木走日記

場末の時事評論

総理、解散総選挙のご決断を〜「見逃し三振」内閣に残された道

 朝日新聞記事から。

民主に厳しい審判、候補者4分の3が落選 茨城県議選

 茨城県議選(定数65)は12日投票され、即日開票の結果、民主は推薦1人を含めた24人のうち当選が6人にとどまった。現有議席をかろうじて維持したものの、擁立した候補者の4分の3が落選。菅政権の支持率が下落する中、地方選でも極めて厳しい結果となった。

 県連会長の郡司彰参院議員は結果を受け、「閣僚の失言や問責決議案に加え、国会閉会後も党として一体感が打ち出せず、力が分散化した」と敗因を語った。

 推薦を含め44人を擁立した自民は39人が当選。今後、自民会派入りするとみられる無所属の当選者を含めると、ほぼ現有の45議席程度は維持する見通し。みんなは自民からくら替えした現職と、新顔の計2人が当選し、党として初めて選挙で都道府県議の議席を獲得した。公明は現有4議席を確保。共産はつくば市区の現職1人が落選し、現有2議席を守れなかった。

 市町村合併を反映した新しい区割りで初めて実施されたが、投票率は49.00%(前回47.94%)と、3回連続で50%を切った。
http://www.asahi.com/politics/update/1212/TKY201012120154.html

 現有6議席を守ったと言っても候補者18人が落選したわけです、保守王国茨城の県議選という背景を差し引いても、政権与党としては民主党の「惨敗」と表現してよいでしょう。

 民主党菅直人政権の無能からして、当然の結果といっていいでしょう。

 消費税10%発言から始まり、TPPに関する協議への参加発言まで、今までの自民党政権が選挙民の反発からなかなか政策実現できなかった課題を勇ましくも取り上げて発言したのはよいのですが、党内の意見調整すら根回しなくことごとく発言を撤回している有様に多くの国民は呆れ、民主党政権に対する期待感は急速にしぼんでしまっているわけです。

 過日、朝日の天声人語がうまい表現をしていました、菅内閣は「見逃し三振」内閣だと。

 普天間基地問題の放置プレーも同根ですが、とにかく菅直人首相の実行力・決断力の無さがどうにも目だちます、その昔のベーブ・ルースのように、いさましくバットを外野スタンド目指して掲げホームラン予告して打席に入ったのに、一球もバットを振ることなく情けなくも「見逃し三振」するのです、そしてそれが毎回です。

 民主党に政権を託した国民はこの様子に、デキの悪いコントを観ているように自虐的に嗤うしかありません。

 打てなくて三振だとしても、せめてバットを振って欲しい、打つ意思を示して欲しいのに、消費税、普天間、TPP参加、どの課題も無責任極まる煮え切らない放置状態なのであります。

 ルーピーな鳩山前政権も普天間問題など対応が愚策で酷かったですが、彼はまだバットを振った(大ファールのあと振り逃げしましたが)、無責任・無策という意味では現政権の方が目だちます。

 まさに民主党菅直人政権は、やる気がない「見逃し三振」内閣だと思います。

 支持率回復はもはや無理でしょう、この「見逃し三振」政権が続くことは国益を損ねるだけです。

 ・・・

 不肖・木走に一案があります。

 試合放棄するのです。

 どうせバットを振る意思がないのでしょ、やる気無いのでしょ。

 こんな試合なら観客(国民)も金を払ってまで観るのは馬鹿らしいです。

 ならば、「死球&退場」作戦で試合放棄といきましょう。

 自らの体をベースに近づけ際どい球に体を当てるのです、デッドボールで出塁です。

 ストライクゾーンに体を出して当たった場合はストライクの判定になりますが、そうしたら審判に猛烈に抗議し暴言による退場を勝ち取ります、菅さんはプレーイングマネジャーですから、退場を不服とし試合放棄すればいい。

 つまりこうです。

 まず政権を捨てる覚悟で、沖縄県の反対を無視し普天間基地移設を現行案で強行し、農業関係者の参加反対を無視しTPP参加を強行し、消費税増税を実現するために自民との大連立を強行、かつて自らが発言した原点復帰をします。

 党内も含めた諸勢力から当然猛反発を買いますから、速やかに解散総選挙(退場)で民意を問うのです。

 自らの政権は死して(デッドボール)も解散(退場・試合放棄)総選挙するのです。

 「見逃し三振」内閣に残された道は「死球&退場」作戦で試合放棄、これしかありません。

 「国民が第一」ならば一刻も早く退場することです。

 監督、試合放棄のご決断を。 

 もとい。

 総理、解散総選挙のご決断を。



(木走まさみず)