写真家。 関連語 リスト::写真家 1899年フランス文学教授の子供としてハンガリー(現在のルーマニア) トランシルバニア地方ブラッソーに生まれる。 本名はギューラ・ハラスだが1925年頃からブラッサイ(ブラッソーから来た男)と名乗る。 戦後は作品を雑誌に発表するほか、舞台や映画にも取り組む。 晩年は著作に専念し、“ピカソとの対話”、“実物大のヘンリーミラー”などの著書を残す。 1978年にフランス写真大賞受賞、1984年に近代化し変わりゆくパリ市街を嘆きながらニースで亡くなる。
今朝は、コンビニのおにぎりのビニールを剥くやつではなく、2個のパック入りの、米に海苔がくっついた方を電車で食べたら、これが旨かった。 海苔の味がおにぎりに移って、しっとりしてる。 明け方の空腹に染みる、そのおにぎりの何とも言えない深い味わい。 海苔がパリパリしているのがスタンダードだなんて誰が決めた。 おにぎりQか? 記憶や経験によって、好みの味の基準は人それぞれだ。 自らまでを順位に当てはめるのはやめにしよう。 気づかない間に好きだったものまで、別の何かにすり替わってしまっているかもしれない。 大袈裟か。 細野晴臣と中沢新一のラジオでは、昭和の話。 島倉千代子の『からたち日記』は、情報ではな…
「ブラッサイ、あるいは、秘部という名の宇宙」 駅の二階の出口は各通りへと続く歩道橋になっている。 そのすぐ出たところは植え込みになっていて、コンクリートの、 ちょっとした囲いがあり、それは、ちょっと腰掛けて座るのにちょうどいい。その一角に陣取っているのは、 ホームレスの女である。 「つんころ」と三河弁か遠州弁か、わからない言葉で、 荷物のひとまとまりを指す言葉を、私の両親が使っていたが、 そういう「つんころ」を身の回りにおいて、憩っている。 ひとりごとを言っていることもある。 その前を通るたびにちらりと見て観察する。 靴だけはちゃんとしているような黒い皮に見えるスニーカーである。 太っている。…
小説の誕生 保坂和志017 誤読 019 全体的眺望 027 レコード 031 発想が単純すぎる 033 わんわん泣いて 043 語りを目的に向かって絞り込む 064 と同じくらいに積極的な行動である 071 継承者なんだなあ…… 076ー077 そんな気持ちだけで読みつづけられるはずがない 078 「ベケットが死んだ」 087 うんざり 096 十ページ読んでは休み 101 もっと救いがたいのは 107 演奏が本当に 113 末井昭 168 という状況分析は芸術家の仕事ではない 194 「複製は実物とーイデオロギーというか」 221 なんでもかんでも子どもに合わせて 249 「児童文学」にか…