一条真也です。24日になりました。クリスマス・イブですが、今年はコロナで盛り上がりませんね。一方、最高に盛り上がっているのが『鬼滅の刃』ブームです。『鬼滅の日本史』小和田哲男監修(宝島社)を紹介します。日本の古典には鬼が“実話”として記録されています。なぜ鬼は生まれ、人々を苦しめたのか。そして、鬼とは一体“誰”だったのか。『鬼滅の刃』のルーツと隠されたメッセージを探る本です。監修者の小和田氏は1944年、静岡県生まれ。1972年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。2009年3月、静岡大学を定年退職。静岡大学名誉教授。研究分野は日本中世史で、多くの著書があります。 本書の帯 市松模様の本書…