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世界はときどき美しい

(映画)
せかいはときどきうつくしい

作品紹介

ふとしたきっかけで出会う美しい瞬間があるから、ひとりの自分にもやさしくなれる。強くなれる…。
傷つき、かじかんでしまった心に、やわらかな光をそそぎ込む奇跡の映画詩。かけがえのない一瞬を積み重ねる人生を、五つの変奏によってつづる。
語りべとなる主人公たちには、松田龍平 ・ 市川実日子 ・ 片山瞳 ・ 松田美由紀 ・ 柄本明ら豪華な顔ぶれがそろい、これまでのキャリアが結晶したような慎み深い演技で魅力を香り立たせている。
全篇8mmフィルムで撮影された後、緻密なデジタル処理によって色彩調整された映像は、"デジタル時代の印象派" とでも讃えたいような美しさ。イノセンスに満ちた儚い映像と、世界的なオペラ歌手・鈴木慶江の歌声が美しく結び合い、観るものを澄みきったやさしさで包み込む。 
映像作家と呼ぶべき風格をたたえた新鋭・御法川修の監督デビュー作。



DVD (2007年8月25日リリース)

Amazonおすすめ度:



サントラ盤CD (2007年2月21日リリース)


キャスト

  • 第一章 『世界はときどき美しい』

 松田美由紀 : 野枝

  • 第二章 『バーフライ』

 柄本明 : 蝿男
 遠山景織子 : スナックのべっぴんママ
 尾美としのり : スナックの酔客

  • 第三章 『彼女の好きな孤独』

 片山瞳 : まゆみ
 瀬川亮 : 邦郎

  • 第四章 『スナフキン リバティ』

 松田龍平 : 柊一
 浅見れいな : 朋子
 あがた森魚 : 野辺山教授

  • 第五章 『生きるためのいくつかの理由』

 市川実日子 : 花乃子
 木野花 : 静江 (花乃子の母)
 草野康太 : 大輔 (花乃子の兄)

スタッフ

  • 監督・脚本:御法川修
  • プロデューサー:西健二郎 (『東京原発』)
  • 撮影:芦澤明子 (『トウキョウソナタ』)
  • 録音:森英司 (『佐賀のがばいばあちゃん』)
  • 音響:高木創 (『ゲド戦記』)
  • 主題歌:鈴木慶江 「月に寄せる歌」〜歌劇 「ルサルカ」 より
  • 製作:「世界はときどき美しい」 製作委員会
  • 2006年/日本映画/カラー&モノクロ/35mm/スタンダード・サイズ/70分

補足

  • 第19回 東京国際映画祭 「日本映画・ある視点」 部門公式出品
  • 2007年春、渋谷ユーロスペースにて封切り後、全国にて公開
  • デジタル撮影全盛の今日、劇場用映画としては異例の全編8mmフィルムによる撮影
  • 本作でデビューした新人女優・片山瞳を松田美由紀が撮影した写真集 『私の好きな孤独』 がリトルモアより刊行

片山瞳×松田美由紀 写真集 私の好きな孤独

片山瞳×松田美由紀 写真集 私の好きな孤独

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