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もぐらのさんぽ

2016-11-06

学校公開参観記

休日ごとの更新になってます。

今回はもっさんです。

もっさんは、前任校の時代から参観に来てくれている(今から8年前から、その時はまだ大学生)貴重なフィードバッカーです。

ありがとうございます。

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今日は参観させてくれてありがとうございました。

保護者ではないため、内心ヒヤヒヤしていて、最初の30分くらいはちゃんと頭が動いていなかった(笑)

あと、用事があって、4時間目は最初のところしか見ることができませんでした。ごめんなさい。

それではフィードバック&質問いきます。

主に作家の時間に関して。



1

まず、とにかく静かで落ち着いていることに驚きです。

「静かにする」ではなくて、「静かが当たり前」でもない。

生まれたころから、こういう空間で育ってきたような、そんな自然体な落ち着き。頑張って静かにしていない。ここがすごかった。

騒がしくなる…これってどういうことでしょうね。荒れていなくたってにぎやかなクラスはある。いわゆる「学び合い」は、結構さわがしくなりがち。

うちのクラスは自己主張がとても多い。言いたい子がたくさん集まったのもあるけど。だから、少し静かにできても、活動の終わりが見えるとやかましい(笑)行動の切り替えが起こると毎度毎度大変な騒ぎに。休み時間にあると大爆発してちょーうるさい(笑)給食もすごい。まぁ、40人いるせいもあるけど…。

でもね、うちのクラスで自立型の算数をやってみて、少しその落ち着いた姿が見えてきたように思います。自立型で初めてから、2単元目でも自然に静かな、落ち着きのある時間帯ができ始めてきた。集中しているのかな?自己主張をする必要がなくなったのかな?新しい学びに興味関心でくいついていた時期を通り越したのかな?彼らのなかに何が起こったのかな。


↑自然と自分自身(のクラス)をふりかえることになってしまいました。

KAIはこの空気感をどうやって作りだしたのですか?

もし「おれは作ってない」というのであれば、何が子どもたちをそうさせているのだと思いますか?

ハード面。

環境的要因。

子どもの特性

KAIの関わり。

いったい何が?



2

先ほどのつながるところですが、僕にはみんながどうして話を聞けているのか分からなかった。そしてびっくり。というのも、子どもたちが席に着いた状態でKAIが話し始めたとき、KAIのほうを向いていない子がたくさんいました。でもね、まるでうさぎが音のするほうに耳を立てているように、聞き耳立てていたのがよく分かった。全然違う方向を向いているのに、意識がKAIのほうにあった。そして、話が終わった後、すぐに聞いた内容に即した行動をしていました。これすごくびっくり。どうしてみんなそんなことができるの?どうして別の方向を向いているのに、みんなしっかり話を聞けているの?(特に算数の時に感じました)


一般的には…子どもたちがよく話を聞いていないとなると、まず体ごと先生を向くことを覚えさせると思います。なぜなら、別のところに興味が向いている状態だと、そこに意識が集中して、先生の話が聞こえなくなってしまうから。

でも、KAIのクラスのあの姿を見ると、「先生のほう向きなさい」って指導は何なのだろう?と思わされてしまいました。

う〜ん。話を聞くって、別のことしながらできるのか?「別のことしているから聞いていない」という論理はおかしいのか?

う〜ん。



3

共有の時間の後にさらに5分間書く時間があった。

これはいつもやっていますか?

共有で学んだことを少しでも形にしたり、自分のなかに落とし込んだりする時間ができてたので、いいなって思いました。



あと、疑問と感想連発します。

・KAIの声がめっちゃ小さい!カンファランスで何をしゃべっているか分からなかった(笑)

・今年は掲示が少ないように思いました。何か理由が?意図が?

・KAIは、なぜ物語を書く必要があると思いますか?

・作家ノートって、縦書きではなく横書きを使っている理由は?

・付箋でフィードバック。これを先生が普段のカンファランスでやっていれば、子どもたちも先生の姿を真似て友達にカンファランス(ピア)できるようになるなぁと思いました。付箋を使ってね。



算数のその後の展開が見れなかったのがとても悔しかったです。

短いけど、まとまっていないけど、早めにフィードバックしたいと思いましたので、以上です。

空気感そのものを体感することができたので、今回もたくさんの学びました。

そして、KAIって、普段僕らと接する姿がそのまま子どもと接する姿ですね。あったかいね(^ ^)

授業を快く見させていただき、本当にありがとうございました。

次回は湘南PACEで!

よろしく!

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ありがとうございました。

いくつかの補足と、質問への回答です。

「最初の30分くらいはちゃんと頭が動いていなかった」

はい、確かにそう見えました。視線が宙を浮いてたよ(笑)大丈夫か!って思ってました。


「この空気感をどうやってつくり出したか」

まずは、この日が参観日だったということ。いつもはこんなに落ち着いてはいません。まあ、そんなにひどくはないし、今ままでの経験からすれば、ダントツに落ち着いている穏やかなクラスだと思います。

なんでこうなったんでしょう。。。やっぱり、学ぶことに集中できているんじゃないでしょうか。それは低学年という子どもの特性もありますし、教室の中のいろんな環境的、ハードの要因もあるでしょう。私のかかわりは、高学年の頃に比べてかなり余裕があると思います。低学年は時間的余裕がありすぎるので、いつでもゆったりとしていられます。「まあ、ゆっくりやってごらん」って感じで関わることができるのは大きいと思います。高学年担任の忙しさは半端ないですから。みなさん、職場の高学年担当の先生方をしっかり慰労してあげましょう。


