中国の故事「三年蜚(と)ばず鳴かず」から。 本来の意味は、「将来大いに活躍しようとして、じっとその機会の来るのを待っているさま」。 現在では、「これと言った仕事や活躍をしないでいるさま。ずっと目立った行いもなく、人から忘れられたようになっているさま」の意味で用いられる 泣かず飛ばずと書くのは誤り
言うに及ばず。難しいと言うのは簡単だ。 *** 真空管アンプは実家へ。アコースティックギターの練習。キーはE。 以下、アマチュアフィンガーピッカーの備忘録。 ・手のMP関節、すなわち第三関節、つまり拳の骨、ではなくて、掌の手相のところからうごかす意識をもつ。 ギターを弦をはじく側の手の話だが、岩登りのカチ持ちにもつかえそうな気がする。もっともしばらく登っていないから架空のtipsかもしれない。しかしともかくも試みよう。 以上、報告おわり。 ランキング参加中音楽
鳴かず飛ばず。 もともと、中国は春秋時代の故事ですね。 楚という国のある王が、即位したにも関わらず、全く国政を見ようとしない。 重臣が、鳴かず、飛ばずの鳥がいる、と謎をかけたところ、王は、その鳥が飛べば天まで至り、鳴けば皆を驚かせるだろう、と言った、という。つまり、その鳥とは、他ならぬ、王のことです。 でも、日本ではなんとなくニュアンスが違っているように感じますね。 どちらかというと、暴力反対版「踏んだり蹴ったり」みたいな感じで、自信をもって「その鳥は~」とも言えず、そのまま消えてしまいそうなニュアンスです。その後に救われるところがないと言うか。 私は鳴かず飛ばずだ!と、本来の意味で自分を鼓舞…
政府内で株式投資などによる金融所得を社会保険料に反映させる検討が行われています(共同通信記事「金融所得で保険料増を検討 医療介護、不公平見直し」ヤフーニュース)。 現行制度上確定申告しなければ預貯金の利子や配当金、株式売却益があっても所得0で扱われ社会保険料も0となり投資で1億円作ったいわゆる億り人は20.315%の税金だけで完結するのは不公正といった声が背景にあります。 実際その通りで例えば1億円作って後は源泉徴収ありの特定口座を通じ配当利回り4パーセント程度で安定的な業績を毎期出しているプライム市場上場銘柄に投資して放置しておけば減配にでもならない限り約20%の税金を差し引かれて320万円…
20年くらい前の2月、青春18切符を使って北に向かったことがあった。目的地は北海道。道内を鉄路でひととおり周りながら、北の開拓者たちが残した土地の余韻や名物を味わいたい。そんな無計画な旅だったのだが、どうしても外せないと思っていたのが、作家・佐藤泰志の故郷である函館に行くことだった。真冬の函館湾は頬を突き刺すような寒風が吹き荒れていた。北国の叙情と緊張を我が身のなまった神経の奥深くにひしひしと届けてくれる快感があった。 小説が好きな人なら佐藤泰志の名はそれなりに見知っているかもしれない。彼の小説は日本人が読み継いでいくべき作品だ。同様の作家は、最近の人だと伊集院静がそうであるし、少し昔の人なら…
2024年4月26日更新
日経記事「付加価値の適正分配 再考を」と「政策保有分」もあなたの責任」は目を通しました。 四半期開示制度=株主利益至上主義と誤解している人だとか気候変動等非財務開示と財務開示をトレードオフとして扱う企業があったりして大変迷惑です。 前者の記事は主に「株主還元が増える一方で賃上げはないし売上高も設備投資も停滞し国全体でGDPも停滞した。株主還元の原資はコストカットによる利益で本来投資に回すべき資本も投資家によって回収されている。増資など市場での資金調達は1兆円程度なのに自社株買い含む株主還元は30兆円もあった。失われた30年は投資家による企業資本の回収の時代だったので低成長だったのではないか。そ…
今日はウイニングポスト10 2024のお話しを書きますね。 どうしても系統を確立したい子がいるのですが、現状少し厳しい状態のようです。 この子なのですが……。 種付料があまり高くないのが辛いところで、それはこれからどうにかしようと思っています。 サイアーランキングでは1位だったりするところを見ると、それなりに評価されているようにも思えます。でも私の繁殖牝馬に付けようとすると、爆発力がとても低いのですよね。どうなっているのだろう? 能力値も良いですし、思い入れがとてもある馬なので、どうにか子系統まで持っていきたいです。 親系統って、現役種牡馬を退いた後にもなれるらしいので、まずは急いで子系統にし…
釣りの方は鳴かず飛ばずですが、今年はピーマンの育苗が過去最高にうまくいったような気がします。3月3日に種まきして、温室に入れて発芽させ、双葉が出てから鉢上げする際に、鶏小屋の床に敷いている堆肥(鶏糞を豊富に含む)が1に対して、菜園の土を5くらいの割合で混ぜてて用土として使ったのが良かったのか。 市販のものとは比べようも無く背が低くてヒョロヒョロですが経験上ヘッポコの育苗方法ではこれ以上立派ながっしりとした苗にはならないんです。 しっかりした苗にしようといたずらに時間をかけてしまうと1年で一番降雨の少ない5月に畑に移植することになってしまい、水不足で枯れてしまう苗も出てくるので、去年くらいからま…
YouTuberのLeo the football著『蹴球学』を読了。 いつからかYouTubeで著者のサッカーの試合の解説動画を観るようになり、最初は高飛車な物言いが好きではなかったのだが、その的確な内容に徐々に興味を惹かれ、気づけばファンにまでなっていた。 彼はもともとはお笑い芸人であり、ラッパーもしていた。しかしどちらも鳴かず飛ばずだったようで、いつからかサッカー解説でYouTuberになり、いまでは20万人以上のチャンネル登録者数を誇っている。 彼はサッカー未経験ながらも、サッカーの戦略分析には秀でており、自身のサロンを開講し、自身がオーナー兼監督を務めるシュアボ東京というサッカーチー…
