「推定無罪」 ではなく 「推定有罪」 そんな価値観で動くプラットフォームの実態 今回は、それを明らかにして行きたい。 ■ はじめに 事例:売上金の“凍結”と“没収” 問題点1:主観的判断での断罪 問題点2:推定有罪と消費者契約法の逆行 問題点3:逆転した“証明責任”構造 「AIによる自動判定」という新たな逃げ道 法治ではなく“恣意治” 今後に向けて:制度的な是正が必要 ■ 最後に ■ はじめに 本来、法の原則において 「疑わしきは罰せず(in dubio pro reo)」 は基本中の基本である。 ところが、この近代法の大原則が、ある巨大プラットフォームの前ではあっさりと踏みにじられているとし…