「どうして話を聞けているのかが分からない」

これは前にも書きましたが、全員が聞く姿勢をとってから話し始めても、そうでなくても、聞けない子は聞けない(笑)ならば、さっさと話し始めていったほうが、ちゃんと察知して聞こうという態度をとっている子もイライラすることなく、先生もなかなか全員がそろわずにイライラして怒声を出すこともなく、なんとなく穏やかに切り替えが行われる、そんなことを繰り返していると、先生、または友達が話し始めると、自然と聞くようになる、姿勢はむちゃくちゃでも。。。って感じでしょうか。それでも聞けない子は聞けない。聞けない子もいつも同じではなく、時と場合によって違う。ピシッと聞いているようでいて実はよく分かっていないこともある。だらーんとしていてもよく分かっていることもある。みんなそれぞれの特性とペースがあるんだよ。たぶん。(笑)



「共有の時間の後」

あれは時間の読み間違い。でも、あれはいい感じだった。なので、あれからは、ちょっと時間を残して作家の椅子をするようにしています。


「声がちっちゃい」

カンファランスの時はあれくらいです。子どもには小さな声でといっているので。

小さい声のほうが、大切にしているよって伝わるんじゃないでしょうか。



「掲示が少ない」

単なる怠慢です。嘘

今までの高学年の教室は、全部子どもたちがボランティアサービスでやってたからじゃなでしょうか。私はあまり掲示しないほうだと思います。学習したことをよく掲示する方がいますが、子ども、ほとんど見てないよ(笑) 国語の(研究)授業で、今までのか解釈した文を拡大コピーして教室の四辺にぶら下げている人いますが、あれ、居住空間としては非常に息苦しい…(笑) あれで、子どもたちがめっちゃ学べるようになるとおもってるんでしょうか? うんざりする子どもが大半だと思うんですが…。学級通信や学年便り、学校便り、中には保健便りとか図書室便りとかすごくきれいにレイアウトして教室掲示しているクラスありますが、たぶん、子どもはまったく見てません。いずれも教師自己満足。子どもが見ているのは、献立表だけでしょう(笑)



「物語を書く必要」

書く必要があるとはまったく思っていません。書くジャンルはなんでもいいと思います。自分の思いやメッセージが届けたい人に届くならば、物語だろうが生活文だろうが、詩だろうが、俳句だろうが、絵本だろうが、新聞だろうがなんでもいいと思います。


「横書きノート」

3冊100円のノートが横罫線のノートしかないからです。以前中学年で実践していたときに、詩を書く時にノートを横向きにして縦書きにして書いている子がいました。縦書きで書いている子は今までその子だけですね。子どものノートって、横書きがほとんどじゃない? 縦書き自体が特殊でしょ?一般社会でも。国語教育の方からするといかがなものか、と思われるんでしょうが(前に私も言われたことがあります)、うーん、どうなんでしょうか。あまりこだわったことはありません。冒頭のことが一番の理由です。



「付箋のフィードバック」

これも前に書いたかな。付箋は耐久性がない…そのうち落っこちちゃう。だから普段のカンファランスの時は、直接ノートに書き込んでいます。高学年の時は、自分でおしゃれな付箋を用意して書いている子もいました。それはそれでおもしろい。



以上、思いのままに…

また遊びに来てね😄

2016-10-29

10月学校公開参観記

ちょっと間があきましたが、のんびり続けたいと思います。

今回は一気にお二方いきます。

イエナプランについてお詳しいお二方です。

見方や見えているものがとても似ているのでとても参考になります。

一人目は、原田友美さんです。


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今日は、KAIさんの公開授業を参観させていただきました!KAIさん、ありがとうございました!

朝学習から2時間目の終わりまでという短い時間でしたが、安心感があって、子どもが自分の学びを自分で進めている様子がとても印象的でした。

たくさんの気づきがあり、かなり長文になってしまいました!



朝学習の時間に到着すると、2年生の3クラスとも、とても静かに読書をしていました。

他の2クラスはチャイムと同時に読書を終えていましたが、KAIさんの学級はなんとなく読書が続き、そしてなんとなくサークルに子どもたちが集まって来ました。

本当にゆっくりと、自然な感じで。

ほとんどの子がサークルに集まる中、2人の子は読書に夢中で、完全に物語の中に入り込んでいる様子。

そこで初めて子どもたちに声がかけられました。

なんとも自然。

家でくつろいでいるような雰囲気でした。



サークルタイムには、今日の予定を伝えたり、今日頑張りたいこと、楽しみなことなどをペアで話したり全体で話したり、読み聞かせをしたり。

ゆっくり今日の学習が始まっていくのだなぁと思っていたら、これ、去年の夏に見たオランダのイエナプラン校の感じと同じだ!と気づいたのです。

きっと近い雰囲気だろうなぁと期待はしていましたが、公立学校の教室で、こんなゆっくりした、自然な雰囲気が実現できているのを目の当たりにして、「あぁ、できるんだ。」と一人で納得。

そこでやっぱり思ってしまうのは、来年全く違うタイプの担任の先生になったら、子どもたちも残念だろうな、ということ。

これはやはり公立校ではある程度仕方のないこと。栄小では、校内研究で全校共有ができていそうですが、学校全体でビジョンを共有することは本当に大事なことですね。



1時間目の「作家の時間」がゆっくりと始まり、自分の席で書く子、ベンチで書く子、友だちにアドバイスをしている子、ちょっとぼーっとしている子など、自由な雰囲気の中だけどみんながしっかり活動していて、友だちと話をしていても今やっていることに関することについて話をしている。

集中して書いている子はただひたすら集中して、自分の下書きのノートを見ながら書いている。

ちょっとぼーっとしている子も、自分のペースで、その時が来れば書く、書く!

