モニワの逆襲

朝、グレゴール・ザムザは、気がかりな夢から眼を覚ますと、自分が寝床にて巨大な毒虫に変わっていることを発見した。

カフカ「変身」


私が、素敵な夢から眼を覚ますと、ブログコメント欄がモニワに占拠されていた。

2006-05-31 もにわ
2006-05-31 buroku
2006-05-31 buroku
2006-05-31 buroku
2006-05-31 buroku


モニワテルユキについて、書くことは、あまりに危険だ。と言う警告であろうか?っていうか、俺はグレゴール・ザムザか!!


腹が立った俺は、

タカアンドトシ「欧米か!!」
http://www.youtube.com/watch?v=xWyUPcgHRmk

を朝から観て、笑った。


いやいや、これは、傑作ですよ!!

(本稿以上、モニワ頑張れ)

(追記8:00くらい)
そういえば、こんなのがあったのを思い出した。
http://www2.ocn.ne.jp/~gimura/zamza.htm

その中の一つ

噂の真相』1行情報
グレゴール・ザムザが虫になったのは文学的不条理が原因との噂

 クールビズの憂鬱、あるいは新書礼賛

  アダルトなビデオを点けっ放しで眠ってしまったダメな私ですが、今日からクールビズみたいです。いえ、春夏秋冬、ネクタイを取っ払って仕事に励んで、周囲から浮きまくっている私なので、正直、クールにビズる必要は無いのですが。

  さて、クールビズというと上着無し、ネクタイ無しでOK!!なスタイルです。ネクタイ無しは、素敵な女性とクラシカル・ミュージックの演奏会に行くわけじゃなくて、会社に行くわけですから、別にどうでもいいのですが、ちょっと悩ましいのが”上着無し”というスタイルです。

  私は、鞄を持たない人間ですので、上着が極めて重要な格納庫です。財布、手帳、ipod、メールが打てない携帯電話。そして、本。”格納庫”上着があれば、しっくりと収まります。左中ポッケに財布、左外ポッケに携帯電話、右中ポッケに手帳と本。

  さて、右中ポッケの本。これも非常に悩ましい。悩ましさの根源は、最近の文庫本です。なんか字がデッカくなったからか、著者がパソコンを使って書くようになったからか、最近の文庫本は分厚い。手元にある文庫本を計測してみたところ、2.6センチありました。これを右中ポッケに入れると取り出し難い、というか、下手打てば取れなくなる。まあ、こういうときは、下の写真のように分厚いブツを解体してやればいいわけですね。

「おいおい、乱暴なヤツだな」っていう人がいるやもしれません。
あるいは、「前にも同じネタを使わなかったか、おい、こらっ!!」・・・。


  さて本題です。
  分厚い文庫本に困った時に便利なのが、新書本というものですね。昨今の「新書ブーム」を憂える向きもあるかもしれませんが、新書の薄っぺらさ*1を利用しない手はありません。実は、新書というヤツ、上着の右中ポッケにピッタリサイズなんですよ。まあ、私は大体周回遅れな人間なので、「上着無しでもいいお!」なクールビズが始まるときに、こういうことを言い出しちゃうわけですが・・・。

  気を取り直して、新書といえば、「新書マップ〜テーマで探す新書ガイド〜」というサイトが非常に便利ですね。あと、分裂勘違い君も「Web2.0をはるかに超える空前のイノベーション」で、新書の便利さを熱く?語っています。うむ。



で、ここで話は飛びます。私が感銘を受けた新書を紹介しましょう。

・真壁昭夫 「最強のファイナンス理論 (講談社現代新書)」(講談社

  新書という域を超えて、しかし新書的な分り易さで行動経済学について書かれています。なによりも参考文献紹介が充実しています。と思って、今見てみたら、参考文献は充実していなかった・・・。行動経済学の参考文献は、新書じゃないですが、多田洋介 「行動経済学入門」(日本経済新聞社)が、目眩いほどに凄いことになっています。なにはともあれ、「新書を軽く読んで、参考文献から本格的に勉強するのが新書の役割でアル」と偉そうに主張しようと思った、私の策略は失敗に終わりました・・・。

