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ガンマ線バースト

サイエンス

ガンマ線バースト

がんませんばーすと

ガンマ線で空を見ると数秒以下の短い間だけビカッと光る現象があり、ガンマ線バーストと呼ばれる。天文学用語。最初に発見したのはアメリカ核実験監査衛星で、地上の敵国を見張るつもりが、宇宙から予想だにしないモノを見つけてしまった。その報告があったのが1973年。発見当初は地球大気での現象だとか、太陽系内だとか、銀河系内だとか言われてた。90年代になると、この現象は天の川に集中しておらず全天に均一に分布していることが報告されて、銀河系外の現象らしいことがわかる。で、問題はむっちゃ遠方かわりかし近いかで、遠方なら超新星以上の爆発エネルギーになるので、どーしよー、という話になってた。ところが、1997年、ついに可視域で対応天体の同定に成功して、そのスペクトルからなんとでかい赤方偏移を検出=宇宙論的な距離なことが判明。超新星の数百倍のエネルギーを誇る、宇宙最大の爆発現象として一躍天文学の一大ムーブメントになる。2003年には超新星との直接の関連が観測的に確認され、とりあえず超新星にともなうジェットであることが確定した。ガンマ線バースト天文学黎明期を抜けて発展期へと突入。現在に至る。


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