「二次元平面上の地図(ただし飛び地はないものとする)は必ず4色で塗り分けることが可能か否か」という数学上の問題。1976年にケネス・アペルとヴォルフガング・ハーケンが当時の最高速のスーパーコンピュータを1200時間以上使用して、常に可能であることが証明された。四色定理。
問題のシンプルさに対して証明は最終的にコンピュータによる総当たりを使い、さらにその証明に特に応用性がないことから、「エレガント」な証明に対して「エレファント」な証明と呼ばれる。しかし現在でもコンピュータを使わない証明は見つかっていない。
携帯電話の基地局配置などにも応用される。すなわち、周波数の同じ電波同士で混信してしまうタイプの携帯電話システムでは、最低4つの周波数を基地局間でうまく組み合わせればよいことになる。
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