元女子サッカー選手。ポジションはミッドフィルダー。
1978年9月6日生まれ、東京都府中市出身。身長164cm、体重55kg。
東京都立南野高等学校(現:東京都立若葉総合高等学校)卒業、帝京大学文学部中退。
巧みなテクニックと正確なパス、豊富な運動量、献身的なディフェンスで攻守両面に活躍するサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)の象徴。年を経るごとに卓越した戦術眼に磨きをかけている。体格には恵まれていないが、ヘディングと相手のマークを外すのが上手く、よくセットプレーのターゲットになっている。主にトップ下など攻撃的なポジションを務めていたが、2008年北京オリンピックの後はボランチを任されて新境地を開拓している。
サッカー日本女子代表には1993年に15歳の若さでデビュー。以来、数々の世界大会で活躍し、代表試合出場数と得点数は男女を通じて歴代1位の記録を持っている。
2006年2月18日のロシア戦で日本女子サッカー初の代表キャップ100獲得。
2011年、FIFA女子ワールドカップにてサッカー日本女子代表の主将を務め、大会を通じて5得点を挙げゴールデンブーツ賞(得点王)とゴールデンボール賞(MVP)を獲得、日本初優勝に大きく貢献した。
2015年、FIFA女子ワールドカップ大会出場記録が、6回で最多となり、ギネス世界記録に認定された。
2015年8月8日、ベガルタ仙台強化育成部に所属する辻上裕章と結婚。
2015年シーズン限りで現役引退。現役最後の大会となった皇后杯全日本女子サッカー選手権大会で優勝し、有終の美を飾った。
日本女子代表通算205試合出場、83得点を記録した。