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松森果林UD劇場〜聞こえない世界に移住して〜 Twitter

2017-01-17 「聲の形」立川シネマシティで全上映字幕付き+極上音響

立川シネマシティで「聲の形」が“全上映字幕付き”で始まっています。

しかも、音楽や環境音の美しさを出す「極上音響上映」だとか。

聞こえるかどうかわからないけれど、もしかしたら聲のかたちがみえるかもしれない。



紹介ニュースがすごくいい。

『届かないだろうと思ってもうつむかずに、聲をあげてみること。

まさに本作は、そういう主題を持つ作品でもあります。』


http://cinemacity.co.jp/wp/ccnews/koe_no_katachi_goku-on/

http://cinemacity.co.jp/wp/ccnews/shape_of_voice_goku-on2/



「うつむかずに聲をあげる」

心にまっすぐ届く言葉です。

立川シネマシティの企画室長、遠山さんとお会いしたのは

シン・ゴジラ」上映の時。日本語字幕付き爆音上映で観て、対談をしました。

その時に「“聲の形”もぜひ上映してほしい」と話していたのです。

当時は、「近くの映画館で上映しているため難しい」とのことでしたが、さすがです。

時期は遅くなりましたが、極上の音環境での字幕上映です。

是非この機会に!


概要■『映画 聲の形』を最適な音響に、音響監督監修によって調整して上映

日時■2016年12月31日(土)公開

会場■シネマ・ツー/a、cスタジオ(cスタはラインアレイスピーカーではありません)

料金■通常料金 

チケット■通常サイクルでWeb予約、窓口販売

Web予約・上映時間確認はこちら

https://res.cinemacity.co.jp/TicketReserver/studio/movie/909

2017-01-12 1月の共用品ネットは、髪の毛で音を感じる勉強会

「共用品ネット」毎回多彩なゲストをお迎えしています。

1月14日(土)音を感じるデバイス「Ontenna(オンテナ)」の本多達也さん。

音を感じるヘアピン☆ぜひ体験しに来てください。

勉強会に参加希望者は15:30頃来られることをおススメします。



1月14日(土)

場所:大井町きゅりあん 中会議室 

http://www.shinagawa-culture.or.jp/hp/page000000300/hpg000000268.htm

13:00 運営会議

14:00 プロジェクト会議

15:30 全体会議(手話通訳紹介等)

15:40 休憩

15:50頃〜勉強会

【講師】本多達也さん(UIデザイナー

【タイトル】髪の毛で音を感じる新しいユーザインタフェース

「Ontenna(オンテナ)」を世界中のろう者へ届けるために

【内容】

Ontennaは、ヘアピンのように髪の毛に装着し、

振動と光によって音の特徴をユーザに伝える新しいユーザインタフェース装置です。

「まるで、ねこのヒゲが空気の流れを感じるように、

髪の毛で音を感じることのできる装置」をコンセプトに、

ろう者協働して新しいユーザインタフェースの開発を試みました。

Ontennaは、30dB〜90dBの音圧を256段階の振動と光の強さに変換して、

音の特徴をユーザに伝達します。

音源の鳴動パターンをリアルタイムに振動と光に変換することで、

音のリズムやパターン、大きさを髪の毛を用いて知覚することができます。

本講演ではOntennaの誕生から、今後の展望までを発表させていただきます。

16:50 2月報告会の予定告知/お知らせ/片付け

17:00 解散

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猫又大魔王猫又大魔王 2017/01/12 23:58 このニュースを初めて読んだ時、「世の中にはしなやかな発想のできる頭のいい人物がいるんだなあ」と感心しました。実際の使い心地はどうですか?

2017-01-06 『沈黙』できず。

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『沈黙 −サイレンス−』

遠藤周作原作を、マーティン・スコセッシ監督が!

観たい!!

でも日本人キャストが沢山出てる➡英語台詞は日本語字幕➡なのに日本人の日本語台詞は字幕なし➡日本人出た途端話がわからなくなるわたし日本人なのに‼

という日本人混じり洋画あるある

ラストサムライ」や「硫黄島からの手紙」、昨年春の「追憶の森」などもそうだ。

封切と同時に観に行ったのに、

洋画だから当然字幕があるだろうと安心していたのに、

小雪が出てきたとたん

ケンワタナベが出てきたとたん

字幕がなくなり話しが分からなくなってしまうのだ。


ブラピ主演で、日本人のろう者が出演したのに

字幕がなかった洋画「バベル」は、署名運動から大きな世論のうねりとなったのは2006年。

10年過ぎたいま、映画の世界もアナログからデジタルに変わり

字幕を付けることは技術的にもずっと容易になった。

制作者側は気付かないのだろうか?

