マジック:ザ・ギャザリング

ゲーム

マジック:ザ・ギャザリング

まじっくざぎゃざりんぐ

米Wizards社が販売する、トレーディング・カードゲーム。英語表記は「Magic: The Gathering」。

略称は「マジック」「MTG」「M:TG」など。日本語版は第4版から発売開始された。

概要

1993年に発売された、世界初のトレーディング・カードゲーム。現在11ヶ国語が発売され70ヶ国以上で遊ばれており、壮大なストーリーを元にした1万種を越えるカードがある。プレイヤーはカードを自由に組み合わせて自分だけの「デッキ」を作り、対戦相手と1対1の対戦をおこなう。カードは自分の戦術に合わせて自由に組み合わせることができる。また、美しいイラストの描かれたカードを集めていくのも楽しみのひとつであり、コレクション性とカードゲームのゲーム性とが融合した、まったく新しい形のゲームカルチャーを生み出した。

2004年末までの日本語版の代理店はホビージャパンであったが、Wizards of thr Coast?社との契約が切れたため、2005年1月よりタカラトミーが代理店となった。

2014年1月、FOXによる映画化が発表された*1

ゲーム性

新エキスパンションが定期的にリリースされることで戦術の固定化を防ぎ、ゲームバランスに流動性をもたらしている。これにより新鮮味を失わず飽きることがないという利点が生じているが、反面ユーザの負担も(資金面、知識面ともに)増大し続けるなどの欠点もある。

また商業的観点から短期間での新セット販売を強行する傾向にあり、その結果デバッグが不十分でしばしば致命的なバグを内包しており、発売と同時に公式ルールでの使用禁止カードが発表されるなどゲームとしての質の悪化が指摘されてもいる。

ゲームデザイン数学者のリチャード・ガーフィールド。様々な種族が強力な特殊能力を駆使して覇を争うボードゲームコズミックエンカウンター」に着想を得たという。

当時は各プレイヤーが「少しばかりカードを買って」「仲間内だけで」遊ぶ程度の規模を想定しており、そのため単体で強力なレアカードが複数存在していたが、実際には「多量にカードを買って」「様々な相手と」対戦する状況となったために、初期にリリースされたバージョンのゲームバランスでは完全に破綻してしまい、2版からはこれらの大半が削られた。しかしそれら「破綻した」カードはその圧倒的な性能ゆえにトレーディングで人気を博し、1枚あたり数万円で取引されるなどしてちょっとした社会現象ともなった。

マジック:ザ・ギャザリングのゲーム

マジック:ザ・ギャザリング オンラインプラス

日本ではメディアクエストから発売されたWindowsソフトウェア。開発元のMicroproseが倒産したため現在では生産停止となっている。

主に第4版を中心に、「アラビアンナイト」〜「ザ・ダーク」「アンリミテッド」「リバイスド」のカードが一部収録されている。

オンラインプラスに収録されている「シャンダラー」は、プレイヤーは魔法使いとしてシャンダラーの世界でカードを集め、邪悪な魔法使いを倒すといったRPGである。

オンライン対戦も出来るが、Windows2000/XPには対応していない。

Magic Online?

Wizards of thr Coast?社から発売されたWindowsソフトウェアインターネット環境・英語専用。略称は「MO」「MTGO」など。

Apprentice32やMagicWorkStationのように最初から全てのカードが使えるのではなく、実際のお金でパックを購入し、パックから手に入れたカードでデッキを構築する。

またそのエキスパンションのカードを全て集めると、実際のカードと交換する事も可能。

Apprentice32

Dragonstar Studios制作のフリーソフト略称は「AP」。

ソフトウェア自身は英語だが、有志の手によってカードテキストを日本語化するツールがリリースされている。

オンラインプラスやMagic Onlineとは異なり手動でカードの操作を行う必要があるが、あらゆるカードを扱うことができる。

かつてWotC社と著作権論争が起きたが、WotCがスポンサーとなることでその問題を解決した。

初期の頃は「Apprentice School」や「英国紳士のお屋敷」といったポータルサイトが中心となって活動していたが、やがて閉鎖。

その後は「Apprentice & Netdraft Infomation」「あぷえぬすた〜と」などがポータルサイトの中心となったが、やがて一方は閉鎖、もう一方は活動縮小となった。

Apprentice2.0もスクリーンショットが公開されたが、結局ベータ版が出る事はなかった。

ちなみに現在のDragonstar Studiosのドメインは、Apprentice32とは無関係の音楽団体によって運営されている。

Magic Workstation

Magi-Soft制作のシェアウェア略称は「MWS」。

シェアウェアのため未レジスト状態では機能が制限されているが、通信対戦のできるツールは何の制限もなく使用できる。

インターフェイスMagic Onlineに近い形となっており、Apprentice32よりもグラフィック面が強化されている。その分Apprentice32より重い。

Magic Workstationにはカード画像を表示する機能があり、そのカード画像をダウンロードできるサイトがある。その事に関して著作権の問題が議題となっている。