松原隆一郎消費資本主義のゆくえ―コンビニから見た日本経済 (ちくま新書)」(筑摩書房

  これも、先に述べた「行動経済学」を勉強する時の副読本にぴったりですよ。著者の松原氏。はてなkeywordによると「大道塾を本格的に学び(三段)」って良くわかりませんが、格闘技の一つでしょうかね?を学んでいるらしく、専門バカじゃないところも数々の著書、論評に重みがある所以かも知れませんね*2

・竹田茂夫 「ゲーム理論を読みとく (ちくま新書)」(筑摩書房

  これは、数あるゲーム理論本の中でも頭一つ抜きん出ています。ゲーム理論というと、「ゲーム理論は、現場で起こっているんだ。会議室じゃない!」から連想したのか知りませんが、 「ゲーム理論を会議で生かせ!」みたいなビジネス本もありますね。議論に生かすという小さなことに拘泥しないで勉強したいものです。本書を読み終えたら「松岡正剛の千夜千冊」の書評も読むのもいいですよ。

・西堀栄三郎「南極越冬記 (岩波新書 青版)」(岩波書店

  言わずと知れた日本中を巻き込んだ大ベストセラーです。これを読まずに、映画「南極物語」を語る無かれ!そして、ディズニーは、第一次〜第三次(第二次は行われていないけど)の南極越冬を汚すな! さて、本書を読んで感銘を受けた人は、今西錦司ヒマラヤへの道―京都大学学士山岳会の50年」 (中央公論社)に足を運ぶのも楽しいですよ*3。と思ったら、Amazonさんでは売っていないみたいですね。バカAmazon

宮元健次神社の系譜 なぜそこにあるのか (光文社新書)」(光文社)

  これは、つい最近出た本ですね。本書を読んで民俗学に興味を持たれる方が、出現するかもしれません。とにかく面白いですよ。近くのあの神社が、実はアレだったんだね!って個人的に身近な話もあったりします。



なんか脈略が無くなってしまいましたが、なにはともあれクールビズ。夏の盛りが待ち遠しいですね^^

(本稿以上)

*1:ここでは物理的な意味で用いています^^

*2:あ、これは個人的な感想ですので、アンチ松原な方、ごめんなさいです。

*3:足を運ぶというのはカケ言葉です^^

 真面目な話の前に、ショッキング・・・

  今晩はね、真面目な話を書こうと思っていたんですよ。マジ。でもそれ以上に、腹立つ話があったし、鯖の塩焼きをつまみに酔っ払って、真面目な話を書くのもナンだな、と思いながらね、別の極めて真面目な話を書くことにしました。

2ちゃんネタは誰のもの? スレ紹介ブログの閉鎖相次ぐ (魚拓)

 その一過か知らんけど、

ニャー速。 - 2ちゃんねるスレッド紹介ブログ -

が壊れてしまったらしい。正直なことを申すと、2ちゃんねるにハマッていたのは、電車男スレに荒々しいことを書き込み、見事にスルーされて、俺の小説デビューが遅れた頃が、俺の脳内全盛だった。その後、”嵐商事”が吹き荒れていた頃なんかには、両手で数えられないほどのスレッドをヲッチしていたものだ。

  しかし、現在の俺は現実世界で、熱い恋をする身分なオレ様な、わけ。で魅力的な女性とイチャイチャする妄想に励むことがライフワークになっちゃって、2ちゃんねると言われても、「はぁ?」。あるいは「(藁)」、な感じなチャネリングなわけ。だがしかし、私は、ニャー速。がちょっと好きだった。スレッドに参加することなく、読んで、笑い、そして泣くサイトとして。それが、300万円/月くらいアフィリエイトで儲けていた?はぁ?2ちゃんねるのレスは誰のもの?といわれても、はぁ?って感じだ。300万円/月、くらい見逃して遣れよ。



  さて、俺の茶けた四畳半和室のパソコンさんには、「●78歳 男 だけど質問ある?」という感動が保存してある。だから、「ニャー速。」が滅びようと、正直、全く無関係だ。しかしだな、実はこれから、あれへ展開しようと思っていた俺には、それのキャッシュがネット世界に残っていない、ただそれが残念だ。

  繰り返そう。「●78歳 男 だけど質問ある?」のファイルは俺のパソのゴミ箱にある。保存しようとした、いつだったかの俺に感謝する。どうも、ありがとう!!

(本稿以上、怒りは続く)