KAIさんは、全体に向かって話すことはほとんどなく、個別に見てまわる。

自由だなぁ。

こんなクラスだったら、書くことが嫌いになるなんてないのかもな。


こんなに自由で、ベンチで寝そべったり、床に座ったりしながら活動している様子を「素敵だなぁ、学んでるなぁ」と思いながら、でも保護者の方はどんなふうに見ているのだろう、とちょっとはらはらしながら見ていると、お父さんらしき方が、「ちゃんとやりなさい!」といった感じである女の子に注意をしていた。

でも1時間目の終わりに、その子は自慢げにその子のお父さんお母さんらしき方に自分が書いたものを見せ、一生懸命説明していた。それを聞いているお二人の顔は、とても嬉しそうでした。

1時間目終了のチャイムが鳴った時、何人かの子が「あーぁ」(おわっちゃった)と言ったのを聞いて、本当に書くことを楽しんでいることが伝わってきました。

5分休みも関係なしに書き続けている子もいました。

どういう段階を経て、ここまでになるのかなぁ。とても気になるところです。



2時間目は「読書家の時間」でしたが、不審者対応訓練のために読み聞かせのみ。

しかし、KAIさんの選んだ絵本が、また素敵な絵本!ちょっとうるっときます。

子どもたちに感じたことを問いかけながら、子どもたちも楽しんで聞いていました。

絵本の中の隠れた秘密を紹介すると、見たくて仕方ない子どもたちが「貸して、貸して!」とKAIさんに群がります。

微笑ましい。

子どもたちととても良い関係を育まれていらっしゃるのが、短い時間でしたが、とても伝わってきました。


KAIさんが「今日はうまくいかない感満載」と書かれていて、「えー!?」と思っておりますので、今度その辺りをお聞かせいただきたいなー。

まだまだ書きたかったこともありましたが、ちょっと長くなってしまったのでこの辺で。

KAIさん、本当にありがとうございました!

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2人目は坂内志保さんです。

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☆朝

朝、2年3組をのぞくと、子どもたちはしーんとした雰囲気の中、本を読んでいました。

廊下から教室をのぞく大人が何人もいましたが、気にせず本に没頭する子どもたち。

途中で本棚に本を取りに行く男の子がいました。その男の子は本棚の前にいる別の子の後ろから手を伸ばして本を取ります。その時、本棚の前にいる子の頭に腕がぶつかってしまったようなのですが、本棚の前にいた子も、本を取った男の子も何事もなかったかのようにしゃべらず本に集中していました。

なんてことはない風景ですが、本を読む場の雰囲気が大事にされているなぁと感じました。



サークルタイム。

KAIさんが何も言わないのに、子どもたちはパラパラとサークルに集まり始めました。

何人か本に没頭していて気がつかない子がいて、子どもたちが声を出さずに肩を叩いて知らせてあげていたのが印象的でした。

サークルタイムでは近くの人と「今日がんばりたいこと」や「好きなゲーム」を話していましたが、話す声の小ささ、全員が話しているのに騒がしくならない丁度良さに、とても慣れているなぁと感じました。

KAIさんが全員に向けて話す声が小さいことも印象的でした。KAIさんが「ちょっと話をします」と話しはじめる時、何人かの子どもたちは友達と話すのをやめません。

その状態でKAIさんが話しはじめること、友達と話している子どもたちの声も邪魔にはなっていないこと、他の子どもたちもそれを気にしていないこと、友達同士で話している子にもKAIさんの声は耳に入っている様子なこと、どれもとても自然でした。

原田友美さんがフィードバックでおしゃっていたように、オランダで見たイエナプラン校のクラスの雰囲気にとても近いものがあるなと感じました。というのも、各々が自分のすべきこと、したいことを把握していて、それを侵害されない限り他の人の行動に口を出したり咎めたりしない、自立した様子が似ていると思います。



☆一時間目:作家の時間

ミニレッスン後、机にむかってもくもくと書く子、共同で書くための話し合いをする子、書くのに飽きてふざける子、など様々な子どもがいました。

教室の雰囲気は少しザワザワしていましたが、一定のラインは越えないな、と感じました。

KAIさんは時々「しー」と諌める他は、子どもとのカンファランス。そのカンファランス、話の中身を聞くことは出来なかったのですが、まるで大人同士の相談、といった雰囲気で格好良かったです。

共有の時間。学校公開だからか、廊下から聞こえる声が少しうるさかったのですが、友達の作品を聴く子どもたちが、ものすごい集中力で、かなり場が締まっているのを感じました。

