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松森果林UD劇場〜聞こえない世界に移住して〜 Twitter

2016-09-28 聲の形、日本語字幕上映で

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聲の形日本語字幕上映を観てきました。

いやぁ・・・イタイ。笑

イロイロとチクチクといたみます。笑



原作は自分のペースで読んだり中断したりできます。

でも、映画はどんどん進んでいきます。

思い切り引っ張られました。

良くも悪くもこれが「映画の力」なのでしょう。

原作を読んでいるからと、うっかり油断してケガしちゃった!みたいな。笑



いじめが大きなテーマなので、そこに共感したり重ね合わせたりはするけど

聴覚障害のある西宮硝子本人の思いや意思はあまり表現されていません。

本人のキャラクターも内向的な性格として描かれています。

だからなおさら、聴覚障害聴覚障害者に対しての誤解を招きそうな危惧感も。

あくまでも多様な聴覚障害者の中のひとり、ということで。



それにしても、この日本語字幕上映

24日〜30日まで、しかも一日一回だけなんてもったいないしやっぱりおかしい。

以前もブログに書きましたが

http://d.hatena.ne.jp/karinmatasumori/20160921

<2016-09-21「日本人なのに日本の映画が楽しめない!」これってどうなの?>



映画の発音モデルにろう者が協力したり、

手話監修や、ろうあ連盟監修など、多くの当事者の協力があって

完成した作品なのです。

そうした方々に、映画鑑賞の制限を設けるというのは

どう考えても筋が通らないのよね。



映画が上映される前に、スタッフが大声で説明を始めました。

あくまでも私の予想ですが

聴覚障害者のための字幕へのご理解」についてだと思います。

聞こえないから分からないのですが。w

2016-09-26 5回目のStart Line

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5回目のStart Line鑑賞へ。

今日の目玉はドリアン助川さんと彩子さんとのトークショー

ドリアン助川さんは大ヒットとなった映画「あん」の原作小説を書いた方です。

言葉で表現する方のトークは、どれも共感できるし「伝わる」!

そして長身でカッコいいです!

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ランチは銀座の「ポール・ボギューズ」で。

https://www.hiramatsurestaurant.jp/smp/paulbocuse-ginza/

向かいのレストランの話をしていたら、

若い女性スタッフがさりげなく席に近付きそのレストランの情報を教えてくれました!

料理の説明を求めると、とても丁寧に教えてくれるので

「何年くらいいらっしゃるのですか?」と尋ねると、

まだ一年半だとか。

「丁寧に説明ができるのはすごいですね!」というと

「失敗ばかりです!」とはにかむ笑顔がまた素敵で。

帰りには手話でありがとうと見送ってくれました!

気持ちの良い接客、また行きたくなります。

そういえばこのお店、今日も映画館でご一緒し、

ドリアン助川さんを紹介してくれた

あべみちこさんに連れられて初めて食事したお店なのでした。

有限会社マザール 代表あべみちこさん>

http://motheru.jp/concept/



5回目のStart Lineで気付いたこと……

彩子さんのシャツが裏表逆のシーン。笑

新宿でのチャンスは30日までです!

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「Start Line」劇場公開情報 

東京・ケイズシネマ 9月3〜30日  http://www.ks-cinema.com/

(前半2週間 1日3回上映/後半2週間 1日1回上映)

名古屋・シネマスコーレ 9月17日〜10月14日 http://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/

大阪第七藝術劇場 10月1〜28日  http://www.nanagei.com/

宮城新潟神戸、宮崎でも上映予定!


全国共通特別鑑賞券 1,300円  好評販売

チケットお申込先 studio_aya_ai@yahoo.co.jp

「Start Line」公式サイト

http://studioaya.com/startline/

2016-09-22 第5回UCL BIZセミナーのお知らせ

第5回UCL BIZセミナーのお知らせ

ADA障害のあるアメリカ人法)の国アメリカ、NY体験・視察旅行、リオデジャネイロパラリンピック報告会!』

〜2020東京オリンピックパラリンピック開催に向けて日本は?〜


今回は、長年の友人であり飲み友であり尊敬する

電動車いすの中澤信さんと、視覚障害と骨形成不全の武者圭さんが

ニューヨーク視察の報告もあります。

搭乗予定の飛行機に乗り遅れるという、貴重な体験(笑)の出発から

Facebookオフィスの視察まで、魅力いっぱいのレポートもあります。


第二部は、「リオデジャネイロパラリンピック」の取材をされてきた方々からのリアルな報告。

第三部は、「2020東京オリパラはどうなる!」というテーマでANA、交通モビリティー財団の方などと

熱いトークが展開される予定です。


■日時:2016年9月26日(月)19:00〜21:30

■会場 六本木ヒルズ49階アカデミーヒルズ コラボレーションルーム

■募集人員:30名

UCL正会員 : \3,000(消費税込・1名様)

ゲスト : \5,000(消費税込・1名様)

詳細プログラム、お申込みはコチラ

http://barrier-free-jp.com/ucl/seminars/nextseminar/

企画するULCとは

http://barrier-free-jp.com/ucl/

2016-09-21 「日本人なのに日本の映画が楽しめない!」これってどうなの?

