1930年代〜40年代に映画界で活躍した、アメリカのボードビル/コメディ・グループ。 長男チコ、次男ハーポ、三男グルーチョ、五男ゼッポの兄弟により構成される(ゼッポは後に脱退)。 徹底的にナンセンスでスピーディーなギャグで知られ、代表作は「我輩はカモである」(原題:Duck Soup)[1933年]。日本でも、ドリフターズの「ヒゲダンス」がグルーチョの歩き方をモチーフにするなど、熱狂的な信奉者は多い。
:コメディアン
本日に野暮用から戻りましたら、新潮社「波」6月号が届いておりました。 今月号は付録で物販カタログがついていて、いつもより大きな封筒に入って おりました。このカタログは、中を見ることもなしで、右から左です。 今月号の目玉は、小林信彦さんの文章が掲載されていることですね。 先月に小林さんの「決定版 世界の喜劇人」の決定版が刊行されたので すが、それに合わせての署名入り文章でありまして、「最新の肉声を伝える 『あとがき』と『インタビュー』を再録します。」とありました。 決定版 世界の喜劇人 作者:小林 信彦 新潮社 Amazon 当方の行きつけの本屋には、これは入らずでありますので、いまだにこの本を…
ダリが描いたハーポ・マルクスの肖像 われわれが見た最初のマルクス兄弟の映画、『けだもの組合』は、私ばかりでなく、誰の眼にも、一つの異常なもの、日常的な語や映像の関係からはふつう生まれ出ない特殊な魔術を、スクリーンという手段によって解放したものと映った。そして、もし、シュールレアリスムと呼ばれる、精神の特徴的な状態、明白な詩的段階があるとしたら、この『けだもの組合』は、まさに完全にそれに加わるものである。アントナン・アルトー 私の作品に最も影響を与えた人物が3人います。それはグルーチョ、チコ、そしてハーポ・マルクスです。ウジェーヌ・イヨネスコ ハルポマルクス神の糞より生まれたり西東三鬼 あなたの…
本日ではないよ、15日だよ。注意 我輩はカモである BSプレミアム4月15日(木)午後1時00分〜2時10分 シェアするhelptwitterfacebook ナンセンスなギャグで日本のコメディアンにも大きな影響を与えたマルクス兄弟の代表作。財政難に陥ったフリードニア国は、大富豪のティーズデール夫人に資金援助を依頼、夫人は、お気に入りのファイアフライを首相にすることを条件に承諾する。一方、隣国の大使はフリードニアの乗っ取りを画策し、スパイを送り込むが…。グルーチョ、チコ、ハーポ、ゼッポの4兄弟が抱腹絶倒の笑いでファシズムを痛烈に風刺した傑作コメディー。www.nhk.or.jp 我輩はカモであ…