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西之島

(地理)
にしのしま

西之島は、東京都小笠原村にある小笠原諸島の島の1つ。無人島。
父島西方約130kmにあり、全体として平低な安山岩質の島である。
1973年,西之島至近の海底で有史以来噴火記録のない西之島火山が活動を開始し、新島を形成した。

新島の誕生と一体化の経緯

  • 1973年に付近の海底火山が噴火し、新島(西之島新島)が誕生した。後に西之島と接合し、一体化した陸地となった。
  • 2013年11月、付近の火山が噴火し、新たな新島が誕生。同年末に一体化。
  • 2014年2月3日、東西約850m、南北約700mの大きさに及んだ。
  • 2014年7月23日、国土地理院が7月4日無人航空機で撮影した画像を分析したところ、海面に出ている溶岩量が東京ドーム18杯分に相当する約2220万m³に達したと発表した。標高は74m、面積は1.3km²。
  • 2014年9月17日、海上保安庁が航空機で上空から観察したところ、中央部の火口の周囲に噴出物が堆積した「火砕丘」が形成され、標高約80mに達していることが分かった。火砕丘は南北約400m、東西約300m円錐状となっている。噴火活動で新たにできた陸地面積は約149haに達し、噴火前の西之島(約22ha)は7割ほどが溶岩流で覆われた。合計面積は約1.56km²で東京ドームの約33倍となった。
  • 2016年12月には、当初の9倍にあたる約2.7km²まで広がり、島の最も高い所は25mから143mになった。島の拡大で沿岸から約22kmの領海は、約70km²広くなった。
  • 2017年4月、いったん収まっていた火山活動だったが、再び噴火が確認され、面積の拡大は続いているとみられる。

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