熱帯魚の一種。アマゾン川一帯に広く棲息する。名前の由来は円盤(disc)から。名前通り円盤状の体型をしている。熱帯魚の王様とも呼ばれたことがあるらしい。
分類上はシクリッド科シンフィソドン属に属し、二種五亜種からなると言われてきたが、近年では三種に分類し、亜種を無効種とする見解が出されている。
Symphysodon discus disucus
ディスカス種の基幹種。いわゆるヘッケルディスカスと呼ばれる種で、主産地はネグロ河。いささか神経質で飼育・繁殖が難しいとも。真ん中に走る太いライン(ヘッケルライン)が特徴。
Symphysodon discus willischwartzi
ヘッケルディスカスの亜種。アバカキシス産。アバカシヘッケルと呼ばれるもの。ウイリーシュワルツ博士によって記載されたのでこの名前がある。これはシノニム(無効種)とする見解が有力。
Symphysodon aequifasciatus aequifasciatus
アエキファシアタス種の基幹種。いわゆるグリーンディスカス。ソリモエンス河の上流にすむ。
Symphysodon aequifasciatus haraldi
いわゆるブルーディスカス。ネグロ河とソリモエンス河の合流点付近に多く住む。ヘッケルディスカスとの交雑種も多い。特にヤムンダ、マナカプルなどの産地が有名。これもシノニムとする見解がある。
Symphysodon aequifasciatus axelrodi
いわゆるブラウンディスカス。アマゾン川下流域に住む。赤色が強い個体をレッドディスカスと呼ぶ。ソリッドレッドとか、アレンカーレッドとかいうのもこの種。アレンカーは本亜種の有名産地。
他に改良種が多く産出される。ドイツがかつては主要生産地であったが、近年は台湾・香港・タイ・マレーシアなど東南アジアで多く養殖されている。特にマレーシアのペナンが有名。これもシノニムとする見解がある。
Symphysodon tarzoo
1959年に記載されたが、1960年にシノニムと判定されてきたが、近年別の種として記載された。テフェ・グリーンとかロイヤルグリーンとか言われる、尻びれや体側に分布する赤い斑点が特徴。
ただディスカス自体が種として固定されておらず、今後も研究の進展により、分類が大きく変わる可能性もある。
mew_c2012-02-23
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