サラダオイル選びで痩せる
油を摂ることで太るという誤解が招いたｎ６系のサラダオイル、それに食品添加物としての植物油脂。サラダという響きでヘルシーさを強調するこのオイル、英語ではベジタブルオイルという。ベジタブルオイルでは日本人に伝わり難いし、野菜油とも言えてしまう。それならサラダオイルの方が健康的な感じがする。もしかしたら過去にこうした会話があったかも知れない。
サラダ油は日本農林規格（JAS）により規格が定められている。JAS規格のある原材料を用い、なおかつJAS認定工場で製造されたものでなければ「サラダ油」を名乗ることは出来ない。2007年6月現在、菜種、綿実、大豆、ごま、サフラワー（紅花）、ひまわり、とうもろこし、米（米糠）及び落花生にサラダ油の規格がある...もっと詳しくwikipediajapan
これらのｎ６系オイルの中にもいろいろとある。新紅花オイルは遺伝子操作によって高オレイン酸だとかキャノーラ油も遺伝子操作でオレイン酸を高めてあるとか、たくさん情報があります。このｎ６系の何が問題なのかというと、摂取バランスが問題なのです。ｎ３系オイルは魚から摂れる青魚に多く含まれます。どちらも人間の体内で作れません。食事で摂るしかない必須脂肪酸なのですが、両方とも細胞膜の同じ場所を取り合うために片方を多く取りすぎているともう片方は追い出されてしまいバランスを崩します。このために花粉症やアトピー性皮膚炎などはこのバランスの崩壊と関係があるらしい。それはｎ６系オイルが原料になってアレルギーと関連する生理活性物質が生まれるという説がある。その後アトピー性皮膚炎の患者がｎ６系とｎ３系のバランスを改善すると症状が軽くなるという結果が臨床試験で確認されたそうで、今の日本の食生活ではｎ３系はなかなか摂りずらいと思う。サバやサンマ、イワシなど青魚を毎日食べる機会より、揚げ物や炒め物の肉類を食べる方が断然多いからだ。実際にはこのバランスはほとんどの人が崩れているだろうと思う。ｎ３系オイルは中性脂肪値も下げるのでコレステロール値は下がります。魚を食べることができない人やチャンスが無いと言う人にはひとつ朗報があります...続く
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