『平清盛』の第21話「保元の乱」を視聴する。
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 うーむ。
 前半、それぞれの陣営の軍議で源氏提案「夜襲」に対する『孫子』の解釈の違いから信西と頼長とで異なる決断をするシーンは、その対比演出の上手さもあって良かった。
 ただ、楽しみにしていた保元の戦に関しては・・・為朝の活躍・無双っぷりがあまり伝わってくるような戦いではなかったのは拍子抜け。
 しかも、漢臭い戦闘ばかりでは華がないと考えたのか、女性達を登場させて無事を案じるシーンを入れて、テンポを微妙なものにしていたのはいただけない。戦闘シーンは矢継ぎ早に描いた方が効果的ではあるはずなのに、なんか平和な戦いだなあ、という印象を与えるだけでした。まあ、当時の戦というものがそもそもまったりしているものではあるのですが・・・。
 海賊はやりすぎでしたけど。
 って事で、今回の見所は悪左府藤原頼長の凋落と言いましょうか、戦を実感して周章狼狽する様は滑稽で山本耕史さんの演技も素晴らしかった。本当、藤原摂関家はみんな良いキャラしている。

 『シャイニング・ハーツ ―幸せのパン―』の第7話「それぞれのココロ」を視聴する。
 主人公が剣士かパン屋のどちらの道を進むか悩んだ結果、パン屋の道を選ぶ話。
 このままパン屋を営業するだけのアニメになったら吃驚ではあるが、ラストの海賊登場と焼き討ちからはそんなこともないんだろうなあ、と。伏線と言うか、謎が残りまくってますからねえ。パンを食べるだけのキャラとか、謎の機械人形とかね。

 『Fate/Zero』の第二十一話「双輪の騎士」を視聴する。
 アイリスフィールを誘拐したライダーを追っていたら、本物のライダーと遭遇してしまったセイバーが、そのままなし崩し的に戦闘に入る話。
 ってか、ライダーがバーサーカーの変身した姿という芸達者っぷりに驚くとともに、そもそもの任務を放棄してライダーと戦闘するセイバーの鳥頭っぷりに吃驚した。切嗣が敢えて令呪を使ってまでしたと言うのに、なんという役立たずっぷり。
 まあ、単にバイクのシーンを見せる為だけにも思えましたがね。
 そして、そんなほんわかコメディパートが終わったらと思ったら、綺礼とギルの鬼畜パートへ・・・自らが殺した時臣を、敢えて雁夜が殺したかのように葵にミスリードさせて、責められた雁夜が暴走して葵を手にかける、様をワイン片手に見物しているとか、なんとも趣味の悪い。なんちゅうか、前作の凛には同情する。
 それにしても、このシーンでのバーサーカーは、他のサーヴァント、中でもギルには敵意を持っていそうなのに全く反応しないんですな。まあ、呼び出されないと出てこないタイプのサーヴァントっぽいですけどね。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない」(有田春雪)
 『アクセル・ワールド』の#8「Temptation;誘惑」を視聴する。
 幼女が仲間に加わっ・・・らなかった。
 って事で、バーストリンカー幼女・赤の王が、直々に春雪の家へと潜入してくる話。
 序盤は妹キャラとして油断させて、後半本性を現してバトル開始。最大火力を持って春雪と対峙して幼女が勝利。黒雪姫との対面を要求するのでした。
 またしても、ラッキースケベ・・・主人公があれだから、卑猥でした。

 『機動戦士ガンダムAGE』の第33話「大地に吠える」を視聴する。
 Xラウンダーとしての新たな可能性を見出させるかのような爆弾探知能力を見事に発揮するキオ。もう、なんでもありありなんですな。
 なんて思っていたら、いつの間にやらヴェイガンに地球は着々と侵略されてしまっていたらしく、宇宙へと・・・ガンダムにしては、珍しくマスドライバーでの攻防戦はありませんでした。
 まあ、今回の見所は後述の艦長の成長もあるけれど、新キャラ登場でしょうかね。
 今回のナトーラ艦長は、フリットに相変わらず虐げられている、と思ったら、艦長らしい判断力を見せつけるのでした。
 ってか、フリット・・・夜遅くまでナトーラが勉強していることを何故知っている。
 で、次回は海賊登場。なんか、海賊多いな。

 『月刊コミックアライブ』は・・・昨日、購入してましたが。
 新連載『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』(作:村上凛、画:葵季むつみ)は、設定的に定番過ぎるものの、パッと読んでいたら、『ラブプラス』ならぬ『ラブマイナス』ネタがあったので再読。


 お互い好きな人がいて、その人に告白する為に主人公はオタク要素を女性に、女性はリア充を主人公に教育する協力関係を築く話らしい・・・なんちゅうか、『とらドラ』?
 『僕は友達が少ない ショボーン』(原作:平坂読、脚本・構成:風華チルヲ、画:しらび)は、小鳩とマリアの幼女バトル。


 ジャッジメントですの。
 『断裁分離のクライムエッジ』(緋鍵龍彦)は、病院坂姉妹にスポットを当てた話になるのかと思いきや、教授の謎に迫る話になりそうでした。ちょっと敵と味方の陣営がゴチャゴチャしてきたきらいはあるので、ここらですっきりとさせてほしい物です。まあ、自分がしっかり理解していないだけなんですけどね。
 『けんぷファー』(作:築地俊彦、画:橘由宇)は、やはり会長ですな。

 『サイ:テイカー -二人のアルテミス-』(作:林達永、画:李秀ヒョン)は、何気についつい読んでしまう作品。前作から続いているかの様な錯覚を勝手に持っていたんだけど、違うのか? って事で、つい0話から読み直してしまいました。会長が良いですな・・・第一生徒会の。
 『コンビニロボットぽぷりちゃん』(林雄一)は、地方のコンビニの手伝いへ行く事になった一行・・・店長含めて全員で来てしまった良いのか? と思いつつ・・・。

 新たなコンビニロボット・ガーベラ登場・・・守銭奴なだけのキャラかと思っていたら、実は良いロボだった。まあ、今後このメンバーが登場することは、定期的なイベントでの登場を除くと無さそうなのは残念ではありますがね。
 それにしても、ラジオ番組をやっているからなのか分らんけれど、MF作品の下田麻美さん出演率は高いですなあ。