一人の男の子は共有の時間がはじまっても書くことに熱中していましたが、作品を読む声が聞こえはじめると、するっと輪の中に入っていきました。



☆2時間目:読書家の時間・不審者対応訓練

KAIさんが「サークルに集合」と言うと、すぐに集まる子もいる一方で作家に集中してサークルに来ない子も。

KAIさんはこの日はじめて「〇〇、集合」と個人によびかけ。呼ばれた子が何事もなかったかのようにするりとサークルに入ったのもとても自然でした。

この時不審者対応について話をしていましたが、「聞いて、〇〇が質問しているよ」「ふざけないで訓練だから」など、場を冷ます言葉がこの場では何回かありました。


その後読み聞かせ。

読み聞かせの時の子どもたちの「のめり込み感」はすごいなぁと思いました。

KAIさんの語り口からも、その本がいかに面白いかが伝わってきました。

その後時間が余ったので、各々自分の机に戻って作家や読書家をする子どもたち。

サークルは全員で共有する場、個々の机は自分の作業をする場、という住み分けが子どもたちの体に染み込んでいるのを感じました。



☆4時間目:算数

日付とページ数をホワイトボードに書いてするりと授業が開始。

教科書やノートを授業前から用意してすでに教科書をじっくり見ている子もいれば、KAIさんが算数の話を始めてから授業の用意をはじめる子も。

KAIさんが全員にむかって話している最中も班の子ども同士が自由に話していたり、KAIさんの「直角三角形って何?」などの質問に対する返答が少なかったりと、あまり一斉型の授業に慣れていないのだろうな、と感じました。

一転して、グループごとの勉強にはとても慣れているなぁと感じました。

「これ、こういうこと?」「ここに書いてあるよ」「教えて」などの会話が自然に為されていて、みんなで問題を考え悩むことを楽しんでいる印象を受けました。

ですがKAIさんは「まだちょっと見合うのが足りないよ」「もう一度、班の中のみんなで見合ってごらん」と何度も声掛けをしていて、子ども間のコミュニケーションを促進しようとしているのかなぁと思いました。



その他、気になった点として、KAIさんは子ども同士の諍いに口を挟まないのだなぁと思いました。

わたしがこの日見た中では、絵本の取り合いから「〇〇がページを破った!」「破ってない」と言い合う姿と、体育館に向かう時、教室で並ぶ際に「〇〇が押した」「押してない」と言い合う姿が見られましたが、そのどちらにもKAIさんは注意や子どもを裁く言葉を発していませんでした。

子どもたちのほうも、多少もめた後は大きなケンカに発展せず過ごしていました。



まとまりのない長文になってしまいました。

まだ咀嚼しきれていないこともありますが、生のクラスを見せていただきとても勉強になりました。

KAIさん、ありがとうございました。

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私自身は、イエナプラン校を見たことはありません。

本も数冊読んだレベルです。

「20の原則」もほとんど覚えていません。

実践も「っぽい」とか「もどき」レベルです。

高学年で、3年間、ワールドオリエンテーションと称して探究型の学習の時間を行っていましたが、あるとき、本家本元のワールドオリエンテーションの動画を見て、そのあまりの違いっぷりに愕然としてしまいました(笑)

ブッロクアワーも、今から7年前に3週間だけやったことがあります。これは、記念すべきイエナプラン教育協会の第1回の会でナオトと2人で発表しました。マルチエイジと称して2学年で学び合っている授業も。今考えると、これまたはなはだ勘違いの激しい授業でして、今考えると非常におそまつであり、イエナプランを冒涜しているような授業でした。

ごめんなさい。


と、懺悔したところで、今のうちのクラスの状態ですが、イエナプランに詳しいお二方にイエナプラン校の雰囲気にちょっと似ていると言われて嬉しいです。

けど、イエナプランを意識しているわけではありませんし、導入しようと画策しているわけでもありません。

「ゆったりとして自然な感じ」というのが、参観されたいろんな方々に共通する感想のようです。

それが、たぶん、イエナプラン校の雰囲気なんでしょうね。

一度、生イエナを見てみたいです。



たぶん、本格的にイエナプランを日本の公立小学校に導入するのは、かなりハードルが高いことでしょう。私立小学校でもかなり難しいと思います。でも、実現できたらいいですね。

自分がつくるなら、でも、ちょっと本当のイエナプランにはならないような気がします。やっぱり自分の軸は、アドベンチャー教育であり、体験学習法なので、そこから外れるわけにはいきません。

「Adventure In The Classroom」を突き詰めよう。



いくつかの質問・疑問に回答します。

「先生が来年度変わったら子どもたちはどうなるか」

どうなるでしょう…。

こんな感じのクラスや授業をやりはじめてからずっと高学年だったので、(ようするに全員卒業しちゃう)その後がよく分からない。風の噂で聞くのみ(笑)

次は3年生で、クラス替え、担任替えになるので、子どもたちはたぶん、しっかりとセパレートできると思います。その環境で、ベストのものを子どもたち自身でつくっていこうとするなら成功、周りのせいにしているなら失敗です。「甲斐崎先生がよかった」と言われたら敗北です。



「どういう段階を経て、書き続けられる子どもが育ったのか」

書きたいことを書きたいように書ける時間を保証すること、書くモデルがいること、多様な読者がいること、自己選択・自己決定があること、協同して書けること、あたりでしょうか。

そんなに難しくないと思います。



「訓練中の冷ます言葉」

冷ませます。冷めないと冷静な判断はできませんから。冷静になる訓練です。避難訓練は真剣にやってもらいたい。悲しいことになるのが嫌ですから。



「見合いが足りない」

低学年の子どもたちっておもしろい。不思議なほど、こちらがびっくりするほど周りが見えていない。「えっ!?気付いてない!」ってこととっても多くて、笑ってしまうことが多い。なので、よく声はかけます。けど、怒りません(笑)