映画を楽しむ人は聞こえる人だけではないということに。

だとしたらあまりにも想像力が欠如していないか。


「もれなく字幕ついているかな?」そんな心配をこぼしたら

「『沈黙』の公式フェイスブックからメッセージを送ってみるといいよ!」と

アドバイスをいただいた。

『沈黙 - サイレンス -』公式FaceBook

https://www.facebook.com/SilenceMovie.Japan/

早速送ってみると、五分も経たないうちに返信が。

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松森様

同様のお問い合わせをいただいており、

なるべく早めに実現できるよう調整を

しておりますので、しばしお待ち下さい。

よろしくお願い致します。

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10年前と違って今はこんなに簡単に思いを伝えることができるんだ。

分かってはいたけれど、改めて実感。

どうかみなさまも、

「日本人の日本語セリフにももれなく字幕を付けてほしい」

と一言送ってみませんか?

数は多ければ多いほど、ニーズも高いと分かります。


願わくば「字幕あるのかな?」なんて杞憂せずにすむ社会。

サイレンスの世界にいる人々にもあらゆる楽しみが届くこと。

そのためには、このようなことを我慢し、沈黙するのではなく

声を伝え続けていくことが必要なのでしょう。

自分がやらなくても誰かがやるからいいやって思いがちですが。

面倒ですが。

しんどいですが。

それでもやっぱり伝え続けなければ。


子どもたちにおなじ思いをさせないために。

子どもたちも楽しめる未来のために。

2017-01-04 あかるく、やわらかく、笑いあふれる一年に

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あかるく、やわらかく、笑いあふれる一年となりますように


「裾野は長し赤城山(あかぎやま)」


高校を卒業するまで過ごした群馬県、元私の部屋の窓から。

毎朝毎夜、この風景を前に様々なことを思い悩み願う日々を重ね。

そんな風景は今も昔も変わらず。


まばゆい光がすべての人に降り注ぎますように。

2017-01-03 2016年の振り返りと松森亭

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あけましておめでとうございます。



目まぐるしく、怒涛のように過ぎ去った12月。もはや昨年とは。

新しい年を迎えたいまですが、ほんのちょこっと2016年を振り返ってみます。

穏やかに迎えたかのように思えた新年でしたが

父が心筋梗塞で倒れ、弟が入院し、後半には私も体調不良が続きました。

みんな元気で健康が一番だと、改めて思った2016年

仕事面では、内閣府障害者政策委員会の任期が終了し少しだけ肩の荷がおりました。

この委員会では、法律に関することを一から学ばせていただく貴重な機会であり

またこれまでの政策議論されることが少なかった

障害のある女性や子ども、母親の視点」の重要性を繰り返し訴え

今後の私の仕事にもつながる経験となりました。

講演や講師業も多く、様々な方とお会いできるのは本当に楽しく。


拙著「音のない世界と音のある世界をつなぐ

 〜ユニバーサルデザインで世界を変えたい!」(岩波ジュニア新書)は

入学試験問題や、全国の学習塾の問題集などにも採用され

増刷のはこびとなりました。


「楽しむこと」に貪欲でありたいと

歌舞伎、お芝居、ミュージカル、映画、ライブ、美術館など

興味のあることにはなんでも出かけ、刺激をうけました。

そうしてやっぱり、年末はオーバーワークで息も切れ切れだったのですが…。

思い返せば行く先々で色んな人に助けられお世話になり

まわりのすべての方々のおかげで、やってこれました。


一年の締めくくりには毎年恒例の「松森亭」。

前夜から新潟郷土料理「のっぺ汁」の仕込み。

人参、大根、牛蒡、蓮根、里芋などの根菜と鶏肉、

さつま揚げ、竹輪などを刻み干し海老、凍み蒟蒻、

打ち豆(乾燥させた大豆)と一緒に煮込みます。

良い出汁がとれるので味付けは塩と醤油を少しだけ。

時間はかかりますが皆さん喜んでくれる一品。

材料を切るのは息子の役目。

のっぺ汁のあとには、「菊蕪」の酢漬けを依頼。

蕪に格子状に切れ目を入れ菊の花のようにするのですが

もくもくと作業をする息子を二度見。

細かな切れ目に思わず「‥‥プロですか?!」


仙台大豆は一晩じっくり水につけてもどし、「ひたし豆」に。

泥付き人参は、美味しいお塩でシンプルに。海老もたっぷり。

こんな和食に合わせるのは定期的に注文する新潟の岩の原ワイン「深雪花」。

さらりとしていくらでも飲める松森亭の定番。

お世話になったご近所さんが集まり、持ち寄ってくれたお料理や酒類で埋め尽くされるテーブル

今年もできてよかった。

翌日あわただしく荷造りを詩、実家グンマー行の新幹線に飛び乗りました。


2016年、すべての皆さんに感謝の気持ちをこめて。

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