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ある棋士の日常 2

2017-01-14

第21期十段戦 第3局

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第21期十段戦 第3局
昭和57年11月25・26日
京都センチュリーホテル
加藤一二三・十段―中原誠王座
立会人 灘蓮照九段 記録係 神崎健二・二段
撮影(おそらく)中野英伴カメラマン

この記録係の少し後に、パネルにしたものを、購入したか、いただいた。
タイトル戦の記録係は10回前後だが、師匠が立会人で弟子が記録係というのは、私はこの時が最初で最後。

師弟が並んだ写真ということと、中原―加藤戦の矢倉戦ということもあり、このパネルは貴重な宝物である。
(フランス料理のディナーの前夜祭の後に、師匠に『神崎、まだ食べれるやろ!』と、声かけられて、ラーメン屋に師弟で行ったことは、もしかしたら過去にも書いているかもしれない)

2017-01-09

ブログtwitter お持ちの棋士、女流棋士、棋界関係者の皆様へ、用心と停止の勧め

「 神崎八段、リプライ停止 」
という見出しで記事を書いたサイトに
リプライ(ツイッター自由に返信するシステム=うまく説明できないので検索してください)
リプライ停止ではなくなったので記事は削除してくださいと要請したところ次のような返信が来ました。
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2ch名人の運営者です。
この度は記事の削除をご希望との事ですが、当サイトでは理由がない削除に応じておりません。
また、削除理由を記載された場合でも、削除に応じられない場合があるのでご了承ください。
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棋士twitterの細かいことまでチェックして、おおげさに書いたのに、全く何の問題さえ起きていないことは正当な記事削除理由だと思います。

私などよりも、もっと些細なことを、さらに大げさに取り上げられている棋士も何人もいらっしゃると感じたので、今回打診してみました。

棋士女流棋士がとても親切に一般ファンのご質問に答えられているのを見かけます。私もできるだけ情報提供や明るい話題を発信、紹介してきました。

一度、些細なことを大げさに書かれてしまうと、かなり削除が難しいこと、お伝えいたします。
あまり、自信のない棋士女流棋士は、発信を特に気を付けられること、発信を停止することをお勧めいたします。

なお、私はブログtwitterともに 方針を変更するつもりです。




2017-01-02

電王戦合議制マッチの印象

タイムシフトで視聴。
横歩取りのスタートだったものの、持久戦になったため、駒組の途中(▲2七歩)のあたりで、そこから20手先の駒組の構想を立てて、組むという内容となった。
角交換四間飛車や、ゴキゲン中飛車から角交換で長く駒組をするような将棋と同じような進行に。

だから、合議というルールには向いていなくて、棋士チームの相談が生きにくい展開になったのではないかという印象。
固めるということと、位を取るということとの配分が難しいと感じた。
コンピュータチームの手では、やはり△5四飛から飛車を三回動かす手順が、見かけの手損より、先手の作戦範囲を狭くする好手になっていたと思った。

セットや演出食事、ゲストや解説、聞き手などの、勝敗以外の要素はとても素晴らしかったと思う。

2017-01-01

褒める

褒めるということに関連して、twitterにてつぶやいたら
予想以上の反応があった。
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師匠の藤内先生は稽古将棋でお客さん褒めんのが上手でして・・
ある旦那さんの稽古、悪い手ばあっかり、一方的に負け。流石の藤内センセも、こりゃ褒める所ないやろ思たら、何て褒めた思う??
「うん!」「あんたは銀の出足が早い!」【内藤國雄先生講演より】
#生きているだけで褒めてくれる棋士
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もうひとつ自分が過去に書いた文章に
【褒める】ことについて書いていたのでこの↓に掲載
藤内先生や原田先生や内藤先生の域にはまったく届かなくとも、少しでも近づきたいものだと今も思う。

謹賀新年

本年もよろしくお願いいたします。

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褒める  投稿者:神崎  投稿日:2007年 3月18日(日)18時21分42秒
 
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「直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。」梅田望夫さんの文章を読んで…。

>ネット空間で特に顕著だが、日本人は人を褒めない。

確かに、悪いところや足りないことを書くことが多い。

褒めるということですぐに思い浮かぶのが、故原田泰夫先生。
若い人、女性、初対面のかたを見事に褒められる先生だった。

私も、なかなかうまく素直に褒めることができないことも多いタイブなのだが、
原田先生を見習って「褒める」ということをうまくできる人に少しでも近づきたいものだと思う。

2016-12-30

桐谷広人七段とファンを大事にする姿勢

11月に出した本「格言・用語で覚える居飛車の基本手筋」では自分が書くだけではなくて先輩棋士の著書からの引用やエピソードなども多く書かせていただいた。
だから、巻末にも20冊以上も参考文献ということで、引用元とその棋書の著者の欄も設けていただいた。

「これが矢倉だ<スズメ刺し>」(毎日コュニケーションズ)桐谷広人七段の著書からも桐谷先生の前書きやスズメ刺しの手筋などで、引用させていただいた。
そして、マイナビさんからは、桐谷七段の元へも献本を送っていただいた。

師走にはいり、その御礼のハガキを桐谷先輩から頂戴した。
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君の新刊、贈呈を受けましたありがとう.
昔、私のファンの女性が君のブログにコメントして、返事をもらって喜んでいました.
ファンを大事にする姿勢はいですね.
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ファンを大事にする姿勢」

桐谷七段が引退されても、別の世界でもとても人気があるのも、この「ファンを大事にする姿勢」を桐谷先輩がとても大切にされていることが、最大の理由なのではないかと私は思っている。

現在、東西の後輩若手棋士たちが、この「ファンを大事にする姿勢」で協力して、さまざまな活動を行っている。
話題の映画や漫画やアニメの監修や将棋演技指導などで縁の下の力持ちの活動をしている棋士も少なくない。
個人差はあるが、そういう気持の強い棋士や、熱心に活動したりアイディアを出す棋士の姿勢は、これからももっと定着して欲しいものだと思う。

ファンを大事にする姿勢を大切にする」ということ。
桐谷七段がぜひ棋界の後輩に伝えたい言葉なのではないかと感じたので、ご紹介させていただきました。
桐谷七段の門下の若手棋士(中堅棋士かな?)も、そういったことをとても大事にしているのが、日頃よりとても伝わってくる。