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「日本人なのに日本の映画が楽しめない!」これってどうなの?なにこの矛盾。



2014年国内映画の公開数615本中、日本語字幕が付いた作品は66本。

(「映画上映に関するバリアフリー対応に向けた障害者の視聴環境のあり方に関する調査事業報告書」より)

全体の一割、これってつまり

聴覚障害者は十分に邦画を楽しめていないということ。

この一割も、上映期間中ずっと字幕が付くわけではなく

限られた映画館で、ほんの2〜3日、時間も場所も限定されます。

技術先進国と言われている日本のこの現状、異常ではないでしょうか。

もう一度言います。



「日本人なのに日本の映画が楽しめない!これってどうなの?!」



今話題になっているアニメ映画聲の形」。

9月17日に劇場公開され2日間で観客動員20万人という人気ぶり。

聴覚障害のある少女をめぐっての壮絶なイジメ、

別れ、理解、再会、痛み、臆病などいろんなキーワード

共感できる作品。

マガジン」で連載が始まった時から注目し

私も全巻読みました。

映画化が決まった時から話題になったのは内容よりも

「字幕つくのかな?」ということ。


実際はどうか。

公式サイトでは、公開2週目となる9月24日〜30日の1週間のみ

公開全劇場で1日1回、日本語字幕付き上映を実施する、という発表。

http://koenokatachi-movie.com/news/?id=4


通常の2〜3日に比べたら1週間の字幕上映は長い!

日本語字幕が付くことが評価される一方で、

なぜ1週間遅れなのか、そしてなぜ1週間だけに限定するのか、

上映期間中は聞こえる人も聞こえない人も共に楽しめるようにしてほしい、とも思うのです。

だってこの作品の、原作にも映画製作にも協力した聴覚障害者の存在があるのですから。

すべて字幕付き上映にする必要はなく、

字幕付きと、字幕なしを交互にするなど工夫し、選択肢を用意してほしい。

「音声透かし技術」を使った字幕表示など、便利なアプリを活用する手段もあります。

映画を観たいと思う人を、排除しない配慮が必要、ですよね。



そんな中、川崎駅近くのチネチッタでは

9/24以降は上映期間中ずっと字幕上映することを決めたという連絡が。

きっかけは、私が敬愛する手話通訳士、森本行雄先生が関係者に進言してくださったこと。

そこからチネチッタの社長に伝わり、素早い対応へとつながったのです。

こんな映画館が増えてくれればいいな。

というか映画館が決めるのではなく、配給元がしっかりして!



聞こえない人たちは、自分の聞こえない障害と関連性のある作品が発表されるたびに

「字幕はあるのかな」と思い煩います。

そんな余計な心配をすることなく楽しめる社会であってほしいのです。

この問題の本質は

聴覚障害に関連する作品なのに字幕がないこと」ではなく、

「映画を楽しめる人を限定している日本の現状」です。


映画を観たいと思う人を、障害の有無で選んだり排除したりせず

いつでもどこでも自分に合った手段で楽しめるのが本来あるべき姿。

聲の形」に登場する西宮さんだってきっとそれを願ってるだろうし

それこそこの映画が伝えるメッセージ性の一つでもあるのではないでしょうか。



映画「聲の形」公式サイト

http://koenokatachi-movie.com/

ぷにこぷにこ 2016/09/22 18:18 こんばんは。
この映画に関しては、当然字幕がすべての回に付くと思っていたので、逆に驚きました!
字幕付きの回と予定が合わなくて、何度映画を見られなかったか…

2016-09-20 約30年ぶりに後ろの人と会話を!

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私と青木さんが前を向いている何の変哲もない写真。

でもこれ、実は私が約30年ぶりに

「後ろの人と会話してる」歴史のヒトコマ的な写真なのです。


UDトークヘッドマウントディスプレイを使って。

青木さんの話しが、眼鏡に装着したディスプレイに文字表示されます。

今回のはマグネットタイプで、手持ちの眼鏡に装着できる優れもの。

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聞こえる人にとっては、前と後ろなど

顔を合わせなくても声が聞こえれば会話はできるものですが

聞こえない人がコミュニケーションをするときは、手話でも口話でも相手の顔を見なくてはなりません。

ケンカですら見つめ合わねばならない宿命なのですよ。(笑)


ところが眼鏡を借りて何気に座った私の背後から話しかけてくる青木氏。

「うまいラーメン食べに行く?!」

「私今後ろにいる人と話してるの?!すごーい!!」と叫んだほど。

背中がぞくぞくしました。笑

見れば見るほどおかしいこの写真。

これがあれば、車の前と後ろでも会話もできる!

二年前の色眼鏡(本当の商品名は雰囲気メガネ)と合わせてメガネシリーズができそう。

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