「K-1」「HERO’S」などを運営するFEGプロモーションが、2003年から大みそかに主催している格闘技イベント。TBSがTV放映する。
初開催は、大みそか興行を開始する前年の2002年8月、K-1を当時主催していたケイワンが国立競技場で史上初めて開いた大イベント。
運営、選手へのオファーにPRIDEを主催するDSEが協力し、吉田秀彦の格闘技デビュー戦(vsホイス・グレイシー)、桜庭和志vsミルコ・クロコップ、ボブ・サップ対アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラなどが実現。格闘技として史上最大の動員数とPPV契約数を記録し、2005年現在も記録は破られていない。
その後、K-1とPRIDEの関係が悪化した上、これも同じく両者が協力して行っていた大晦日の「猪木祭り」が日本テレビに移籍。K-1が「K-1premium」の一環として、単独で「Dynamite!!」を行うことになった。
2003年、元大相撲横綱の曙太郎が電撃的に格闘技に転向、人気者ボブ・サップとK-1ルールで対戦。
史上初めて、大みそかのNHK「紅白歌合戦」裏番組として、瞬間的に視聴率トップとなるという快挙を達成している。
2004年は魔裟斗vs山本KID徳郁、お笑いタレントボビー・オロゴンの格闘技挑戦が注目を集めた。
2008年、FEGはPRIDEの運営スタッフがつくる「リアルエンターテインメント(RE)」に総合格闘技大会の運営を委託し「DREAM」を開始。以降のDynamite!はFEGと旧PRIDEスタッフが共に運営、両社のテイストが混交している。