はじめに。 元ソニー・ミュージックエンタテインメントのプロデューサー今泉雅史です。 「最近のヒットチャートはわからない」「音楽の分断化が進み国民的ヒットがない」「昔の曲がいい、今の曲がいい」とか言い争うのはよしとしても、好きなジャンル以外に関心が無いのは、困ったものだ。 いま、アイドルの世界では、ジャニーズ問題が大きいが、Jポップスの世界ではアーティストがダイレクトにSNSから発信するスタイル、今までのメーカー、プロダクションの枠を取り払ったミニマムな展開からの自然発生的なヒットの時代を迎えている。 自主制作を超えた新しい配信と、サブスクの時代に、あえて70年代から90年代のアナログからCDへ…
アメリカン・フィクション Jeffrey Wright Amazon ★★★ 小説家のモンク(ジェフリー・ライト)は作品に黒人らしさが足りないせいで鳴かず飛ばずだった。やがて身内に不幸があり、また、母親を介護するために多額の資金が必要となる。切羽詰まったモンクは冗談で黒人らしさをふんだんに取り入れたジャンク小説を書く。ところが、それがベストセラーになるのだった。 原作はPercival Everett『Erasure』【Amazon】。 『ゲット・アウト』系統のPCを風刺した映画。『ザ・ボーイズ』もそうだったが、このところPCを皮肉った映像作品がアメリカから出てきて面白い。PCは差別を解消する…
今回は4月電撃の新文芸・GA文庫・富士見L文庫・サーガフォレスト新刊感想まとめです。内訳は電撃の新文芸が続巻1点、GA文庫が続巻4点、新作1点、富士見L文庫が続巻1点、新作1点、サーガフォレストの続巻が1点の計9点になります。気になる作品があったらこの機会にぜひ読んでみて下さい。 ※紹介作品のタイトルリンクは該当書籍のBookWalkerページに飛びます。 Unnamed Memory -after the end-IV (電撃の新文芸) Unnamed Memory -after the end-IV(10) posted with ヨメレバ 古宮 九時/chibi KADOKAWA 202…
以前からときどき記事にしてきた俳句のこと。 今回も控えめにご報告です。 みなさんが、「凄い!」と思えるような句を作るのが夢。 夢ということは、まずもって夢のようなこと。 それでも続けるのは使命に燃えているから。 え、なんの使命? それは日本の文化を受け継いでいくこと、俳句は文化なのです。 守れ!日本文化を。 連日の句会 同人会に参加 最後に 連日の句会 4月になりました。 入学式に合わせたように桜が咲きました。 そして、すぐに葉桜となり、桜吹雪が舞っています。 こうした花の移り変わりがすべて俳句になるのです。 それも、人それぞれに見え方が違い、それぞれに感じ方が違います。 そうやって見ているも…
こんばんは、まなです。 今日はブログタイトルとブログネームにまつわるお話です。 勢いあまってやらかした恥ずかしい過去の振り返りなので 顔から火を出しながら文章を打ってます・・・笑 ちなみにこのブログは 収益化を目指すのはもちろんですが フリーランスになった時のお仕事発信の場としての意味合いも兼ねて 日頃から書き綴っております。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); そもそものスタートから間違えてしまった感 正社員職を辞し、お勉強しながら在宅でできる仕事を探していました。 それが2022年10月のこと。 ほどなくして在宅事務のお仕事…
一作目が個人的にヒットだったので、迷わず2巻目に突入です♪1巻目のレビューはこちらになりますので、もしよかったらご覧ください! hituzinoshosai.hatenablog.com 今回の主人公は、脱サラして夢のお笑い芸人の世界に飛び込み、鳴かず飛ばずで気がつけば8年が過ぎてしまった主人公、という設定です。ガネーシャと釈迦との出会いをきっかけに本当にやりたい事に出会い、自分の人生を見つけて生きて行く面白おかしな物語です。今回の テーマはらんぷの苦手なお笑い芸人の世界だったのですが、あっという間に読み進めることが出来ました! 1巻とは違って、かなりエンターテイメント側にふった感じの小説とし…
ゴリ部長オーディオブックAudible(オーディブル)で聴く小説は、まるでTVドラマだよ。 情景が目に浮かぶ繊細な文章と、感情のこもった朗読でどんどん続きが聴きたくなる。 本記事では、Audible(オーディブル)12万タイトル聴き放題の中から、おすすめオーディオブック「感動する小説」をご紹介します。 それでは早速いってみましょう! オーディブルは2か月無料で試せるキャンペーン中。今こそトライしよう。 →オーディブルキャンペーン詳細ページ 【本記事の内容】 Audibleとは おすすめ小説20選 Audibleの登録方法と聴き方 別記事、Audible(オーディブル)の使い方は、時間があるとき…
「起業して5年以上経っているのに、まるで鳴かず飛ばずです」と嘆くインストラクターの方から相談を受けた時の実例です。 その人のサイトを見てみると、やたらと「注意書き」が多く、その内容がお客様にとって不利なことばかりです。これでは買いにくいので、敬遠する人が多いだろうなと感じました。こんな感じのことがズラッと書かれてありました。 ・キャンセルは一切不可 ・キャンセル料は100% ・遅刻厳禁 ・支払いは当日現金払いのみ ・希望日時を第三希望まで明記(必須) これでは買う気が失せます。色々と厳しすぎです。その点を指摘して改善してもらったところ「5年間来なかった問い合わせが遂に来ました!」との報告があり…