「子どものもめ事に口を挟まない」

あまり挟まないです。状況の整理は時々やりますが、その後は考えてもらいます。そして、ご指摘の場面は、とるに足らないことだから取り合わなかっただけです。

意見が対立している時には、時間と場所をとって授業中でも話し合ってもらいます。基本、一斉授業じゃないので、大丈夫(笑) 明らかに、ただの我がままで、善悪がはっきりしていて、理不尽がまかり通っているときには、「あなたが悪い」といいます。一昨日もありました。



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さてさて、長々とお読みいただいてありがとうございます。

まだまだ参観記は続きますのでお楽しみに〜😄

2016-10-16

10月学校公開参観記

続きまして2人目はじゅんじゅんです。


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KAIさん 昨日は学校公開参観をお許しいただき、本当にありがとうございました。

KAIさんに初めてお会いできたのは、今年の4月京都でしたが、ブログや書籍で以前からずっと、授業を参観させていただくのが夢だったのでそれが叶って嬉しかったです。

では、振り返りです。



全体を通して

生サークルベンチがそこにありました。ウチの教室より若干狭いKAIさんの教室に、それ程窮屈な感じはなく、それはありました。

子供達にとっても、既に半年の付き合いがあるので、暗黙?のルールが自然に守られていて、危険な使い方をする子もなく、活用されていました。

そして、本。

西多摩PACEで写真を見せていただいたような、本棚に囲まれたスペースがあるのかと予想していましたが、普通の教室とそれほど変わらぬ本箱の配置で、でも、冊数は大量の本がありました。

子供達の第一印象は、それは最後まで変わりませんでしたが、とてもとても自然体で、穏やかで、普通の子供達でした。

いわゆる「躾けられている」変な頑張り感がなく、特に土曜日だったこともあるでしょうが、「ああ、これがなかったら、今頃家で寝ているんだよなあ〜」「姿が見えない!なんでお父さんこないんだあ!」なんて愚痴ってしまう、普通の子供達でした。

半日しか参観していないので、あくまでも私の感じたことでしかありませんが、何をとっても、負荷がなくその子らしくいられる、でも、普通にやることはやる空間が教室にありました。


私がこれまで見聞きしてきた、いわゆる力量のある教師達が作る学級は、学習規律が整い、姿勢がよく、手の挙げ方も素晴らしく、飛び交う発言や記述も「ああ、よく鍛えられているなあ」と、自分とのあまりの違いに途方に暮れることばかりでしたが、

私が昨日感じたことは、「私は子供達に何を育てたいか?」いや、これも私の「我」の表れで、そもそも子供達は育てて欲しいなんて私に期待はしておらず、まあ、せいぜい「学校にいる間、楽しい時間を提供してくれ〜」くらいに感じているのではないかと思うので、「私が子供達にできることは何か?」ということを再び問い直しました。

確かにあれもこれもやらなくてはいけないこともあるのでしょうが、いつもKAIさんにお目にかかった後に感じる体の軽さ、余計なものが削ぎ落とされた心地よさがあります。



朝の会

他のクラスでは朝の会が進んでいる中、3組では黙々と読書が行われていました。

KAIさんもご自分の本を時に子供の様子を見ながら読んでいらっしゃいました。


サークルベンチで朝の会がスタート。

「今日頑張りたいこと、ハッピーなこと」を隣同士でおしゃべりし、その後、順番に話していく。

「せんせ〜い、パスしてもいいの?」との声。

私だったら迷うところ。一度パスを認めたら、ずっとパスするんじゃないか〜なんて不安に思ってしまう。

でも、そうじゃない。

子供は言いたいことは言うもんだ。という当たり前のことをぶらさずもっていれば、その不安もなくなる。

そして、読み聞かせの後、号礼もなく作家の時間へ。




作家の時間

私は2学期から始めたばかりなので、色々迷うところがあり、本家本元の授業を体験できて本当にありがたかったです。

私は今、ミニレッスンについて迷いながら進めているので、今日のミニレッスンは、来週から始める学習の簡単な説明だったこともあり、「作家の技」などを紹介する時間の進め方を次回はぜひ参観させていただきたいと思いました。


子供達もこの学習スタイルに慣れていて、自分のペースで緩やかに友達と繋がり合いながら書くことから外れずに取り組んでいるのがいいなあ〜と思いました。

ウチはまだ、「作家の時間」のスタイルにキャピキャピしていて、勿論書くことを楽しんでいるのだけれど、私がそれを許容できない〜という状態です。

つまり、私の問題だということがよくよくわかりました。

KAIさんが途中、付箋を配り始め、何に使うのかな?と思っていたら、最後の共有で、共同制作している子達への感想、アドバイスを書くためのものだったということがわかりました。

