男性と女性が共に参加しているグループのこと。男女混合グループとも呼ばれる。
主に歌手やアイドルの場合、男女混成ユニット又は男女混合ユニットとも呼ばれる。
J-POP系ではバンド形式が主に多く見られる。
男女2人が共に歌唱する場合、男女ツインボーカルと呼ばれることがある。
女性1人・男性2人のトリオ構成のユニットがヒット曲を多く連発する確率が高く、DREAMS COME TRUE(のちに男女2人組ユニットに)やいきものがかりがその成功例である。
1990年代のJ-POPブームでは、小室ファミリーがTRFやglobeなどといった男女混成ユニットを輩出している。
アイドルユニットとしては、昭和時代では5兄妹ユニットのフィンガー5が有名で、平成時代では男性主体のAAAが『NHK紅白歌合戦』の連続出場を果たし、紅組と白組の両方を制覇したことで男女混成アイドルユニットとして最も成功した例となっている。
近年のアイドル戦国時代では、Dream5やTEMPURA KIDZ、滝竜人25といった複数の女性メンバーの中に男性1人だけのアイドルユニットが見られる。
B.B.WAVESや青SHUN学園といった大多数ユニットは、男性メンバーが数名含まれていても女性アイドルユニットとして扱われることがある。
AKB48を男女混成アイドルユニットにする計画をプロデューサーの秋元康さんが2011年に発表したが、現時点では実現していない。
歌謡曲では1960年代後半のピンキーとキラーズが男女混成ユニットとしては初の『NHK紅白歌合戦』出場を果たし、男女混成ユニットが70年代頃から多く見られるようになった。
演歌では、主にユニット名ではなくデュエットをする男女歌手の名前が挙げられる名義が多い。ユニット名を使用しているものではオヨネーズが代表的である。
主に昭和のアニメソングや童謡などでは、個別の歌い手がデュエットで歌唱する例が多く、コーラス担当も含めた単位歌手表記クレジットとなっていることが多い。
『おかあさんといっしょ』では男女ペアで楽曲を歌うケースが主流となっている。