※2018年10月2日のYahoo!ブログを再掲。 ↓↓↓ 気骨 経営者 土光敏夫の闘い(感想文18-36)に続く、経営者に関連する本。とはいえ、本書の主人公である三島海雲(1878-1974)は経営者としてはかなり異質かもしれない。 私がカルピスのルーツに興味を覚えたのは10年ほど前のことだ。仕事で会う予定の人物のプロフィールに並ぶ<三島海雲学術研究奨励賞>という経歴に目が止まった。(p.3) 著者と同じく、私も三島海雲という名前を知ったのは、<三島海雲学術研究奨励賞>なのだ。その賞の名称を見て、「三島海雲ってなんだろう?」と疑問に思った(人名でなく地名かと思っていた)のだが、ちゃんと調べる…