面白かったのは、作家の側に「感想」「アドバイス」のどちらが欲しいかを選択させているのが素敵だなと感じました。

授業の最後も特にまとめることなく、授業は終わり、休み時間になってもひたすら書いている子達がいました。




ど埒骸埖弍の説明&読書家の時間

サークルに座ってKAIさんからの説明を聞く子供達。

ザワザワして途中「真剣に」という指摘を受けた子供達の反応。

KAIさんの指摘の仕方も、普通。勿論声を荒げることもない。

毅然と〜という言葉で表現するほどでもない。

普通。

でも、ちゃんと子供達は受け止めている。

行いを改めた。

それでいいんじゃないか。

私は、「自分たちの力で」という思いが強くて、それさえも子供に委ねてしまうところがあるのだけれど、何かちょっと違うかなあ〜と違和感を自分に感じ始めています。


読み聞かせを聞きながら、ああ、こうやってやるんだ〜と自分の足りなさを痛感しました。

話が進むに従って、子供達が前のめりになっていきました。

そして、最後に絵本の楽しみ方プラスαの伝え方。

きっと子供達はこれから先、そういった目で絵にも注目しながら絵本を見ていくのでしょう。

そういえば、子供達が読書の時間に手に取っていた本は、それなりに厚みがあって、私が見た限りでは、薄い絵本を読んでいる子はいなかったように感じたのですが〜やはり読む冊数が多いと違うのかな?



休み時間

雨天の為、室内で過ごすことに。

私は廊下にいたので、中の様子はわかりませんが、それぞれ思い思いにじゃれ合いながら過ごしていたようです。

廊下を走ったり、絡み合ったり、多少「危ないなあ」と感じる場面がありましたが、KAIさんもじっとそれを見ていらっしゃいました。

これは〜という場面で一言を発し、それでおしまい。

教室に響き渡るような声を出さず、全体を止めるようなこともせず、その二人にだけ聞こえる声で一言。



算数

スタート、直角三角形について復習し、その後、今日の問題解決の為に、長方形、正方形の定義を確認。

挙手はさせず、言える子が引っ張る感じ。

その後、教科書の方眼に3つの図形を書き込ませる活動へ。

途中、保護者の方が、我が子のできなさ具合にしびれを切らし、腰をおろして関わり始めました。

よくある授業参観の場面ですね。

私、この間の1年生の研究授業でこれをやっちゃいました。

担任が支援に回ってこなかったので、あまりにその子のできなさ具合を放っておけず、声をかけてしまいました。

そうなんです。悪意はないんです。

でも、やはりそこで子供達にどんな力を育てて欲しいかということが問われてくるんですよね。

KAIさんは、はじめは何もおっしゃいませんでした。

でも、2度目は「自分たちでやってごらん。子供達でできますから」とやんわりとそのお母さんの関わりを止めました。

ともすると、「先生は教えてくれない。」と誤解をされてしまいそうになるので、子供達にも、保護者の方にもその辺りの説明を繰り返し行う必要があるのかな〜と思いました。

1時間の算数でしたが、KAIさんがどんな力を子供達につけたいと考え、実践されているのか実感できました。




これから生かしたいこと

先ほども書きましたが、KAIさんの講座を受けた後、私はいつも身軽になります。

いかにこれまで、肩肘張ってやってきたかを感じます。

もっと自分らしく、無理をせず、子供達と過ごしていいんだよ〜と勝手に感じています。

今回もそれを子供達の姿から感じることができました。

毎日の学校生活を楽しく、自分らしく送って欲しい〜そんな願いが叶えられるように、もう一度子供達に私ができることを考えたいと思います。

スキルの面では、読み聞かせの技をあげたいなあ。作家の時間も肩の力を抜いてやっていこうと思います。

繰り返しになりますが、貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

これからもどうぞ宜しくお願いします。

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詳細な観察ありがとうございます。

私自身の振り返りにもなりました。

いくつか補足説明と質問への回答です。



〜澗里鯆未靴

うちの教室、今まで赴任した学校の中では、一番大きいんですが、まだ大きな教室があるんですね。うらやましい・・・。

危険な扱い方をする子はいるんですわ。

高いところがあれば乗りたくなるんです。跳びたくなるんです。歩きたくなるんです(笑)

子どもはそういうもんです。

参観日だったからおとなしかったんでしょう😄


本に囲まれたスペースは、サークルベンチを常設してからは設けていません。

教室がごちゃごちゃしちゃうので。

前に、参観した方から、「KAIさんの教室って、ドンキホーテみたいですね」と言われて、かなりショックで、なんとかすっきりしたいなと意識しています(小心者)

でも、サークルベンチがリビングになっていると思います。

本の冊数は今のところ400冊くらいです。まだまだです。

低学年の本は集めにくい。。。


学習規律…うちの学校にも「◯◯スタンダード」なんてものが今年度からあるんですが、(検討段階でかなり激しく無意味さを主張したので、他校に比べれば穏やかです)

いったい誰のためのものなんですかね?

私は子どもの学びやすさには何もつながっていないと思います。

では、先生にとっての教えやすさにつながっているのかというと、それもどうかなと思います。

誰が、誰のために行っているのか。。。まあ、なんとなくわかりますが。

先生も子どもも疲弊したくないですよね。




朝の会

よくある朝の会はないんです。

学校の時間割は、8:25から8:40まで15分間が朝学習の時間です。

学校公開中は、読書旬間でしたので、毎日この時間が朝読書の時間になっていました。

通常は火曜日の朝学習の時間が、朝読書の時間になっています。

朝読書の時間、15分じゃ足りないです。

ですので、うちのクラスは5分足して20分間とっています。

火曜日以外は、月曜日は全校朝会やら児童集会なので、水木金の三日間は、25分からサークルタイムになります。(月火は1時間目の最初がサークルタイムになります)

20分間かけて、ゆるやかにチェックインします。

簡単に今日の予定を確認してから、ペアでおしゃべりしてから、みんなでトーキングスティックを使って聴き合ったり、アイスブレイクのゲームをしたりと様々です。

そして、1時間目は毎日、読書家の時間か作家の時間なので、そのまま読み聞かせに入ります。

読む時間や書く時間をたくさんとりたい時は,サークルタイムの時間から読み聞かせをします。

読む聞かせも、ミニレッスンとしてやることもあれば、単純に本に親しむカタチでやるか様々です。

まあ、なんというか、時間は「いいかげん」で「決まってない」ということです。

なので、「号令」もありません。

で、「号令」ってなんでしょう?

