エロチック街道 (新潮文庫) 作者:筒井 康隆 新潮社 Amazon 正月に「新春スペシャル「100分de筒井康隆」」を見た。実に素晴らしい内容だった。筒井文学は主に初期の作品や『文学部只野教授』、『残像に口紅を』など虫食いで読んでいたのだが。まだまだ未読の作品がある。まずはと、『エロチック街道』筒井康隆著を読む。 「幻想小説、言語実験、ナンセンス、パロディ、純文学」などなど。笑ったり、感心したり、怖くなったり、眩暈を感じたり。どれもみな、筒井印。作品を適宜紹介。 『かくれんぼをした夜』子どもの時、かくれんぼをしたら、一人だけ行方不明になった。神隠しだや天狗にさらわれたと噂になる。で、後年、ひ…