切なかったけれど『もやもや』がすっきりした! 染井為人さんの小説『正体』を読みました。 ネタバレしますが、冒頭を紹介しますと…若い夫婦と、2歳の幼児の3人を殺害した罪で 服役していた死刑囚『鏑木 (かぶらぎ) 慶一』が 脱獄した。 警察は威信をかけて、賞金を吊り上げ、行方を 探すが、鏑木は、偽名を使い、整形をしてまで 東京、長野、山形…と棲み処を転々とするので 捕まえられない。 不思議なことに、逃亡中の彼に、出逢った人の すべてが、彼のことを悪く云わないばかりか、 彼に助けられたと、恩義に思う人もいるくらい 親切で、正義感が強い人物像が浮かんでくる。 1年越える逃亡劇の裏には、なにかどうしても…