うちのクラスで形式的に全員がそろって挨拶するのは、

「いただきます」と「ごちそうさま」と「さようなら」だけです。

「分離礼(前言後礼)」と「残心(身)」を教えてあります。




 作家の時間

ちょっといいかげんなミニレッスンでしたね。申し訳ありませんでした。

今度機が会あったら見に来てください。

書いている時間にキャピキャピになるのはしょうがないです。

過刺激ですもの。

私も時々、声のボリュームやトーンを押さえてねと言います。

昨年度の6年生の作家の時間の動画を見せるのが一番効きました。



ど埒骸埖弍の説明&読書家の時間

うむ、あれは訓練ですので、ここはファシリテーターではなくティーチャーでしたね。


子どもたちの読んでいる本ですが、中学年向けの本を読んでいる子は多いですね。

子どもたちが本を読めるようになる条件として私が考えているものに、

「ひょいと手を伸ばせば届くところに本があること」

「本を読むモデルが近くにいること」

「本について語れる大人がいること」

「本を大切にしている空間、時間、仲間がいること」

ってあるんですが、それがそろえば読めるようになると思います。

あとは、それを意識したプログラムをデザインすることです。



さ戮濟間

晴天でも教室で各々好きなことやっている子が多いですね。

前は、全員外遊び!って学校で決まっていたようなんですが、なんとなくなし崩しに無しになってしまいましたね。先生たちが誰も言わなくなった。

でも、うちの学校は、休み時間に子どもと外遊びする先生が異常に多いです。

私も時々遊びます。(低学年になってから)




セ賛

おっしゃる通り、学び合いの意味や意義については、保護者会や学級通信で幾度となく伝えています。

子どもにもずーっと語っています😄



Δ海譴ら生かしたいこと

「毎日の学校生活を楽しく、自分らしく送って欲しい」

まさに、その通りだと思います。

これからもよろしくお願いします

2016-10-12

10月学校公開参観記

先日、学校公開が三日間ありました。

今回お何名かの方々に参観していただきました。

例によって、ありがたいフィードバックをいただきました。

みなさんと共有したいと思います。



共有する目的は、

フィードバックのフィードバックにフィードバックをもらいたいからです。(笑)

さらに、参観されていない方々からも、

もしかしたらフィードバックがもらえるかもしれないからです。

それは、今ここではなくて、時期を置いて、いつか出会った時にもらえると思っています。

そして、自分にとって「痛い」フィードバックももらえるかもしれないからです。

参観された方々は、やはり、いっぱい「盛って」ほめてくれますし。



まあ、とりあえず、何やっているかということがたくさんの人に分かってもらえて、

そのことについて、ネット上でも、リアルに会ったときでも、たくさんお話しできたらいいなって思いがあるからです。

よろしくお願いします。



1人目はたくやです。

なぜ一人目かというと、たくやは1学期にも参観してくれているからです。

定点の他者から時期を置いてフィーゾバックをもらえるのって、ためになります。

1学期の参観記はこちら☟

http://d.hatena.ne.jp/kaisaki37/20160705



ではいってみよう!!

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KAIさん、今回も授業を参観させていただきありがとうございました。

