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松森果林UD劇場〜聞こえない世界に移住して〜 Twitter

2017-07-19 音を聞かずに音を捕まえるイベント

音を様々な形で表現する友人の金箱くんがまたオモシロイことを!!


「キャッチ・ザ・サウンド・ピクニック」


ヘッドホンで音を遮断し、街の中の音を振動などで捕まえながらピクニック!

虫を採るように音を捕まえ、捕まえた虫を観察するように、捕まえた音を「擬音化」する。


音を聞かずに音を捕まえる!


子どもの夏休みの自由研究にも良さそう!

http://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2017/touch-the-sound-picnic-by-icc-staff-2017/

2017-07-15 日本初!UD映画館「シネマ・チュプキ・タバタ」

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日本で唯一、すべてにバリアフリー字幕と音声ガイドがある映画館、

『シネマ・チュプキ・タバタ』


音響は抜群、更に振動式スピーカーや、

赤ちゃん連れ、発達障害知的障害のある方でも入れる個室もあり、

障害のあるなし関わらず楽しめるユニバーサルシアター!


ありそうでないんですよね、こんな映画館。


一見の価値ありです。

http://chupki.jpn.org/


共用品ネットでは、シネマ・チュプキ・タバタの代表平塚さんをお招きしてお話をうかがいます!

7/15(土)15時過ぎ頃から、代々木オリンピック青少年センター(セ-409)にて

誰でも参加できるのでぜひいらしてくださいませ!


Facebookライブで多言語字幕付き生配信もおこないます!

■タイトル

ユニバーサルシアター‘シネマ・チュプキ’の挑戦」

■講師名(肩書含む)

バリアフリー映画鑑賞推進団体 シティ・ライツ 代表 

CINEMA Chupki TABATA 代表 平塚千穂子

■概要

シティ・ライツが昨年9月に設立した、日本初のユニバーサルシアター

「CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)」の設立経緯、

ユニバーサルシアターとしての特徴、そして、お客様の反響や現在の課題、今後の夢についてお話します。

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2017-07-13 デフリンピックを知っていますか?

デフリンピック」が7/18から30日までトルコサムスンにて開幕!

デフリンピックとは、聴覚障害者オリンピックです。



「頼れるのは目しかねぇ!」


昨年、強烈なキャッチコピーにガツンとやられたデフサッカー

デフサッカーと言いデフバレーといい、ポスターがカッコいい!

全部で21競技ある中、日本は11競技に出場し

選手108人、スタッフ69人、計177人が参加とのこと。



目標がスゴイ!

メダル25個獲得!」



とはいえ、まだ世間に知られていないのも事実。

パラリンピックを知っている人は94%、デフリンピックは2.8%」という

衝撃の数字もあります。

内閣府平成18年度障害者の社会参加促進等に関する国際比較調査)

そして、パラリンピックに聴覚障害者は出場していません。


実はデフリンピックの歴史は古く

パラリンピックの36年前に第一回目が開かれています。

当時のパラリンピックリハビリテーションが目的でしたが

デフリンピック五輪に準じたルールで記録重視の競技です。


特徴としては、

選手はみな補聴器等を外すこと

競技はスタートの音や審判の声を視覚化

コミュニケーション国際手話

などありますが、それ以外はオリンピックと同じルールで運営しているのです。

もっともっとメディアにとりあげてほしいな。



NHK Eテレの「ろうを生きる難聴を生きる」「ハートネットTV」では

デフリンピック応援の特集が続きます。

四年前の、「ろうを生きる難聴を生きる」で司会をしていたとき

水泳や卓球メダリストをスタジオに招いてインタビューしてからもう4年。

今年もまた、首から4つも5つもメダルをじゃらじゃら引っさげての帰国が楽しみです。

http://www.nhk.or.jp/heart-n…/rounan/backnumber/detail.html

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中川秀治中川秀治 2017/07/13 21:54 ぜひテレビで中継か、せめてダイジェスト番組ででも流して欲しいですねぇ( ̄v ̄)

2017-07-12 静かな衝撃を起こす20日間のCM

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静けさの中の対話ダイアログ・イン・サイレンス」

監修として関わっています。

7/10からJRトレインチャンネルでCM放送開始。


座らずにドア上のモニターをじっと見つめていました。

8/1〜8/20まで日本初のエンターテイメント

静かな衝撃を起こす20日間、始まります。

すごい勢いで予約が埋まっています。

興味のあるかたはお早めに(^^)

http://dialogue-in-silence.jp/

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2017-07-09 合理的配慮の事例

講演をする前には、参加者の年齢層、男女比、障害の有無等可能な限り事前にヒアリングをする。

参加者の状態に応じて内容を考えたり

手話が分からない人がいれば、話す内容をテキスト化し

視覚障害者がいれば、動画に音声を入れるなど事前に準備できるから。


その日の講演は、うっかりヒアリングをしそびれた。

前後の予定がぎっしりで余裕がなかったためだ。

講演が始まり、私はそのことをとても後悔した。

最前列に、盲ろうと思われる方が座っていたからだ。

彼女は要約筆記の文字を、手元のパソコンで顔を近づけて見ている。


事前に分かっていたら、パワーポイントのデータを拡大したものを準備できたのに…

と、気にかけつつ、ゆっくり話すくらいしかできずにいた。

しばらくすると、これまた最前列に座っていた方がそっと席を離れ盲ろうの女性に近づく。

友人である宮城教育大学の松崎丈先生が、どうやら気付いてくれたらしいのだ。

ちょっと早いが休憩の指示をだし、私も彼女と松崎先生のところへ行く。


要約筆記のPC画面は顔を近づけることでやっと見えるが

パワーポイントの画面は見えないとのこと。

私は「パワーポイントの原稿を印刷したものを持っていること」と「データが入ったパソコンもあること」を伝える。

すると松崎先生は、即座に盲ろうの彼女に対し説明をする。


「二つの方法があります。

一つ目は、パワーポイントの原稿があるので、これからコンビニで拡大コピーをしてお渡しする方法。

二つ目は、パワーポイントのデータが入ったパソコンがあるので、それを手元に置いて見てもらう方法。

どちらが良いですか?」と。

即座に選択肢を用意する説明の仕方が素敵。


パソコンで見たいと希望する彼女に対し、すぐに準備。

机に置いたパソコンに顔を近づけると、背中をかがめる体勢になってしまうため

近くにあった段ボール箱で即席の台を作って、無理のない姿勢で見られるように調整。

これらを休憩時間でさっと対応した松崎先生、さすが。

教育者の鑑でもあるが、人として「あるべき姿」を常に体現されている。


このように負担のない範囲で個別に対応することを「合理的配慮」という。

基本的には、本人から申し出があることが前提であるが

申し出がなくても、困っていそうな場合は

「何かできることはある?」と声をかける必要がある。

これを「建設的対話」という。


障害者差別解消法が施行されてい一年とちょっと。

まだまだ合理的配慮がどんなものかわからないという声も聞くが

今回の件は、分かりやすい事例として挙げたい。

本人からの配慮の申し出を待つだけでなく、

私たちひとりひとりが気付きの感性を高めることも重要なのだ。

そしてそれを行動にうつせる柔軟性も大事。

そうやって、周りを思いやることができる人が増えていけば

きっと社会はもっとあたたかくなる。

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