元安全対策部長のオフレコの話では、自分はあの航空機はイランに飛んだと見ていると言った。
周辺各国が真剣に探索に加わり、努力を続けているのに、まだ解決を見ないのはどうしたことか。
実に信じられない話である。元エルアルの人の話は本当だろうか。

・1990年春から利用してきたマレーシア航空機、東南アジアではシンガポールに次いで安全で、サービスも悪くはないということでした。最初の事故報道には少し驚きましたが、イスラエルの警戒は的を射ていて、これでも甘いというのが私見です。「少し」というのは、イラン人がマレーシアにも一定数在住していることを知っており、偽造パスポートの管理の甘さも長年、評判だったからです。1979年のイラン革命後、イスラームを世界中に輸出するようになりましたので、シーア派のイランであろうが、スンニー派のマレーシアであろうが、関係はありません。とにかく、速やかな原因解明を願っています。

・1990年春からマレーシア航空機を利用してきた私にとって、東南アジアではシンガポール航空に次いで安全だと言われ、サービスも悪くはありませんでしたので、初のニュース報道には少し驚きました。ここで「少し」と書いたのは、実はイラン人が一定数マレーシアで暮らしていることを知っていたからです。それに、最近の極端な経済発展のせいで、日本どころではない著しい格差。治安が極度に悪化し、社会の不満が渦巻いているところへ、一部のお上りさん感覚の指導者層の気の緩みと不安定感がありました。偽造パスポ−トの無チェックさえ、あまりにも杜撰です。イランはシーア派、マレーシアはスンニー派ですが、1979年のイラン革命以降、世界へのイスラームの輸出が始まっていますので、あまり相違は関係ありません。このことも、昨年の学会の口頭発表で言及したのですが、その危機感が通じているような、通じていないような、曖昧さを感じました。イスラエル発の警告は、それでもまだ甘い方だと私は思っています。

Kazumitsu Kawai 大変参考になる情報をありがとうございます。東南アジアについては、私は暗いでした。

・生意気を申しまして失礼いたしました。治安警戒については、いつでも厳重に厳重をと思っておりますので、少し書かせていただきました。山内伸一さま、応援ありがとうございました。

先日、マレーシア華人の知り合いから突然久しぶりに電話がかかってきて、30分ほどお喋りをしました(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140310)。彼も「あれはテロですね」とあっさり断言。「自分はマレー人でもないし華人でもない。マレーシアを愛しているマレーシア人だ」と言い切るものの、このような態度はやはり華人ならでは、と私は思いますけど....。
現地マレーシアでは、どの宗教の人々も一生懸命にお祈りをしているようです。お祈りも大事ですが、あまりにもいい加減で何もかもが遅過ぎる感があります。祈りつつも、具体的な業務をきちんとこなすことと、セキュリティを厳格にすることに尽力してほしいと思います。WAWASAN2020まで、あと6年しかありませんよ!(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110126