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ある棋士の日常 2

2016-06-19

愛知県豊川高校 土曜講座講師

18日の土曜日は 高校生が選んで受講する土曜講座の講師で愛知県豊川市に。

豊川高校
http://www.toyokawa.ed.jp/

今井月(いまいるな)さんという
リオ五輪出場の水泳選手もいらっしゃる、水泳はじめスポーツの実績もたっぷりの高校。
今回の講座にもスポーツ部に所属の生徒さんも多く参加していただいた。

土曜講座は、毎年恒例となっているそうで、約50もの講座の中の将棋講座を担当させていただく。
他には、「ドラえもんひみつ道具を探る」とか、「軍隊将棋」講座とか多彩な分野の講座がたっぷりで、こっそりと他所の部屋で受講したいほど楽しそう。

90分の持時間から延長時間を30分ほどで、講義と多面指し対局など。
黒板の下手な使い方や、計画性のなさなどの反省点もありましたが、将棋部の部員のみなさんや参加者のみなさんにも、ずいぶんと助けていただいて、無事に終わりました。

講座の資料の中の将棋連盟のSHOちゃんに、女子部員のかたが反応された。
将棋部の新入部員勧誘や行事のために、豊川高校将棋部でも昨年「SHOちゃん」を段ボールで制作されて、部室にも常駐とのこと。

せっかくの機会なので、中に入らせていただいて、記念撮影。
ブログへの写真掲載も了承いただきまして、顧問の先生、部員のみなさま、ありがとうございました。

高校の関係者の方々、講座にも多く参加していただいた生徒の方々、どうもありがとうございました。

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2016-06-06

2004年度詰将棋解答選手権問題

詰将棋解答選手権ブログ
http://blog.goo.ne.jp/shogi-problem/e/ab2c0245d72a36aa2ffa2defd776375a
2004年度チャンピオン戦問題

せめてこれぐらいの駒数のほうが解こうという気がおきる。

12年前にもしかしたら解いているかもしれないが、半月前に解いた詰将棋でさえ忘れてしまうぐらいなので、新たな気持で悩むことができそう。

ストップウオッチ6時間とチェスクロック6時間の体感時間の差

瀬川五段のブログを読む。
http://segawa-challenge.at.webry.info/201606/article_2.html
一局、2日の日に初めて、6時間チェスクロックで指してみての、時間のなくなりかたの体感についても書き残しておきたい。

瀬川五段も書かれているように、
『残り1時間から1分将棋までは、あっという間』には全く同感。

今までは、6時間ではなくて、使い方によっては6時間20分〜30分の持ち時間で指していた印象。
残り10分からも秒読みをしてもらって、残りの10分間を58秒での指し手によってかなり効果的に、2倍にも3倍にも長く使えていたことが理由。
残り2分になっても1分将棋のつもりで指して、残り2分をずうっと維持していて、何かとても困った時に、キープしていた「命の1分」(瀬川五段のブログより)を使って2分間考えて対応するという使い方ができなくなった。

今期のこの順位戦の計測時計の変更については、考え方を変えて慣れる必要がある。
うまく持ち時間を使うということは、B2以下の特に長考派の棋士にとっては、とても大事なことになると思う。

2016-06-05

NHK杯戦観戦

中盤戦もびっくりだが、終盤戦もびっくり。

感想戦を始める時に
「時間が5分ありますがどうしましょうか?」
ではなくて、
「時間が5分しかないので急所を一ヶ所だけお願いします」で
金の頭に歩のところから、始めても良かったような気も少しする。

世代棋士としての気持と、師匠としての気持をまじえながら、時々とぼけた味も出される、ユーモアたっぷりの中村修さんの解説は素晴らしかった。

2016-06-04

止まるかもしれないタブレット対局の不安

対局の日は、できれば、盤上にだけ集中したい。

6月2日の関西でのC2順位戦の対局中、午前中に、隣の対局の対局者に見えるほうのタブレット(一局に二台使用するうちの立てているほう)が停止した。

注意:
わかりにくいので、本来はそんな言葉はないが、立てているほうのタブレットを仮にここでは【タブレットクロック】と表記する

連盟から送られてきていた文書の一部には
・夕方までにタブレットトラブルがあった場合には隣接する対局も中断して、チェスクロック使用・手書き移行にあたるなど速やかに対応する。
とある。

この文章が、二局同時対局のみに適用されるものか?
それとも、すべての対局に適用されるのるかが、とてもわかりにくい書面だ。

こちらも止まらないか対局中は不安だった。

私の対局については、対局相手の了解を得て、記録係からも対局者2人の名前と残り時間が見えるように【タブレットクロック】を机の端から中央に移動してもらった。
記録係にも動作確認をしてもらうためだ。

そして、もしもの時のために、予備のチェスクロックを用意してもらった。
だが、後で、記録係用のマニュアルを初めて読んだら、必ず予備も用意しておくようにとすでに書かれていた。

私も、昨年の持ち時間1時間の棋戦で、対局中に【タブレットクロック】がストップしたことがあった。
自分も対局相手も、記録係もとても困惑したことがあった。

不安と心配の中での対局だったが、6月2日は、終局まで、私のほうの対局での【タブレットクロック】停止はなかった。

ただし、5時間59分消費の時に、記録係が従来のルールと勘違いして秒読みを始めようとしたということが起こった。
残り時間がまだ1分あるのに、1分将棋と言われたら局面が切迫している状態では、相当つらい。

関西ではしばらく二局同時記録というのを行わないみたいだ。
対局者に見える、時間表示用の【タブレットクロック】は、今回のようなことがないように、関西だけでも、従来のチェスクロックでの計測をしてくれたほうが、対局に専念できるというのが、私の個人的な感想と希望である。
希望はまったく通らないと思うが、【タブレットクロック】停止に遭ったり、今回も隣での停止を目の当たりにした棋士の、率直な希望である。

なお、隣の対局は、途中で時計を止めて中断して処理したために、昼休みの両対局者の消費時間の合計が130分になっていないはずで、そのことが途中で止まったことの証明にもなると思う。

今回はまだ午前中だったが、深夜の終盤戦で残り時間が少ない時に、【タブレットクロック】停止が起きていたとしたらどうなっていたのだろうか?

2016-05-31

名人戦 第5局 名人交代

第4局の時はうまく見ることができなかったが、朝日新聞デジタルでの感想戦動画を見ることができた。

手元のツギ盤で照らし合わせて、並べながら感想戦を聞く。

「飛車取りになるタイミングで早く角打ったら?」
「銀出られないように歩では、渋すぎますか?」
「さすがに飛車取られての二枚換えでは、苦しいですか?」
詳しくは、朝日新聞毎日新聞観戦記将棋世界待ちかな?

佐藤天彦新名人、中田功七段、おめでとうございます。