1学期の学校公開も参観させてもらい、

その時に比べて体が大きくなったなーと体の成長を感じました。

でもそれよりも、クラスの雰囲気や子どもたちの会話が変わったなと一番に感じました。

クラスの雰囲気として、子どもたち1人1人が大事にされていて、

読書でも自分の席で読んでいる子もいれば、

教室の隅っこで読んでいる子もいました。

いい意味で気にせず、その子の考えを尊重されていると思いました。

安心感がクラスに溢れていました。



朝の会のサークルタイムが始まるときに、本に夢中になり過ぎていた子も何人かいました。

読書の習慣についても1学期と比べてより量と質が上がっている印象を受けました。

サークルタイムのテーマが、「今日の学校公開でがんばりたいこと」、

「自分が好きなゲーム」について近くの人と話していました。

子どもたちはすっかり慣れていて、楽しくおしゃべりをしていました。

本当に居心地がよさそう。




作家の時間が始まり、KAIさんが説明を始めると、

子供たちは自然と口を閉じて聞いていました。

どの教科でもそうでしたが、

KAIさんが話すと子供たちがしーんとなる雰囲気が1学期にはなかったので驚きました。

1学期の時は、全員が自分の席で書いていいましたが、

今回は、サークルの椅子で書いたり、

自分の椅子を動かして書いたりしている子もいました。また、

ペアでカンファランスもしているところもありました。

KAIさんは、1学期よりもさらに子供たちのところに言って、

ノートを見せてもらってアドバイスをしたり、感想を言っていました。

1学期に比べてカンファランスに変化があったのか知りたいです。




2時間目は避難訓練があるため、読書家の時間を少しやっていました。

題名や読み聞かせをしていくうちに質問をたくさんして、子供たちに予想をさせていました。

絵本を読んでいくうちに、だんだん子供たちが絵本に前のめりになってきて、

読み聞かせが終わった時は、「読みたい」とたくさんの子たちが絵本を取ろうとしていました。

あんなに絵本に手を伸ばす光景は初めてでした。




3時間目は、セーフティ教室でKAIさんの授業がなかったので、他のクラスを見ました。

4年生のクラスがPAをしていました。

時間割表を見ると、他にも5年生のクラスにPAと作家の時間をするところがありました。

他の先生でも学校公開でPAや作家の時間に取り組んでいたので、

その先生たちとどうアプローチしているのかあれば知りたいです。




4時間目は算数でした。教科書の指定された問題ができることが課題でした。

まず自分でやってみて、分からなかったら聞いてみよと最初にKAIさんが話していました。

たくさん時間をかけていて、KAIさんは、それぞれの班を見て回り、

どれぐらいできているのかを見ていました。

つまずいている子が多かった時は全体に、

「まだ見合いが足りない」「もう一度班で確認してごらん」と繰り返し声をかけていました。

子どもたちでできることを信じ、全員が達成できることを強く求めていた印象を受けました。



KAIさんがうまくいかなかったと言っていましたが、

それは何だろうと頭の中が?になってます。



KAIさん、ありがとうございました

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ありがとうございました。

いくつかの補足説明と、質問への回答です。


※ しーんとなる雰囲気

それは恐怖と恫喝でコントロールしているからです(嘘)

委細構わず話し始めてしまうからです(笑)

全体が静かになるまで待たないので、

「聞かなきゃ」って思うんじゃないですかね。

人ってそうじゃないかなぁ。。。

でも、教室ではよく、静かになるまで待って、話し始めること多いですよね。

「聞かなきゃ」じゃなくて、「静かにしなきゃ」っていう動機の違いではないだろうか・・・

うーん。

よく分からないけど、

「静かにしなきゃいけないから静かにする」というのと、

「話が聞けないから静かにする」というのとの違い?かな。

ほら、静かになるまで先生って、直立不動で目力ためて睨んでるじゃないですか。

「やべ、静かにしなきゃ」ってなって、「話を聞く」というのはどっかいってる(笑)

先生が話し始めたら自然と聞くっていうカタチになるのでいいのではないでしょうか。

そして、これは私の長い経験から言えることですが、

全員が静かになってから話し始めるのと、

ざわざわしてても話始めても、

だいたい話聞いていない子の割合は一緒です(笑)


※ 作家の時間のカンファランスについて。

一人一人の子が、どのくらいのレベルで、どんな文章を書きたがっているのかが分かってきましたから、カンファランスはとってもやりやすくなりましたね。

また、ミニレッスンで作家の技をたくさん教えましたので、

それを使っているのをほめたりとか、逆に提案してみたりとか、

バリエーションが増えたのもやりやすくなった一因です。

まあ、低学年は書く量が少ないので、読むのに時間がかからないのでとってもスムースです。

しかし、高学年はこうはならない。

読むだけでめっちゃ時間使っちゃう。

1時間で一人にしかカンファランスできないということもありました。

低学年は天国です。



※ 絵本に群がる子ども

あの絵本、いいでしょう〜😄

探すのに3時間かかりました。

朝のサークルの読み聞かせや、読書家、作家のミニレッスンで大量に絵本を使うので、

1ヶ月に1、2回は図書室に数時間こもります。

まだまだ世の中には読んでいない絵本が山のようにあって、

今流行の絵本は確かにおもしろいけど、えらい古い絵本の中にも、

めっちゃいい絵本があるのが楽しいです。

これは宝探しに似ています。



※ 他クラスのこと

昨年度、校内研究で取り組みましたからね。

PAGWT、ブッククラブは今年度もOJTで学習会を開いています。

作家の時間は、今年度「書くこと」領域を校内研究を行うことになったので、

作家の時間にちょっと注目が集まりました。

なので、校内研で作家の時間のレクチャーをし、

低学年では、2学期から全クラスで実施することになりました。

その他、他学年でも、数クラス実践しています。


※うまくいかなかったこと

声が大きくなってしまったことと、

まだまだ教師主導であることです。

特に算数とか。


たくや、ありがとうございます。

また来てね!!

2016-07-16

ぼのちゃん

ぼのちゃん

          いがらし みきお


ボクはまだ生まれたばかりで

まだなにもできなかったんだよ



おぼえてるよ

生まれた日のことを

生まれたらまぶしかった

まぶしくてまぶしくて

わんわん泣いてしまったんだ

わんわん

わんわん



おぼえてるよ

はじめてふれられた時を

それは手じゃなかった

ホッペタだった

あとでわかったんだ

おとうさんのホッペタだった



おぼえてるよ

はじめて見たものを

それは空だった

だってそうだよ

誰だって一番最初に見るのは空だよ

空はなんていうか

とってもすごかった



おぼえてるよ

はじめてかいだにおいを

それはいいにおいでもなく

悪いにおいでもなく

とてもふしぎだった

今でもそれがなんだったのか

思い出せないけれど



おぼえてるよ

なにかをはじめて好きになった時を

ボクが好きになったのは

ボクの体がボクの思ったように動くこと

今でも好きだよ

大好きだよ



ぼのちゃん

ぼのちゃん